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インフレ円安によるメリットの大きい企業の株価が上昇!?

株式相場を読む(5)押し目買いのタイミングを鋭く分析!

菅下清廣
スガシタパートナーズ株式会社 代表取締役社長/国際金融コンサルタント、投資家
情報・テキスト
価格の波動では1万6300円が攻防の分岐点で、そこで下げ止まれば絶好の押し目買いのタイミングだと菅下清廣氏は語る。それはなぜか。シリーズ「株式相場を読む」第5回。※投資は自己責任でお願いいたします。当サービスで配信している内容からお客様に損失が生じたとしても、責任は負いかねます。
時間:10:37
収録日:2015/01/08
追加日:2015/01/13
価格の波動では1万6300円が攻防の分岐点で、そこで下げ止まれば絶好の押し目買いのタイミングだと菅下清廣氏は語る。それはなぜか。シリーズ「株式相場を読む」第5回。※投資は自己責任でお願いいたします。当サービスで配信している内容からお客様に損失が生じたとしても、責任は負いかねます。
時間:10:37
収録日:2015/01/08
追加日:2015/01/13
≪全文≫

●価格の波動では、1万6300円が攻防の分岐点


 皆さん、こんにちは。スガシタパートナーズ代表取締役の菅下清廣です。新年あけましておめでとうございます。それではまず2015年の冒頭にあたって、現在の日本の株価の動き、そして日本経済を取り巻く円ドル相場の動きについて分析・予測したいと思います。

 皆さま方ご承知のように、年初から株価は大きく上下しています。昨年末の12月8日に1万8000円台の高値を付けた後、株価は短期的には調整トレンドに入っているのです。これは株価の波動からいって、極めて合理的な動きです。

 なぜかと言いますと、前回のシリーズでもお話ししたように、2014年は1月から10月までほぼ横ばいのボックス相場で、下は1万4000円、上は1万6000円というゾーンの中で株価は動いていました。しかし、昨年10月末の黒田総裁による異次元の金融緩和第2弾、QE2(Quantitative Easing 2)によって株価は上に大きく放れ、10月中旬から12月8日まで、株価は急騰し、大幅に上昇したのです。

 今はこの調整局面がやってきていると思います。したがって、株価が調整するのは、株価の波動からいって極めて自然な動きです。大きく上がれば必ず調整があるのです。

 では、株価は一体どの水準までの調整が予想されるのでしょうか。昨年、1万8030円を付ける前の安値、つまり10月17日の1万4529円から、1万8030円までの上げ幅の半値押しが一つの下げ目処になります。1万6300円くらいです。それに加えて、一昨年の2013年末は、年末高で1万6320円です。価格の波動から見て1万6300円が下げの目処になります。

 つまり、株価が1万6300円近辺まで下げても、自然な下げなのです。しかし、それを下回ってくると、株価のトレンドが上昇トレンドから下落トレンドに変わる可能性が出てきます。今回の調整は、1万6300円が一応の目処です。1万6300円を割って下げ止まらなければ、目先要注意です。つまり、もっと下がるかもしれないということです。

 前にも申し上げましたが、株価・相場の波動には2種類あります。今、私が解説しているのは、価格の波動です。価格の波動では、1万6300円が攻防の分岐点です。ですから、株価が1万6300円近辺までの下げなら、絶好の押し目買いということになります。1万6300円を割ってくると、青信号が黄色信号に変わります。この黄色信号が赤信号になるとは決まっていませんが、要警戒です。


●ギリシャの選挙が、調整局面終了の日柄の目処


 価格の読み以上に大事なのが、時間の波動、日柄です。この相場はいつ頃まで調整するのでしょうか。おそらく1月25日のギリシャ選挙の結果が出るあたりが一つの目処になります。予想されているように、選挙結果によってギリシャがユーロを離脱することになれば、株価は動揺するかもしれません。そこが下げのピーク、売り圧力の一番高まるところになるでしょう。たとえユーロ離脱という状況にならなくても、ギリシャの選挙結果が出た後あたりが、調整局面が終了する一つの日柄の目処になります。

 もう一つ、時間の波動から分かることがあります。2014年12月8日が直近の高値でした。1万8030円です。調整局面は「3月またがり60日」といって、2カ月くらいかかるのが普通です。12月8日から、3カ月にわたって60日調整するのが日柄の読みになります。

 そうする...
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