ラフカディオ・ハーン『神国日本』を読む(約95分)
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賴住光子
東京大学名誉教授
駒澤大学仏教学部 教授
NHKの朝ドラ(連続テレビ小説)『ばけばけ』で注目を集めたラフカディオ・ハーン。彼の遺著『神国日本 解明への一試論』は、「祖先崇拝」という視座から、日本人の美しい精神性の謎を見事に解き明かした本であった。また、実は戦後日本の運命を決めた「歴史を動かした一冊」でもある。加えて、古き日本人が持っていた高潔な美しさだけでなく、その背景にある「恐ろしさ」も見出し、さらにその後の日本の「大敗北」を予見するかのような鋭い警告も綴られていた。ラフカディオ・ハーンのメッセージが、「縁の結び直し」を求める現代のわれわれの心にどう響くのか。ラフカディオ・ハーンの眼を通して日本文化の深層を探る講義シリーズ。