10MTVオピニオン|有識者による1話10分のオンライン講義
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積極的平和主義

積極的平和主義
元々は、戦争のない状態を平和とする「消極的平和主義」と対になる概念で、戦争がなく、かつ貧困、抑圧、差別、環境破壊等による構造的暴力も排除された状態を指す。ノルウェーの社会学者ヨハン・ガルトゥングが提唱した。この原義に対して、日本では第二次安倍内閣が掲げた国家安全保障の基本理念を指すのが一般的であり、自国の安全のみならず地域と国際社会の平和・安定・繁栄の確保のために、能動的、積極的に寄与していく姿勢を示す概念とされる。1990~91年の湾岸戦争で、日本の軍事的支援を伴わない財政支援は国際的評価をほぼ得られなかった。これをきっかけに積極的平和主義に関する議論が加速したと言える。安倍内閣は、積極的平和主義実現に向けて、集団的自衛権と集団的安全保障に関する憲法解釈の変更、武器輸出三原則や非核三原則の再検討の必要性を説いているが、憲法が掲げる平和主義の原則に反する、自衛隊の位置づけの問題等の理由から、多くの議論を呼んでいる。「10MTVオピニオン」では、公立大学法人首都大学東京理事長・島田晴雄氏が積極的平和主義に関するシリーズ講義を展開。近現代史及び地政学的問題を背景に、自衛権の本来的意味、日本人の安全保障意識について、国際社会における日米安保など、多局面から解説を行っている。

「Gゼロ」時代で日本はどのように行動すべきか?

「積極的平和主義」とは何か(5)「Gゼロ」時代と日本の安保意識
世界は多極化と混迷化の「Gゼロ」時代を迎えた。不安定な世界情勢の中、日本はどのように行動すべきなのか。オバマ政権の対応が及ぼす世界への影響を手すりに、日本が採るべき道を考える。(島田塾第115回勉強会 島田晴雄...
収録日:2014/07/08
追加日:2014/10/12
島田晴雄
公立大学法人首都大学東京 理事長

「パクスアメリカーナ」は日本にどんな影響を与えたのか

「積極的平和主義」とは何か(4)日米安保条約とパクスアメリカーナ
パクスアメリカーナと呼ばれるアメリカの戦後体制は日本にどんな影響を与えたのか。日本安保条約と日本の経済成長の動向を追いながら、パクスアメリカーナの崩壊後の世界情勢にも注目する。(島田塾第115回勉強会 島田晴雄...
収録日:2014/07/08
追加日:2014/10/09
島田晴雄
公立大学法人首都大学東京 理事長

江藤淳が調査した戦後日本の言論統制

「積極的平和主義」とは何か(3)戦後教育でゆがめられた日本人の危機意識
尖閣列島、もしくは日本周辺を世界が「今、最も危険な地域」と注目しているにもかかわらず、当の日本人の危機感はあまりにも薄い。なぜ、日本人の自国に対する安全保障意識はかくも低いのか? その根っこにある戦後体制に焦点...
収録日:2014/07/08
追加日:2014/10/07
島田晴雄
公立大学法人首都大学東京 理事長

安倍首相が憲法改正に動き出した理由

「積極的平和主義」とは何か(2)憲法改正と集団的自衛権
積極的平和主義を掲げる安倍首相にとって、憲法改正はある意味で悲願のようなものだった。憲法改正に動き出した理由、自衛権の本来的意味、内閣法制局による奇妙な集団的自衛権の解釈などの解説を通して、島田晴雄氏が日本人の...
収録日:2014/07/08
追加日:2014/10/01
島田晴雄
公立大学法人首都大学東京 理事長

安倍首相が掲げた「積極的平和主義」とは何か?

「積極的平和主義」とは何か(1)世界史と世界情勢
「積極的平和主義」とは、どんな意味なのだろう。それを知らずに、「良い・悪い」や「好き・嫌い」を表明しても始まらない。この言葉が生まれた背景を知るには、近現代の世界がたどった歴史と地政学的問題を、「一つながり」で...
収録日:2014/07/08
追加日:2014/09/22
島田晴雄
公立大学法人首都大学東京 理事長

「戦後レジームからの脱却」は外国人からすると意味不明

いまアメリカが日本に問う(2)誤解を招きがちな首相の表現・言葉
安倍首相の外交政策を「実利的かつ現実的」と評するカーティス氏。しかし、それでも疑問視されているのは、安倍首相の表現・言語が誤解を招きがちだからだと指摘する。その具体例の解説を通じ、安倍首相が今後どうすべきである...
収録日:2014/03/17
追加日:2014/03/17
ジェラルド・カーティス
政治学者/コロンビア大学名誉教授