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「インド」の検索結果

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なぜウクライナに侵攻?弱小国を狙ってきたロシアの歴史

歴史から考える「ロシアの戦略」(1)ロシアの基本戦略と行動

ロシアの行動を予見するためには、ロシアの歴史をひもとき、その行動パターンや基本戦略を知っておくことが重要である。ロシアの歴史を振り返ると、実はこれまでターゲットにしてきたのは強国・大国ではなく、弱小国であること...
収録日:2024/01/18
追加日:2024/02/19
山添博史
防衛研究所 地域研究部 米欧ロシア研究室長

インドはなぜ急激に発展したのか?2つの大きな理由

グローバル・サウスは世界をどう変えるか(2)躍進するインドの歴史

グローバル・サウスの盟主を自認するインドは、2023年に人口で中国を抜き世界最多となった。中進国にもかかわらずIT産業は飛躍的に発展し、世界の関心を集めている。しかし、インドに限らず多くのグローバル・サウスの国々は欧...
収録日:2024/02/14
追加日:2024/04/10
島田晴雄
慶應義塾大学名誉教授

岡倉天心の『茶の本』…世界に向けた日本伝統文化の発信

岡倉天心『茶の本』と日本文化(1)岡倉天心の生涯

東京女子大学名誉教授の大久保喬樹氏が明治の美術運動家・岡倉天心の世界観、自然観を『茶の本』を通して解説する。天心は、幼少期より外国文化をたしなむ一方で、日本の伝統文化の重要性を説き、欧米の近代文化一辺倒であった...
収録日:2018/05/22
追加日:2018/07/01
大久保喬樹
東京女子大学名誉教授

食材の価値…亜鉛不足の怖さ、果糖(フルクトース)の害

飽食時代の「選食」のススメ(3)日本人が摂るべき栄養

食事の栄養バランスを自分自身で管理することは「選食」の重要な実践だ。では、私たちはどんな栄養素を意識して摂取すればいいのだろうか。亜鉛やタンパク質など、現代の日本人に不足しがちな栄養素とその摂取方法を解説すると...
収録日:2023/05/23
追加日:2023/09/07
堀江重郎
順天堂大学医学部・大学院医学研究科 教授

80歳まで現役へ、磨くべき「5つの変身資産」とは何か

人生100年時代の「ライフシフト概論」(8)変身資産を磨く

今後80歳まで自分のありたい姿を描き、それに向けて「変身資産」を磨く。そのために必要な要素として「マインド」「知恵」「仲間」「評判」「健康」の5つを挙げることができる。ではこれらはそれぞれなぜ重要で、どのようにすれ...
収録日:2022/06/15
追加日:2022/10/29
徳岡晃一郎
株式会社ライフシフト 代表取締役会長CEO

地球だけに存在するプレートテクトニクスの限界と可能性

海底の仕組みと地球のメカニズム(8)プレートテクトニクスを超えて

プレートテクトニクスは1960年代半ばに生まれた考え方で、「地球の表面は固いプレートで覆われていて相対運動をしている」と考えるとさまざまな観測事実がうまく説明できるという。しかし、「ホットスポット」と呼ばれるハワイ...
収録日:2020/10/22
追加日:2021/06/20
沖野郷子
東京大学大気海洋研究所教授

運が悪いときは「時間」と「距離」が解決してくれる!

わが行動原則「運気と波動」

 エイチ・アイ・エス会長にして、ハウステンボス再建に絶大な手腕をふるった澤田秀雄氏が、その豊富な人生経験やビジネス経験から得た行動原則とは? 目に見えない力を引き付けて自らのパワーにする澤田氏の秘密を垣間見る。
収録日:2014/03/31
追加日:2014/05/22
澤田秀雄
株式会社エイチ・アイ・エス 最高顧問

「イエス・キリスト」という名前の本当の意味は?

キリスト教とは何か~愛と赦しといのち(1)「イエス」とは一体誰なのか

キリスト教とは何か。「文明の衝突」が世界中で現実化する中、この問題は日本人にとっても重要なものになっている。上智大学神学部教授・竹内修一氏は、「キリスト教とは何か」という問いは、同時に「イエスとは誰なのか」も意...
収録日:2016/12/26
追加日:2017/02/28
竹内修一
上智大学神学部教授

なぜ日本の「世界史」はいびつなのか…東洋史と西洋史の違い

モンゴル帝国の世界史(1)日本の世界史教育の大問題

「世界史はモンゴル帝国から始まった」――この言葉の背景には、日本の「世界史」教育の問題点がある。そもそも日本では明治以後、戦前まで、「(ドイツから見た)西洋史」と「(漢籍ベースの)東洋史」および「国史」(日本史)...
収録日:2022/10/05
追加日:2022/12/31
宮脇淳子
公益財団法人東洋文庫研究員

東大発スタートアップが増えている理由

スタートアップ流イノベーション(1)東大発の挑戦

人工知能(AI)やロボットなど、イノベーションの重要性が増しているが、イノベーションはどうすれば起こせるのだろうか。TomyK Ltd.代表で株式会社ACCESS共同創業者の鎌田富久氏は、スタートアップ支援を通じて、イノベーショ...
収録日:2018/05/14
追加日:2018/09/21
鎌田富久
TomyK Ltd.代表

「水は心にもいいんだよ」――『星の王子様』

水ビジネスの動向(4)水問題をめぐる感情論

地球環境の持続可能性を高めるには、食料・エネルギー・水の相互関係に注目すべきだ。水に関するさまざまな思い込みは科学的な説明で修正できるが、それでもなお水をめぐる議論は人間の感情に左右される。東京大学生産技術研究...
収録日:2015/05/25
追加日:2016/05/26
沖大幹
東京大学大学院工学系研究科 教授

コロナ感染症「危機のツケ」が今後の重要なテーマとなる

米中戦略的競争時代のアジアと日本(2)感染症拡大と不確実性の増大

新型コロナウイルス感染症の拡大によって、世界的に不確実性がかつてないほど高まっている。先進国では経済が停滞し、所得格差も広がる一方で、中国経済は依然として成長を続け、国際的なプレゼンスを高めている。また、アジア...
収録日:2021/11/24
追加日:2022/02/16
白石隆
公立大学法人熊本県立大学 第3代理事長

「サステナビリティ学」はお金やモノ以外の幸せを考える

サステイナビリティ学とは何か

2005年、東大初の分野横断的組織として創設されたのがサステイナビリティ学連携研究機構(IR3S)だ。3つのSは、System、Sustainability、Scienceの頭文字であり、地球・社会・人間という3つのシステムの統合による持続型社会の...
収録日:2015/11/27
追加日:2016/02/25
住明正
理学博士

大航海時代の「コロンブスの交換」が食文化に与えた影響

「食」から世界史を考える

世界における現在の食文化は、「コロンブスの交換」の影響を大きく受けているという。「コロンブスの交換」は大航海時代に起こった事象を指すが、そこからどのようなことが世界中に広まっていったのか。立命館大学食マネジメン...
収録日:2018/04/26
追加日:2018/10/07
南直人
立命館大学食マネジメント学部 教授

外国人への飲食サービス…食文化の違いにどう対応する?

