テンミニッツTV|有識者による1話10分のオンライン講義
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「便利」の検索結果

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努力した人間を認める社会にならなければ滅びるしかない

価値と人間(4)縁の下の力持ち

明治時代は、本などで取り上げられる対象となるのは優れた人物であり、その歴史的業績だった。しかし、今は褒められ、評価されるのは、本来陰で行うものでわざわざアピールするものではなかったボランティアが対象になっている...
収録日:2024/01/31
追加日:2024/04/19

“なぜ”を繰り返せ!『発想力の全技法』に学ぶ原因探究法

「発想力」の技法を学ぶ(1)発見と探究(前編)

発想において最も大切なことは「座って悩むな、動いて考えよ!」である。職場や家庭で、乗り越えなければならない課題は日々やってくるが、それを解決するためのアイデアを発想するためには、誰にでも意識できるコツがある。そ...
収録日:2023/10/06
追加日:2024/02/14
三谷宏治
KIT(金沢工業大学)虎ノ門大学院 教授

三人よれば文殊の知恵!? 重要思考で大事な「決める」技術

「重要思考」で考え、伝え、聴き、議論する(3)「決める」技術(前編)

「重要思考」で大事な「決める」には、高くそびえたつ「2つの壁」がある。心の壁と技の壁の2つだが、「重要思考」によって考え、伝え、聴き、そして伝え合う先に待ち受けている「決める」局面において、それらの壁を乗り越える...
収録日:2023/10/06
追加日:2024/02/07
三谷宏治
KIT(金沢工業大学)虎ノ門大学院 教授

政治資金を裏金に?…マネー・ロンダリングの逆をなぜやるか

「政治とカネ」の裏の意味-政治資金不記載問題

2023年の年末に急浮上した自民党議員の裏金問題。だが、その発端となっている「政治資金不記載問題」は昔から続く政治とカネの大きな問題の一部でもあります。政治献金を明瞭化するための政治資金規正法がつくられ、さまざまな...
収録日:2023/12/21
追加日:2023/12/28
曽根泰教
慶應義塾大学名誉教授

ポンペイの公衆便所を見たらわかる古代ローマの衛生管理

江戸とローマ~下水道と肥溜め(3)公衆便所のシステムと清潔への意識

有名な古代ローマの公衆浴場(テルマエ・ロマエ)は当時1000近くあり、かなり混んでいたというが、公衆便所のシステムもかなり行き届いたようだ。その背景としていえるのが整った上下水道システムで、それが庶民生活を支える基...
収録日:2021/09/16
追加日:2023/09/06
本村凌二
東京大学名誉教授

小林秀雄をより深く理解するための「近代日本小史」

小林秀雄と吉本隆明―「断絶」を乗り越える(2)なぜ「批評」は昭和初期に登場するのか

日本は明治維新によって西洋近代化へと大きく舵を切るが、それは大きな矛盾を抱えた大改革だった。そして「和魂洋才」という言葉が象徴するように、日本の国体主義と西洋の資本主義を両輪に推し進めた結果、経済は発展していっ...
収録日:2023/04/07
追加日:2023/08/22
浜崎洋介
文芸批評家

小林秀雄と吉本隆明の営為とプラグマティズムの格率

小林秀雄と吉本隆明―「断絶」を乗り越える(1)「断絶」を乗り越えるという主題

日本の文芸批評に大きな足跡を残した人物といえば、戦前の小林秀雄と戦後の吉本隆明の2人が挙げられる。そして、日本が近代の激動の時代を乗り越えていく中で、文学はその狭間を生きる人々にとって心の支柱となった。今回から7...
収録日:2023/04/07
追加日:2023/08/15
浜崎洋介
文芸批評家

江戸時代、参勤交代が果たした役割とその基礎としての五街道

江戸とローマ~アッピア街道と東海道(3)近代に通じる道

日本の街道はまっすぐな道が続くローマの街道とは異なり、防御を優先とした設計思想のもと発達してきたが、特に近代化に向かう時代、重要な役割を担った。「参勤交代」を研究した書籍には、「江戸における各藩の交流が、武士階...
収録日:2021/08/20
追加日:2023/07/19
本村凌二
東京大学名誉教授

すべての道はローマに通ず――今も残るアッピア街道の軌跡

江戸とローマ~アッピア街道と東海道(1)ローマに通じる道

「すべての道はローマに通ず」――手段や方法は違っていても、中心となる真実、あるいは真理は一つだということわざだが、実際、ローマ帝国の道はローマを起点につくられた。つまり、すべての道は「ローマに始まる」のである。軍...
収録日:2021/08/20
追加日:2023/07/05
本村凌二
東京大学名誉教授

