10MTVオピニオン|有識者による1話10分のオンライン講義
ログイン 会員登録

関連するタグ

共和制

共和制
共和制とは、人民が統治上の最高決定権を持つ政治体制のこと。近代までは君主制国家が多く、1776年アメリカ独立革命を機に多くの国が民主共和制を採用した。近代以前の共和制として歴史に大きな足跡を残したのが、王政から帝政に移行する間のローマ共和制時代(BC509~BC27)。この間、ローマは一都市国家から地中海全域を支配下に置く巨大国家に成長し、大帝国への基礎を築いた。「10MTVオピニオン」ではローマ共和制について、古代ローマ史を専門とする早稲田大学国際教養学部特任教授・本村凌二氏がシリーズ講話を提供。共和制時代の第一回三頭政治からオクタウィアヌスが初代ローマ皇帝に至るまでの歴史をたどり、世界史の中でも屈指のカリスマ的存在であったカエサル暗殺の理由、オクタウィアヌスはなぜ初代皇帝として君臨し得たのかなどについて解説。本村氏はその理由として「独裁を嫌う」ローマ共和制の大原則に言及している。カエサルは政治にも軍事にも卓越した才能を示しながら、終身独裁官を宣言した結果、共和主義者に暗殺されたが、オクタウィアヌスは自身の地位が独裁と見えることを慎重に避け、常に「ローマ第一の市民」であろうとした。帝政ローマの礎に共和制の理念が息づいていたという興味深い議論を展開している。

政治的天才アウグストゥスに恵まれなかった後継者

ユリウス・クラウディウス家のローマ皇帝(1)初代の悩み
早稲田大学国際教養学部特任教授の本村凌二氏が、ローマ帝国初期ユリウス・クラウディウス家の5人の皇帝を中心に古代ローマ史を解説。カエサル暗殺後、アントニウスとの対立を制したオクタウィアヌスは、アウグストゥスの称号を...
収録日:2017/08/07
追加日:2017/09/10
本村凌二
早稲田大学国際教養学部特任教授/東京大学名誉教授/博士(文学)

カエサル死後のアントニウスとオクタウィアヌスの対立

ローマ帝国への道(7)アントニウスとオクタウィアヌス
早稲田大学国際教養学部特任教授・本村凌二氏が、ローマがいかにして帝国形成にいたったのか、その経緯を解説するシリーズ最終話。カエサルというカリスマ的指導者亡き後、同じカエサル派のアントニウスとオクタウィアヌスの対...
収録日:2016/12/16
追加日:2017/04/26
本村凌二
早稲田大学国際教養学部特任教授/東京大学名誉教授/博士(文学)

カエサルはなぜ暗殺されたのか?

ローマ帝国への道(6)「ブルータス、お前もか」
早稲田大学国際教養学部特任教授・本村凌二氏によるローマ帝国に関する連続講義第6話。今回は、多くの人間的魅力、カリスマ性をもったカエサルが、なぜ反対勢力から危険視され、暗殺されるに至ったのかという点を掘り下げる。そ...
収録日:2016/12/16
追加日:2017/04/19
本村凌二
早稲田大学国際教養学部特任教授/東京大学名誉教授/博士(文学)

ローマ共和制の「独裁者を許さない」原則とは?

ローマ帝国への道(4)共和制500年の第一原則
早稲田大学国際教養学部特任教授・本村凌二氏によるローマ帝国形成への経緯をたどる連続講義。共和制国家として500年の伝統を持つローマが、その第一原則として徹底的にこだわったのは「独裁者を許さない」ということだった。こ...
収録日:2016/12/16
追加日:2017/04/05
本村凌二
早稲田大学国際教養学部特任教授/東京大学名誉教授/博士(文学)