飲食サービスと異文化対応

近年、宗教的禁忌に対応した特別食が注目を集めているが、立命館大学食マネジメント学部教授の阿良田麻里子氏によれば、食の異文化対応にあたっては、宗教的禁忌だけでなく食べ物に対する認識や嗜好など多様な要素を視野に入れ...
収録日:2018/04/27
追加日:2018/09/26
阿良田麻里子
立命館大学食マネジメント学部 教授

先進国の自動車保有台数は二人に1台からもう増えない?

人工物の飽和

地球規模の環境問題、人工物の飽和、豊さから生まれた新たな課題に遠からず世界が直面する。長期のGDP推移、自動車保有台数、セメント投入量など、様々な指標から現代を読み解く。
収録日:2013/10/21
追加日:2014/06/29
小宮山宏
東京大学第28代総長

「保守」と一言で言うけれど、その中身はかなり多様

「保守主義」の分類とその尺度について

保守主義とは何かを考えるにはその多様な分類と尺度を考慮しなければならない。ここでは政治、経済のみならず、社会的、また思想的な観点からも「保守」を論じ、多様さゆえの保守主義の価値にも言及する。
収録日:2013/09/13
追加日:2014/02/24
曽根泰教
慶應義塾大学名誉教授

「中東」とは何か?~3つの手がかりから深める理解

中東を理解するために

2011年の「アラブの春」以後、いまだに厳しい内戦やテロが続く中東情勢だが、そもそも「中東とは何か」「イスラムとは何か」など複雑で分からないという声も多い。中東秩序の変化と歴史的背景、そして西洋大国やロシアとの関係...
収録日:2014/02/05
追加日:2014/02/24
山内昌之
東京大学名誉教授

伝えたい、共有したいオリンピックの感動

私の東京オリンピック体験“誇りと感動”(2)

2020年東京オリンピックの開催が決まったが、島田晴雄氏は遡ること50年前、学生でありながらトップ通訳として東京オリンピックを支えた体験を持つ。新たな感動の祭典への期待をこめつつ、当時の貴重な体験と豊富なエピソ...
収録日:2013/10/10
追加日:2014/03/06
島田晴雄
慶應義塾大学名誉教授

ドバイやシンガポールに見る日本の経済成長の余地

日本経済の成長の本当の可能性はどこにどれほどあるのか

今後の日本経済の成長可能性を否定する論者は、高度成長期と対比して人口減少や高齢化を指摘する。だが、果たしてそれらは本当に経済成長を阻む要因なのだろうか?われわれが「失われた20年」で本当に失ってしまったものと、...
収録日:2014/01/14
追加日:2014/03/20
島田晴雄
慶應義塾大学名誉教授

シンガポールはなぜ驚異的な経済発展を遂げたのか?

シンガポールの謎~驚異的な経済発展の秘密(1)植民地時代から分離独立までの歴史

一人当たり国民所得ではすでに日本を抜き去り、驚異的な経済発展を遂げたシンガポール。淡路島ほどの国土で、資源もない東南アジアの小国が、なぜ急成長できたのか。シンガポールの歴史的経緯を辿りながら、その訳に迫っていき...
収録日:2013/10/03
追加日:2014/04/03
島田晴雄
慶應義塾大学名誉教授

ウクライナ情勢をめぐるロシアと米欧の関係の緊迫化

ウクライナ問題を読む~米ロの動きを注視する中国と日本の外交姿勢への提言~

ウクライナ問題によりロシアと米欧が緊迫化する中、その影響は東アジアにも及ぶ可能性がある。ロシアとアメリカの動きを注視する中国。国際秩序を大きく揺るがすこの問題を歴史的見地から考察し、日本がどう向き合うべきかを提...
収録日:2014/03/27
追加日:2014/05/02
山内昌之
東京大学名誉教授

リー・クアンユーの政策で急成長を遂げたシンガポール

シンガポールの謎~驚異的な経済発展の秘密(2)リー・クアンユーの大戦略

マレー半島からの分離独立後、指導者リー・クアンユーが行った大戦略により急成長を遂げたシンガポール。果たしてその戦略とはどんなものだったのか。そしてその結果、国民にどんな影響を与えたのか。その詳細に迫る。(後編)
収録日:2013/10/03
追加日:2014/04/10
島田晴雄
慶應義塾大学名誉教授

特区の中だけで解決しようするなら鎖国時代の出島と同じ

特区は長崎出島か

現在、日本で進められている国家戦略特区の構想。しかし、「それは長崎出島ではないか」と、疑問を投げかける曽根泰教氏。果たしてその意図とは? 特区が持つ性格を解説しながら、日本の特区構想の問題点を指摘する。
収録日:2014/03/24
追加日:2014/04/17
曽根泰教
慶應義塾大学名誉教授

「対内直接投資」の数字が非常に低い日本

日本経済を元気にする~対内直接投資

安倍内閣で集中的に議論が進んでいる「対内直接投資」。海外から日本への直接投資を増やすことの重要性は、先進国での直接投資への伸びを見ても明らかである。日本経済活性化への鍵をなる「対内直接投資」について伊藤元重氏が...
収録日:2014/04/25
追加日:2014/05/01
伊藤元重
東京大学名誉教授