統計とパターン認識と深層学習…論理主義だったAIの変容

ChatGPT~AIと人間の未来(3)第3次AIブームの特徴

第2話で見てきたように、AIは「身体的経験」や「母語」を持たないので、理解を間違えてしまいかねない部分が、どうしてもある。だが人間は、そんなAIを「賢い」と思ってしまう。それはなぜなのか。西垣氏は、「コンピュータやAI...
収録日:2023/03/15
追加日:2023/06/01
西垣通
東京大学名誉教授

ChatGPTは考えてない?…「AIの回答」の本質とは

ChatGPT~AIと人間の未来(1)ChatGPTは何ができて、何ができないか

オープンAI(マイクロソフト)の「ChatGPT」やグーグルの「Bard」は、“対話型の生成AI”と呼ばれ、私たちの質問に対して分かりやすい文章で答えてくれる。一見すると、ChatGPTも「考えて」答えを返してきているように見える。し...
収録日:2023/03/15
追加日:2023/05/18
西垣通
東京大学名誉教授

アダム・スミスと見えざる手…自由にしたほうがうまくいく

日本人が知らない自由主義の歴史~前編(3)アダム・スミスの『国富論』

自由主義の発想は、「政府が介入せずに、自由にしたほうが、社会も経済もうまく回る」という自由市場経済とともに発展していくことになる。そのような思想を代表するものこそ、まさに、アダム・スミスの『国富論』であった。ア...
収録日:2022/07/01
追加日:2023/05/02
柿埜真吾
経済学者

心に響いた言葉や自分の所感など、何でもメモできる!

便利な機能を動画で紹介!「講義メモ機能」の使い方

テンミニッツTVでは「講義メモ機能」を実装いたしました。講義の視聴中、心に響いた言葉や、自分自身の脳裏に浮かんだこと、講義の感想など、自分が書きたいことを自由に書き込める機能です。 まるで、読書をしながら、欄...
収録日:2023/04/17
追加日:2023/04/25
テンミニッツTV編集部
教養動画メディア

弘文館と昌平黌…儒学を基盤にして幹部の知性を底上げする

徳川家康と貞観政要(3)文治政治の象徴「弘文館と昌平黌」

太宗の唐王朝でも、徳川家康の江戸時代でも、武断政治から文治政治に転換するのはたやすいことではなかった。そこで、そのための基礎として、太宗は正殿の隣に文治政治を象徴する「弘文館」を建設した。家康はそれに倣い、やが...
収録日:2020/01/11
追加日:2023/03/26
田口佳史
東洋思想研究家

法の支配があるから自由がある…信仰の自由と政治の基本

「アメリカの教会」でわかる米国の本質(5)成文憲法・自由・人権・法の支配

植民地だったアメリカは、イングランド国王から独立するため、政府をつくり大統領を立てて独立戦争に臨んだ。そこで必要になったのがアメリカの基本的な考え方を書いた契約書で、それが成文憲法である。そこには条件があり、一...
収録日:2022/11/04
追加日:2023/02/03
橋爪大三郎
社会学者

モンゴル帝国の急拡大の理由は「イスラム商人」と「神託」

モンゴル帝国の世界史(3)イスラム教徒の存在と「神託」

モンゴル帝国が世界帝国として一気に拡大した背景として重要なのは、イスラム教徒の存在である。東西交易の商業を担っていた彼らは、そのために必要な情報を持っていた。さらに影響が大きかったのが、チンギス・ハーンに降りた...
収録日:2022/10/05
追加日:2023/01/14
宮脇淳子
公益財団法人東洋文庫研究員

「正義とは何か」第1巻の重要性と全10巻の全体構造

プラトン『ポリテイア(国家)』を読む(4)第1巻の問題提起

全10巻からなる『ポリテイア(国家)』の中で最も重要なのは、「正義とは何か」という主題が明確に示される第1巻だと納富氏は言う。第1巻では、ケファロス、ポレマルコス、トラシュマルコスの3人がソクラテスの対話相手として登...
収録日:2022/07/08
追加日:2022/12/08
納富信留
東京大学大学院人文社会系研究科 研究科長・学部長・教授

なぜ「脱成長」は解決策にならないか…ESG投資の可能性

ESG投資の現状と課題(1)資本主義とサステナブルファイナンス

地球環境の保護、気候変動への対処は、いまや世界共通の課題である。産業革命以降、温室効果ガスの排出量は顕著に増えたが、その要因に資本主義が挙げられている。では私たちは、産業革命以前の社会に戻るべきなのだろうか。そ...
収録日:2022/07/12
追加日:2022/11/07
夫馬賢治
株式会社ニューラル代表取締役CEO

