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下げの局面が何度か訪れるが上昇トレンドはまだ続く

ギリシャ危機、中国株急落でどうなる!?平均株価のゆくえ!

菅下清廣
スガシタパートナーズ株式会社 代表取締役社長/国際金融コンサルタント/投資家
情報・テキスト
2014年10月の金融緩和第2弾を契機に始まったアベノミクス相場第2ステージ。スガシタパートナーズ代表取締役・菅下清廣氏によれば、このアベノミクス相場第2ステージをどう見るかが今後の相場のポイントになるという。その後、日経平均株価は2万円を付け、そろそろ天井かという動きを見せる中、ギリシャ問題などで株価は下がり、不安を抱いている人も多い。しかし、日本の株式投資はまだまだチャンスがあると菅下氏は言う。果たしてその訳は? 株式市場の現状を分析し、今後の見通しについて菅下氏が語る。※投資は自己責任でお願いいたします。当サービスで配信している内容からお客様に損失が生じたとしても、責任は負いかねます。
時間:10:18
収録日:2015/07/06
追加日:2015/07/16
ジャンル:
≪全文≫

●アベノミクス相場第2ステージが進行中


 皆さん、こんにちは。スガシタパートナーズ代表取締役の菅下清廣です。今回もまた、日経平均株価の動きを中心に、株式市場の動向と現状分析、今後の見通しについてお話ししたいと思います。

 このシリーズでずっとお話ししていますように、相場の予測を私は波動で読んでいます。今の株価の波動はどういう状況なのか、まず解説したいと思います。

 前回、あるいは前々回にもお話ししたと思いますが、今の株高は2013年1月から始まっています。そして、アベノミクス相場の第1ステージは、2013年5月と12月に1万6000円近辺で天井を打って終わっているのです。一相場終わった後、必ず株価は休みます。2014年は年初から株価が下落して、10カ月間調整しました。そして、10月中旬から株価は上昇して、現在はまさにアベノミクス相場第2ステージが進行中なのです。ですから、アベノミクス相場第2ステージをどう見るかということが、今後の相場の読みになります。


●金融緩和第2弾で相場が動き始めた


 アベノミクス相場第2ステージは、2014年10月17日の1万4529円から始まっています。その前の2014年の日経平均株価は今も言いましたように、年初から下落して、下は1万4000円、上は1万6000円の間で長らくもみ合いました。ほぼ10カ月です。このように長く横ばいする相場をボックス相場といいます。ボックス相場を上に抜けるか下に抜けるかですが、何か大きな要因、サプライズが出ると相場が動くのです。

 2014年10月、株価は突如動き始め、1万6000円の壁を突破して、年末に近づく12月8日に1万8030円という高値を付けたのです。なぜ株価はボックス相場を上に上がれたのか。QE2があったからです。金融緩和の第2弾が10月に出たため、相場は動き始めたのです。これが、アベノミクス相場第2ステージの始まりです。


●第2ステージは今、上昇第3波の最中


 今は、アベノミクス相場第2ステージの中にあるのです。出発点である2014年10月17日の1万4529円から、最近の高値である2015年6月24日の2万952円まで、ずっとアベノミクス相場第2ステージが続いているのです。アベノミクス相場第2ステージの波動を解説しますと、2014年10月から12月8日まで3500円ほど上げたのですが、これは短期サイクルの上昇第1波です。小さな上げ幅だったので、下げも小さく、第1波が終わった後、2015年1月16日に1万6592円という安値を付けて、上昇第2波が始まりました。

 この上昇第2波は、最初が4月23日の2万252円という高値、そして、5月28日の2万655円がダブルトップになっているのですね。このように二番天井を打ちまして、6月18日に安値1万9990円、あるいは4月23日の一番天井の後、ゴールデンウィークの合間の5月7日に1万9257円という安値を底に、アベノミクス相場第2ステージは今、短期サイクルの上昇第3波が始まっているところです。

 これはチャートの勉強をしていないと分かりにくいのですが、アベノミクス相場は今、第2ステージの中にあります。第1ステージは2013年に終わりました。今の第2ステージは2014年10月から始まっています。第2ステージの短期サイクルの上昇第1波は、昨年(2014年)10月から12月8日までです。そして、短期サイクルの上昇第2波は、今年(2015年)1月16日から春先の4月23日と5月28日に二番天井を付けて終わったのです。ということで、上昇第3波は、ここでダブル底を付けて、いま始まっているところです。出発点は5月7日の1万9257円、もしくは6月18日の1万9990円、この辺りが第2ステージの上昇第3波の出発点になっています。

 つまり、上昇第3波が6月18日から始まっているのです。6月24日に2万952円という高値を付けましたが、これはまだ上昇第3波の途中です。ここで天井を打ったわけではありません。6月24日に2万952円という高値を付けて、今、ギリシャ・ユーロ信用不安で株価を下げていますけれど、まだ波動的には上昇波動の最中です。今はアベノミクス相場第2ステージの上昇第3波の上げトレンドの最中で、押し目を入れながら上昇トレンドが続くでしょう。


●国際信用不安で下げたら絶好の押し目買い


 では、この後、株価はどの辺りまで下がるのか。一番浅い場合で2万円割れです。6月18日の安値の1万9990円辺りが下げのめどになります。さらに下げた場合は、5月7日の安値1万9257円。つまり、おそらくこの後、ギリシャが仮にデフォルトする、あるいはユーロを離脱するということで、ヨーロッパに信用不安が拡大しても...
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