資源を輸入して加工するのではなく、これからは自給へ

資源大国日本(2)加工貿易立国の終焉

工業を独占する先進国と安価な資源を売る途上国。長い間続いたこの構図が近年崩れ始め、やがて従来の加工貿易という戦略が成立しなくなるだろう。そこで、小宮山宏氏が具体的数値を元に、資源自給国家への可能性を提起する。
収録日:2014/04/11
追加日:2014/05/27
小宮山宏
東京大学第28代総長

カルドーゾ、ルーラ政権と続いたブラジルの繁栄

ブラジルの繁栄と転落(2)民政移管後の大復活と債権国への道

繁栄と転落の歴史をたどりながら、ブラジルの復元力に迫るシリーズ後編。驚異的な高度成長を遂げた軍政時代の後、転落と復活のなか、今日に至った経緯を追いながら、ブラジルが将来、世界の牽引役を担う可能性に追う。
収録日:2014/04/10
追加日:2014/06/12
島田晴雄
慶應義塾大学名誉教授

クビチェック大統領が築いた「ブラジリア」は人類史的偉業

ブラジルの繁栄と転落(1)ブラジリアと軍政時代

BRICsのトップと言われたブラジルが低迷段階に入ったと言われている。しかし、ブラジルには復元力があると語る島田晴雄氏。繁栄と転落の歴史の中で、ブラジル経済がいかに復活を遂げていったのか。シリーズ前編となる今回...
収録日:2014/04/10
追加日:2014/06/12
島田晴雄
慶應義塾大学名誉教授

ブラジル的楽観性をもって将来を展望せよ!

日本とブラジルの将来に向けて~何を学び合えるか?

歴史的に深い関係を築いてきた日本とブラジル。日本がブラジルに提供できるものが多々あるのはもちろんだが、ブラジルから日本が学べるものもまた、決して少なくない。双方何を学び合い、教え合い、そして手を取り合って何を世...
収録日:2014/04/10
追加日:2014/06/19
島田晴雄
慶應義塾大学名誉教授

縦軸と横軸に何を置くかで同じデータでも全く意味が異なる

グラフの座標軸は思想を表す

折れ線グラフや棒グラフでデータの動向を見る手法は、どんな業界でも一般的に行われている。目標の達成度、対象別の比較など、数値の変化が教えてくれることは多い。しかし、新たな発想で、同じデータも全く違う意味を持つ。小...
収録日:2014/05/14
追加日:2014/06/19
小宮山宏
東京大学第28代総長

物事の本質と価値のその先に何があるのか考える

LINE流イノベーティブ思考術(3)価値の「先」をデザインする力

3年足らずで4億ユーザーを突破したLINE。ネット史に残る成長を可能にした、シンプルな発想とは。LINE株式会社代表取締役社長CEO森川亮氏の成功のカギに迫る。(全5話中第3話目)
収録日:2014/05/14
追加日:2014/06/26
森川亮
C Channel株式会社 代表取締役(元LINE株式会社代表取締役社長)

政府も後押し! 女性起業家になるなら今がチャンス!

2020年の再出発に向けて~大きな視野で捉えるウォーミングアップの時期~

2020年の東京オリンピック・パラリンピック開催に向けて、われわれはこれからの7年間をいかに取り組んでいくか。またどう捉えるべきなのか。大竹美喜氏が語る。
収録日:2013/12/03
追加日:2014/06/26
大竹美喜
アフラック(アメリカンファミリー生命保険会社)日本支社創立者

「衝突回避の原則」は従来の常識を覆す鉄道革命!

東海道新幹線50周年と海外展開(1)日本型高速鉄道システムを世界標準へ

安全性と効率性をきわめて高い水準で両立した日本の高速鉄道には、それを支える日本独自の概念と技術があった。その革命性と国際化に向けた将来展望を、JR東海の葛西敬之名誉会長が語る。(前編)
収録日:2014/04/15
追加日:2014/07/03
葛西敬之
元東海旅客鉄道(JR東海)代表取締役名誉会長

「方法」と「人物」から中東国際関係史を理解する

『中東国際関係史研究』を読み解く(1)本書の目指した二つの目的

山内昌之氏の近著『中東国際関係史研究』が話題になっている。2段組み800ページを超える重厚な学術書であるにもかかわらず、半年で4刷を重ねる異例の早さだ。40年来の研究の結実成果をいかに読むべきか。著者自身が、3...
収録日:2014/06/18
追加日:2014/07/03
山内昌之
東京大学名誉教授

格差拡大に歯止めがかかっているのは社会保障があるから

社会保障と税の一体改革(2)2段階目の消費税引き上げと格差問題

「社会保障と税の一体改革」に関する野田佳彦前総理の講演の後編。「社会保障と税の一体改革」にとって最大の意味を持つ2段階目の消費税引き上げ。来年10月に控え、年内の決断を迫られる安倍政権に対して、野田氏がその想い...
収録日:2014/06/07
追加日:2014/07/10
野田佳彦
衆議院議員

日米は21世紀の世界ルールを守る上で重要なパートナー

日米同盟の必要性~アメリカにとって日本は死活的に必要な同盟国~

今後の日米同盟は、果たしてどうすべきなのか。第二次世界大戦を反省し、日本の地理上の位置や日米の社会価値基盤などを踏まえて、JR東海の葛西敬之名誉会長が、日米関係の将来を提案する。
収録日:2014/04/15
追加日:2015/04/23
葛西敬之
元東海旅客鉄道(JR東海)代表取締役名誉会長

ローザンヌ条約がトルコにもたらした大きな成果

『中東国際関係史研究』を読み解く(3)知られざるカラベキルの生涯と功績

卓越した外交、軍事の才を持つっていたがために、ケマル・パシャからライバル視され、政治的失脚に追い込まれたキャーズィム・カラベキル。しかし、彼はその不遇の時代も豊かな文化人的資質をもってトルコの発展に寄与した。山...
収録日:2014/06/18
追加日:2014/07/17
山内昌之
東京大学名誉教授

ギリシア語を学ばなくてもホメロスが読める素晴らしさ

読書とは何か(4)現代の日本語で気軽に「古典」を読む

休日には、平素の考えを見直し、深め、反省して次に生かしたいと考える人が多いだろう。そのための手段こそ「古典」だと山内昌之氏は言う。古典に接して開かれる世界の広さと豊かさ、その全てを自国語で読める喜び。当たり前に...
収録日:2014/04/23
追加日:2014/08/01
山内昌之
東京大学名誉教授

