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トランプ新大統領誕生で日本も円安・株高波動へ!

トランプ大統領誕生でどうなる?2017年の株式市場を大胆予測

菅下清廣
スガシタパートナーズ株式会社 代表取締役社長/国際金融コンサルタント/投資家
情報・テキスト
スガシタパートナーズ代表取締役の菅下清廣氏が、アメリカ大統領選挙後の日米の株式市場について緊急解説。「トランプショック」「トランプ相場」など、選挙後も話題に事欠かないトランプ氏だが、注目すべきはその経済政策だ。もしトランプ氏が掲げている政策をそのまま進めれば、日本の相場はどう動くのか。社会情勢と波動で相場を読みとく菅下氏のホットな予想をお届けする。

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時間:09:51
収録日:2016/11/14
追加日:2016/11/24
ジャンル:
≪全文≫

●続く調整局面からついに底入れへ


 皆さん、こんにちは。スガシタパートナーズ代表取締役の菅下清廣です。今回もまた、日本経済と株式市場の見通しをお話ししたいと思います。

 今まさに、11月8日にアメリカ大統領選挙が終わったところです。ほとんどのメディア、マスコミが「ヒラリー・クリントン優勢」と見て「クリントン大統領」を予想していたのですが、これがなんと予想外にも「トランプ大統領誕生」となったのです。これで日本の株式市場もアメリカの株式市場も、上下に大きく揺れ動いているところです。

 さて、今の日本の株式市場はどうなっているでしょうか。毎回この10MTVでお話ししていますように、私は相場の予測を、波動を読んで行っています。つまり、株式市場の過去のサイクルから未来のサイクルへの動きを読んで、相場を予測しているのです。

 まず、過去のサイクルはどうだったかと言いますと、今回、日本の株価は昨年(2015年)の6月と8月に21,000円手前で二番天井を打ちました。二番天井とはM型に天井を打つことで、天井を打つ典型的な形です。くどい場合はトリプルトップといって、富士山型になりますが、大体はダブルトップの二番天井を打って相場は終わります。

 その上昇相場が終わった後、今年(2016年)は大きな調整局面を迎えています。つまり、昨年の6月、8月に天井を打って以来、日本の株価はずっと下落、調整局面が続いていたのです。

 これがいつ終わるのかというと、相場は底入れすれば終わります。底入れしたかどうかですが、私は既に株価は底入れしていると判断しています。その一番底が2016年2月12日の14,865円。これが一番底です。そして、二番底が6月24日の14,864円。グラフを見てください。きれいにW型になっています。このようにW型で底入れすることを、ダブルボトム、二番底といっています。この6月24日の安値は、皆さんご承知のように、英国がEU離脱した時のショックです。


●トランプショックの日本、新高値記録のアメリカ


 このEU離脱で15,000円割れになったのですが、今回のトランプショックでどこまで下がったかというと、ここまで下がっただけです。11月9日の16,111円がトランプショックの安値です。この日は日本の株式市場では、ザラ場で1000円以上下げるといった乱高下がありました。実は、トランプショックは日本の方がきつかったのです。

 この11月9日の夜、ニューヨーク株式市場では、誰もがニューヨーク株が大暴落するのではないかと思ったのですが、これが相場の面白いところで、何と逆に大幅高となったのです。そして、その後、ニューヨーク株は続伸し、既に、新高値を付けています。新高値とは、ニューヨークの株価が前に付けた高値を抜いてきたということです。これは、相場の波動では大変強い動きです。前の高値を抜くということは、次の新しい上昇相場が始まった可能性があるということです。


●経済政策への期待でアメリカの株価は新高値更新


 この勢いで行きますと、2017年アメリカの株式市場は夢の2万ドルに向かうような、楽観シナリオも出てくると予想します。もちろん悲観シナリオの場合、つまりトランプ大統領の言っていることが大半、口先だけということになりますとその通りにはいきませんが、今のところウォール街はトランプ大統領の経済政策を歓迎しています。

 トランプ政権が最初に行うのは経済政策で、なんと「5兆ドルの大幅減税」と言っているのです。そして、「インフラ投資が1兆ドル」と言っています。つまり、500兆円の減税と100兆円のインフラ投資をやるとトランプ大統領は言っているものですから、それを歓迎してニューヨークの株価は新高値を更新し、当分上がりそうな感じなのです。


●日本の相場も上昇波動へ


 これに引っ張られて、今の日本の株式市場は、(6月24日の)二番底の14,864円、そしてトランプショック後の(11月9日の)安値16,111円を結ぶ線がトレンドラインで下値支持線なのですが、このトレンドラインに並行に引く上値抵抗線があり、これを今突破しつつあるのです。直近に、戻り高値である2月1日の17,905円を奪回する、あるいは当面の壁といわれた18,000円の壁を突破してきました。


●アメリカのインフレ政策推進の影響が日本にも


 それはなぜか? トランプ相場は、トランプ新大統領の経済政策を歓迎しているのです。この経済政策は、先ほど言ったように予想もしなかったような大幅減税とインフラ投資で、一言でいうとインフレ政策です。アメリカ経済は間違いなく、2017年はインフレに向かいます。アベノミクス相場も、インフレ、脱デフレを目指しています。日銀の金融緩和の挫折、腰折れで「アベノミク...
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