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与党が圧倒的勝利を収めた参院選、株式相場はどう動く?

英国EU離脱で底入れか?株価上昇の時期を大予想!

菅下清廣
スガシタパートナーズ株式会社 代表取締役社長/国際金融コンサルタント/投資家
情報・テキスト
底値模索相場だった2016年前半。ではどこで底入れするのか。7月13日、テリーザ・メイ氏が新首相に就任したが、英国のEU離脱の“ショック”を機に上昇に転じるのか。一方、日本では7月10日の参院選で与党・安倍政権が圧倒的勝利を収めたが、この後、どう影響してくるのか。スガシタパートナーズ代表取締役の菅下清廣氏が参院選後の株式相場を予測する。

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時間:11:06
収録日:2016/07/14
追加日:2016/07/20
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≪全文≫

●アベノミクス相場上昇第二波は昨年夏で一段落


 皆さん、こんにちは。スガシタパートナーズ代表取締役の菅下清廣です。今回もまた、株式相場の波動、株価のサイクルに基づいて、株式市場の現状分析と今後の見通しをお話ししたいと思います。

 株式相場はいろいろな材料、いろいろな情報で動いているのですが、究極的には相場には波動(波の動き)があり、それには時間の波動と価格の波動、2種類の波動があります。この波動論に基づいて、株価の今の動き、そして今後の動きを解説、予測してみたいと思います。

 最近の日本の株式市場の動きをここに書きましたが、アベノミクス相場の上昇第二波は昨年(2015年)の6月、8月に天井を打ち、終わったというのがこのC、Dの地点になります。2万1,000円直前で天井を付けています。そして、2015年の6月、8月に天井を打った相場はどこから始まったかというと、2014年10月の1万5,000円割れから上昇を開始したのです。この2014年10月はなぜ株価上昇の出発点になったかといいますと、QE2(日銀の追加の量的緩和)があったからです。それをきっかけに株価は上昇しました。そして、2014年の10月から2015年の6月、8月まで株価は上昇し、ひと相場が終わったという形になっています。


●M型の後はW型へ-上昇第二波後の下落調整局面


 相場の波動では、大きな上昇相場の後には大きな下落調整局面があるということになります。ですから今回も、2015年8月の天井の後、本格的に株価が下落し、そして2016年の2月12日(A)で最初の安値を付けました。このA地点である2016年2月12日が一番底です。天井を打つ場合も、ほぼ必ずといっていいほど二番天井を打ってM型を描きます。底入れをするときも二番底を入れて底入れをします。これはW型となります。くどい場合はトリプルボトムといって、Wにもう一つ底がつく形になります。また、天井を打つ場合もトリプルトップといって、富士山のような形になる場合もあります。確率的に一番多いのは、ダブルトップの二番天井、そしてダブルボトム二番底という形です。ですから、今の株式市場は、昨年アベノミクス相場の上昇第二波が終わって天井を打った後の下落調整局面がずっと続いているのです。


●今年前半の底値模索もEU離脱ショックで底入れ予測


 そして、この下落調整局面が終わるためには、相場は底入れをしないといけないわけです。底入れすれば株価は上昇します。底入れするためには二番底が入らないといけません。ですから2016年の前半は、底値模索相場だったのです。

 どこで底入れするか。恐らく一番底は2月12日の1万5,000円割れです。二番底はどこかという展開だったのですが、先日の英国のEU離脱ショックの時に、再び1万5,000円を割りました。これがB地点の6月24日です。6月23日が国民投票日でしたから、EU離脱が決まった翌日、英国EU離脱ショックが起こり、1万4,864円という安値を付けたのです。これが二番底ではないかというのが、私の予測です。

 波動のA,B地点を見ていただくと、2月12日の安値は1万4,865円、そして6月24日の安値は1万4,864円と、ほぼ同値なのです。1円違いです。このような底入れ型を「2点底」といいます。ほぼ同値で底入れすることを指します。この現象は相場の世界ではどういう意味を持つかというと、強い底入れの暗示です。そうしたことから、2月の一番...
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