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「世界」の検索結果

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中央銀行デジタル通貨が「通貨圏」を広げていく可能性

中央銀行デジタル通貨と貨幣のない世界(4)世界的な議論になっている理由

2020年にはバハマとカンボジアでデジタル通貨が発行された。2021年4月に中国が実証実験を開始したが、世界の中央銀行がデジタル通貨の開発に注力していることは間違いない。その裏には、海外送金の利便性向上とともに、マネーロ...
収録日:2021/04/28
追加日:2021/06/24
柳川範之
東京大学大学院経済学研究科・経済学部 教授

もし給与振込が直接、電子マネーになったらどうなるか

中央銀行デジタル通貨と貨幣のない世界(3)電子マネーによる給与振込

給与振込を直接、電子マネーにしようという話がある。これは金融の世界にかなり大きなインパクトを与える可能性がある。もしも日銀券が使われないとすると、モノの取引、支払いの形が根本から変わってくるからだ。いったいどう...
収録日:2021/04/28
追加日:2021/06/24
柳川範之
東京大学大学院経済学研究科・経済学部 教授

リテール型よりホールセール型のほうが現実的

中央銀行デジタル通貨と貨幣のない世界(2)間接発行型の中央銀行デジタル通貨

日銀が直接電子マネーを発行するとなると、個人口座の管理が日銀の仕事になる。これは金融機関や間接金融のあり方を根幹から変える可能性があり、「それでいいのか」という話になる。そこで現実的な方向性として一番有力なのは...
収録日:2021/04/28
追加日:2021/06/17
柳川範之
東京大学大学院経済学研究科・経済学部 教授

なぜ今、中央銀行デジタル通貨への動きが進んでいるのか

中央銀行デジタル通貨と貨幣のない世界(1)電子マネーとどう違うのか

日本銀行は、2020年10月に「中央銀行デジタル通貨(CBDC)に関する取り組み方針」を公表した。翌21年4月からは実証実験も開始されている。現時点(2021年6月)では日本銀行がデジタル通貨を発行する計画はないというが、今後の...
収録日:2021/04/28
追加日:2021/06/17
柳川範之
東京大学大学院経済学研究科・経済学部 教授

「三部の本書」と『古語拾遺』の特徴と面白さに迫る

世界神話の中の古事記・日本書紀(9)四書四様の面白さ

長らく『日本書紀』が国家の公式文書であった一方、『古事記』が注目されるようになったのは江戸時代、本居宣長によってであるとされている。だが、『古事記』も『日本書紀』も、それ以前にも読まれていたのではないかと語る鎌...
収録日:2020/10/05
追加日:2021/06/02
鎌田東二
京都大学名誉教授

外交ファースト――米国主導の自由主義・世界秩序の復権へ

バイデン・ドクトリンの可能性(2)バイデン外交・安保の政策と大戦略

バイデン政権の政策は、米国主導で「世界レベルで民主主義を取り戻す」ことを基礎としていると語る東氏。その中身としては、「米国内における民主主義の復権」「米国内の中産階級の復権」「米国主導の自由主義・世界秩序の復権...
収録日:2021/04/26
追加日:2021/05/30
東秀敏
米国安全保障企画研究員

『古事記』が当時の現代史を縮小した意味とは

世界神話の中の古事記・日本書紀(8)『古事記』の信憑性

『古事記』を読むと、冒頭の壮大なストーリー性に比べ、崇峻天皇や推古天皇などの記述が少ないなど当時の現代史に関しては非常に手薄になっている。ある意味で、非常に不思議なアンバランスさである。また、『古事記』は偽書説...
収録日:2020/10/05
追加日:2021/05/26
鎌田東二
京都大学名誉教授

藤原氏は『古事記』をサポートする家だったのではないか

世界神話の中の古事記・日本書紀(7)国家の正統性はどこにあるのか

『古事記』と『日本書紀』の違いの1つは、国譲りの記述にあると鎌田氏は言う。『古事記』では国譲りで壮大な物語が描かれ、『日本書紀』では非常にあっさりとした記述に留まる。その理由はいったい何だろうか。一国の歴史を考え...
収録日:2020/10/05
追加日:2021/05/19
鎌田東二
京都大学名誉教授

『日本書紀』ではなぜ出雲神話がカットされているのか

世界神話の中の古事記・日本書紀(6)出雲神話をめぐる古事記・日本書紀の違い

『古事記』には国生みから国づくりまでのプロセスの中に、スサノオ、オオクニヌシの波乱万丈の物語、つまり「出雲神話」と呼ばれる部分がとても手厚く描かれている。一方、『日本書紀』はその部分がカットされている。スサノオ...
収録日:2020/10/05
追加日:2021/05/08
鎌田東二
京都大学名誉教授

スサノオなしに日本の祭も歌もなかった

世界神話の中の古事記・日本書紀(5)『古事記』の中のスサノオ像

スサノオはスクラップ・アンド・ビルド、つまり世界を展開させていく破壊的な役割を果たすと同時に、世界をつくり上げていく役割も果たす、一番のキーとなる神様だと鎌田東二氏は言う。また、「八雲立つ 出雲八重垣 妻籠みに 八...
収録日:2020/10/05
追加日:2021/05/01
鎌田東二
京都大学名誉教授

スサノオを触媒にしなければ男の神々は誕生していなかった

世界神話の中の古事記・日本書紀(4)スサノオの重要性

『古事記』『日本書紀』を細かくみていくと、どのような違いがあるのだろうか。『古事記』は国生み、国づくり、国譲り、国治めという流れで、いわゆる国家ができあがる物語だ。そうした物語の大きな流れは、『日本書紀』もおお...
収録日:2020/10/05
追加日:2021/04/24
鎌田東二
京都大学名誉教授

「平等」を基調にした社会主義・共産主義の失敗に学ぶ

独裁の世界史~ファシズム編(7)独裁の意味を問い直す

現代社会が直面する難問の多くは国境を越えたグローバルなものである。一国では対処できない問題にどう立ち向かうかということは、これまで考えてきた「独裁」とも密接に関わってくる。未来に向かうには、やはり過去を見つめる...
収録日:2020/01/30
追加日:2021/04/21
本村凌二
東京大学名誉教授

