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留学

留学
 「留学」は、外国の学問・芸術・技術・制度などを摂取するために、比較的長期間にわたって外国に在留し、大学等の教育機関や研究所で勉学または研究することをいう。開発途上国が若いエリートを海外へ派遣し、先進諸国の優れた文化を吸収する先進文化研究型と、特定の国や地域の言語・芸術・社会制度などを深く研究する異文化理解型に大別できる。  日本学生支援機構の調査によると、2017年現在の外国人留学生は約26.7万人であり、留学生の多い国は中国、ベトナム、ネパールの順になる。一方、海外へ留学する日本人学生は2016年度で9.7万人。留学先は、アメリカ、オーストラリア、カナダの順になる。  「10MTVオピニオン」では、ジェトロ・アジア経済研究所長で、政策研究大学院大学(GRIPS)の前学長を務めた白石隆氏が、「GRIPSの課題と人材育成」と題して、日本へ来る留学生、海外へ行く留学生の双方を分析、いずれもが日本社会の今後に資することを主張している。また、自身の留学体験が人生の岐路となったと語る識者は多い。高校時代、メキシコで出会った格差への衝撃が、現在のインターナショナルスクール・オブ・アジア軽井沢(ISAK)立ち上げにつながった小林りん氏、ドイツ留学を始め世界を放浪したことがエイチ・アイ・エス創業に結びついた澤田秀雄氏などは一部の例だ。さらに、AI時代に必要な教育として、東京大学大学院経済学研究科教授柳川範之氏は「高校生までの海外体験」を挙げている。

キャリア以外にロールモデルを求める、いまの学生の就職観

若者の就職観とロールモデルの変遷
学生の就職観は、この数十年間でどのように変わってきたか。東京大学で1982年から34年間教鞭を執り、2016年以降は学習院大学国際社会科学部教授を務める伊藤元重氏が、実体験を交えて振り返る。
収録日:2017/11/27
追加日:2018/01/18
伊藤元重
東京大学名誉教授

若者の留学やベンチャーを支援する環境づくりに着手すべき

高齢化と財政危機~その解決策とは(23)経済を活性化する人材活用策
公立大学法人首都大学東京理事長の島田晴雄氏は、日本経済のパイを増やしていくために、もっと本格的な人材活用を進めるべきだと主張する。外国人や高齢者だけでなく、若者の海外留学やベンチャーの起業を支援し...
収録日:2017/10/05
追加日:2017/12/19
島田晴雄
慶應義塾大学名誉教授

日本こそ人材育成に投資が必要だ

GRIPSの課題と人材育成(3)技術革新と行政改革
GRIPSでは、目的意識を持った学生が学んでいるため、学習効果は高い。日本はもっと高等教育に投資すべきだが、依然として低いままだ。立命館大学特別招聘教授でジェトロ・アジア経済研究所長の白石隆氏は、政策運...
収録日:2017/02/16
追加日:2017/04/29
白石隆
公立大学法人熊本県立大学 第3代理事長

親が子どもの進路を決めるのは、人的資本の壮大な無駄

GRIPSの課題と人材育成(2)高度な人材の優遇策
最近の日本の若者は内向きになっていると言われるが、立命館大学特別招聘教授でジェトロ・アジア経済研究所長の白石隆氏は、発展途上国への留学はむしろ増えていると指摘する。日本の親はとかく安定した職業へと...
収録日:2017/02/16
追加日:2017/04/28
白石隆
公立大学法人熊本県立大学 第3代理事長

GRIPS(政策研究大学院大学)の課題は日本人学生の獲得

GRIPSの課題と人材育成(1)日本人学生を増やすために
立命館大学特別招聘教授でジェトロ・アジア経済研究所長の白石隆氏は、GRIPSの次なる課題を日本人学生の獲得強化だとする。GRIPSには60余の国から留学生が訪れるため、英語漬けの議論を通じて、徹底したトレーニ...
収録日:2017/02/16
追加日:2017/04/25
白石隆
公立大学法人熊本県立大学 第3代理事長

AI時代に幼稚園や小学校時代から始めるべき教育とは?

ファミリービジネスとAI(8)質疑応答
シリーズ最終話は東京大学大学院経済学研究科・経済学部教授の柳川範之氏への質疑応答編だ。AI時代の教育についての質問に対して、柳川氏は現状の課題を挙げながら、今後求められる能力は自身の提唱する「40歳定...
収録日:2016/07/25
追加日:2016/11/11
柳川範之
東京大学大学院経済学研究科・経済学部 教授

アラン「悲観は気分に属するが、楽観は意志である」

全寮制国際高校ISAKの挑戦(5)楽観は意志である
インターナショナルスクール・オブ・アジア軽井沢(ISAK)代表理事・小林りん氏が、学生たちからの質問に答える。大学生になってからでもできることはあるか。満遍なく勉強することは必要なのか。チームをまとめ...
収録日:2015/08/28
追加日:2015/12/10
小林りん
ユナイテッド・ワールド・カレッジISAKジャパン 代表理事

新たな価値を創造するチェンジメーカーを育てるために

全寮制国際高校ISAKの挑戦(4)大切な三つの力
全寮制高校であるインターナショナルスクール・オブ・アジア軽井沢(ISAK)が目指す理想的な教育像とは何か。同校の設立者で代表理事の小林りん氏が重視するのは、多様性に対する寛容力、問題設定能力、そし...
収録日:2015/08/28
追加日:2015/12/07
小林りん
ユナイテッド・ワールド・カレッジISAKジャパン 代表理事

日本の労働人口は50年後には4000万人を切る

全寮制国際高校ISAKの挑戦(3)これからの人材育成
多様性に開かれた社会が日本でも目前に迫っているからこそ、そこに対応していける教育が必要だと、インターナショナルスクール・オブ・アジア軽井沢(ISAK)代表理事・小林りん氏は説く。確かな現状認識や最...
収録日:2015/08/28
追加日:2015/12/03
小林りん
ユナイテッド・ワールド・カレッジISAKジャパン 代表理事

公的教育だけでは大きなダイナミズムは変わることはない

全寮制国際高校ISAKの挑戦(2)リーダーシップの育成
ユニセフ職員として働いたフィリピンが二つ目の「原体験」の舞台だと言うインターナショナルスクール・オブ・アジア軽井沢(ISAK)代表理事・小林りん氏。そこでの教育の現状や圧倒的な格差、政治的腐敗を目...
収録日:2015/08/28
追加日:2015/11/30
小林りん
ユナイテッド・ワールド・カレッジISAKジャパン 代表理事

小林りんは何故ISAKを立ち上げたのか?

全寮制国際高校ISAKの挑戦(1)メキシコでの原体験
軽井沢で全寮制の高校であるインターナショナルスクール・オブ・アジア軽井沢(ISAK)を立ち上げた代表理事の小林りん氏。その「原体験」は、高校時代、海外留学で目の当たりにしたメキシコでの衝撃的な現実...
収録日:2015/08/28
追加日:2015/11/26
小林りん
ユナイテッド・ワールド・カレッジISAKジャパン 代表理事

18年間赤字を続けた要因は「バランス」にあった?

ハウステンボス再生への戦略(2)失敗と経験に学ぶ
わずか1年で黒字転換を果たしたハウステンボスだが、それ以前の18年間は赤字を続けていた。その失敗についての分析とともに、澤田秀雄氏の戦略論に影響を与えた貴重な経験にも迫っていく。
収録日:2014/03/31
追加日:2014/05/16
澤田秀雄
株式会社エイチ・アイ・エス 最高顧問