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DATE/ 2017.05.10

「iDeCo」がお得!知らないと損する節税効果

 個人型確定拠出年金「iDeCo(イデコ)」をご存知でしょうか? 加入することで、60歳以降に公的年金に上乗せする形で受け取ることができる私的年金のひとつです。公的年金と違い、掛け金が自分で決めることができ、定期預金や投資信託などで積み立てしていくため、運用次第で老後に受け取れる金額が決まる仕組みになっている、自分用にカスタマイズできる年金といえます。そして節税メリットが大きいという点で注目を集めている制度です。

実はまだ普及が進んでいない

 この制度の対象は自営業者と一部の会社員のみに限られていましたが、2017年1月に60歳未満の公的年金制度を利用している人であれば基本的には誰でも加入できるようになったのです。注目の制度が満を持しての範囲拡充したはずでしたが、世間の反応は決して大きくはありませんでした。拡充直後の2017年1月末の段階では実際の利用者は対象者約6700万人に対して35万人超と、全体のわずか約0.5%にも満たない結果が厚生労働省の調べで明らかに。「投資信託に対するハードルが高い」「手続きが面倒くさそう」などの理由でいまだに普及が進んでいない実態が浮き彫りになりました。

 しかし、iDeCoは「なんとなく難しそう…」という理由で敬遠するには、あまりにももったいないおトクな制度です。ここではiDeCoの魅力を紹介していきましょう。

やっぱりすごい!3つの節税メリット

 iDeCoの最大のメリットは税制優遇が手厚いこと。掛け金の全額が所得控除、収益は非課税、そして受給時も控除が受けられるという3つの節税メリットは、iDeCoの最大の魅力といえます。特に掛け金の所得控除は毎年の所得税、住民税が安くなることにつながるため、もっとも早くiDeCoのメリットを感じられるポイントともいえます。

元本確保型も価格変動型も、投資先は自分で自由に選べる

 公的年金と違い、iDeCoは自分で自由に投資先を選択することができます。半分を定期預金、半分を投資信託にすることもできますし、元本割れが怖いという方は100%定期預金にまわすこともでき、逆に100%投資信託にまわすことも。自分がどのように運用していくか考えて組み立てていきましょう。

自分のライフスタイルに合わせての積み立てが可能

 60歳まで積み立てが続くとなると毎月の負担に気が重くなる方もいるかもしれません。しかしiDeCoは積立金額を月々5000円から1000円単位で自由に設定できる上に、年に1回まで金額の変更が可能。積み立ての休止・再開もできるので自分のライフスタイルに合わせた積み立てができます。

老後の資産形成ツールとしても優れている

 そもそもiDeCoは節税のための制度ではなく老後の資産形成ツールです。運用によって受給額が変わるものの、将来の自分に投資して安心できる老後を過ごすために積立ができる、そのついでに節税があると考えると、とても魅力のある制度であることがわかります。

 いかがでしたか? ほかにもiDeCoについてわかりやすく紹介しているホームページも多くあり、無料相談を受け付けている金融機関もあります。自分の老後のために、賢く節税するために、iDeCoの加入を考えてみてはいかがでしょうか。

<参考サイト>
・iDeCoガイド
http://www.ideco-guide.jp/
・【イデコ】手続きがわからない。面倒くさい。手数料が高い。だけど…解決方法あります。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170420-00010000-manetatsun-life
・iDeCoとは|いま最強の節税術、確定拠出年金を図解する
https://www.survive-m.com/nenkin/401k.html
(10MTV編集部)

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