非常事態のときには独裁政を認めるべきなのか

独裁の世界史~ファシズム編(6)「デジタル独裁政」とどう向き合うか

独裁について考える上では、ヒトラーもそうだが、なぜそれが必然として起こったのかという問いから目を背けないことが重要である。かつてローマのシステムには独裁官と護民官があったが、現代の民主政下にそれに代わるものはな...
収録日:2020/01/30
追加日:2021/04/16
本村凌二
東京大学名誉教授

『日本書紀』に見る日本の忖度文化の原型

世界神話の中の古事記・日本書紀(3)談合の国の「史書」と「秘書」

オペラ的な物語性のある『古事記』に対し、記録的な性質の『日本書紀』。この『日本書紀』を見ていくと、さらに”日本らしさ“が浮かび上がってくる。鎌田東二氏が「日本の忖度文化の原型」「談合」と述べる『日本書紀』の性質と...
収録日:2020/10/05
追加日:2021/04/14
鎌田東二
京都大学名誉教授

大切なことは「社会実装」と「ネットワーキング」

東大を人と人をつなぐ学びの場に(2)世界大学ランキング

 東京大学に入学する学生の質の高さには定評がある。また、2020年11月から2021年1月までの期間で行われた「赤門脇トイレ」デザインコンペティションでは、学生たちの素晴らしいアイディアが多数集まった。彼らを教室だけの秀才...
収録日:2021/03/17
追加日:2021/04/12
藤井輝夫
東京大学 総長

ヒトラーの特異性と「ゲルマン民族」優越論

独裁の世界史~ファシズム編(5)ヒトラーの独裁を許した背景

「独裁者」のステレオタイプといえばアドルフ・ヒトラーではないだろうか。激高しながら行う彼の独特な演説の原動力は劣等感であるとしばしば指摘される。彼が経済復興に尽力した頃、ドイツは国家全体が劣等感にさいなまれる状...
収録日:2020/01/30
追加日:2021/04/09
本村凌二
東京大学名誉教授

『古事記』と『日本書紀』の大きな違いは何か

世界神話の中の古事記・日本書紀(2)『古事記』と『日本書紀』の違い

人間と神との距離感が非常に近い日本神話。その日本神話の代表的なものが『古事記』『日本書紀』であるが、この2作は全く性質が異なるものだと鎌田東二氏は言う。『古事記』と『日本書紀』は、どのような点がどのように異なるの...
収録日:2020/10/05
追加日:2021/04/07
鎌田東二
京都大学名誉教授

イタリアとイギリスの違いは社会主義との共鳴、その有無

独裁の世界史~ファシズム編(4)ムッソリーニ以後のイタリア

ムッソリーニが台頭した理由の1つに、「非常時には独裁政にしてもいい」という古代ローマの伝統が影響していたことは間違いない。さらにイタリアの共和政の伝統のなかに社会主義と共鳴するものがあるために、第二次世界大戦後も...
収録日:2020/01/30
追加日:2021/04/02
本村凌二
東京大学名誉教授

世界神話の中での日本神話の特徴は「人間の格づけ」にある

世界神話の中の古事記・日本書紀(1)人間の位置づけ

日本神話の特徴とはいったい何だろうか。世界神話と比べた際にもっとも大きな違いは、「人間の格づけ」である。では世界神話の中での人間の位置づけ、さらには日本神話の中での人間の位置づけは、どのようなものだろうか。(全9...
収録日:2020/10/05
追加日:2021/03/31
鎌田東二
京都大学名誉教授

ムッソリーニを「ドゥーチェ」と呼んだイタリア人の真意

独裁の世界史~ファシズム編(3)「ローマ帝国の再現」を求めたイタリア人

ファシズムは残虐な独裁の代名詞のように用いられているが、「共和政ファシズム」のようなニュートラルな捉え方も不可能ではない。「ローマ帝国の再現」を市民に夢見させた「ドゥーチェ」ムッソリーニは、類いまれな演出家であ...
収録日:2020/01/30
追加日:2021/03/26
本村凌二
東京大学名誉教授

デジタル庁新設と2050年脱炭素化――菅政権の構造改革に迫る

2021年激変する世界と日本の針路(9)安倍政権から菅政権へ、その政策と課題

デジタル庁新設、グリーン成長戦略、RCEP参加など積極的に政策を進める菅政権だが、発足当初高かった支持率はコロナ禍での対応の迷走と混乱で急落。はたして回復の糸口はどこにあるのか。また、日本には米中対立の狭間で大事な...
収録日:2021/02/02
追加日:2021/03/20
島田晴雄
慶應義塾大学名誉教授

2000年の歴史をうまく利用したムッソリーニの独裁

独裁の世界史~ファシズム編(2)ファッショとローマの栄光

ファシズムの語源は、古代ローマの「ファスケス」という権力の象徴である斧の周りに木の棒を束ねたものだという。ムッソリーニの手法にはこの古代ローマを意識したものが多く、第一次大戦の敗戦による多額の賠償で意気沮喪して...
収録日:2020/01/30
追加日:2021/03/19
本村凌二
東京大学名誉教授

コロナ禍での世界的な株価高騰、その背景と今後の課題

2021年激変する世界と日本の針路(8)世界経済の動向

コロナ禍の世界経済はどうなっているのか。世界的な株価高騰の背景には、アメリカの政権交代、コロナワクチンの開発、またコロナ対策としての金融緩和などが挙げられるが、実体経済と大きく乖離していることは事実。バイデン政...
収録日:2021/02/02
追加日:2021/03/13
島田晴雄
慶應義塾大学名誉教授

Brexit、復興基金、グリーンディール――欧州の現在地と針路

2021年激変する世界と日本の針路(7)EUの試練と取り組み

Brexit問題は今、どうなっているのか。2020年1月末、EUから正式に離脱したイギリスは同年3月、FTA交渉開始。交渉は難航し、合意なき離脱のリスクも高まったが、紆余曲折の末、イギリスとEUは通商協定で一応の合意成立。その背景...
収録日:2021/02/02
追加日:2021/03/13
島田晴雄
慶應義塾大学名誉教授

ムッソリーニが社会主義者からファシストへと転身した理由

独裁の世界史~ファシズム編(1)イタリア統一とムッソリーニ登場

近現代の独裁者といえば、ファシスト党を率いたムッソリーニの存在は欠かせない。当時のイタリアは、ドイツや日本同様「遅れてきた帝国主義国家」として強い指導者を求めていた。だが、ムッソリーニの政治的出発は社会主義者と...
収録日:2020/01/30
追加日:2021/03/12
本村凌二
東京大学名誉教授

