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日経平均株価2万円の攻防と2015年の注目セクター!

菅下清廣
スガシタパートナーズ株式会社 代表取締役社長/国際金融コンサルタント、投資家
情報・テキスト
2014年10月17日に始まったアベノミクス相場第2ステージが、日経平均株価2万円の大台目前で調整局面に入っている。その一番の原因は石油価格の下落だが、それが日本の物価や為替にも影響を与えている。果たしてこの後、株価はどんな動きを示していくのだろう。スガシタパートナーズ代表取締役・菅下清廣が日経平均株価2万円の攻防と2015年の注目セクターについて語る。※投資は自己責任でお願いいたします。当サービスで配信している内容からお客様に損失が生じたとしても、責任は負いかねます。
時間:10:31
収録日:2015/04/07
追加日:2015/04/09
2014年10月17日に始まったアベノミクス相場第2ステージが、日経平均株価2万円の大台目前で調整局面に入っている。その一番の原因は石油価格の下落だが、それが日本の物価や為替にも影響を与えている。果たしてこの後、株価はどんな動きを示していくのだろう。スガシタパートナーズ代表取締役・菅下清廣が日経平均株価2万円の攻防と2015年の注目セクターについて語る。※投資は自己責任でお願いいたします。当サービスで配信している内容からお客様に損失が生じたとしても、責任は負いかねます。
時間:10:31
収録日:2015/04/07
追加日:2015/04/09
≪全文≫

●2万円の大台目前で調整局面に入った


 皆さん、こんにちは。スガシタパートナーズ代表取締役の菅下清廣です。今回もまた、最近の日本の株価が波動から見てどういう動きになっているのか、日経平均株価のチャートを参考に解説と予測をしてみたいと思います。

 まず現在の日本の株価の動きはどうなっているのでしょうか。簡単に言いますと、今はアベノミクス相場第2ステージが始まっているところです。その出発点は、このチャートをご覧になっていただくと分かりますが、昨年2014年10月17日の1万4529円(A)で、そこからアベノミクス相場第2ステージが始まっています。最初の高値は2014年12月8日に付けた1万8030円(B)で、その後、調整局面に入りました。そして、今年2015年1月16日に1万6592円(C)の安値を付けた後、再び上昇し、3月23日に1万9778円で当面の高値を付けてから、もみ合っているところです。つまり、いま日経平均株価は2万円の大台目前で調整局面に入り、もみ合っている状況なのです。

 これを株価(価格)の波動から解説しますと、アベノミクス相場第2ステージの中の短期のサイクルでAからBが上昇第1波で、3500円上げています。そして、押し目を入れています。押し目とは、次の上昇局面に移るための休息、休憩場面のことです。この押し目を1万6592円(C地点)で入れて、そこから短期のサイクルでの上昇第2波があったのです。

 もし、この上昇第2波が、上昇第1波と同様の値上がり、つまり3500円上げていれば、すでに日経平均2万円を達成していることになります。そういった動きのことを倍返しの法則といいますが、AからBへ上げた幅を第2波動の出発点のC地点から足すと、ちょうど2万円になるのです。ですから、価格の波動からいくと、上昇第2波で2万円を付けてもおかしくはなかったのですが、なぜか、あるいは、何か理由があって、2万円の目前でもみ合っているのです。


●石油価格の下落が影響してデフレ気味に


 では、もみ合っている理由は何か。一番の理由は、石油価格の下落です。昨年の2014年6月から石油価格が下がり始めたのですが、予想以上に下がっているのです。昨年6月は1バーレル100ドルを超えていましたが、現在は40~50ドル台まで値下がりしています。つまり、半分以下の値段になっているのです。

 このことが日本の株価にどのような影響を及ぼしているかといいますと、石油価格が下がることによって、日本の消費者物価指数が下がっているのです。今、1パーセントほどなので、2013年4月4日に日銀(日本銀行)の黒田東彦総裁が約束した物価目標2パーセントは達成できていません。それどころか、近々発表される消費者物価指数は、目標の半分以下の1パーセント割れになるのではないかという懸念が出てきています。これをもっと分かりやすく言うと、アベノミクスが、前進するどころか、後退しているということです。

 アベノミクスは、デフレ脱却、脱デフレが旗印です。しかし、石油価格の下落によって、消費者物価指数が下がり、日本経済はややデフレ気味になっています。これが、株価が一進一退、もみ合っている大きな理由になっているのです。

 そして、日本経済がデフレ気味になると、株価が下がるだけでなく、円高になります。円ドル相場では現在、久方ぶりに118円台に入ってきています。もし、この日本経済のデフレ化、つまり、デフレ気味の状況が続くようであれば、...
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