10MTVオピニオン|有識者による1話10分のオンライン講義
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テロ対策

テロ対策
テロは英語の「テロリズム(Terrorism)」を略した和製英語で、政治的目的を達成するために暴力および暴力による脅迫を用いることを指している。世界におけるテロの発生件数は2001年9月の米国同時多発テロ事件以来、上昇し続け、2014年のISIL(イラク・レバントのイスラム国)樹立宣言を経て、急激な増加を見せている。日本にとってもテロは対岸の火事ではなく、外務省は2020年の東京オリンピック・パラリンピックに向けて、国内のテロ対策強化を重要なテーマと目している。「10MTVオピニオン」では、中東事情に詳しい歴史家・山内昌之氏が「テロ抑止の3つの処方箋」を提案。テロ対策を「事故対応型」から「発生予防型」にスイッチする重要性を強調している。また、欧州人テロリスト(ホームグロウン・テロリスト)を育ててしまったヨーロッパの土壌やマルチ・カルチャリズムの持つ脆弱性にも踏み込んでいる。また、元海上自衛隊佐世保地方総監の吉田正紀氏は、冷戦終結後の日本の安全保障戦略の変化をサマライズ。テロなどの有事の際に国民のコンセンサスが必要な自衛隊のあり方にふれている。

ISが目指すジハードで、日本はすでに標的となっていた

激動する世界情勢と日本(7)IS台頭の世界的要因
世界各地で頻発するテロの中心にいるのが、ISだ。しかし、実体のないISに、アメリカをはじめ国際社会は対応に苦慮している。千葉商科大学学長・島田晴雄氏は、日本もこのISが目指すグローバル・ジハードの標的であり、日...
収録日:2016/01/26
追加日:2016/05/12
島田晴雄
公立大学法人首都大学東京 理事長

テロ抑止の3つの処方箋

「テロ」とは何か(4)民主主義とテロ抑止力
『中東複合危機から第三次世界大戦へ』(PHP新書)の著者で、歴史学者・山内昌之氏が、われわれが今すぐ取り組むべきテロ抑止のための方法について解説。成熟した民主主義国家において、目の前の危機とその先への危惧にどう...
収録日:2016/04/05
追加日:2016/05/05
山内昌之
東京大学名誉教授/歴史学者/明治大学研究・知財戦略機構国際総合研究所特任教授

テロへの備えは「カメレオンのように」、前も後も見ること

「テロ」とは何か(1)欧州人テロリストの実態
今年5月下旬の伊勢志摩サミット、2020年の東京オリンピック・パラリンピックといった大きな国際イベントの成功に向け、本腰を入れたテロ対策が始まっている。パリやベルギーで起こった同時多発テロの状況を見ても、それが...
収録日:2016/04/05
追加日:2016/04/25
山内昌之
東京大学名誉教授/歴史学者/明治大学研究・知財戦略機構国際総合研究所特任教授

テポドンや不審船事案による脅威から有事法制成立の動きへ

わが国の防衛法制の変遷(3)北朝鮮危機から9.11へ
冷戦終結以後の日本の安全保障政策は、3段階で行われた。通常なら自国→周辺→世界へと広がっていくはずの防衛法制が、日本では、世界の国際秩序→周辺地域の安定→自国の安全確保と、逆にフォーカスした。その動きにこそ、日本と...
収録日:2014/09/24
追加日:2015/06/04
吉田正紀
元海上自衛隊佐世保地方総監/一般社団法人日本戦略研究フォーラム政策提言委員

7世紀のハワーリジュ派とISとの比較

「イスラム国(ISIL)」日本人殺害事件に際して~ハワーリジュ派とイスラム国
「イスラム国(ISIL)」事件で変化したのは中東の意識ではなく、日本自身の中東への関与姿勢ではないか、と歴史学者・山内昌之氏は問いかける。「中東で愛される日本」という建前や欧米とは一線を画する安心立命の境地から...
収録日:2015/02/16
追加日:2015/02/25
山内昌之
東京大学名誉教授/歴史学者/明治大学研究・知財戦略機構国際総合研究所特任教授