「IT巨人企業」による情報革命の衝撃と影響

2021年激変する世界と日本の針路(6)「IT巨人企業」の興隆と問題

世界の動きの中でもう一つ注意しておかなければいけないのは、情報技術の急速な発展と、「IT巨人企業」と呼ばれるGAFAなどが大変大きな力を持ってきているということだ。その拠点ともいえるのがシリコンバレーだが、そこではど...
収録日:2021/02/02
追加日:2021/03/06
島田晴雄
慶應義塾大学名誉教授

「戦狼外交」――中国が香港・台湾に強硬な姿勢を取る理由

2021年激変する世界と日本の針路(5)中国の国家目標と戦略

政権掌握以来、「中国夢」を唱える習近平主席。「中国はアヘン戦争以来170年の屈辱の歴史を乗り越え、世界の強国になるのだ」と国民を鼓舞する。では彼が押し進める強国化戦略とは何か。また、中国の情報化戦略や覇権志向など、...
収録日:2021/02/02
追加日:2021/03/06
島田晴雄
慶應義塾大学名誉教授

ユーラシアの西と東で違いを見せる「独裁」のすがた

独裁の世界史~ソ連編(4)スターリンの負の遺産

スターリンやヒトラーのように過激な独裁はその後、中国の文化大革命やカンボジアのポル・ポト政権に引き継がれた感も否めない。そのような独裁を生む背景にはどのようなものがあるのだろうか。話はユーラシアの東西での違いに...
収録日:2020/01/30
追加日:2021/03/05
本村凌二
東京大学名誉教授

バイデン政権で対立が激化した米中関係はどう変わるのか

2021年激変する世界と日本の針路(4)米中対立の展開と展望

ここ数年で深刻化している米中対立について、これまでの経緯を踏まえ考えていく。トランプ政権時、アメリカは重商主義を掲げ、対中追加関税の波状攻撃を進めていくが、この米中貿易摩擦の影響は世界経済全体へと広がっていくこ...
収録日:2021/02/02
追加日:2021/02/27
島田晴雄
慶應義塾大学名誉教授

「バイデノミクス」バイデン政権の公約実現の可能性を問う

2021年激変する世界と日本の針路(3)バイデン政権の公約と課題

「バイデノミクス」と呼ばれるコロナ禍での経済立て直し策をはじめ、国際強調路線への転換、中国対策など、バイデン氏は選挙前にいろいろ公約を掲げているが、はたしてその実現の可能性はどれくらいあるのか。公約を実現できな...
収録日:2021/02/02
追加日:2021/02/27
島田晴雄
慶應義塾大学名誉教授

スターリン政権における独裁の本質はどこにあったのか

独裁の世界史~ソ連編(3)スターリンの時代

レーニンが没すると、トロツキーとの後継者争いにスターリンが勝利し、「5ヶ年計画」とともに大粛清と飢餓輸出が始まる。数百万人が犠牲になったとされる粛清は、革命のためというよりスターリンという独裁者自身の性格に由来し...
収録日:2020/01/30
追加日:2021/02/26
本村凌二
東京大学名誉教授

バイデンの勝利とトランプの抵抗の経過を追う

2021年激変する世界と日本の針路(2)アメリカ大統領選と新大統領選出

世界中をゆさぶる大変動があった2020年、アメリカでは大統領選挙が行われた。トランプ氏とバイデン氏による熾烈な選挙戦が繰り広げられたが、選挙人投票でバイデン氏の勝利が確定。それを認めないトランプ支持者は2021年1月、議...
収録日:2021/02/02
追加日:2021/02/20
島田晴雄
慶應義塾大学名誉教授

2021年世界と日本の安定回復へ鍵となる7つの焦点

2021年激変する世界と日本の針路(1)7つの焦点とコロナパンデミック

2021年、世界は昨年(2020年)に続きコロナ禍に見舞われ、ますます混乱している。はたして今後、安定した社会へと回復することはできるのか。今回のシリーズ講義では、コロナ(CV)パンデミック、アメリカ、中国、巨大IT産業、B...
収録日:2021/02/02
追加日:2021/02/20
島田晴雄
慶應義塾大学名誉教授

ロシア革命を共和政的に行うことは可能だったのか

独裁の世界史~ソ連編(2)レーニンのリーダーシップ

革命は社会正義実現のために行われるが、その達成には幾多の困難が伴う。ロシア革命の場合は、「世界同時革命か、一国社会主義か」が岐路となったが、そうした中、レーニンはリーダーとしてあり方をどう考えていたのか。また、...
収録日:2020/01/30
追加日:2021/02/19
本村凌二
東京大学名誉教授

革命運動で兄を失ったレーニンの情念と精神的強さ

独裁の世界史~ソ連編(1)ロシア革命とレーニン

1917年のロシア革命から百年以上がたつ。史上初の社会主義国家ソビエト連邦は、第二次大戦後アメリカの率いる資本主義陣営と勢力を二分した。革命の指導者だったレーニン、その後に続くスターリンは独裁史上、いかなる役割を担...
収録日:2020/01/30
追加日:2021/02/12
本村凌二
東京大学名誉教授

オリンピックで勝つのが一番難しいのは最初でも最後でもない

本番に向けた「心と身体の整え方」(4)世界という舞台で力を出すために

オリンピックで勝つのが一番難しいのは“ちょっと知ってしまった”あとだという。よく分からない世界を一度知ってしまったので、元にはもう戻れない。だから知り尽くすしかない。そのためにはとにかく自分と向き合うことが大事で...
収録日:2020/09/16
追加日:2021/02/09
為末大
一般社団法人アスリートソサエティ代表理事

二度の敗戦で見過ごされてきたドイツの「帝国性」への警告

独裁の世界史~ビスマルク編(3)終わらないドイツ「帝国」

歴史に"if"を持ち込むのはタブーだが、ドイツに共和政が根づいていたら、二度の世界大戦は避け得たかもしれない、と考えずにはいられない。一方で、敗戦を機にドイツの持つ「帝国性」が見過ごされてきたことも無視できない。ヨ...
収録日:2020/01/10
追加日:2021/02/05
本村凌二
東京大学名誉教授

ビスマルクが危惧していた皇帝ヴィルヘルム2世の資質

独裁の世界史~ビスマルク編(2)独裁者の資質とドイツの悲劇

プロイセン首相からドイツ帝国宰相へ、ビスマルクがヴィルヘルム1世を補佐した時代は、「ビスマルク時代」と呼ばれる。その手腕は特に外交面に名高く、ヨーロッパが共存する時代を築いた。しかし彼は、ヴィルヘルム2世の孫であ...
収録日:2020/01/10
追加日:2021/01/29
本村凌二
東京大学名誉教授