「神皇正統記」は日本人のアイデンティティを問う書物

神皇正統記と日本人のアイデンティティ(1)日本国とは何か

中世の代表的な史論書として、後世の日本人の歴史観にも大きな影響を与えたと言われる『神皇正統記』。作者の北畠親房や本書の特徴、執筆の背景等について、山内昌之氏が解説する。シリーズ「日本の歴史書に学ぶ」第2弾(1/...
収録日:2014/03/27
追加日:2014/08/21
山内昌之
東京大学名誉教授

「これが日本よ!」独立宣言の町で遭遇した、しつらえの感動

『歩こうアメリカ、語ろうニッポン』レポート(4)フィラデルフィア篇-1 美術館の茶室と浮世絵に見る貴重な日本研究

 『歩こうアメリカ、語ろうニッポン』の旅も後半となり、島田晴雄氏以下メンバーはいよいよ「独立宣言の町」フィラデルフィアへ。フィラデルフィア美術館にあるのは、ロッキーが駆け上がった階段だけではない。日本の美術を研...
収録日:2014/06/24
追加日:2014/09/04
島田晴雄
慶應義塾大学名誉教授

1000年昔はどこの国も皆、同じだった

2050年の世界を考える―世界の現状(1)視点1:豊かさは再び均一化していく~その1

2014年8月3日開催「プラチナ未来人財育成塾@会津」におけるプラチナ構想ネットワーク会長・小宮山宏氏講演「2050年の世界を考える」を収録。次の世代を担う中学生たちに向けて、小宮山氏が熱く語りかける。(全17...
収録日:2014/08/03
追加日:2014/09/25
小宮山宏
東京大学第28代総長

豊かさの差をもたらしたのは250年ほど前の革命

2050年の世界を考える―世界の現状(1)視点1:豊かさは再び均一化していく~その2

2014年8月3日開催「プラチナ未来人財育成塾@会津」におけるプラチナ構想ネットワーク会長・小宮山宏氏講演「2050年の世界を考える」を収録。次の世代を担う中学生たちに向けて、小宮山氏が熱く語りかける。(全17...
収録日:2014/08/03
追加日:2014/09/26
小宮山宏
東京大学第28代総長

豊かになるスピードがとても速いこと、分かりますか?

2050年の世界を考える―世界の現状(2)視点2:人工物は飽和する

2014年8月3日開催「プラチナ未来人財育成塾@会津」におけるプラチナ構想ネットワーク会長・小宮山宏氏講演「2050年の世界を考える」を収録。次の世代を担う中学生たちに向けて、小宮山氏が熱く語りかける。(全17...
収録日:2014/08/03
追加日:2014/09/27
小宮山宏
東京大学第28代総長

「21世紀の新しい成長モデル国」への目標数値

2050年の世界を考える―プラチナ条件(6)2050年に資源自給国家を目指す!!~一緒に未来を創ろう

2014年8月3日開催「プラチナ未来人財育成塾@会津」におけるプラチナ構想ネットワーク会長・小宮山宏氏講演「2050年の世界を考える」を収録。次の世代を担う中学生たちに向けて、小宮山氏が熱く語りかける。(全17...
収録日:2014/08/03
追加日:2014/10/07
小宮山宏
東京大学第28代総長

かつてのユーゴのように異民族、言語等での経験がない日本

日本人の不得意科目~ユーゴスラヴィアの数え唄から読む~

サラエボ事件から100年。節目の年にかつてユーゴスラヴィアという国で流行った数え唄を思い出した曽根泰教氏。果たしてそのことが日本の不得意科目とどうつながってくるのか。具体的事例を交えながら、曽根氏が解説する。
収録日:2014/07/14
追加日:2014/10/23
曽根泰教
慶應義塾大学名誉教授

「青春はアモルファスだ」

人生はアクシデンタルに決まる(2)課題設定と経験の結晶化

大学院を出た後、助手としてアメリカに渡った小宮山宏氏。アメリカでさまざまな経験をして日本に戻ったが、その後は決して順調ではなかったという。そんな30代の頃の貴重な経験が代表的な著書『「課題先進国」日本』につなが...
収録日:2014/09/19
追加日:2014/11/13
小宮山宏
東京大学第28代総長

中国の公害問題解決に日本はテクノロジーで貢献せよ

日米同盟を強化し、中国と戦略的対話を~アジア太平洋の10年先を見据えて~

日本と中国には長期的に戦略的な競争関係にあり、この関係をいかにマネジメントできるかが日本にとっての課題である。2014年11月10日に行われた日中首脳会談を受けて、ジェラルド・カーティス氏がそのために必要となる...
収録日:2014/11/10
追加日:2014/11/20

「デジタル化の進行によるモジュール化」の流れが主な原因

エレクトロニクス産業の凋落要因と化学産業の目指すべき方向性(前編)

今ではだいぶ持ち直してきたとは言え、かつて世界を席巻したソニー、シャープ、パナソニックなど、日本の家電メーカーの凋落はすさまじかった。コンシューマー・エレキといえばグローバル化の最先端。一体そこでは何が起こって...
収録日:2014/09/01
追加日:2014/11/21
小林喜光
東京電力ホールディングス株式会社 取締役会長

「ヘルスケア」を軸にライフ革命を起こす!

エレクトロニクス産業の凋落要因と化学産業の目指すべき方向性(後編)

コンシューマー・エレクトロニクス産業の凋落を受けて、化学産業はいかなる道を歩むべきなのか。“哲人経営者”と呼ばれ、日本を代表する経営者の一人である三菱ケミカルホールディングス社長・小林喜光氏が語る「21世紀を生き...
収録日:2014/09/01
追加日:2014/11/22
小林喜光
東京電力ホールディングス株式会社 取締役会長

ブラジルは21世紀を代表する成長国で非先進国のリーダー

ブラジル訪問に学ぶ(1)「犯罪立国」ブラジルの問題と底力

島田晴雄氏は、日本が学ぶべき点があるとしてブラジルとアゼルバイジャンに注目しており、2014年前半に両国を訪問した。現地での見聞から学び、日本の将来を考える、シリーズ講演前半のブラジル篇第1話目。(2014年1...
収録日:2014/10/02
追加日:2014/12/05
島田晴雄
慶應義塾大学名誉教授

総選挙後のアベノミクス第2ステージはどうなるのか?