なぜわれわれは生涯をかけて学ぶ必要があるのか

現代人に必要な「教養」とは?(5)生涯をかけて学ぶことの意味

世界に比べても変化のスピードが圧倒的に遅いと言われて久しい日本。スタートはアメリカだとしても、そこから出た新しい技術やモノを導入するスピードが遅すぎるのだ。ではどうすればいいか。それは、われわれが「生涯をかけて...
収録日:2022/06/29
追加日:2022/10/28

メタバース世界の登場で注目される2つのVRとは

ゼロからわかるメタバース(2)注目される2つのVR

メタバースがにわかに注目されるようになったのは、VR技術のインターネット上への拡散が予想外に速く進展したからである。では、ネットワーク系で展開されるVR技術には、どんなものがあるのだろうか。新しいタイプのVRとして注...
収録日:2022/03/10
追加日:2022/10/05
廣瀬通孝
東京大学名誉教授

便利な機能の紹介!「使い方ガイド」

2022年9月27日(火)

今回は、9月13日から実装しました「使い方ガイド」についてご紹介します。この「使い方ガイド」は、意外と知らないような便利な機能まで紹介しておりますので、ぜひご確認いただけると幸いです。 テンミニッ...
収録日:2022/09/14
追加日:2022/09/27
テンミニッツTV編集部
教養動画メディア

こんなふうに学んでいます、テンミニッツTV Vol.3

2022年9月13日(火)

今回は、皆さまから「こんなふうに学んでいます」とご投稿をいただきましたもののなかから、4通を紹介させていただきます。 いろいろな方々のご活用法は、テンミニッツTVをより有意義に使うためのヒントに満ちています。今回...
収録日:2022/09/05
追加日:2022/09/13
テンミニッツTV編集部
教養動画メディア

イーロン・マスクは何がすごい?…経歴から見えてくること

イーロン・マスクの成功哲学(1)マスクが「世界一」になるまで

2022年、フォーブス誌が発表した世界長者番付の一位となったイーロン・マスク。テスラの電気自動車やスペースXのロケット開発などを通じ、革新的なイノベーションを実現してきたことで知られるマスクは、いかにして現在のような...
収録日:2022/06/22
追加日:2022/08/23
桑原晃弥
経済・経営ジャーナリスト

ローマ大火の謎…タキトゥスの写本に残された修正の痕跡

江戸とローマ~図書館と貸本屋(4)江戸の貸本屋・ローマの図書館

江戸期には貸本屋が庶民の読書の中枢を担ったが、和紙より取扱いが困難な羊皮紙製の写本で残したのはローマの図書館だった。その後、時代は下るがヨーロッパの写本には修正やいたずら書きが散見され、しかも史料として現存する...
収録日:2021/06/16
追加日:2022/07/17
本村凌二
東京大学名誉教授

スティーブ・ジョブズは何がすごい?その生涯、発想、経営

スティーブ・ジョブズの成功哲学(1)世界を変えたジョブズの革命

アップルの創始者として知られるスティーブ・ジョブズは、斬新な製品で人びとの価値観を大きく変え、GAFAの経営者たちにも多大なる影響を与えた。ではジョブズはいったい何をどう変えたのか。彼の生涯、その偉業を中心に解説を...
収録日:2022/03/15
追加日:2022/04/23
桑原晃弥
経済・経営ジャーナリスト

リクルート事件後の「絶望的状況」をいかに乗り越えたか

勇気について(3)「主観」と「始動力」

ビジネスの世界では「客観」ばかりを重視する。だが、村井氏はつねに「主観」と「客観」の両輪で考えてきた。すべてのものは二律背反で、真実は必ず主観と客観、いいものと悪いものが合わさってできているのだ。村井氏がもう一...
収録日:2021/09/02
追加日:2021/11/12
対談 | 執行草舟村井満

日本競馬のレベルの高さを示すためにも、勝つしかない

世界最高峰の競馬・凱旋門賞2021(3)日本競馬は最高レベル

ヨーロッパの競馬場は美しく、とても雰囲気がある。しかし競馬ファンの熱心さや詳しさでは、日本が上回るという。なんと、その大きな一因になっているのが、日本の競馬新聞の驚愕すべき情報術だというのだ。また、世界のトップ...
収録日:2021/09/08
追加日:2021/10/21
本村凌二
東京大学名誉教授

熱を電気に変える新素材「カーボンナノチューブ」とは何か

教養としてのナノテクノロジー(8)ナノの力で熱を電気に変える

身の回りのあらゆるモノがインターネットにつながれるIoT時代の到来は、私たちにこれまでにない便利な生活をもたらしてくれる。しかし、それは同時に膨大な量のセンサーや電気エネルギーを必要とするものでもある。そこで注目さ...
収録日:2021/03/29
追加日:2021/09/09