「雑菌のない世界」や「嫌なことのない組織」はつくれない

毒を食らえ(7)「消毒社会」は免疫力を失う

 昔の日本の子供たちは、たとえ破傷風のリスクがあろうと、恐れずに泥んこ遊びをしていた。また、現在、コロナ対策のために、どこもかしこも消毒をしているが、これが続いたら「免疫力」が落ちて、大変なことになりはしないか...
収録日:2020/10/13
追加日:2021/01/29

鉄血宰相ビスマルクが打ち出したのは「穏健な社会主義化」

独裁の世界史~ビスマルク編(1)ドイツ帝国の水先案内人

19世紀ヨーロッパを代表する政治家ビスマルク。しかし、その評価は「鉄血宰相」「誠実なる仲買人」「白色革命家」など、さまざまな異名に彩られ、真の姿が見えてこない。彼は果たしてドイツの独裁者だったのか。また、その政治...
収録日:2020/01/10
追加日:2021/01/22
本村凌二
東京大学名誉教授

『カラマーゾフの兄弟』の予言通りデジタル独裁へ進むのか

独裁の世界史~未来への提言編(10)もっと「マシなポピュリズム」へ

中国共産党がデジタル独裁の将来へ着々と進む中、自由主義・民主主義陣営は反撃のための模索を始めている。しかし、西洋はローマ法に基づき、中国は刑法を中心に発展してきた社会である。日本はその双方を理解することができる...
収録日:2020/08/07
追加日:2020/12/25
本村凌二
東京大学名誉教授

ローマの元老院も派閥政治だった?官邸主導の是非を問う

独裁の世界史~未来への提言編(9)ゲマインシャフトとゲゼルシャフトの問題

古代ローマやヴェネツィアでは独裁に対抗するための制度設計が進められた。一方、平成の政治改革は政治主導で、官邸機能の強化により派閥が解消された。それはゲゼルシャフトに対するゲマインシャフトの消滅を意味するのだろう...
収録日:2020/08/07
追加日:2020/12/25
本村凌二
東京大学名誉教授

コロナ禍で問われているのは「自由」という難しいテーマ

独裁の世界史~未来への提言編(8)「自由」と法のルール

コロナ禍で分からなくなってきていることの一つに、「自由」についての意識がある。私たちは基本的に自分の意志で自由に行動できるが、非常事態・緊急事態のときには、ある程度自分の自由を犠牲にしなければいけない。こうした...
収録日:2020/08/07
追加日:2020/12/18
本村凌二
東京大学名誉教授

「智名無く、勇功無し」――孫子に学ぶプロの世界のやり方

『孫子』を読む:形篇(3)プロとは何か

戦乱に明け暮れた孫子の時代おいて、戦いを極めるプロが存在していた。本当のプロなら、危うく勝つことはあり得なく、戦う前に勝っている状況をつくるのがプロのやり方である。よって、勝ったとしても「智名無く、勇功無し」、...
収録日:2020/02/25
追加日:2020/12/17
田口佳史
東洋思想研究者

リバウンドとリカバリー―コロナ禍の経済を考えるポイント

コロナ禍の世界経済とその行方(2)真のリカバリーのために

これからのマクロ経済を見るうえのポイントとして、現時点では起きていない金融危機に対して、今後も警戒をゆるめることはできないだろうと伊藤氏は言う。非常に不安定な金融状況にあることは事実だからだ。また、コロナ以前か...
収録日:2020/10/27
追加日:2020/12/14
伊藤元重
東京大学名誉教授

「父祖の遺風」が教えてくれる国を守る気概と歴史的教訓

独裁の世界史~未来への提言編(7)国を守る気概と歴史意識の構築

歴史上、成功した世界の指導者には「父祖の遺風」を守るという共通項があった。日本の「憲法9条」問題もそうした歴史的視座から捉えると、「国を守る気概」という重要な見方が浮かび上がってくる。かつてそれがない国を他国が救...
収録日:2020/08/07
追加日:2020/12/11
本村凌二
東京大学名誉教授

コロナ発生から半年以上、良いニュースと悪いニュースとは

コロナ禍の世界経済とその行方(1)コロナ危機と二つのニュース

コロナ禍において世界の中央銀行や各国政府は、人々の生活を支えるため必死の努力をしてきた。こうした状況が続く中、世界経済にとって良いニュースと悪いニュースが1つずつあると伊藤氏は言う。それぞれどのようなことなのか。...
収録日:2020/10/27
追加日:2020/12/07
伊藤元重
東京大学名誉教授

独裁も共和政も経験していない日本の取るべき道

独裁の世界史~未来への提言編(6)指導者としての教養とカリスマ性

かつて独裁政が強固だった欧米では、集団合議体制としての共和政の必要性が古くから認められてきた。一方、われわれはそうした歴史的経験を持っていない。世界的に民主主義についてのマイナス面が浮上している昨今、日本はそれ...
収録日:2020/08/07
追加日:2020/12/04
本村凌二
東京大学名誉教授

欧米の伝統に学ぶ「反独裁政」意識と集団合議制の重要性

独裁の世界史~未来への提言編(5)「独裁政は悪」という認識

「独裁政は基本的に悪いことだ」という認識を持っていることが大事であると本村凌二氏は言う。なぜなら、独裁者は独裁権力をなるべく持続させるため、それを阻もうとする者たちを退けようとして手段を選ばないからである。その...
収録日:2020/08/07
追加日:2020/11/27
本村凌二
東京大学名誉教授

緊急事態における「独裁的な要素」はどこまで必要か

独裁の世界史~未来への提言編(4)緊急事態と独裁

新型コロナウイルスが世界に蔓延する現在、各国政府の危機管理の方法が問われている。初動対応、平時の備え、そして政府に対する信頼感。感染封じ込め対策についてはアジアと欧米の温度差を感じる場面も多く、「独裁」の意味や...
収録日:2020/08/07
追加日:2020/11/20
本村凌二
東京大学名誉教授

