10MTVオピニオン|有識者による1話10分のオンライン講義
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ホロコースト

ホロコースト
ホロコーストは、ギリシャ語で「火に焼かれたいけにえ」を意味する言葉で、17世紀末に「大虐殺、皆殺し」を意味するようになった。現在ではもっぱら、ナチス・ドイツによるユダヤ人大量虐殺をあらわす言葉として知られている。ナチスによるユダヤ人迫害は1933年のヒトラー首相就任1か月後に始まり、戦争中に約600万人のユダヤ人が殺されたといわれる。ホロコーストは、ユダヤ史上でも、また人類の歴史上でも前例のない、もっとも残虐なできごとであるが、その背景には長年ヨーロッパ社会で培われていた反ユダヤ主義による偏見と憎悪の伝統があったとされる。1948年の国連総会において、大虐殺という犯罪は「明確な意図を持って国家、文化、人類、宗教などで結ばれた人々を全員あるいは一部、殺戮する行為」と定義されたが、ホロコーストはその実例である。  「10MTVオピニオン」では、歴史学者で国際関係史に詳しい山内昌之氏、経済学者で自らが設立した団体「島田村塾」メンバーを率いてイスラエルやアゼルバイジャンなど、各国を歴訪する島田晴雄氏が、ホロコースト問題をレクチャー。歴史の一コマとしてではなく、未来に活かす知恵を育むための見方を示唆している。

ワイツゼッカー演説の真意―ドイツ人の責任を認めたのか

日本の戦後70年とワイツゼッカーの演説
2015年8月14日、安倍晋三首相の戦後70年談話が発表された。印象的だったのは「未来の子孫に謝罪を続ける宿命を背負わせてはならない」の一節ではなかっただろうか。その一節をより深く知るには、歴史学者・山内昌之氏...
収録日:2015/07/29
追加日:2015/08/24
山内昌之
東京大学名誉教授/歴史学者/明治大学研究・知財戦略機構国際総合研究所特任教授

ナチスは一日千人、東京は一晩10万人…この意味は何か?

第七章 歴史を愛する日本人の崇高な使命(16)欧米の言葉・文脈・文化の中で反駁せよ
ナチス・ドイツのアウシュヴィッツ収容所で一日に殺されていたのは千人ぐらいだったといわれるが、東京大空襲では一晩で10万人が殺されている。これがホロコーストでなくて何なのか。日本は言葉をきちんと使うべきである。上...
収録日:2015/02/02
追加日:2015/09/24
渡部昇一
上智大学名誉教授

イスラエルの安全保障の基本は徹底した「先制攻撃」

イスラエルの安全保障観に学ぶ(1)「先制攻撃」の背景にある「ホロコースト」のトラウマ
イスラエルの安全保障の基本は「先制攻撃」の一言に尽きる。われわれ日本人からすれば過激にも思えるその方針だが、実はそこにはユダヤ民族が歴史的に経験してきたいくつかのトラウマがある。島田晴雄氏がユダヤ民族の悲劇の歴...
収録日:2014/07/08
追加日:2014/10/30
島田晴雄
公立大学法人首都大学東京 理事長

ホロコーストのトラウマがイスラエル建国思想の底流にある

イスラエルの歴史、民族の離散と迫害(2)
国を追われたユダヤ民族は、その知識と能力を武器に各分野で活躍し、ついに念願の建国を果たす。しかし、そのイスラエル建国の思想的底流にあるものは、実は、ユダヤ人にとっての歴史的大惨事のトラウマだった! 歴史の真実をえ...
収録日:2013/10/04
追加日:2014/08/07
島田晴雄
公立大学法人首都大学東京 理事長

ドイツはホロコーストをナチスの罪として裁くことができた

なぜ「ドイツの謝罪」のようにいかなかったのか(2)日本とドイツの状況の根本的な相違
日本はなぜドイツのように戦争責任を明確にできなかったのか。なぜ過去にけじめを付けにくかったのか。当時の日本とドイツの根本的な状況の相違を指摘しつつ、その要因について解説する。(後編)
収録日:2013/10/31
追加日:2014/04/24
若宮啓文
元朝日新聞主筆