男の子にとって母親とは「座標原点」…揺るがぬことが大事

黒川伊保子先生に学ぶ「子育てのトリセツ」(2)男の子の原点はお母さん

とっさに遠くで動くものを見る特性のある男性脳。男の子が、動くものを好む傾向があるのはそのためである。加えて、男の子が自分の世界観を広げていく原点はお母さんであるという。そんな男の子を育てるコツとは――。(全7話中第...
収録日:2021/06/28
追加日:2021/08/30
黒川伊保子
株式会社感性リサーチ 代表取締役社長

イノベーションのためには社会全体として育てる意識が必要

「研究開発型ベンチャー」成功の条件(3)育てる意識の重要性

欧米のようにベンチャー企業やスタートアップが活躍するにはどうすれば良いのか。それには、企業や個人単位の利益を考えるのではなく、社会全体の成長を見据えた意識を持つことが必要である。アメリカ社会の特徴から起業を取り...
収録日:2021/05/12
追加日:2021/08/28
片岡一則
ナノ医療イノベーションセンター センター長

なぜ雄と雌はいるのか、LGBTについて進化生物学から考える

性はなぜあるのか~進化生物学から見たLGBT(1)有性生殖と無性生殖

生殖には「無性生殖」と「有性生殖」の2種類がある。ヒトは雌と雄が交配して子孫を残す「有性生殖」を行う生物だが、子孫を残すという意味では、個体が単独で新しい個体をつくる「無性生殖」のほうが有利である。にもかかわらず...
収録日:2021/06/21
追加日:2021/08/10
長谷川眞理子
日本芸術文化振興会理事長

中央銀行デジタル通貨が「通貨圏」を広げていく可能性

中央銀行デジタル通貨と貨幣のない世界(4)世界的な議論になっている理由

2020年にはバハマとカンボジアでデジタル通貨が発行された。2021年4月に中国が実証実験を開始したが、世界の中央銀行がデジタル通貨の開発に注力していることは間違いない。その裏には、海外送金の利便性向上とともに、マネーロ...
収録日:2021/04/28
追加日:2021/06/24
柳川範之
東京大学大学院経済学研究科・経済学部 教授

リテール型よりホールセール型のほうが現実的

中央銀行デジタル通貨と貨幣のない世界(2)間接発行型の中央銀行デジタル通貨

日銀が直接電子マネーを発行するとなると、個人口座の管理が日銀の仕事になる。これは金融機関や間接金融のあり方を根幹から変える可能性があり、「それでいいのか」という話になる。そこで現実的な方向性として一番有力なのは...
収録日:2021/04/28
追加日:2021/06/17
柳川範之
東京大学大学院経済学研究科・経済学部 教授

なぜ今、中央銀行デジタル通貨への動きが進んでいるのか

中央銀行デジタル通貨と貨幣のない世界(1)電子マネーとどう違うのか

日本銀行は、2020年10月に「中央銀行デジタル通貨(CBDC)に関する取り組み方針」を公表した。翌21年4月からは実証実験も開始されている。現時点(2021年6月)では日本銀行がデジタル通貨を発行する計画はないというが、今後の...
収録日:2021/04/28
追加日:2021/06/17
柳川範之
東京大学大学院経済学研究科・経済学部 教授

レジリエンスとライプニッツから考える教養と他者の問題

「教養とは何か」を考えてみよう(7)レジリエンスと「死者」

教養のもう一つのキーワードとして「レジリエンス」という言葉を挙げたい。「回復力」とか「忍耐力」という意味の言葉だが、他者との出会いによってつまずいたわたしたちは、立ち直っていく過程で教養を磨いていると考えること...
収録日:2020/10/26
追加日:2021/06/08

「のらカフェ」は「不便益×食」から生まれたアイデア

不便益システムデザインの魅力と可能性(7)不便益の意義と発想方法

「不便益」という考え方は近年、大きな注目を集めている。日本で唯一のインダストリアルデザイナーの全国組織である日本インダストリアルデザイナー協会(JIDA)では、2017年から連続して学生コンペのテーマに不便益を設定して...
収録日:2020/12/08
追加日:2021/06/04
川上浩司
京都先端科学大学教授

ビブリオバトル、るるぶ創刊号の旅…不便を楽しむアイデア

不便益システムデザインの魅力と可能性(6)不便益デザインの実践:コト編

不便益が活用される対象はモノだけにとどまらない。例えば「ビブリオバトル」や「京土産」、「るるぶ創刊号の旅」など、イベントやツアーといった体験や経験という「コト」の分野でも十分に生かすことができるのだ。前回の講義...
収録日:2020/12/08
追加日:2021/05/28
川上浩司
京都先端科学大学教授

動画メディアが「本の書き手」にとって邪魔になるとき?