共和政の意味を江戸幕府とローマ元老院の違いから理解する

独裁の世界史~未来への提言編(3)共和政とは何か

独裁、共和政、民主政と並べたとき、日本人にとって理解しづらいのは共和政である。共和政は寡頭政や貴族政に近く、独裁に対して、ある種集団で政治を運営する形が欧米人の考えに基づく共和政だと本村氏は言う。そこで、われわ...
収録日:2020/08/07
追加日:2020/11/13
本村凌二
東京大学名誉教授

近代人の自由と古代人の自由ではどんな違いがあるのか

独裁の世界史~未来への提言編(2)代議制によって生まれた自由

古代では「奴隷でない」ことが自由であり、非常時は為政者の意向に従う必要があった。近代人の自由は、より範囲が広い。だからこそコロナ禍において、われわれは不当に抑圧されている感覚を免れない。だが、そもそも「ホモ・ル...
収録日:2020/08/07
追加日:2020/11/06
本村凌二
東京大学名誉教授

独裁・共和政・民主政――繰り返されてきた世界の歴史

独裁の世界史~未来への提言編(1)国家の三つの要素

古代ギリシアに始まった「独裁の世界史」シリーズは、独裁・共和政・民主政の違いを主要なテーマとして、その後、ローマ、ヴェネツィア、フランス革命と解説を進めてきた。ここで、いったん現代に立ち返り、これまでの講義を振...
収録日:2020/08/07
追加日:2020/10/30
本村凌二
東京大学名誉教授

ド・ゴールの故事に倣い、日本の姿勢を明確にすべき

歴史から見た中国と世界の関係(10)日本が取るべき選択とは

日本が今、参考にすべきはフランスのド・ゴール大統領の発言ではないだろうか。当時、アメリカと国益をめぐって衝突していたフランスだが、キューバ危機が起こると真っ先に「徹頭徹尾アメリカを支持する」と立場を鮮明にした。...
収録日:2020/08/21
追加日:2020/10/26
中西輝政
京都大学名誉教授

日清戦争後の三国干渉以来、日本に難しい選択を迫る米中対立

歴史から見た中国と世界の関係(9)米中対立の行方~3つのシナリオ~

今後の米中対立は3つのシナリオが考えられる。1つ目はアメリカの勝利。2つ目は中国が世界大国になる。3つ目は米中とも疲弊して、多極世界が生まれる。日本にとってどれが望ましいかを考え、優先順位や戦略目標を決めることが重...
収録日:2020/08/21
追加日:2020/10/26
中西輝政
京都大学名誉教授

『ビジュアルマップ大図鑑 世界史』で一生モノの教養を学ぶ

独裁の世界史~番外編:世界史を一気通貫で見渡せる本

「独裁」をキーワードとして動画で世界史を一気通貫するのが本シリーズ講義だが、図版や地図を中心としたビジュアルと分かりやすい解説で人類史ともいえる世界の歴史を一気通貫できるのが、『ビジュアルマップ大図鑑 世界史』で...
収録日:2020/08/07
追加日:2020/10/23
本村凌二
東京大学名誉教授

フランス革命が後の時代に残した「国民国家」という考え方

独裁の世界史~フランス革命編(7)「国民国家」の誕生

フランス革命史を振り返ると、絶対王政を振り出しに、ロベスピエールの革命政府、ナポレオンの帝政と形を変えながら、「民主」の動きが「独裁」へ移行したのが分かる。それは収縮・拡張を繰り返す心臓の拍動のように必然的なも...
収録日:2020/01/10
追加日:2020/10/23
本村凌二
東京大学名誉教授

トランプ政権の地政学的アプローチの中心は「国家防衛戦略」

米国の対中政策~戦略の現状と課題(2)トランプ大統領の世界観

「世界はグローバルなコミュニティーである」というのがオバマ政権の世界観だったが、トランプ氏のそれは「対立者同士が競うアリーナだ」というものだ。絶対的平和主義を旨としてきた日本人にはややもすると衝撃的なその世界観...
収録日:2020/10/07
追加日:2020/10/20
吉田正紀
元海上自衛隊佐世保地方総監

プーチンが模索しているロシア外交の「息継ぎ戦略」とは

歴史から見た中国と世界の関係(8)中国に接近するロシアの意図

反中路線を取る国々が増える中、最も態度がはっきりしないのがロシアである。基本的に中ロ同盟は結束を強め、香港国家安全維持法への非難決議に対してもロシアは反対の立場を取った。とはいえ中国と何千キロも国境を接するロシ...
収録日:2020/08/21
追加日:2020/10/19
中西輝政
京都大学名誉教授

米中関係の今後における3つの誤謬と中独関係の行方

歴史から見た中国と世界の関係(7)ドイツの親中路線は変わるか

日中戦争の時代、蒋介石に軍事顧問を送るなど、中国と独特の関係にあるドイツだが、やはり対中政策が変わりつつある。中でもマース外相は、「中国の側に立ってものを言うことはできない」といった発言をしている。メルケル首相...
収録日:2020/08/21
追加日:2020/10/19
中西輝政
京都大学名誉教授

ナポレオンが革命理念を広めようとしたのは何のためか

独裁の世界史~フランス革命編(6)皇帝ナポレオンによる独裁

全ヨーロッパを駆け抜けたナポレオンの評価は、英雄から人非人まで大きく分かれる。フランス革命の時流に乗って皇帝に上り詰めた彼が杖としたのは革命理念だったが、実際にはヨーロッパ全土にナショナリズムが鼓舞され、自身の...
収録日:2020/01/10
追加日:2020/10/16
本村凌二
東京大学名誉教授

反中外交に大転換、インドへの接近を始めたオーストラリア

歴史から見た中国と世界の関係(6)豪・印が対中国強硬路線へ

オーストラリアもコロナによって、親中路線から反中外交に大転換した。中国から「オーストラリアからの食肉の輸入禁止」などの強い措置を取られても、いっさいへこまなかった。さらに長年、仲が良くなかったインドとの接近も始...
収録日:2020/08/21
追加日:2020/10/12
中西輝政
京都大学名誉教授

イギリスをはじめとするアングロ圏で急速に進む中国離れ

歴史から見た中国と世界の関係(5)イギリスの中国離れとインテリジェンス

イギリスも2020年に入って、それまで親中だったスタンスを大きく変えた。コロナの影響に加え、香港国家安全維持法によって、かつての宗主国だった香港のプライドが踏みにじられた。ファーウェイ製品についても、2020年1月までは...
収録日:2020/08/21
追加日:2020/10/12
中西輝政
京都大学名誉教授