今回の解散総選挙が経済に与える影響

12月の総選挙を機に、アベノミクスのこれまでを振り返り、今後の方針を見極めてみようと、伊藤元重氏は言う。発足2年の安倍内閣が経済政策でできたこと、できなかったこと。そして、選挙後の第2期アベノミクスは何をどのよ...
収録日:2014/12/09
追加日:2014/12/13
伊藤元重
東京大学名誉教授

エンブラエルやペトロブラスにみるブラジル企業の多様性

ブラジル訪問に学ぶ(3)ブラジルの復元力の源は「多様性」と「明るさ」

日本から見れば地球の反対側に位置するブラジル。しかし、ブラジルと日本の間には地理的なものだけではなく、いくつもの「正反対」が存在する。その中にこそ、日本の問題を打開するヒントがある! 島田晴雄氏が実際に見聞きし...
収録日:2014/10/02
追加日:2015/01/05
島田晴雄
慶應義塾大学名誉教授

スエズ運河とアラビア湾が挟む中東の地政学的意味が大変化

第一次世界大戦から100年にあたって(2)帝国崩壊の余波と中東の役割

第一次世界大戦から100年、中東から黒海に至る地域で国際秩序を揺るがす事件が絶え間なく続いている。これまで第一次世界大戦に関する考察は、ヨーロッパの中心性を自明の前提とし、中東の事象は脇に追いやられる傾向があった。...
収録日:2014/11/05
追加日:2014/12/29
山内昌之
東京大学名誉教授

厄介なのは「難解な日本語」という壁

「移民問題」の要諦とは何か?

「移民」と聞いて、何をイメージするだろうか。工事現場の労働者? 外国人技能実習生の実態問題や違法移民? だが実はすでに相当数の外国人が日本で働いていて、社会を構成する重要なファクターとなっているという実態がある...
収録日:2014/10/09
追加日:2015/01/16
曽根泰教
慶應義塾大学名誉教授

西郷隆盛や大久保利通など諸藩も優秀な人材育成を始動

幕末長州~松下村塾と革命の志士たち(01)世界史の中の幕末

日本の近代は、「黒船来航」を契機に動き出した。しかし、それは突発的な事件ではなく、起こるべくして起こった歴史の必然だったのだ。幕末の日本と世界の歴史的状況を結んで語る歴史学者・山内昌之氏の幕末長州に関するシリー...
収録日:2014/12/15
追加日:2015/01/04
山内昌之
東京大学名誉教授

論理に勝るのは空気?知っておくべき日本の特殊性

TOTOの北九州発グローバル戦略(2)実は海外でも稼ぐTOTOの「けじめ」

日本社会をコントロールしているのは、法律でも人でもない。では何か? 日本企業が海外へ進出するときに知っておくべき「日本の特殊性」とは? 実は海外でも稼いでいるTOTO株式会社の北九州発グローバル戦略。その根底に...
収録日:2014/09/18
追加日:2015/01/20
成清雄一
西日本工業大学常務理事・副学長

イスラム、中国、インドの歴史を知らずにいるのは大問題

「島田村塾」リベラルアーツ特講(3)学校では教えない「イスラム」

「長い間、イスラム文明を学ぶ機会がなかった」と振り返る島田晴雄氏。イランについて調べるため、本を何十冊か読んでいるうちに、大きな発見をしたという。果たしてその発見とは? かつて世界を支配した偉大なイスラム文明に...
収録日:2014/12/05
追加日:2015/01/22
島田晴雄
慶應義塾大学名誉教授

仏教を超え内面に向かう「啓蒙」へ! 朱熹が採った道とは?

東アジアにおける近代の啓蒙~儒教と近代(3)仏教から新儒教へ~朱熹と朱子学

宋代に朱熹が築いた「朱子学」とは、何だったのか。後に東アジアの近代的啓蒙に色濃く影響することになる宋代・明代の「新儒教」の発生以前にさかのぼり、儒教と啓蒙の絡まりをひもとく。(全4話中第3話目)
収録日:2014/10/07
追加日:2015/01/30
中島隆博
東京大学東洋文化研究所長・教授

海上自衛隊の活躍でソマリア沖の海賊被害は年々減少

安全保障最前線(1)戦略の視点で見るソマリア沖海賊対処活動

ソマリア沖の海賊行為に対する海上自衛隊の対処活動の成果は国際的にも評価が高く、近年海賊行為件数は減少している。それでも、海賊を根絶できないのはなぜなのか? 日本と世界の安全保障を見守り続けてきた吉田正紀氏が、平...
収録日:2014/08/01
追加日:2015/02/14
吉田正紀
元海上自衛隊佐世保地方総監

なぜiPhoneが必要? ヘーゲルの論じた資本主義の欲望

グローバル化時代の資本主義の精神(1)資本主義の機制

マックス・ウェーバーは、1905年に出版された著書の中で「プロテスタンティズムの倫理が、かえって資本主義の無際限の欲望を解放した」と述べた。今日、資本主義はどうなっているのか。第一次世界大戦100周年の今年、改めてウェ...
収録日:2014/11/07
追加日:2015/05/14
中島隆博
東京大学東洋文化研究所長・教授

丸山眞男の盟友ロバート・ベラーの問い「日本はどこに?」

グローバル化時代の資本主義の精神(5)グローバル市民社会への貢献の鍵~弱い規範としての「禮」

丸山眞男の盟友であったロバート・ベラーは、日本びいきという一面がある。だが、同時に、彼が投げ掛けた問い「日本はどこに?」は、日本への問いかけであり、「グローバルな市民社会に資するような資本主義の精神とは何であり...
収録日:2014/11/07
追加日:2015/06/01
中島隆博
東京大学東洋文化研究所長・教授

不思議なことに人類の歴史は千年ごとに大変化を見せている

三つの千年紀から見た世界の変遷

国家百年の計というが、人類史には千年ごとの変化があると、高橋一生氏は言う。普段は使わない長大なスコープを通して見ると、人類と世界の課題も、将来への展望も、手に取るように見えてくる。いざ、三つの「千年紀」が語る世...
収録日:2014/10/28
追加日:2015/02/04
高橋一生
元国際基督教大学教授

マイナス実質金利の中で企業ができることは4つ!