今こそ問うべき「人間にとっての教養」(5)動画メディアとテキストメディアの違い

物事の本質を立体的に理解するためには、テキストメディアだけではなく、ネットや動画メディアをうまく活用するのが有効である。一方、発信者側に視点を移すと、動画メディアを使って発信する場合、注意が必要だという。それは...
収録日:2021/03/25
追加日:2021/05/27
橋爪大三郎
社会学者

「素数ものさし」は4万本売れた大ヒット不便益商品

不便益システムデザインの魅力と可能性(5)エモーショナル・デザインと不便益の活用

ユーザビリティデザインを説明する際に「アフォーダンス」という概念を参照したD.A.ノーマンが、次に提唱したのが「エモーショナル・デザイン」である。この概念と不便益は同じ方向を向いている。そこで不便益を生み出すための...
収録日:2020/12/08
追加日:2021/05/21
川上浩司
京都先端科学大学教授

ネットで教養を身につけるときのポイントとは

今こそ問うべき「人間にとっての教養」(4)ネットメディアと本の未来

ネットメディアの登場によって、テレビや新聞など既存のメディア、広告のあり方に変化が起きている。もちろん本も例外ではない。教養を得るための大事なソースである本が生き残っていくためには、ネットとうまく共存していくこ...
収録日:2021/03/25
追加日:2021/05/20
橋爪大三郎
社会学者

「不便益」認定の3つの条件とアフォーダンスの考え方

不便益システムデザインの魅力と可能性(4)不便益を理論的に考察する

さまざまな分野で用いられている不便益デザイン。しかし、不便であってなおかつ益があればそれは直ちに不便益とみなせるのだろうか。不便益として認定するためには、3つの条件を満たす必要があるという。さらに、不便益における...
収録日:2020/12/08
追加日:2021/05/14
川上浩司
京都先端科学大学教授

なぜ「日産リバイバルプラン」を前倒しで達成できたのか

ゴーン改革の反省とグローバル経営の教訓(2)最初のステップ

 西川氏が振り返るのは、ゴーン体制の最初のステップの鮮やかさだ。個別に抱える複雑な問題を解決するために、グローバルな横軸を通し、さらに地域毎の「マネジメントコミッティ」をつくった。そして「共通の定義」による「共...
収録日:2020/11/10
追加日:2021/05/10
西川廣人
株式会社西川事務所代表

リハビリ施設、保育園、観光…不便を積極的に活用した好例

不便益システムデザインの魅力と可能性(3)多方面で活用される不便益

「不便益」のデザインは、リハビリ施設や保育園、企業や国際支援など、さまざまな分野で実際に活用されている。それらは単に製品に組み込まれているだけではなく、組織マネジメントやマーケティング施策にまで応用されている。...
収録日:2020/12/08
追加日:2021/05/07
川上浩司
京都先端科学大学教授

東大発ベンチャーで「好きなことをやる」ことが大発展を生む

東大を人と人をつなぐ学びの場に(4)予算思考からの脱却

 これまで東京大学は国立大学だったこともあって「予算」思考であった。だが、今の日本では、それでは尻つぼみになりかねない。「やりたいこと」「やるべきこと」をまず高らかに打ち出し、それをもって社会と対話し、共感を得...
収録日:2021/03/17
追加日:2021/04/26
藤井輝夫
東京大学 総長

「不便益」とは何か――便利の弊害、不便の安心

不便益システムデザインの魅力と可能性(1)「便利・不便」「益・害」の関係

「不便益」とは「不便だからこそ良いことがある」ということで、そうしたこと・モノなどを指す言葉である。テクノロジーの進化によって、私たちの生活は日々便利になっている。多くの手間や時間が省かれ、人びとの生活水準が向...
収録日:2020/12/08
追加日:2021/04/23
川上浩司
京都先端科学大学教授

「原発」や「紙幣乱発」に共通する「希望」という名の驕慢

脱人間論(1)絶望の中からしか、人類は立ち直れない

今は乱世ですらない。これまでの文明史において、乱世とは、贅沢になり驕った民族を、質実剛健で精悍な民族が打ち負かし、取って替わる時代のことであった。だが、今の人類には取って替わるものがなく、これは人類が滅びること...
収録日:2021/03/18
追加日:2021/04/23

2021年世界と日本の安定回復へ鍵となる7つの焦点

2021年激変する世界と日本の針路(1)7つの焦点とコロナパンデミック

2021年、世界は昨年(2020年)に続きコロナ禍に見舞われ、ますます混乱している。はたして今後、安定した社会へと回復することはできるのか。今回のシリーズ講義では、コロナ(CV)パンデミック、アメリカ、中国、巨大IT産業、B...
収録日:2021/02/02
追加日:2021/02/20
島田晴雄
慶應義塾大学名誉教授