デルフォイの神託とギリシア悲劇が伝える歴史的教訓

独裁の世界史~フランス革命編(5)歴史の宿命に学ぶ

「歴史は繰り返す」というが、理想から出発したはずの多くの革命は先鋭化して自国民の間に悲劇を招く。そうならないために、デルフォイの神託は「汝自身を知れ」と「中庸」を、そしてギリシア悲劇は「傲慢」の戒めを人々に与え...
収録日:2020/01/10
追加日:2020/10/09
本村凌二
東京大学名誉教授

世界仏教と比較した場合、日本仏教の大きな特徴は三つある

【入門】日本仏教の名僧・名著~総論(3)日本仏教と世界仏教

仏教は言うまでもなく世界宗教の一つだが、日本仏教は世界のそれとは様相が違うといわれる。仏教学者・中村元氏の研究で明らかになった主な特徴は三つ数えられる。「出世間を重視しない」「戒律を重視しない」「仏教論理学に頼...
収録日:2020/08/20
追加日:2020/10/08
賴住光子
東京大学大学院人文社会系研究科・文学部倫理学研究室教授

「ポイント・オブ・ノー・リターン」を通り過ぎた米中関係

歴史から見た中国と世界の関係(4)対中戦略の大転換を図るアメリカ

2008年のリーマンショックで、15兆元もの大々的な景気対策を行った中国をアメリカは「世界経済の救世主」と持ち上げ、「世界の繁栄と安定のためのパートナー」とさえ思うようになる。オバマ政権までそうした流れできたが、トラ...
収録日:2020/08/21
追加日:2020/10/05
中西輝政
京都大学名誉教授

アメリカの過ちは冷戦の勝利で中国に幻想を抱いたこと

歴史から見た中国と世界の関係(3)戦後の中国に夢を抱いたアメリカ

第二次世界大戦での国民党の態度に幻滅したアメリカは、清廉潔白な共産党こそ民主主義の担い手という新たな夢を見る。ところが国民党との戦いに勝利した共産党政権はソ連に接近し、アメリカは中国を徹底的に敵対視する。その後...
収録日:2020/08/21
追加日:2020/10/05
中西輝政
京都大学名誉教授

『イリアス』の主人公アキレウスの怒りは何を意味するのか

「ホメロス叙事詩」を読むために(4)『イリアス』の世界ーその2

『イリアス』の物語では、人間同士と同様に神々も戦っている。実際に手出しをすることはないが、大事な場面で贔屓の側につき、相手を騙しにかかるのだ。混戦状態に陥った持久戦は、アキレウスとヘクトルという両英雄の戦いで決...
収録日:2020/07/03
追加日:2020/10/04
納富信留
東京大学大学院人文社会系研究科教授

コロナ禍のイランに「イスラム革命の輸出」をする余裕はない

イスラム世界におけるコロナ問題(4)イランの取るべき道

コロナ禍にあるイラン政府がなすべき優先順位の第一は、経済対策とコロナ対策の両立である。シリアやイエメン、あるいはレバノンにおいて革命防衛隊が展開しているようなイランによる「イスラム革命の輸出」に大きなエネルギー...
収録日:2020/08/04
追加日:2020/10/03
山内昌之
東京大学名誉教授

フランス革命のモデルは古代ローマにあった

独裁の世界史~フランス革命編(4)古代ローマがお手本

全ての枠組みを変えようとしたフランス革命にも、お手本はあった。恐怖政治のロベスピエールはカエサルの真似をした節があるし、「コンスル」など、共和政から帝政への移行を象徴する名前を積極的に用いている。だが、最も大き...
収録日:2020/01/10
追加日:2020/10/02
本村凌二
東京大学名誉教授

世界文学の歴史に大きな影響を与えた「デフォーのついた嘘」

『ロビンソン・クルーソー』とは何か(5)ロビンソンのリアリズム

『ロビンソン・クルーソー』の著者ダニエル・デフォーが求めたのは整合性や一貫性でなく、人間や世界の矛盾だった。そこに新時代のリアルが生まれ、引き継がれていったわけだが、なかでも論争を呼んだのが「足跡」をめぐる回収...
収録日:2020/07/22
追加日:2020/09/29
武田将明
東京大学総合文化研究科言語情報科学専攻准教授

日本人に理解しにくいのは米中の裏にある「机の下の関係」

歴史から見た中国と世界の関係(2)200年以上の歴史を持つ米中関係

アメリカと中国の関係は、ある意味アメリカと日本よりも親密である。アメリカは独立以前から、中国と貿易関係にあった。またアヘン戦争後はアメリカも中国にアヘンを売っていた。さらに辛亥革命で清朝が倒れると、中華民国を民...
収録日:2020/08/21
追加日:2020/09/28
中西輝政
京都大学名誉教授

劇的な米中対立の深まりには大統領選挙より大きな要因がある

歴史から見た中国と世界の関係(1)コロナ後の米中関係はどうなっているか

2020年は米中関係にとって非常に決定的な曲がり角の年である。11月のアメリカ大統領選挙に注目が集まるが、新型コロナウイルスの発生源とされる中国への不信感に加え、香港国家安全維持法の制定も看過できない問題である。コロ...
収録日:2020/08/21
追加日:2020/09/28
中西輝政
京都大学名誉教授

戦争叙事詩『イリアス』は人類の知恵が凝縮された作品

「ホメロス叙事詩」を読むために(4)『イリアス』の世界ーその1

戦争叙事詩『イリアス』の魅力は、ドラマチックな攻防を描く点だけではない。エンターテインメントでもあれば学びでもあり、人類の知恵が凝縮された作品である。その構成の妙は、10年間の長い戦争のなか、英雄アキレウスが「怒...
収録日:2020/07/03
追加日:2020/09/27
納富信留
東京大学大学院人文社会系研究科教授

コロナを逆手に取ってアメリカを悪者にするイランの強かさ

イスラム世界におけるコロナ問題(3)アメリカ批判のイラン外交と政府の責任

イランのハーメニー最高指導者は、感染拡大はアメリカによる医療テロが原因だと発言している。確かに、アメリカの数々の制裁がイランの外貨獲得を困難にし、医療崩壊を招いたことは否めない。しかし、感染拡大の根本的な原因は...
収録日:2020/08/04
追加日:2020/09/26
山内昌之
東京大学名誉教授

フランス革命期における急進派の動きは歴史的必然なのか

独裁の世界史~フランス革命編(3)革命はなぜ急進的になるのか

ルイ16世のパリ脱出は、国民を失望させる。革命派は、諸外国の干渉をはねのけようと「革命戦争」を起こすが、失敗。この間にも王家と諸外国の内通が疑われ、王政廃止と国王夫妻の処刑が断行される。 革命プロセスが先鋭化するの...
収録日:2020/01/10
追加日:2020/09/25
本村凌二
東京大学名誉教授

イランに中東最大のコロナ感染拡大をもたらした理由とは

イスラム世界におけるコロナ問題(2)後手に回ったイランのコロナ対策

イランは2020年4月にコロナウイルスの感染拡大が収束したとして、経済および宗教活動の再開に踏み切った。宗教界にも配慮してのことだが、その結果感染再爆発を招いてしまった。イラン政府の公式見解は「感染拡大はアメリカの経...
収録日:2020/08/04
追加日:2020/09/19
山内昌之
東京大学名誉教授

ルイ16世が亡命しなければ世界史は大きく変わっていた!?