日本経済の展望~「3安」の金利・為替・原油

今年前半の日本経済は、かなりのスピードで上昇していくと期待できると、東京大学大学院経済学研究科教授・伊藤元重氏は語る。その最大の要因は「3安」にある。3安とは何か。なぜ、日本経済を後押ししているのか。
収録日:2015/02/02
追加日:2015/02/05
伊藤元重
東京大学名誉教授

アベノミクスの総合評価―第一の矢と第二の矢

アベノミクス2年の評価~第一の矢と第二の矢

先の衆院選で、日本はこれから4年間、安倍政権に命運を委ねることを選択した。島田晴雄氏は、だからこそ今、「アベノミクス」とは何なのか、その課題はどこにあるのかを、しっかりと考え理解しなければならないと語る。アベノ...
収録日:2015/01/27
追加日:2015/02/12
島田晴雄
慶應義塾大学名誉教授

アゼルバイジャンの歴史を知れば、ロシアの悪行に気付く

アゼルバイジャン訪問に学ぶ(1)大国との位置関係とその歴史的経緯

北にロシア、西にトルコ、南にイランと、歴史的大国に囲まれた人口900万人の小国、アゼルバイジャン。3年前から始まった島田村塾で、この国を訪れることとなった島田晴雄氏。果たしてその訳は。また、この国の歴史から見え...
収録日:2014/10/02
追加日:2015/07/06
島田晴雄
慶應義塾大学名誉教授

2008年以降のユーロ下落には3つの局面がある

ユーロの十字架とギリシャ問題(1)ユーロ安の背景と今後の見通し

ユーロ安が止まらない。そして、再発するギリシャ問題。欧州とユーロに何が起こっているのか。今後どうなるのか。シティグループ証券チーフFXストラテジスト・高島修氏が鳥の目・虫の目で語る「ユーロの十字架とギリシャ問題...
収録日:2015/02/19
追加日:2015/02/25
高島修
シティグループ証券 チーフFXストラテジスト

ユーロ不足の根底には競争力問題がある

ユーロの十字架とギリシャ問題(3)欧州ソブリン危機が引き起こされたユーロの構造問題

ギリシャ危機は、単にギリシャだけが原因で起きたわけではない。そこには「ユーロの構造」の問題があった。シティグループ証券チーフFXストラテジスト・高島修氏が語る「ユーロの十字架とギリシャ問題」シリーズ第3話。
収録日:2015/02/19
追加日:2015/02/27
高島修
シティグループ証券 チーフFXストラテジスト

今の日本が最も参考にすべき国とは?

日本の成長のキーワードは「全否定」

島田晴雄氏はアベノミクスを評価しつつ、過去データから算出された数字やパーセンテージにとらわれていては、到底、真の「成長」は望めないだろうと指摘する。今、日本が最も学ぶべき国はどこか? どのような方法を学ぶべきか...
収録日:2015/01/27
追加日:2015/03/04
島田晴雄
慶應義塾大学名誉教授

2014年12月に報道された日本への危険なシグナル

「イスラム国」の本質と将来(1)「イスラム国」は、もはや対岸の火事ではない

中東・イスラム史研究の第一人者・山内昌之氏は、「イスラム国(IS)」の出現は大局的に見れば、中東の政治の枠組みのリアリティを変えてしまったと解説する。ISの影響力が中東の域を超えて拡大しつつある今、決してこの状...
収録日:2015/02/16
追加日:2015/03/01
山内昌之
東京大学名誉教授

卒業生は本国の中央省庁で活躍、いずれは市長や県知事も

政策研究大学院大学とは(1)世界の中堅官僚が政策を磨く

白石隆氏が学長を務める政策研究大学院大学(GRIPS)には、東南アジアを中心に優秀な人材が集まり、各国で活躍する中堅官僚の受け入れも増加している。近年、中国、ヨーロッパもこぞって人材を送り込んでくる政策研究大学...
収録日:2015/01/21
追加日:2015/04/13
白石隆
公立大学法人熊本県立大学 第3代理事長

いい研究者がいいマネージャーとは限らない

アメリカ型キャリア・パターンで大学変革を

急成長するアジアの中で、日本はせめて5年先を見据えたいと、政策研究大学院大学(GRIPS)学長・白石隆氏は言う。となると、当然ながら、人材育成のための大学自体に変革が問われていくだろう。企業が持っている当たり前...
収録日:2015/01/21
追加日:2015/05/14
白石隆
公立大学法人熊本県立大学 第3代理事長

タイ、ミャンマー―中国の脇腹での民主化の動きは重要

インド太平洋の基本的構造(1)周辺国の民主化と中国の将来

これまで中国の緩衝国だった周辺国で民主化への動きが起こっている。この動きは中国の将来にどのような影響を与えるのだろうか。政策研究大学院大学(GRIPS)学長・白石隆氏に、習近平政権の国際感覚とともに伺った。(全...
収録日:2015/01/21
追加日:2015/06/01
白石隆
公立大学法人熊本県立大学 第3代理事長

クリントン政権時の外交漂流と同様の現象がいま起きている

インド太平洋の基本的構造(2)米国の対外政策が漂流する理由

アメリカの外交政策が漂流している。それは、冷戦終結後、アメリカ一強時代に突入したことに起因すると、政策研究大学院大学(GRIPS)学長・白石隆氏は分析する。果たしてそこで何があったのか。クリントン以降の歴代大統...
収録日:2015/01/21
追加日:2015/06/04
白石隆
公立大学法人熊本県立大学 第3代理事長

北朝鮮崩壊後の「大韓国」を念頭に冷静に付き合うべき

インド太平洋の基本的構造(3)韓国との付き合い方・台湾の見方

仮に朝鮮半島と台湾で大きな変化が起こったら、日本にどのような影響が及ぶのだろうか。中国との関係も含め、今後の東アジア情勢を占いながら、政策研究大学院大学(GRIPS)学長・白石隆氏とともに両国との付き合い方や見...
収録日:2015/01/21
追加日:2015/06/11
白石隆
公立大学法人熊本県立大学 第3代理事長

危ない山があれば登りたくなる―ハウステンボスへの挑戦

「挑戦と失敗」で語る企業立上げと再生の物語

株式会社エイチ・アイ・エス代表取締役会長・澤田秀雄氏は、証券会社社長やモンゴルの銀行の会長と多彩な顔を持つが、その華麗な経歴は「ゼロから立ち上げる事業」と「誰も手を出さない企業再生」の苦労で彩られている。今だか...
収録日:2015/03/05
追加日:2015/04/03
澤田秀雄
株式会社エイチ・アイ・エス 最高顧問

実質実効相場で見れば過去20年間、円の実力は下落基調

円安をどう捉えるか―円の実効相場の推移を見る

「日本円のピークは実は1995年。それ以降、円の力は下がっている」。シティグループ証券チーフFXストラテジスト・高島修氏の指摘は衝撃的だ。これは、この20年間、一度も「円」は回復していないことを意味する。では2...
収録日:2015/03/18
追加日:2015/03/28
高島修
シティグループ証券 チーフFXストラテジスト

過去の実質実効為替相場との比較だけでは幼稚な分析だ!

