10MTVオピニオン|有識者による1話10分のオンライン講義
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自然災害

自然災害
自然災害とは、自然環境の急激な変動により人命や社会的生活が脅かされる現象のことを指す。人為的災害に対して天災とも言われ、日本では被災者生活再建支援法により「暴風、豪雨、豪雪、洪水、高潮、地震、津波、噴火その他の異常な自然現象により生ずる被害」と定義されている。日本は豊かな森林を有し四季の変化にも富む気候風土に恵まれているが、時に「災害立国」と称されるほど自然災害の多い国であることも事実である。「10MTVオピニオン」では、自然災害の対策にはまずそのメカニズムから知ることが肝要という観点から、火山、地震、台風、地球温暖化などのテーマで各分野の専門家が講義を提供している。例えば、環境防災総合政策研究機構副理事長・藤井敏嗣氏は火山の仕組みについて解説し、富士山噴火、噴火予知などについても言及している。東京大学地震研究所教授纐纈一起氏は地震のメカニズムを通して、防災の備えについて解説。理学博士の住明正氏は地球温暖化問題を取りあげ、文字通り地球規模で進行する危機的状況に警鐘を鳴らしている。その他、株式会社三菱総合研究所理事長の小宮山宏氏が、土砂崩れなどの自然災害を防ぐという観点から、林業活性化を論じていることにも注目したい。

日本で火山活動が起こるメカニズムとは?

火山の仕組みを知る(1)火山の世界的分布と噴火の仕組み
火山の仕組みについて東京大学名誉教授の藤井敏嗣氏が詳説するレクチャーシリーズ。第1話では火山の世界的分布と噴火の仕組みを詳しく解説する。火山噴火には、地下のマグマが上昇し地上に現れるマグマ噴火と、マ...
収録日:2018/04/16
追加日:2018/06/01
藤井敏嗣
東京大学名誉教授/環境防災総合政策研究機構・副理事長/山梨県富士山科学研究所長

今後起きる日本の火山活動が小規模とは限らない

火山の仕組みを知る(2)活動中の火山とその特徴
東京大学名誉教授の藤井敏嗣氏が火山の仕組みについて詳説するシリーズレクチャー。第2話は日本で活動中の火山とその特徴についてだ。火山活動の継続期間は噴火によって大きく異なり、噴火開始直後に規模や収束時...
収録日:2018/04/16
追加日:2018/06/01
藤井敏嗣
東京大学名誉教授/環境防災総合政策研究機構・副理事長/山梨県富士山科学研究所長

富士山は遠くない将来に必ず噴火する

火山の仕組みを知る(3)富士山の噴火はあるか?
「富士山は遠くない将来に必ず噴火する」―東京大学名誉教授の藤井敏嗣氏はそう語る。300年の休止期間を経た噴火は、爆発的な噴火となる可能性がある。仮に富士山が噴火して火山灰が降れば、首都圏の交通や経済に...
収録日:2018/04/16
追加日:2018/06/01
藤井敏嗣
東京大学名誉教授/環境防災総合政策研究機構・副理事長/山梨県富士山科学研究所長

火山噴火の予知は可能なのか?

火山の仕組みを知る(4)噴火予知あるいは噴火警報の話
噴火に対して数十年のタイムスパンにおける中長期的予測は困難だが、噴火の予兆を利用した短期的予測は可能である。東京大学名誉教授の藤井敏嗣氏は、噴火予知の現状をそのように解説する。ただし、噴火の予兆は...
収録日:2018/04/16
追加日:2018/06/01
藤井敏嗣
東京大学名誉教授/環境防災総合政策研究機構・副理事長/山梨県富士山科学研究所長

3.11震災後の海底でカメラロボが見たものとは

遠隔操縦機~カメラロボ(2)震災後の海底の様子
九州工業大学社会ロボット具現化センター長・浦環氏は、3.11の大震災後、南三陸町・志津川湾と大槌町・大槌湾を、カメラロボットを使って調査した。今回は、その調査の様子を報告する。志津川湾や大槌湾の海底で...
収録日:2017/01/27
追加日:2017/04/23
浦環
九州工業大学社会ロボット具現化センター長・特別教授/東京大学名誉教授

