10MTVオピニオン|有識者による1話10分のオンライン講義
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未婚

未婚
未婚とは結婚の経験がないことを指し、厳密には、結婚していない状態でも個人の意志で結婚しないことを選ぶ「非婚」とは区別する。近年、日本の社会問題として高齢化とともに深刻化しているのが少子化だが、その前段階として未婚問題がある。50歳まで一度も結婚をしたことがない人の割合を示す生涯未婚率は、2017年発表のデータで男性23.6パーセント、女性14.1パーセントとなっており、1970年代までは2パーセント程で推移していたのに比べ、年々かなりの上昇率を示している。政府は少子化を要因の一つとする年金問題、赤字財政、生産性の低下等の打開策として、働き方改革や働く女性の支援等を掲げ、少子化対策に乗り出してはいる。しかし、「結婚したくても経済的理由、家庭事情等でできない」層は出産や育児に関わる体制や環境整備である程度減らせても、「結婚の意志がない」層への働きかけは非常に困難である。「10MTVオピニオン」では、政治学者の曽根泰教氏が第三次ベビーブームがなかったという事実から政府の対策の遅れを指摘し、未婚・非婚・少子化を学究的にきちんと研究すべきだと論じている。また、総合研究大学院学長・長谷川眞理子氏は進化生物学の立場から、先進国ならではの未婚、少子化傾向について解説をしている。

「第三次ベビーブーム」が起きなかった理由とは?

第三次ベビーブームはなぜ起きなかったのか
日本には、これまで二度のベビーブームがあった。第一次ベビーブームは第二次世界大戦後、昭和22年から昭和24年に生まれた「団塊の世代」。第二次ベビーブームは、この世代が親となった昭和46年から昭和49年頃を...
収録日:2017/03/27
追加日:2017/04/27
曽根泰教
慶應義塾大学 名誉教授

確実になった「避妊」が少子化に与えた影響

進化生物学から見た少子化問題(3)避妊と時間割引
「自分たちの意志でかなり確実に避妊できるようになったことが、先進国の少子化の原因ではないか」と語るのは総合研究大学院大学理事で先導科学研究科教授の長谷川眞理子氏だ。長谷川氏が、児童虐待・嬰児殺しと...
収録日:2017/01/16
追加日:2017/03/24
長谷川眞理子
総合研究大学院大学長