10MTVオピニオン|有識者による1話10分のオンライン講義
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社会主義

社会主義
社会主義とは、資本主義が生みだす経済的・社会的矛盾を解消するために、私有財産の廃止や財産の共有・共同管理、計画生産及び平等分配を実施し、すべての人民にとって平等で調和のとれた社会をめざす思想及び運動。19世紀半ばマルクス、エンゲルスによる科学的社会主義が主潮流となり、労働者階級を含めた経済的平等と権利を旗印に、世界的に社会主義運動が波及する。第一次世界大戦後のロシア革命で世界最初の社会主義国家ソ連が誕生し、一時は資本主義大国アメリカをはじめとする西側諸国との東西冷戦で世界を二分したが、1991年のソ連崩壊とともにソ連型社会主義は失墜した。中東にも社会主義体制による一党独裁国家が多く誕生したが、現状安定した政情を維持する国は少ない。「10MTVオピニオン」では、公立大学法人首都大学東京理事長の島田晴雄氏が独自の社会主義体制を築いてきたキューバ、44年間ソ連の社会主義体制支配下にあったハンガリーの歴史と現状について論考。また、東大名誉教授山内昌之氏が第一次冷戦と異なり均質なイデオロギーさえ形成していない複雑な対立様相を第二次冷戦と位置づけ、混迷する中東情勢を解説している。さらに、「社会主義市場経済」実現という新しいフェーズに入った中国についても、多くの講師陣が論じている。

キューバとアメリカの国交回復は見直されるのか?

キューバから見る現代史(3)キューバ危機から国交回復
公立大学法人首都大学東京理事長の島田晴雄氏が、アメリカとキューバの国交回復の経緯について解説する。キューバ危機以降、アメリカはキューバと国交を断絶し、経済制裁を加えてきた。近年、経済交流回復の声が高まり、オバマ...
収録日:2017/04/26
追加日:2017/06/26
島田晴雄
公立大学法人首都大学東京 理事長

戦後日本の経済的奇跡は時代の特異な環境がもたらした

日本 呪縛の構図(2)日本の発展モデル(通訳版)
筑波大学名誉教授R・ターガート・マーフィー氏は、戦後日本の経済復興と高度成長を、あの時代の特異な環境がもたらした成果だったと位置付ける。その上で同氏は、日本が産み出した成長モデルこそ、その後のアジア地域に広まり、...
収録日:2016/12/06
追加日:2017/02/09
R・ターガート・マーフィー
筑波大学名誉教授

戦後日本の経済的奇跡は時代の特異な環境がもたらした

日本 呪縛の構図(2)日本の発展モデル(英語版)
筑波大学名誉教授R・ターガート・マーフィー氏は、戦後日本の経済復興と高度成長を、あの時代の特異な環境がもたらした成果だったと位置付ける。その上で同氏は、日本が産み出した成長モデルこそ、その後のアジア地域に広まり、...
収録日:2016/12/06
追加日:2017/02/09
R・ターガート・マーフィー
筑波大学名誉教授

「ハンガリー事件」後に残る社会主義の後遺症

ハンガリー訪問に学ぶ(2)社会主義体制の後遺症
ハンガリーの「社会主義体制の後遺症は相当深い」と、慶應義塾大学名誉教授・島田晴雄氏は言う。すでに資本主義体制になってから30年近くたつのに、いったい何が問題なのか。島田氏たちはいったい誰から何を学んできたのか。島...
収録日:2016/09/06
追加日:2016/10/24
島田晴雄
公立大学法人首都大学東京 理事長

戦後のハンガリーはゴルバチョフ革命まで社会主義国だった

ハンガリー訪問に学ぶ(1)ハンガリーの歴史と現在
ハンガリーのことを学んでいると、「ハンガリーがいかにEUにがんじがらめに縛られているかがよくわかり分かります」と、慶應義塾大学名誉教授・島田晴雄氏は言う。なぜ島田氏はハンガリーに訪問することになったのか。ハンガリ...
収録日:2016/09/06
追加日:2016/10/17
島田晴雄
公立大学法人首都大学東京 理事長

戦後のリベラルを振り返ると、今リベラルは大変旗色が悪い

戦後レジームとは何か(3)リベラルの戦後史からの考察
丸山真男、鶴見俊輔、加藤周一。それから、小泉信三、田中美知太郎、猪木正道、河合栄治郎に連なる人たちに、高坂正堯、永井陽之助。さらには、香山健一、佐藤誠三郎、西部邁、中嶋嶺雄まで――現在はリベラルには冬の時代だが、...
収録日:2015/12/03
追加日:2016/01/18
曽根泰教
慶應義塾大学大学院教授(政策・メディア研究科)

社会主義思想まん延の有無が明治維新と昭和維新の違い

第四章 二・二六事件と国民大衆雑誌『キング』(12)国家社会主義に幻惑された日本人
非常に表面的に見れば、明治維新と昭和維新は、わりと似たような構図であるといえるかもしれない。だが、明治維新と昭和維新に大きな差があるとすれば、それはおそらく外圧の種類の違いである。上智大学名誉教授・渡部昇一氏に...
収録日:2015/01/19
追加日:2015/09/03
渡部昇一
上智大学名誉教授

戦前の大ヒット本? 北一輝の本が右翼のバイブルとなった訳

第三章 社稷を念ふ心なし――五・一五事件への道(3)「右翼の社会主義者」の強烈な主張
日露戦争の頃から広がりを見せ始めた社会主義は、大正時代に入ると大きく流行した。従来の社会主義運動は「貧乏人を救え」というぐらいの話だったが、ロシア革命が起きて共産主義政権が成立すると革命運動になり、日本でもさま...
収録日:2014/12/22
追加日:2015/08/24
渡部昇一
上智大学名誉教授

友にして敵なのか、敵にして友なのか―中東の複雑性

中東のパラダイムシフト―「敵の敵は友」か?
中東情勢に詳しい歴史学者・山内昌之氏は、「敵の敵は友」といった単純な構図では到底中東の複雑性は語れないと言う。このような混迷の中、中東ではパワーシフト、イデオロギーシフトが起きている。ソ連解体の構図、ハンチント...
収録日:2015/03/11
追加日:2015/03/21
山内昌之
東京大学名誉教授/歴史学者/明治大学研究・知財戦略機構国際総合研究所特任教授

鄧小平の改革開放から約40年ーこのままでは失敗する

「中国の大問題」について(2)社会主義市場経済の限界と可能性
類のない超経済大国となった中国。だがその「驕り」は中国の足下をすくうだろうと、丹羽宇一郎前中国大使は指摘する。中国経済は今後どうなるのか。「世界の工場」から「世界の市場」へと移行する中国に対して、日本はどう向き...
収録日:2014/07/28
追加日:2014/09/04
丹羽宇一郎
元中華人民共和国駐箚特命全権大使