10MTVオピニオン|有識者による1話10分のオンライン講義
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ヘロドトス

ヘロドトス
ヘロドトス(BC485頃~BC420頃)は古代ギリシャの歴史家。ペルシャ戦争を題材とした人類最初の本格的歴史叙述とされる『歴史』を著した。この書ではギリシャのみならずオリエント世界についての歴史、地理についても書かれており、ローマの弁論家キケロがヘロドトスを「歴史の父」と賞賛したことはよく知られている。『歴史』の記述については、物語性も高く分かりやすい内容として評価されているものの、一般的には史実としての信ぴょう性を疑問視する見方もあり、後の古代アテナイの歴史家トゥキュディデスによって書かれた『戦史』を、より実証的な歴史書として評価する声も少なくない。しかし、「10MTVオピニオン」では、歴史学者であり無類の読書家でもある山内昌之氏が、「ヘロドトスのような叙述や物語が新しい歴史理解を生む」と、独自の見解を示し、また、ヘロドトスの叙述的で豊穣な世界とトゥキュディデスの科学的分析による歴史観、この双方が相まって歴史学のジャンルが確立されたと言ってよいと述べている。山内氏は巨額の借金で話題となったギリシャ危機についても、ヘロドトスの名言等を引き合いに出しながら、歴史家ならではの視点で解説を行っている。

ギリシャ債務問題で思い出すヘロドトスの言葉

新しい東方問題(1)ギリシャのうそと借金の代償
ペルシア戦争をはじめ、古代史においてイランとともに史劇の主役を演じたギリシャ。古代ギリシャの歴史家ヘロドトスによると、古代イラン人は「最も恥ずべき行為の第一はうそをつくことで、第二は借金をすることだ」と考えてい...
収録日:2015/07/29
追加日:2015/08/24
山内昌之
東京大学名誉教授/歴史学者/明治大学研究・知財戦略機構国際総合研究所特任教授

歴史家ヘロドトスの名言にみるギリシャ財政金融危機

書物で学ぶギリシャ危機(1)自ら招いたギリシャの悲劇
世界の金融市場を揺るがしているギリシャの経済危機を、歴史学者・山内昌之氏が歴史家の視点を交えて解説する。EUが巨額の金融支援をするにもかかわらず、それは抜本的解決にはならないほどギリシャの債務は膨れ上がっている...
収録日:2015/07/16
追加日:2015/08/10
山内昌之
東京大学名誉教授/歴史学者/明治大学研究・知財戦略機構国際総合研究所特任教授

「講孟余話」は安倍総理の愛読書

『歴史とは何か』を語る(7)記録から歴史へ~古今東西の歴史家の言説~
今回、山内昌之氏が語るのは、「歴史とは何か?」という、古来、人びとを悩ませてきた難問である。学としての歴史の発生と展開を、古今東西の歴史家の言説を通して俯瞰する。シリーズ第7回。
収録日:2014/10/21
追加日:2015/07/30
山内昌之
東京大学名誉教授/歴史学者/明治大学研究・知財戦略機構国際総合研究所特任教授

「歴史とは何か」を考える枠組みと問題への関心

『歴史とは何か』を語る(3)隠された秘密のメッセージを読み解く
ヘロドトス、司馬遷、吉田松陰、福沢諭吉。古今東西を縦横に往来する『歴史とは何か』の枠組みを、著者である山内昌之氏自らが語る。過去の歴史家が史料に隠した秘密のメッセージとは。シリーズ第3回。
収録日:2014/10/08
追加日:2014/12/12
山内昌之
東京大学名誉教授/歴史学者/明治大学研究・知財戦略機構国際総合研究所特任教授