円安をどう捉えるか―円安は行き過ぎているのか?

最近、「これ以上の円安は害悪だ」という人が出てきているが、シティグループ証券チーフFXストラテジスト・高島修氏は、その議論はおかしいという。なぜ、どこがおかしいのだろうか。円安は果たして本当に害悪なのか。高島氏...
収録日:2015/03/18
追加日:2015/03/29
高島修
シティグループ証券 チーフFXストラテジスト

「豊かになれば生活が良くなる」というモデルを逆転せよ!

イノベーションがビジネスを生む「創造型需要」

「今、日本で求められているのはクオリティーだ」と話す株式会社三菱総合研究所理事長・小宮山宏氏。高度成長期の終焉とともにビジネスのモデルが変わり、時代は飽和型需要から創造型需要へと移っている。では今後、日本はどう...
収録日:2015/02/05
追加日:2015/03/28
小宮山宏
東京大学第28代総長

欧州に広がるマイナス金利

欧州の金融緩和策と初の「マイナス金利」とは?

2015年1月、ヨーロッパ中央銀行(ECB)が金融緩和政策を発表したが、その前から多くの国で中央銀行による金融緩和政策が実施され、予想以上の効果を発揮している。その理由は、マイナス金利が広がりつつあることだとい...
収録日:2015/03/24
追加日:2015/03/30
植田和男
第32代日本銀行総裁

バングラディッシュで気づいた!日本の若者に欠如する志力

松下電器を辞めて決めた「人生のテーマ」

従業員数10万人の松下電器産業から、妻と二人だけの“志ネットワーク”を創業した上甲晃氏。松下電器産業を辞める時、ショックなことがあったという。それは、それまで「人生のテーマ」がなかったことだった。上甲氏は“志ネット...
収録日:2015/03/20
追加日:2015/04/03
上甲晃
志ネットワーク代表

死にかかった路上生活者は姿を変えたイエス・キリスト

マザーテレサとの出会い

松下政経塾で14年間、青年塾で18年間、人材育成に携わってきた志ネットワーク代表・上甲晃氏。苦労を重ねる中で救いになったのは、マザーテレサの言葉だという。人生が変わったというマザーテレサとの出会いのエピソードを...
収録日:2015/03/20
追加日:2015/04/09
上甲晃
志ネットワーク代表

「成長の限界」を認めることで、その先も見えてくる

飽和の時代を迎えた日本に欠けているものとは?

先進国はすでに飽和の時代を迎えている。それは、1972年にローマクラブが報告書『成長の限界』で示していたことだが、「それを認識することでその先も見えてくる」と株式会社三菱総合研究所理事長・小宮山宏氏は語る。しか...
収録日:2015/02/05
追加日:2015/04/23
小宮山宏
東京大学第28代総長

史上空前のベースマネー増を行った日本を世界は見ている

欧州から見たアベノミクス(2)日本病を克服するか

EUが抱える矛盾に深く悩むヨーロッパ人が注目するのは、自分たちの最も恐れる「死に至る病=デフレ」を日本政府がどうやって克服するのかという手法についてだ。経済専門家として招聘された千葉商科大学学長・島田晴雄氏は、...
収録日:2015/03/31
追加日:2015/05/18
島田晴雄
慶應義塾大学名誉教授

欧州のアベノミクスへの高い関心は「日本病」への憂慮から

欧州から見たアベノミクス(1)EUが抱える課題

千葉商科大学学長・島田晴雄氏によれば、今ヨーロッパはその深い悩みゆえに、アベノミクスに強い関心を示している。第一次世界大戦後に欧州が掲げた理念、同じようにリーマンショックの打撃を受けながら、日本やアメリカにでき...
収録日:2015/03/31
追加日:2015/05/11
島田晴雄
慶應義塾大学名誉教授

川は急流、水は澄み切る―日本のリーダーの条件「清明心」

東洋思想を考える~東洋と西洋の融合と日本(2)日本の地理的特性と知的遺産

日本には地理的特性が二つあると語る老荘思想研究者・田口佳史氏。その特性は非常に特異なもので、そこから、世界のどこにもない、日本特有の精神性、文化が生まれている。そして、今も学べる知的遺産もある。そんな独特な日本...
収録日:2014/10/29
追加日:2015/07/09
田口佳史
東洋思想研究家

テロや海賊への再度の対処でスパイラルな変化に適応

わが国の防衛法制の変遷(4)特別措置法と自衛隊の活動

安倍政権が提起した集団的自衛権行使と憲法解釈の問題は、日本中で論議となっている。世界の枠組みと動きによって変遷してきた日本の安全保障。その根幹となったのが憲法とともに、日米関係と防衛法制であったことに、われわれ...
収録日:2014/09/24
追加日:2015/06/04
吉田正紀
元海上自衛隊佐世保地方総監

テポドンや不審船事案による脅威から有事法制成立の動きへ

わが国の防衛法制の変遷(3)北朝鮮危機から9.11へ

冷戦終結以後の日本の安全保障政策は、3段階で行われた。通常なら自国→周辺→世界へと広がっていくはずの防衛法制が、日本では、世界の国際秩序→周辺地域の安定→自国の安全確保と、逆にフォーカスした。その動きにこそ、日本と安...
収録日:2014/09/24
追加日:2015/06/04
吉田正紀
元海上自衛隊佐世保地方総監

チタン、ゲルマニウム…レアメタルは体に良いのか?

レアメタルは本当に体に良いのか?