独裁の世界史~フランス革命編(2)ルイ16世と徳川慶喜の違い

フランス革命の流れを変えた瞬間の一つに、ルイ16世の「ヴァレンヌ逃亡事件」がある。革命の急進化に不安を抱いた国王一家は、これで民衆を敵に回してしまうのだ。この行為は「大政奉還」をした徳川慶喜が大坂城を後にしたのと...
収録日:2020/01/10
追加日:2020/09/18
本村凌二
東京大学名誉教授

幸せも不幸せも伝染する――幸せの輪を広げて世界平和へ

「心から幸せになるためのメカニズム」を学ぶ(7)幸福度を高める方法

幸福度はどうすれば高めることができるのか。その方法として、4つの因子を意識するといいのだが、それぞれ些細なことでも少しずつ積み重ねていくことが大事だ。また、つらいときには「メタ認知」を行うといい。自分を上から見る...
収録日:2020/07/01
追加日:2020/09/15
前野隆司
慶應義塾大学大学院システムデザイン・マネジメント研究科教授

サウジのインバウンド消費に影響を与えたコロナ19感染拡大

イスラム世界におけるコロナ問題(1)サウジアラビアのコロナ対策

山内昌之氏が中東、イスラム世界におけるコロナ問題について解説する。コロナウィルスはイスラム諸国にも深刻な影響を及ぼしている。サウジアラビアはハッジ(メッカ大巡礼)と犠牲祭の規模を縮小した。イスラムの重要な行事の...
収録日:2020/08/04
追加日:2020/09/12
山内昌之
東京大学名誉教授

フランス革命を考える上で鍵となるのはルイ14世と啓蒙思想

独裁の世界史~フランス革命編(1)絶対王政からブルジョアジーへ

18世紀末の世界を揺るがせたフランス革命を取り上げる今回の「独裁の世界史」シリーズ講義。封建的な身分や領主を一掃し、市民(ブルジョア)が力を握る革命は、流血の惨事も続々と招く。この歴史は、「独裁政」という観点から...
収録日:2020/01/10
追加日:2020/09/11
本村凌二
東京大学名誉教授

あのまま存命なら「原・ハーディング」ディールの可能性も

ハーディングとトランプ~100年前の米大統領選を読む(4)新世界としてのアメリカ

およそ100年前のアメリカの大転換は、大英帝国的な国際協調主義を取るウィルソン大統領の姿勢に反発し、ヨーロッパとは異なるアメリカという自己意識を追求する人々に呼応する形で生まれた。この転換は、現代アメリカの姿勢にも...
収録日:2020/06/11
追加日:2020/09/10
東秀敏
米国安全保障企画研究員

世界にダークエイジの到来を阻止するため重要な5つの対策

コロナパンデミックと闘う世界と今後の課題(12)新たな世界構築のために

世界は現在ダークエイジに進む流れがある中、これを阻止するため、われわれは何をしていけば良いのか。島田晴雄氏は5つの提案をして、シリーズ講義を締めくくる。その中でも最も重要なのは、医療安全保障の国際協力だという。具...
収録日:2020/07/16
追加日:2020/09/05
島田晴雄
慶應義塾大学名誉教授

新型コロナの影響で米中関係は史上最悪といわれている

コロナパンデミックと闘う世界と今後の課題(11)米中対立の先鋭化とそのリスク

新型コロナウイルスの感染拡大は、米中対立を先鋭化させた。中国では強権的な対応によってすぐに感染拡大を抑え、世界各国にその成果を喧伝したが、アメリカはそうした中国の対応に対する非難を強める。また、コロナ対策として...
収録日:2020/07/16
追加日:2020/09/05
島田晴雄
慶應義塾大学名誉教授

新型コロナの感染拡大前に起こっていたDX革命と米中対立

コロナパンデミックと闘う世界と今後の課題(10)技術革新と米中対立

20世紀後半のアメリカで始まったデジタルトランスフォーメーション(DX)は、現代社会の急速な転換に一役買っている。中国でも鄧小平以降の改革開放政策が実を結び、習近平体勢は世界の大国としての振る舞いを強化しつつある。...
収録日:2020/07/16
追加日:2020/09/02
島田晴雄
慶應義塾大学名誉教授

世界的大変化の潮流からコロナパンデミック後の世界を考える

コロナパンデミックと闘う世界と今後の課題(9)アメリカ中心の戦後体制の変化

コロナパンデミックの影響を考えるにあたって、それ以前の国際状況の変化を正しく認識する必要がある。そこには大変化の潮流が4つあり、一つ目は、アメリカを中心とした戦後の政治経済体制が揺らぎつつあるということである。か...
収録日:2020/07/16
追加日:2020/09/02
島田晴雄
慶應義塾大学名誉教授

スペイン風邪によって世界中に生まれた社会変革の波

コロナパンデミックと闘う世界と今後の課題(8)スペイン風邪とその影響

世界における感染症の歴史的経験の2つ目として、スペイン風邪を取り上げる。第一次世界大戦で疲弊した各国を襲ったスペイン風邪は、ヨーロッパだけではなくアメリカや日本など世界各国で大きな被害をもたらした。日本ではスペイ...
収録日:2020/07/16
追加日:2020/08/30
島田晴雄
慶應義塾大学名誉教授

