10MTVオピニオン|有識者による1話10分のオンライン講義
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参院選後の株価はどう動く? 波動の法則から徹底分析!

2016年後半戦の“株価の行方”

菅下清廣
スガシタパートナーズ株式会社 代表取締役社長/国際金融コンサルタント/投資家
情報・テキスト
トリプルボトムで底入れした日本の日経平均株価は、今後どう展開するのか。アベノミクス相場の上昇第三波はいつ始まるのか。金融相場では今、どう銘柄を選べばいいのか。スガシタパートナーズ代表取締役の菅下清廣氏が2016年下半期の株価を予測する。

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時間:11:32
収録日:2016/06/06
追加日:2016/06/13
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≪全文≫

●波動で見る現状分析:下落調整局面が続行中


 皆さん、こんにちは。スガシタパートナーズ代表取締役の菅下清廣です。今回もまた、この10MTVシリーズで解説を続けている日本の株式市場の現状分析と今後の見通しを、私独自の「波動の法則」に基づいてお話ししたいと思います。

 相場の波動には2つあります。一つは価格の波動、もう一つは時間の波動です。相場世界では、価格の波動を「値頃(ねごろ)」、時間の波動を「日柄(ひがら)」といいます。この値頃と日柄を念頭に置いて、今の日本の株式市場の動きがどうなっているのか、そして今後の見通しはどうかということを話します。

 まず、現在の日本の株価の動きを解説します。昨年(2015年)の6月24日に2万952円で一番天井、8月11日に2万946円で二番天井となりました。価格の波動では、相場が天井を打つときは、このように二番天井を打った後に本格的な下落局面に入ります。今回もその通りになりました。6月・8月に二番天井を打ち、今の相場は下落局面が続いています。

 では、この6月・8月に二番天井を打つ相場はいつから始まったのか。2014年10月から始まっています。この時の日経平均株価は1万4,529円。1万5千円割れから、日銀が市場の意表を突いてQE2(量的緩和)を発動したところから相場は上昇波動に入りました。私はこれをアベノミクス相場上昇第二波と呼んでいますが、この上昇第二波が昨年6月と8月に天井を打って終わりました。そして、大きな上昇局面の後には必ず大きな下落調整局面があります。それが今も続いているところです。


●今後の展開:底値形成からボックス相場へ


 この下落調整局面が最終段階に入ると、どこかで底値を形成しようとして底値を模索する動きになります。この底値形成期はボックス相場になります。ある一定のゾーンでもみあうのです。今がその時期に入っているというのが私の読みです。

 2016年の株価の動きを見ると、昨年二番天井を打ってから最初の安値が1月21日の1万6,017円で、これが一番底です。その後、2月1日にいったん1万7,905円まで戻りますが、1万8千円の壁を突破できません。この1万8千円が当面大きな壁になっています。

 それはなぜか。波動の法則を知っていれば、すぐに分かります。昨年6月24日の高値2万952円から直近の安値である今年2月12日の1万4,865円までの下げ幅が約6千円強です。この半値戻しがちょうど1万8千円、正確にいうと1万7,900円台なのです。つまり、なんと戻り高値はぴったり半値戻しのところで止まっているのです。2月1日、半値戻りで1万7,905円をつけて再び下落し、2月12日、1万4,865円で当面の底を入れたという形になっています。

 グラフに1、2、3と番号を打っていますが、これをトリプルボトムといいます。今のところ、マル1が大底、底値形成に見えます。海外でよほど大きなネガティブサプライズが起こらない限り、これが当面の安値、おそらく2016年の底値になったのではないかと思います。

 もちろん、中国経済がもっと悪くなったり、石油価格が再び1バレル20ドル台、あるいは20ドル割れになったりすれば、これが大底になるかどうか分かりませんが、海外のリスク要因が今までに出た程度のもので収まるなら、この2月12日の1万4,865円が底値です。これが二番底です。そして、今は三番底の底値模索局面です。

 直近の安値...
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