沖縄が水不足でも、北海道での節水分は沖縄では使えない

水と地球と人間と(5)水の七不思議と水の危機
「水問題の市民運動は、おそらく根付かないだろう」――東京大学生産技術研究所教授・沖大幹氏はそう喝破する。いったいなぜだろうか。水危機に対する感情的側面を考えると、意外な思い込みや間違いがいろいろと見...
収録日:2015/03/19
追加日:2016/04/07
沖大幹
国際連合大学 上級副学長/東京大学生産技術研究所 教授

日本付近に存在する4つのプレートが地震大国の原因

地震を知って防災に生かす(2)日本はなぜ地震国なのか
世界有数の地震国、日本。その原因はどこにあるのだろうか? そして、東日本大震災が教えてくれる教訓とは? 東京大学地震研究所・纐纈一起教授が、写真や地図などを交え、明快に解説する。(第2話目)
収録日:2015/12/22
追加日:2016/02/22
纐纈一起
東京大学地震研究所教授/理学博士

天気予報は実学からファッション、新エネ活用の切り札に

気象予測の歴史と今後の展望
天気予報(気象予測)は現代の生活には当たり前の存在となっている。日本では西洋の技術が明治期に導入されるまで、「観天望気」と呼ばれる技術を蓄積してきた。各地に残る日和山の地名はその名残だ。そんな気象...
収録日:2015/11/27
追加日:2016/02/18
住明正
理学博士/東京大学名誉教授/サステイナビリティ学研究機構・特任教授

地震と地震動、マグニチュードと震度とは?

地震を知って防災に生かす(1)地震のメカニズム
なんとなく知っているようだが、いざ説明しようとするとできない科学知識はいろいろある。その筆頭が「地震」のメカニズムではないだろうか。そもそも地震と地震動の違いは? マグニチュードと震度はどう違うの...
収録日:2015/12/22
追加日:2016/02/15
纐纈一起
東京大学地震研究所教授/理学博士

地球温暖化対策は「地球のため」ではなく「人間のため」

地球の限界と日本人が幸せになれる道
地球温暖化対策は、「地球のため」ではなく「人間社会のため」だ、と国立研究開発法人国立環境研究所理事長・住明正氏は言う。それはどういうことなのか。今後われわれが取り組んでいくべき課題について、住氏に...
収録日:2015/11/27
追加日:2016/02/11
住明正
理学博士/東京大学名誉教授/サステイナビリティ学研究機構・特任教授

木造建築の耐震・耐火性能は都市なら鉄骨・RC造並みが必要

都市木造の可能性(5)より豊かな都市空間へ
「木造」といえば問われる耐震性、耐火性。だが木造建築が強度で劣ったのは過去の話。技術の向上は鉄骨・RC並みの強度を実現し、木造による大空間さえも現実のものとした。東京大学生産技術研究所教授・腰原幹...
収録日:2015/10/06
追加日:2016/02/11
腰原幹雄
東京大学生産技術研究所 教授

「異常気象」はマスコミ用語! 気象に異常も平均もない

「不確実性」と「不都合」の確率分布
長期の将来予測に付きまとう問題は「不確実性」だ。しかし、全ての事象は基本的に確率統計的事象である。地球温暖化も「異常気象」の問題も、人間の心理を抜きには考えられない。われわれが感じる「不確実性」と...
収録日:2015/11/27
追加日:2016/02/04
住明正
理学博士/東京大学名誉教授/サステイナビリティ学研究機構・特任教授

津波の力を解明し、リスク回避に役立てる

津波の力と波力発電の可能性
東日本大震災で甚大な被害をもたらしたように、「波」のエネルギーは計り知れない。その強大な力を生かした「波力発電」の研究が、いま急ピッチで進められている。島国・日本の環境に即した再生可能エネルギーを...
収録日:2015/11/24
追加日:2016/02/01
田中博通
東海大学大学院総合理工学研究科 教授

地球温暖化の将来のリスクを今のコストとして考える難しさ

地球温暖化のリスクとコスト
地球温暖化に関するリスクを列挙することは比較的簡単だが、それを経済的コストで表現することは難しいと、国立研究開発法人国立環境研究所理事長・住明正氏は言う。リスクを将来に起こる可能性として考えた場合...
収録日:2015/11/27
追加日:2016/01/28
住明正
理学博士/東京大学名誉教授/サステイナビリティ学研究機構・特任教授