歴史に学ぶパンデミックによる世界の大変化

コロナパンデミックと闘う世界と今後の課題(7)ペストと世界の大変化

歴史を紐解いてみると、現在の新型コロナウイルスと似た感染症として14世紀のペストと100年前のスペイン風邪が挙げられる。ペストは都市化の進展とともに現れ、主にヨーロッパで猛威を振るった。その結果、農奴制の解体やカトリ...
収録日:2020/07/16
追加日:2020/08/30
島田晴雄
慶應義塾大学名誉教授

世界経済は「大封鎖」――大恐慌以来の景気後退もとIMF警告

コロナパンデミックと闘う世界と今後の課題(6)ワクチン開発の長期化とIMFの経済予測

コロナウイルスには頻繁に変異が起こりやすいという特徴があるため、このウイルスに対処するためのワクチンを開発・製造するのは非常に難しい。こうした対応の難しさもあり、予期せぬ感染拡大を招き、IMFも景気後退に関して当初...
収録日:2020/07/16
追加日:2020/08/30
島田晴雄
慶應義塾大学名誉教授

新興国、途上国、貧困国での感染拡大が世界に与える影響

コロナパンデミックと闘う世界と今後の課題(5)新興国・途上国・貧困国の現実

先進国における感染拡大を経て、2020年7月現在の感染拡大の中心は新興国、途上国、貧困国へと移った。これらの国々はインフラが整っていないため、ウイルスの感染拡大に対して効果的な対応が取れていない。また、経済的な打撃も...
収録日:2020/07/16
追加日:2020/08/28
島田晴雄
慶應義塾大学名誉教授

再感染を防ぐために世界で進められている3つの対策

コロナパンデミックと闘う世界と今後の課題(4)再感染防止への各種対策

再感染の拡大を防ぐために、さまざまな対策が各国で取られている。検査体制の拡充や、接触を記録するアプリの開発、新たな治療薬の開発など、さまざまな分野で急ピッチの開発が進められている。とりわけワクチンの開発は非常に...
収録日:2020/07/16
追加日:2020/08/28
島田晴雄
慶應義塾大学名誉教授

世界最悪の感染拡大が進むアメリカの状況を確認する

コロナパンデミックと闘う世界と今後の課題(3)経済活動再開と第二波

コロナウイルス対策としての活動制限が各国の経済に与えた打撃は深刻だったため、各国政府は感染拡大が落ち着いてくると迅速に経済活動の再開に尽力した。しかし、その結果再度コロナウイルスの感染拡大が広まりつつあり、感染...
収録日:2020/07/16
追加日:2020/08/28
島田晴雄
慶應義塾大学名誉教授

コロナの影響で世界的に財政の累積負債は急増、最悪は日本

コロナパンデミックと闘う世界と今後の課題(2)感染防止と経済政策

感染拡大を抑えるにはワクチンの開発が不可欠だが、それには長い時間がかかる。その間に経済に深刻なダメージが出ないように、各国はさまざまな金融政策を採っている。アメリカの連邦準備制度やEUは積極的な財政支援策に乗り出...
収録日:2020/07/16
追加日:2020/08/25
島田晴雄
慶應義塾大学名誉教授

コロナパンデミックから世界を再構築するための5つの提案

コロナパンデミックと闘う世界と今後の課題(1)コロナ以前・以降の世界を俯瞰する

2019年11月に初めての感染者が出てから、瞬く間に世界全体に広がっていった新型コロナウイルス。感染拡大の状況を踏まえて、これからの世界が向かうべき方向性を提示する。今回のシリーズでは、7月配信のシリーズ講義「コロナ禍...
収録日:2020/07/16
追加日:2020/08/25
島田晴雄
慶應義塾大学名誉教授

世界共通なのは、「年功序列」ではなく「成果序列」

『還暦からの底力』に学ぶ人生100年時代の生き方(3)「年齢フリー」の社会にする

人間にとって一番怖いのは、分からないということだ。若いときは分からないことも多いが、人生を半分走ってきた60歳はその分、世の中のことが分かっているから、何事にも上手に対応できるだろうし、チャレンジもしやすい。そこ...
収録日:2020/06/30
追加日:2020/08/15
出口治明
立命館アジア太平洋大学(APU)学長

「アジャイル」は新型コロナ問題の重要なキーワード

新型コロナ問題の現在地とこれからの課題(1)全世界比較と日本

2019年末に端を発した新型コロナウイルス問題は、全世界に感染が拡大し、深刻な影響を与えている。これまでにさまざまな知見が蓄積されてきたが、同時にまだ解決されていない課題も山積している。この両面について、およそ半年...
収録日:2020/07/16
追加日:2020/08/08

「100年戦争」と考えて戦争に突入した日本の現実

戦前日本の「未完のファシズム」と現代(8)満州事変と世界大恐慌

日本の陸軍は第二次世界大戦を「100年戦争」であると見なした。勝てる見込みは少なかったにもかかわらず、天皇と国民の一体性という精神主義によって、総力戦になだれこんでいった。石原莞爾が満州事変を起こした時に描いたスト...
収録日:2020/02/26
追加日:2020/08/04
片山杜秀
慶應義塾大学法学部教授

インドは世界の指導国となる資格はあるか

躍進するインドIT産業の可能性と課題(7)三大大国への道

ネルーが確立した非同盟主義と社会主義計画経済は、時代の流れの中で見直されることとなった。ソ連解体と冷戦崩壊がその流れを加速させ、1990年代以降高い経済成長率を維持する経済大国としての地位を固めてきた。その人口構造...
収録日:2020/04/07
追加日:2020/07/17
島田晴雄
慶應義塾大学名誉教授

日露戦争から第一次大戦にかけて大変化した世界の戦争形態

戦前日本の「未完のファシズム」と現代(5)戦争形態の転換

工業力と科学力に限界を感じ始めた日本の転機になったのは、日露戦争から第一次世界大戦にかけて戦争形態が大きく変化したことである。工業力に加え、経済力も強い国が軍隊の強い国だというのが、新しい常識となった。(2020年2...
収録日:2020/02/26
追加日:2020/07/14
片山杜秀
慶應義塾大学法学部教授

コロナ克服のためには「夢のある」経済システムの構想が必要

コロナ禍で揺れる世界経済の行方(9)今後の課題

新型コロナウイルス感染と世界経済を総括してきたが、今後の対策はどうあるべきだろうか。「感染対策か、経済回復か」は二者択一できないし、第二波への備えも喫緊の課題だ。各国政府の莫大な財政支出の膨張も頭の痛い問題だが...
収録日:2020/06/15
追加日:2020/07/14
島田晴雄
慶應義塾大学名誉教授