テンミニッツTV|有識者による1話10分のオンライン講義
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DATE/ 2018.08.28

とっても簡単!三つ編みパーマのやり方

 パーマをしたいと思っても、定期的に行うには髪の傷みが気なりますよね。また、サロン代がばかにならない、メンテナンスするのが大変、なんて意見もよく耳にします。しかし、1日~半日程度であれば髪にクセをつけて、簡単なパーマ風の髪型にすることができるのです。それが「三つ編みパーマ」です。

 ちまたでは、お金がかからないという意味で「貧乏パーマ」という言われ方もしていますが、その日の気分に合わせて髪型を変えることもできる、「お手軽パーマ」なのです。

クセをつける前に髪をほどよく濡らす

 まずは仕込み作業から。寝る前に準備をしてください。寝ている間に髪にクセをつけることで、長くパーマを維持することができます。

 三つ編みをする前に、髪を少し濡れた状態にしましょう。できればお風呂上がりにドライヤーをかけて、ちょっと湿っている程度でとどめた状態がベストです。このとき、頭皮トラブルを避けるため、髪の根元だけはドライヤーできちんと乾かします。

 髪の毛が形状を記憶するのは、温めてから冷えるまでの時間といわれています。濡らすことで、ついてしまったクセをリセットし、ドライヤーで温めることでクセがつきやすくなるのです。あまり濡らしすぎると、パサパサした仕上がりになってしまうためご注意を。

パーマの雰囲気で三つ編みの方法を変える

 次に、どんな形のパーマにしたいかを考えます。

1)ソバージュ風の細かいパーマ

 髪を両サイドに分け、三つ編みをします。より動きをつけたい場合は髪を2つ以上に分け、細かく、きつめに三つ編みをします。きつく編むほどクセは強くつきます。より動きをつけたい方は、編んだ三つ編みをさらにお団子にするとアクティブな仕上がりに。

2)「外国風」のゆるっとパーマ

 髪を両サイドに分け三つ編みをします。ソバージュ風と異なるのは、やさしくゆるめの三つ編みにすること。ゆるくウェーブをつける程度であれば、束ねた後ろ髪一本を三つ編みするというのでもOKです。

3)根元から全体にパーマをかけたい

 髪の根元から編み込みをして、毛先を三つ編みにしましょう。両サイドで分けるだけではパーマがかからない部分が出てくるため、より細かくウェーブをつけたいときは、上下に分けて編み込み・三つ編みを行い、できるだけ根元からクセがつくようにしましょう。

4)毛先だけふんわりかかるようにしたい

 アゴのラインくらいから三つ編みをはじめます。この場合、あまりきつく編みすぎてしまうと、髪の中程から突然強い細かなウェーブが出てしまうので、少し緩めに編むのがいいかもしれません。

 いずれもフェイスラインを一束残して三つ編みをすることで、自然な仕上がりになります。また、編み方向にも気をつけましょう。こちらもなるべくフェイスラインに沿って下向きに引っ張るように編んでいきます。編んだ状態で外に歪んでしまっている場合、解いたときに外側にハネるようなクセがついてしまいます。

一晩経ったらスタイリングして完成!

 三つ編みをしたら、毛先をヘアゴムで留めます。余裕があれば、一度ドライヤーを全体にかけて、温まった状態から冷風に切り替えて髪を冷やします。そうすると、より髪にクセがつきやすくなります。あとは寝るだけです。

 翌朝起きたら髪を解いてスタイリング。1日過ごすうちにクセは少しずつとれてきてしまうので、形を整えるためのワックスやスプレーをかけると、パーマが長持ちします。しかし、どうしてもゴムより下はクセがつかない状態になってしまうので、そこだけはヘアアイロンを使ってカーブを作るようにしましょう。

 これで三つ編みパーマの完成です!

アレンジいろいろ、お手軽パーマ

 パーマがかかるとその日のスタイリングも楽になりますよね。失敗しても、お団子にまとめたり、ピンで留めるだけでこなれた感が出ます。また、クセがついていると編み込みや三つ編みのヘアアレンジもしやすくなります。あらかじめ翌日編み込みをしたい部分にクセをつけておき、朝はそれを解いてもう一度編み直すというのもオススメです。

 三つ編み以外にも、簡単なパーマのつけ方はたくさんあります。一昔前のアメリカや日本のドラマで、パジャマ姿に“カーラー”をつけた女性が登場する場面を見たことがあると思いますが、これも昔からのパーマの方法です。100円ショップなどでは、お手軽パーマをつくるためのグッズなども取り扱っています。

 編み込みは難易度が高いという方や、4つも6つも三つ編みできないという方は、まずは両サイドでゆるっと三つ編みからチャレンジしてみてはどうでしょうか。

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