日本が目指すべきビジネスモデルはどこにあるのか

マルクス入門と資本主義の未来(9)【深掘り編】中国モデルと日本の未来

中国では共産党が革命家党から資本家党へと変貌し、党員が資本家となって、国家という巨大組織が資本の流れをコントロールするという新たな潮流を生み出している。一方で、GAFAなどのように、新たなイノべーションを生み出し、...
収録日:2020/09/09
追加日:2021/02/18
橋爪大三郎
社会学者

ソーシャルネットワークで決して補えない外交の基本

米国の対中政策~戦略の現状と課題(8)深掘り編:外交の基本を問う

外交の基本は「face to face」で、ソーシャルネットワークとは違うタイプの交流となるため、時間もお金もかかる。だが、ソフトマネー予算削減の方向へ進んでいる現代では、信頼関係を築いた「友人」と呼べるほどの交流は持ちに...
収録日:2020/10/07
追加日:2021/01/12
吉田正紀
元海上自衛隊佐世保地方総監

学問をすればするほど、深く広く知る楽しみは生涯続く

渡部昇一に学ぶ教養と明朗(10)本と学びと人生を愛する力

本を買ったのでお金がない。本が積み上がって置き場がない、床が抜けてしまう……。本は、所有者を困らせることばかり。しかし、だからこそ、本の所有者は、本によって「自分の人生を愛する力」を手にすることができる。「この本...
収録日:2020/09/09
追加日:2020/12/11

本を買って書棚に並べれば、読まなくても知性は高まる

渡部昇一に学ぶ教養と明朗(9)本は自分で所有する

渡部昇一先生の書籍に対する根本的態度は、「本は自分で所有する」ということだった。電子書籍よりも、紙の本がいい。自分が必要だと思ったら、自分の本なのだから、赤線を引いたり、書き込んだりすることをためらわない。そう...
収録日:2020/09/09
追加日:2020/12/04

改作との比較から見えた『ロビンソン・クルーソー』の本質

『ロビンソン・クルーソー』とは何か(4)ロビンソンの近代性

『ロビンソン・クルーソー』が筋で読ませる小説ではないとすれば、果たしてロビンソン像は一貫していただろうか。ここでは「難破船から文明の利器を持ち帰る」シーンを題材に、矛盾に満ちた主人公の姿と、それを矯正しようとし...
収録日:2020/07/22
追加日:2020/09/22
武田将明
東京大学大学院総合文化研究科 教授

「人を選ぶも、人を捨てず」――日本の経営者が意識すべきこと

松下幸之助と人間大事の経営(7)「人間大事」と昭和の経営者

平成不況や家電メーカーの不振を生んだのは、昭和まで続いた日本的経営の考えが軽視され、MBA流儀の成果主義に取って代わられたからだと江口氏は言う。令和の時代を迎えた今こそ、松下幸之助流の「人間大事」経営に、新たな注目...
収録日:2019/08/20
追加日:2020/08/09

延期後に開催された中国「全人代」で起きた想定外の事態

コロナ禍で揺れる世界経済の行方(4)中国では何が起きていたのか

新型コロナウイルスの感染を振り返る発端は、2019年末に新型肺炎患者の出現していた中国・武漢市である。当初「原因不明」とされた新型肺炎に対して中国はどう対応し、この半年間でシステムをつくりあげたか。渦中から明らかに...
収録日:2020/06/15
追加日:2020/07/08
島田晴雄
慶應義塾大学名誉教授

ずる賢いフーシェの心にキリスト教の「まこと」があった

伝染病と死生観(4)政治家は自国の伝統的哲学に立脚せよ

政治家は、新型コロナ対策と称して、全国民に1人10万円お金をばら撒いた。だがこれは、悪い仲間を募るときに皆にお金を渡すのと同じ。要は、国民全員を共犯者にしたいのである。「お前たちももらっただろう」といって、最終的に...
収録日:2020/04/24
追加日:2020/06/05

ナショナリズムというやり方で出来上がったキリスト教文明

宗教で読み解く「世界の文明」(4)キリスト教

キリスト教は、聖書およびGodとJesusの関係によって説明される。聖書は法律ではないため、人々が世俗の法に従うことを許した。その結果、主権国家やナショナリズムの成立を促し、ヨーロッパ・キリスト教文明が確立した。(2019...
収録日:2019/11/12
追加日:2020/05/17
橋爪大三郎
社会学者