緩和策と適応策で地球温暖化に伴う気候変動に備える

地球温暖化問題(4)排出削減から適応策へ
長期・短期の予測と問題意識を踏まえ、では、地球温暖化の具体的な対策として、何をどうしていくべきなのか。また、実際問題として、何が可能なのか。すぐできること、時間をかけてしていくこと。国がすること、...
収録日:2015/09/28
追加日:2015/12/14
住明正
理学博士/東京大学名誉教授/サステイナビリティ学研究機構・特任教授

台風予測の精度がスーパーコンピュータで飛躍的に上がる

地球温暖化問題(3)季節予報の精度向上へ
近年、強い大型台風やゲリラ豪雨が頻発し、毎年、大きな被害を出している。2~3週間先、あるいは1カ月から半年前後の時間スケールで、より正確な気象予報ができれば、そうした災害対策にも有用性は高い。地球...
収録日:2015/09/28
追加日:2015/12/07
住明正
理学博士/東京大学名誉教授/サステイナビリティ学研究機構・特任教授

イベントアトリビューションで鬼怒川の災害経験を生かす

地球温暖化問題(2)イベントアトリビューションとは
最近は、毎年日本や世界のどこかで極端な気象が起こっているが、その異常気象は地球温暖化によるものなのか。「イベントアトリビューション」という方法を使えば、地球温暖化の影響を計測できると国立研究開発法...
収録日:2015/09/28
追加日:2015/11/30
住明正
理学博士/東京大学名誉教授/サステイナビリティ学研究機構・特任教授

地球温暖化問題は大気という衣が地表を暖めて発生している

地球温暖化問題(1)気温の問題と温室効果
「大気があるから、地球の温度は安定している」と、国立研究開発法人国立環境研究所理事長・住明正氏は語る。それはなぜか。「温室効果」とはどういうものか。シリーズ「地球温暖化問題」第1回。(全4話中第1...
収録日:2015/09/28
追加日:2015/11/23
住明正
理学博士/東京大学名誉教授/サステイナビリティ学研究機構・特任教授

避難指示が出ても逃げない人が多い―正常化の偏見

水と地球と人間と(4)水と災害
ハリケーン・サンディで、アメリカは500億ドルの損失を被ったといわれている。日本は、サンディ級台風に対してどのような対策ができるのか。水と災害について考える。地球規模の水循環と世界の水資源に関する...
収録日:2015/03/19
追加日:2015/11/23
沖大幹
国際連合大学 上級副学長/東京大学生産技術研究所 教授

支払損害保険金額では東日本大震災を上回ったタイの大洪水

水と地球と人間と(3)水と気候変動
地球温暖化による気候変動の悪影響は、ほぼ水を通じて人間社会に影響が及ぶ。では、温暖化の将来はどうなるのか。どのような水被害が起こるのか。地球規模の水循環と世界の水資源に関する研究の第一人者である東...
収録日:2015/03/19
追加日:2015/11/02
沖大幹
国際連合大学 上級副学長/東京大学生産技術研究所 教授

溶ける氷河、沈む島―温暖化対策の鍵の一つは「飽和」

持続可能で明るい低炭素社会(1)転換期の「飽和」
「低炭素化」社会が、いよいよ経済的にも視野に入ってきたと、株式会社三菱総合研究所理事長で科学技術振興機構低炭素社会戦略センター長・小宮山宏氏は語る。その際のキーワードは「飽和」だ。一体何が飽和した...
収録日:2015/06/23
追加日:2015/07/27
小宮山宏
東京大学第28代総長/株式会社三菱総合研究所 理事長

「日々の暮らし」の省エネ世界一を実現しよう!

持続可能で明るい低炭素社会(2)目指せ省エネ世界一
「私たちが実現すべきは、日々の暮らしの省エネ世界一だ」と、株式会社三菱総合研究所理事長で科学技術振興機構低炭素社会戦略センター長・小宮山宏氏は主張する。それはなぜか。どのように省エネを進めていけば...
収録日:2015/06/23
追加日:2015/07/27
小宮山宏
東京大学第28代総長/株式会社三菱総合研究所 理事長

なぜ土砂崩れが頻発するのか?林業先進国と日本の違い

プラチナ社会における林業
 国土の65パーセントが森で覆われている森林国日本。しかし、その林業の生産性は世界の林業先進国に大きな後れを取っている。「プラチナ構想」に基づく21世紀スマート林業の創生に向けた林業活性化の意味と...
収録日:2014/06/19
追加日:2014/07/25
小宮山宏
東京大学第28代総長/株式会社三菱総合研究所 理事長