水、食品、美容・健康器具やスポーツ用品でレアメタルの名を付した商品が数多く市場に出回っている。果たしてレアメタルは本当に体に良いのか? 何を基準に「良い」商品と判断すべきなのか? 東京大学生産技術研究所教授・岡...
収録日:2014/12/25
追加日:2015/06/29
岡部徹
東京大学生産技術研究所教授

世界四大文明が起こった所は…半乾燥地帯・河口・灌漑

水と地球と人間と~日本と世界の水問題(1)水と文明

世界の四大文明は、なぜ大河の河口付近、比較的乾燥した地域に生まれたのか。そこには水が大きく関係している。地球規模の水循環と世界の水資源に関する研究の第一人者である東京大学生産技術研究所教授・沖大幹氏が語る「シリ...
収録日:2015/03/19
追加日:2015/08/06
沖大幹
東京大学大学院工学系研究科 教授

インドルピーの下落理由を考える…2013年の教訓とは

続落するインドルピー~インドの経済政策は?

続落するインドルピー安。一体どう見ればいいのか? 今後どうなるのか? 手掛かりは2013年春からのインドルピー下落とそこからの復活劇にある。シティグループ証券チーフFXストラテジスト・高島修氏が過去の類似ケース...
収録日:2015/06/09
追加日:2015/06/15
高島修
シティグループ証券 チーフFXストラテジスト

製造業を成長させ中間層形成へ―モディノミクス

期待されるモディ政権、メイクインインディア政策とは

シティグループ証券チーフFXストラテジスト・高島修氏は、インドのモディ政権の「メイク・イン・インディア政策」は的を射ており、推進する上で、国内外ともにいい環境になっているという。それはなぜか。(全3話中第2話目)
収録日:2015/06/09
追加日:2015/06/18
高島修
シティグループ証券 チーフFXストラテジスト

2010年代後半には中国の成長率を抜く!

世界で重要性が増すインドの経済成長

2010年代後半には、インドの経済成長率が中国を抜いて世界第1位になるだろう、とシティグループ証券チーフFXストラテジスト・高島修氏は語る。それは世界にどのような影響を及ぼすのか。(全3話中第3話目)
収録日:2015/06/09
追加日:2015/06/22
高島修
シティグループ証券 チーフFXストラテジスト

バンドン会議の2原則を引用した安倍首相の演説

戦後70年談話~政治と歴史認識(8)バンドン会議と歴史認識のあり方

2015年4月、安倍総理はアメリカ議会で演説を行ったが、同じ4月にジャカルタで開かれたアジア・アフリカ会議(バンドン会議)でも演説している。その演説で総理は、「先の大戦の深い反省」という文言を入れたという。この...
収録日:2015/05/18
追加日:2015/07/02
山内昌之
東京大学名誉教授

忠義が宗教的なまでに超越化され、制度を突き抜ける

吉田松陰の思想(上)松陰像の変遷(5)思想の強度

吉田松陰の短い人生そのものが、彼の唯一の主著なのだ。戦後の思想家・藤田省三氏の指摘を端緒に、東京大学東洋文化研究所教授・中島隆博氏が「可能性としての松陰」に触れる。松陰の思想は、制度にかかわらず個人の内面を問題...
収録日:2015/02/26
追加日:2015/07/27
中島隆博
東京大学東洋文化研究所長・教授

地域的な生産ネットワークがスマイルカーブを深化させる

国家戦略コア技術~技術革新と国家(2)技術革新が国中心の視点を相対化

技術革新は、経済や戦争にも大きな変化を及ぼす。例えば生産は細分化・ネットワーク化され、戦争は無人化・ロボット化していくだろう。そうなると、技術革新への対応力が、その地域の経済発展や安全保障を左右するようになる。...
収録日:2015/05/19
追加日:2015/07/13
白石隆
公立大学法人熊本県立大学 第3代理事長

国際社会で活躍する「アングロ・チャイニーズ」とは

「アングロ・チャイニーズ」の台頭

今後の国際政治を語る上でのキーワードは、「アングロ・チャイニーズ」だ。母語と英語を巧みに使い分け、欧米のビジネスマインドを共有した、いわば「アングロ・サクソン化」した東南アジアに居る中国人のことであり、金融や政...
収録日:2015/05/19
追加日:2015/07/16
白石隆
公立大学法人熊本県立大学 第3代理事長

19世紀文明の終末を読み誤り、最終的に破綻した日本

戦後100年に向けた日米関係(1)20世紀の歴史に学ぶ

これからの日米関係はいかにあるべきか。戦後100年に当たる2045年の日米関係に対する提言「パシフィック・ビジョン21」の日米政財界有識者会合メンバーでもある政策研究大学院大学(GRIPS)学長・白石隆氏は、2...
収録日:2015/05/19
追加日:2015/07/20
白石隆
公立大学法人熊本県立大学 第3代理事長

クルド対応に見るトルコとイランの対立構造

トルコとイランの関係(2)緊張関係と今後のシナリオ

シリアにおける内戦の激化とイラクからのアメリカ軍の撤退によって、トルコとイランの間に横たわる伝統的な競合関係が復活したと歴史学者・山内昌之氏は語る。しかし、両国はスンナ派対シーア派の宗派対立にコミットするだけで...
収録日:2015/06/09
追加日:2015/07/13
山内昌之
東京大学名誉教授

溶ける氷河、沈む島―温暖化対策の鍵の一つは「飽和」

持続可能で明るい低炭素社会(1)転換期の「飽和」

「低炭素化」社会が、いよいよ経済的にも視野に入ってきたと、株式会社三菱総合研究所理事長で科学技術振興機構低炭素社会戦略センター長・小宮山宏氏は語る。その際のキーワードは「飽和」だ。一体何が飽和したのか。なぜ飽和...
収録日:2015/06/23
追加日:2015/07/27
小宮山宏
東京大学第28代総長

円割安化の判断には「均衡為替レート」を見る必要あり

実質実効円相場から為替を読む(3)均衡為替レート

シティグループ証券チーフFXストラテジスト・高島修氏が、均衡為替レートと実質実効円相場の関係について解説。ここ数年、日本市場は円安傾向にあるが、果たしてデフレマインドを払拭するほど、景気は回復していると見てよい...
収録日:2015/07/17
追加日:2015/07/30
高島修
シティグループ証券 チーフFXストラテジスト