地域を超えてwelfareを代表するような評価をできないか

経済社会と「隠れた価値」の行方(3)貨幣と地域経済

Amazonなど便利な物流の登場で、町の小さな本屋などで行われてきた対面のコミュニケーションなどの、商品化されない効用は姿を消しつつある。小宮山宏氏は、新たな貨幣体系を創設することで、こうした既存の経済システムでは賄...
収録日:2020/03/02
追加日:2020/05/15
対談 | 吉川洋小宮山宏

「クルドの悲劇」を招くシリア情勢の隠れたファクターとは

シリア情勢を読む~トルコの思惑とクルド「苦渋の選択」~

シリアからのIS掃討における一番の功労者は同地域におけるクルド人勢力だ。しかし、アメリカがIS排除という目的は達せられたと見てシリアからの撤退を決めると、トルコがクルド人勢力の拡大を警戒して即座にシリアへの軍事介入...
収録日:2019/11/12
追加日:2020/01/10
山内昌之
東京大学名誉教授

先端材料としてセルロースナノファイバーに高まる関心

セルロースナノファイバーとは(1)バイオマスと環境問題

悪化の一途をたどる環境問題への対応は、世界的にも喫緊の課題である。その解決の糸口として、「セルロースナノファイバー」という新素材に関して、東京大学農学生命科学研究科の磯貝明教授が連続講義を行う。初回の講義では、...
収録日:2019/11/08
追加日:2019/12/01
磯貝明
東京大学特別教授

日本では議会が活性化してはいけない!?

民主主義と政治(5)与党と役人の関係と日本の特殊性

曽根泰教氏が、さまざまな日本固有の制度を挙げて、日本の政策議論が非公開の場において与党と役人の間で行われてきたことを詳しく説明する。こうした制度が、いわゆる族議員などの日本特有の政治文化を育んできた。そのため、...
収録日:2019/08/28
追加日:2019/09/28

行動分析学は平均的な人ではなく実際の人の行動を研究する

人の行動の「なぜ」を読み解く行動分析学(7)心理学の罠

人の行動と環境の関係性を見る際に気をつけてほしいのは「心理学の罠」だ。心理学の罠とは、行動の理由を能力や性格のせいにしてしまう「個人攻撃の罠」の一種だが、なぜその罠に陥ってしまうのか。平均的人間像としてつくられ...
収録日:2019/02/21
追加日:2019/09/26
島宗理
法政大学文学部心理学科教授

道徳次元の計測、可視化のためのロバストな方法

AIに善悪の判断を教える方法~新しい道徳論(7)道徳次元の計測・可視化

道徳の次元が高いか低いかは、どのように計測できるのだろうか。鄭雄一氏は、これを可能にするために「異質・未知だが危害のない対象」を見せる方法を生み出している。具体的にどのようなものか、道徳次元が計測可能になると、...
収録日:2018/06/20
追加日:2019/07/10
鄭雄一
東京大学大学院工学系研究科 バイオエンジニアリング専攻教授

道徳は違う側面から見ると異なって見える円柱だ

AIに善悪の判断を教える方法~新しい道徳論(3)仲間と道徳の関係

見方を変えると道徳の意味が異なると、鄭雄一氏は指摘する。宗教では人を殺してはならないとされているのに、なぜ戦争は否定されないのか。鄭氏はここで、人とは仲間の意味だと見方を変えて考えるという斬新な議論を提示する。(...
収録日:2018/06/20
追加日:2019/06/14
鄭雄一
東京大学大学院工学系研究科 バイオエンジニアリング専攻教授

イノベーションに必要な多様性を実現するには?

AIに善悪の判断を教える方法~新しい道徳論(2)2つの道徳モデル

今の道徳には、個人に重点を置くモデルと、社会に重点を置くモデルがある。だが、鄭雄一氏は、いずれのモデルも、多様性と道徳をうまく両立させることができないと言う。グローバリゼーションの進む現代において多様性はどのよ...
収録日:2018/06/20
追加日:2019/06/09
鄭雄一
東京大学大学院工学系研究科 バイオエンジニアリング専攻教授

宇宙に関するニュースを理解するために宇宙の姿を学ぶ

現在の宇宙の姿(1)星はなぜ自ら輝くのか

宇宙に関するニュースを理解するためには、現在の宇宙に関する知識を体系化することが重要である。今回はまずシリーズ6コマの位置づけと構成を説明し、星はなぜ自ら輝くのかを解説する。星は、自ら輝く恒星と、そうではない惑星...
収録日:2018/12/26
追加日:2019/05/20
岡村定矩
東京大学名誉教授

インフラの波及効果を科学的に分析する必要性

新しいインフラの役割とその波及効果

インフラは需要面だけでなく、供給面にも貢献し得るものである。よって、総需要および総供給への刺激という観点でインフラの効果を見なければならない。今回の講義では、インフラの在り方とその新しい役割、またその波及効果に...
収録日:2019/02/20
追加日:2019/05/12
柳川範之
東京大学大学院経済学研究科・経済学部 教授

高齢者の健康のために仕事をつくりだす

プラチナ社会へのビジネス創造(5)高齢社会の問題と対策

高齢者の健康支援のために仕事をつくり出し、高齢社会問題に対処することができる。また、脳科学に基づく技術の発達により、高齢者が自立することも可能になるだろう。そこで重要になってくるのは、高齢者の経験と若い力を結び...
収録日:2018/12/12
追加日:2019/05/09
小宮山宏
東京大学第28代総長

キャッシュレス化の背景にあるビジネスチャンスとは?

