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DATE/ 2016.07.19
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年利5%も当たり前!?低金利時代の新投資術

 日銀によるマイナス金利政策が行われ、異次元の超低金利が続く現在。三菱東京UFJ銀行、三井住友銀行、みずほ銀行の三代メガバンクに加え、ゆうちょ銀行の定期預金(1年もの)の金利はそろってわずか0.01パーセントです。つまり100万円預けたとしても、1年後に入る利息は(利子から引かれる税金を考慮に入れなくても)わずか100円に過ぎないのです。

 ではどうやって資産を増やすか。株式投資、投資信託、FX…いろいろ選択肢はありますが、ここ最近「ソーシャルレンディング」という手法が注目を集めています。

●気分は半沢直樹?銀行員のように精査


 ソーシャルレンディングとは、「お金を借りたい人」と「お金を投資したい人」を、インターネットを通じて結びつけるサービスのこと。銀行への預金も、銀行を通じて資金を借りたい事業者の元へ渡りますが、ソーシャルレンディングの場合は仲介会社を経由して直接借り手にお金を貸すという流れになります。預けたお金がどのように活用されるか見ることも選ぶこともできない銀行とは違い、自分で投資先の事業内容をある程度知ることができます。

 ソーシャルレンディング大手の「maneo」を見ると、6月26日時点で募集中の投資案件は9件。最低投資金額は4万円で、利回りは5~8パーセント。募集金額も決まっているため、満額になるか、募集期間が過ぎたら受付は終了となります。

 単純に比較して、大手銀行の数十倍の利回りになりますが、もちろんリスクもあります。銀行の場合、貸し倒れのリスクは銀行が負いますが、ソーシャルレンディングは投資家が負います。そのため、担保がついているかどうか、事業内容はどうか、自分が銀行員になったような気持ちで案件を精査する必要があります。一方、借り手から見た場合、銀行からは融資を受けにくい中小企業でも、審査を通れば銀行より利率が高くなるものの融資を受けることができます。

●リスク軽減は分散投資が有効


 リスクはあるものの、利回りは定期預金や国債よりずっと良いとなると、そのリスクをより少なくするためにはどうすればいいか?

 ソーシャルレンディングに限った手法ではありませんが、分散投資が有効です。投資先を増やせば、その分リスクも分散されます。その点、小額からの投資が可能なため、分散投資に向いているのです。

 案件の内容に合わせて分散するだけでなく、ソーシャルレンディング業者で分散するというやり方もあります。「maneo」以外にも「SBIソーシャルレンディング」「lucky-bank」など複数業者ありますので、それぞれ見比べて検討してみると良いでしょう。


<参考サイト>
・maneo
www.maneo.jp
(10MTV編集部)