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直近の安値を下回るかどうかがシナリオA・Bの分岐点

日経平均株価2万円突破と今後のゆくえ

菅下清廣
スガシタパートナーズ株式会社 代表取締役社長/国際金融コンサルタント、投資家
情報・テキスト
2015年5月19日現在、日経平均株価は再び2万円の大台を回復。ここからの動きはどうなるのか。国際金融コンサルタント・菅下清廣氏が、相場の波動から見た分析と予想を展開する。※投資は自己責任でお願いいたします。当サービスで配信している内容からお客様に損失が生じたとしても、責任は負いかねます。
時間:10:29
収録日:2015/05/19
追加日:2015/05/28
2015年5月19日現在、日経平均株価は再び2万円の大台を回復。ここからの動きはどうなるのか。国際金融コンサルタント・菅下清廣氏が、相場の波動から見た分析と予想を展開する。※投資は自己責任でお願いいたします。当サービスで配信している内容からお客様に損失が生じたとしても、責任は負いかねます。
時間:10:29
収録日:2015/05/19
追加日:2015/05/28
≪全文≫

●アベノミクス相場第2ステージの株価上昇


 皆さん、こんにちは。スガシタパートナーズ代表取締役の菅下清廣です。今回も、相場の波動から見て、現在の日本の株価がどういう動きになっているのか、また、今後の株価の行方、日経平均株価の見通しをお話しします。

 この講義を収録している2015年の5月19日現在、日経平均株価は再び2万円の大台を回復しています。今日は、この日経平均株価2万円突破後の動きが今後どうなるのかについてお話しします。

 このシリーズでは何度もお話ししていますが、私は、相場の未来を予測するのに「波動」を用いています。相場の波動には、価格の波動と時間の波動があります。それを具体的に解説したいと思います。

 価格の波動は、過去の高値や安値、天井や底を意識して、未来を予測します。今の日経平均株価の上昇について、私は、私の主催する投資研究会、講演、セミナー等で、年初から、今の株価上昇はアベノミクス相場第2ステージが始まっているとお話ししています。その出発点は、2014年10月17日、1万4529円です。これが第2ステージの出発点です。なぜここから株価は上がり始めたのでしょうか。

 言うまでもなく、日銀の金融緩和第2弾、QE2があったからです。そして、年末に消費税の見送りなどを好感して、2014年12月8日に1万8000円台を久方ぶりに回復しました。この間、日経平均株価は3500円上げています。これを、アベノミクス相場第2ステージの短期のサイクルの上昇第一波と、私は考えています。


●2万円を回復して、第二波から第三波へ


 一つの波動が終わると、相場は必ず調整局面、つまり押し目を入れます。株価はこういう波型を描いて上がっていきます。下がるときも、波型を描いて下がっていきます。これが相場の特徴です。

 今回は、この短期サイクルの上昇第一波の後、押し目を入れて、2015年1月16日、1万6592円から短期サイクルの上昇第二波が始まりました。そして4月23日に2万252円という今年の高値を付けて、現在この高値圏で株価はもみ合っているところです。これを短期サイクルの上昇第二波と見ています。

 この上げ幅が3660円ということで、前回の短期サイクルの第一波とほぼ同じぐらいの上げ幅になっています。そして、4月23日の2万252円を付けて、その後の安値は、2015年5月7日、1万9257円です。そこから再び上昇を開始して、今は2万円を回復したというのが、最近の株価の動きです。

 この価格の動きの中で直近に注目する動きは、5月7日の安値、1万9257円です。なぜか。皆さん、お分かりになりますか。

 なぜかというと、今回の短期のサイクルの上昇第二波で、3660円上げた上げ幅に対して、下げが小さいのです。これを、相場の世界では「押し目が浅い」といいます。上昇の後の調整局面、次の上昇波動の前の休息場面での押し(下げ幅)が小さければ小さいほど、次の相場は大きいというのが、株価の習性です。ですので、この下げ幅、押し目が浅いので、比較的短期に2万円を奪回すると予想しました。

 ここまでが、今までの株価の動きであり、2014年10月、日銀の金融緩和があって以来の、アベノミクス相場第2ステージの動きです。


●今後の二つのシナリオ~A:年内ジリ高相場で2万2000円を目指す!


 要約しますと、現在はアベノミクス相場第2ステージの短期のサイクルの第一波、...
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