10MTVオピニオン|有識者による1話10分のオンライン講義
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年初から大暴落した株価、しかし、ついにQE3発動!

マイナス金利で2万円台復活?どうなる日経平均株価!

菅下清廣
スガシタパートナーズ株式会社 代表取締役社長/国際金融コンサルタント/投資家
情報・テキスト
1月29日、マイナス金利の導入が発表された。黒田バズーカ第三弾となる大胆な金融緩和だ。1月21日につけた1万6000円ギリギリの安値から、株価はどう動くのか? スガシタパートナーズ代表取締役・菅下清廣氏が、日経平均株価の今後を緊急解説! アベノミクス相場の第1ステージ、第2ステージからの動きが10分で分かる。※投資は自己責任でお願いいたします。当サービスで配信している内容からお客様に損失が生じたとしても、責任は負いかねます。
時間:09:36
収録日:2016/01/29
追加日:2016/02/01
ジャンル:
≪全文≫

●株価の現状分析:国際不安はかなり株価に織り込み済み


 皆さん、こんにちは。スガシタパートナーズ代表取締役の菅下清廣です。今回もまた日本の株式市場の現状分析と今後の見通しを、波動の法則に基づいて解説したいと思います。

 今の日本の株価の動きは、どうなっているのでしょうか。日本の株式市場は、アベノミクス相場というものが始まっています。アベノミクス相場とは何か。安倍政権が掲げている政策で、脱デフレが前進して強い日本経済が回復されるというものがアベノミクスです。今の安倍政権が、デフレ脱却と景気回復、強い日本経済を取り戻すような政策を前進すれば、日本の株価はますます上がるという展開になっています。しかし、2015年もそうでしたが、2016年も、日本の株価は、今言ったように、アベノミクスの前進で上昇して、国際情勢不安で売られるという展開になると思います。

 年初から株価が大暴落しています。それはなぜか。国際情勢不安が、市場の予測を上回る規模で拡大しているからです。特にその中でも、中国経済のバブル崩壊(「チャイナショック」と呼ばれています)と、石油価格の予想外の下落(「逆オイルショック」と呼ばれています)です。このチャイナショックと逆オイルショックが一段落するまでは、日本の株式市場は、大きく上がったり、下がったり、波乱の相場展開が続きます。

 しかし、昨年の年末、そして今年の年初から、この逆オイルショック、チャイナショックのリスクを株式市場はかなり織り込んでいます。ですから、2月、3月と、さらに人々の予想を上回るようなリスクが出ない限り、この国際情勢不安、国際信用不安は、日本の株価に、日柄をかけて、ほぼ織り込んでゆくのではないかと見ています。これが現状分析です。


●2014年の調整局面から、2015年の二番天井へ


 では、波動から見た相場の予測はどうか。今回のアベノミクス相場第1波動、つまりアベノミクス相場第1ステージは、2013年の5月と12月に日経平均株価1万6000円近辺で天井を打って終了しています。そして、大きな相場の後には大きな調整局面があるのが相場の波動ですので、2014年は年初から下落して、10カ月もみ合いました。日経平均株価が10カ月横ばいです。相場の波動では、大きな調整局面は、このように、10カ月もみ合うような時間・日柄で調整するか、価格を大きく下げて調整するか、つまり、価格の調整か、時間の調整か、どちらかなのですが、2014年は時間の調整をしたのです。

 そして、2014年の10月から再び株価上昇が始まりました。それがアベノミクス相場上昇第二波、第2ステージです。このホワイトボードに書いてある2014年10月の安値、1万4529円。ここからアベノミクス相場第2ステージが始まりました。これをアルファベットの「A」とします。この「A」1万4529円から、なぜ株価が上がったか。理由は、QE2(量的緩和)でした。予想もしない日銀の追加の金融緩和があったため、突如株価が上がり始めました。

 それまでは、10カ月間、下は1万4000円、上は1万6000円のボックス相場でした。ボックス相場とは、一定のゾーンでもみ合うことです。このボックス相場の上の壁、1万6000円をQE2で突破したら、たちまち1万8000円まで株価は上昇し、2014年12月8日、衆議院選挙の投票日直前、1万8000円台を久方ぶりに回復しました。そして、押し目を入れて、アベノミクス相場第2ステージは201...
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