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DATE/ 2017.11.15

薄毛になってきたらスキンヘッドにすべきなのか?

 「髪の毛が後退しているのではない。私が前進しているのである」―。ソフトバンクの孫正義社長が呟いたツイートが、かつてネット上で「ポジティブだ」「歴史的名言だ」と話題を呼びました。

 幅広い年代の男性にとって大きな悩みの種である薄毛や額の広がり。育毛剤や増毛剤を試したり、薄くなった部分を髪の毛でカバーしたりして、悩みと戦っている人は少なくないでしょう。しかし、毛が薄くなったことを隠すのではなく、思い切ってスキンヘッドや坊主頭にしている人もいますよね。ネット上でも、長年薄毛で悩んでいたけれど坊主頭にして人生が楽になったという声が投稿されていることもあります。

 とはいえ、スキンヘッドや坊主頭は、薄毛を隠したい男性からすると相当な勇気が必要なもの。「髪が薄くなったらスキンヘッド」に対してどのような意見があるのか、調べてみました。

当事者は勇気が必要…踏み出す一歩が難しい

 スキンヘッドや坊主頭というスタイルは、相手に強烈なインパクトを与えるものであるために、挑戦するには相当な勇気が必要です。顔立ちや雰囲気、ファッションによっては、怖い、いかついといった印象を与えてしまうこともありますし、一度髪を剃ってしまうとしばらくは髪型を変えることもできません。家族や友人、会社や取引先にどう思われるかと考えるとためらってしまうという声は根強くあるようです。

スキンヘッドや坊主頭にして良かったという意見も

 一方でネットには、坊主頭にしてから人生ががらりと変わったという意見もあがっています。薄毛の人はコンプレックスを持っていることが多いのですが、その悩みが綺麗さっぱり解決するというのです。一日に何度も鏡を見て髪の毛を気にする時間が激減した、もう薄毛を隠さなくて良いんだと気が楽になったという声が見られます。万人が似合うわけではないと前置きをしながらも、スキンヘッドや坊主頭にすることを推奨している人もいるようです。

薄毛よりスキンヘッドの方が好印象?

 薄毛の人は頭皮に皮脂が多くテカテカになりやすい傾向にあるため、脂ぎった長い髪がべたっと見えてしまい、周囲が不潔な印象を抱くことがあります。また、その薄毛というコンプレックスから自信がない場合も多く、弱気な印象を与えてしまうことも。しかし、スキンヘッドや坊主頭にすることで清潔感も出ますし、自信がついたようにも見えるので、こうしたマイナスイメージを脱却できるのです。そのため「髪が薄くなったらいっそのことスキンヘッドや坊主頭にしてしまえばいいのに」と感じている人は少なくありません。

 余談ではありますが、スタッフの友人で10代のときから毛量の減少に悩んでいた男性がいました。髪が細くなり、量が減っていったのが周囲からも分かるほどだったのですが、ある日彼が坊主頭にしてきたときにその印象の変化には驚きを隠せませんでした。清潔感が出たのと同時に、見た目年齢ががくんと下がったのです。坊主頭にしたことが功を奏した例のひとつといえるでしょう。

スキンヘッドや坊主頭にするという選択肢

 薄毛に悩む人、スキンヘッドや坊主頭にして人生が変わった人、周囲の意見と取り上げてきましたが、いかがでしたか。本人に似合うかどうかの問題もありますのですべての人に推奨できるわけではありませんが、選択肢のひとつとして考えるのは大いにアリなのではないでしょうか。

<参考サイト>
・まちかどログ:薄毛から坊主になって1か月の私が思う5つのメリット・デメリット
http://machikadolog.net/shaved-advantages-and-disadvantages/#i-6
・毛髪ナビ:ハゲは剃ってスキンヘッドにするべき!?魅力的な男性になろう!
https://mouhatsu-navi.jp/articles/750#item_28715
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