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相場のプロが明かす、株価が動く2015年最後のXデーとは?

1万7000円割れで、底入れか!?3つのシナリオ!

菅下清廣
スガシタパートナーズ株式会社 代表取締役社長/国際金融コンサルタント、投資家
情報・テキスト
今の株式相場は単なるリバウンド相場なのか、それとももっと骨太なアベノミクス相場第3波とも言える新たな上昇相場に入っているのか。経済の千里眼と評されるスガシタパートナーズ代表取締役・菅下清廣氏が、価格と時間の波動から今後の相場の動きを3つのシナリオを描いて解説する。※投資は自己責任でお願いいたします。当サービスで配信している内容からお客様に損失が生じたとしても、責任は負いかねます。
時間:10:00
収録日:2015/10/22
追加日:2015/10/27
今の株式相場は単なるリバウンド相場なのか、それとももっと骨太なアベノミクス相場第3波とも言える新たな上昇相場に入っているのか。経済の千里眼と評されるスガシタパートナーズ代表取締役・菅下清廣氏が、価格と時間の波動から今後の相場の動きを3つのシナリオを描いて解説する。※投資は自己責任でお願いいたします。当サービスで配信している内容からお客様に損失が生じたとしても、責任は負いかねます。
時間:10:00
収録日:2015/10/22
追加日:2015/10/27
≪全文≫

●価格の波動で読むアベノミクス相場


 皆さん、こんにちは。スガシタパートナーズ代表取締役の菅下清廣です。今回もまた相場の波動から見た日本の株式市場の現状分析と、今後の行方をお話ししたいと思います。

 まず、現在までの日本の株価の動きはどうなっているかと申し上げますと、昨年の10月、日銀の追加の金融緩和があった時から、アベノミクス相場第2ステージが始まっておりまして、そのアベノミクス相場第2ステージが2014年の10月を出発点にして上昇。そして、今年2015年の6月24日に2万952円で天上を打ちました。

 相場が天井を打った時には、必ず一番天井、二番天井、くどい場合は三番天井という2つの山、3つの山をつくるのが相場の波動なのです。これを、価格の波動と呼んでいます。今回も波動どおり、2014年の10月の日銀の金融緩和を契機に相場は上昇して、最初の山、一番天井が6月の2万952円。そして、二番天井が8月11日の2万946円。このようにM型に二番天井を打つというのが、相場の習性、波動でもあります。


●重要なのは天井を打った後の底値の見極め


 今回も波動どおり、二番天井を打って株価は大幅に調整。一番天井を打った後は、大きく下がらないことが多いのです。押し目に入ってもう一回山がある。これはなぜかというと、最初の天井を打った時に、それまで買いそびれた人たちが下げた時に買うからです。だから、それほど大きく下がらない。二番天井を打った時に、ほとんどの人が天井かなと思うということで、大きく下げるというのが相場のパターンになっています。

 そして、ひとたび下落トレンドになると次は一体どこで底をつけるかという、底値を見極めるということが大事になってきます。天井を打つ時はM型に二番天井を打ったり、あるいはトリプルトップといって富士山型に天井を打つことが多いのですが、底値を入れる場合もW型に底入れする、あるいは、トリプルボトムといって富士山を逆さにひっくり返したような形で底値を打つことが多いのです。


●「今の上昇はリバウンド相場の続き」の根拠


 では、今回はどうかといいますと、一応、変形の三番底が入っているという形になります。最初の安値は8月26日、1万7714円。そして、二番底が9月8日、1万7415円。そして、三番底。ここが底かなと、この相場を見ているところですが、底入れした可能性があるというのが三番底で、9月29日の1万6901円。ここで当面の底が入って、いま相場はリバウンド相場です。リバウンド相場というのは何かといいますと、この8月の高値、2万946円から1万6901円まで大きく下げましたので、大きく下げると戻るというのが相場の習性で、今リバウンドしているところです。下げ過ぎの反動高です。

 今回の株価が安値から上昇しているのがリバウンド相場で終わるのか、新たな上昇相場、つまり、アベノミクス相場の第3波がやってきているのか、まだ見極めがつかないところなのです。しかし、私は今のところリバウンド相場が続いていると思います。それはなぜかといいますと、この2万946円から三番底の1万6901円までのこの下げ幅、約4000円ちょっと下げたのですが、これの半分ぐらい戻らないとリバウンドが終わったとはいえないのです。これを、半値戻しといいます。その水準はどこかといいますと、1万8900円。つまり、1万9000円手前ぐらいが半値戻しなのですが、今のところ直近の高値は10月21日の1万86...
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