キャッシュレス化のこれから~ビジネスチャンスとその課題

近年、現金を用いずに取引を行うキャッシュレスに関する議論が盛り上がっている。事業者の側にとっても、キャッシュレス化は大きなビジネスチャンスとなり得るが、そこにはさまざまな課題がある。利用者と事業者、両面からキャ...
収録日:2019/02/20
追加日:2019/05/02
柳川範之
東京大学大学院経済学研究科・経済学部 教授

フラッシュメモリの歴史は「非常識なアイデア」から

世界を変えた「フラッシュメモリ」(2)誕生秘話・発明編

フラッシュメモリは、意外にも「性能を悪く」して生まれたものだった。当時の業界からすれば、あまりに“非常識”な発想で、受けいれられるものではなかった。しかし、その発想をきっかけに、メモリ業界に革命を起こしていくこと...
収録日:2018/10/19
追加日:2019/01/04
佐々木健一
NHKエデュケーショナル シニアプロデューサー(TVディレクター

AIやビッグデータを活用した車が自動運転の中心になる

自動運転が社会を変える(1)自動運転の民主化

自動運転の実用化は既定路線だが、加藤真平氏によると、その目安は2020年の東京オリンピック前後になるだろう。では実際に実用化されると、そのような社会になるのだろうか。そのポイントについて解説する。
収録日:2018/10/23
追加日:2018/12/01
加藤真平
東京大学大学院情報理工学系研究科 特任准教授

イノベーティブな人に共通する特徴とは?

イノベーションの本質を考える(8)質疑応答

イノベーションを起こす人の特徴にはどのようなものがあるか。また、アートとイノベーションについて、農業におけるイノベーションについてなど、講演後に上がったいくつかの質問に対して、仮説などを提示しながら応えていく。...
収録日:2018/09/07
追加日:2018/11/30
楠木建
一橋大学大学院 経営管理研究科 国際企業戦略専攻 特任教授

大企業の中でスタートアップ流を導入する方法

スタートアップ流イノベーション(4)大企業との違い

スタートアップと大企業のやり方は、正反対といっていいほどに異なる。TomyK Ltd.代表で株式会社ACCESS共同創業者の鎌田富久氏は、大企業がスタートアップ流の方法を導入してイノベーションを起こすために、企業内に特区をつく...
収録日:2018/05/14
追加日:2018/09/29
鎌田富久
TomyK Ltd.代表

福岡市のオンライン診療モデルの特徴

在宅医療とオンライン診療(3)オンライン診療の実証

実際に福岡市の実証事業で導入されたオンライン診療は、どのような人々をターゲットとして、いかなるメリットを生んだのだろうか。1年におよぶ実証事業に基づいて、医療法人社団鉄祐会理事長の武藤真祐氏が解説する。(全4話中第...
収録日:2018/03/30
追加日:2018/08/30
武藤真祐
医療法人社団鉄祐会 理事長

ICT(情報通信技術)を用いた在宅医療の効率化

在宅医療とオンライン診療(1)在宅医療と地域包括ケア

医療法人社団鉄祐会理事長の武藤真祐氏は、ICT(情報通信技術)を用いた在宅診療を行うクリニックを、東京都内と宮城県石巻市に開いた。在宅診療を効率的に行うために、どのような工夫を凝らしているのだろうか。新たな時代の医...
収録日:2018/03/30
追加日:2018/08/23
武藤真祐
医療法人社団鉄祐会 理事長

仮想通貨が本当の「通貨」にならない理由

今後の技術革新と企業経営(6)仮想通貨とフィンテック

東京大学大学院経済学研究科・経済学部教授の柳川範之氏が、仮想通貨とフィンテックについて解説する。仮想通貨は、画期的な技術革新・経済現象だが、供給量をコントロールできないため、通貨にはなり得ない。フィンテックとし...
収録日:2018/04/25
追加日:2018/08/19
柳川範之
東京大学大学院経済学研究科・経済学部 教授

AIはいかにして概念を把握するのか?

知能と進化(3)AIにとっての概念

人工知能(AI)はいかにして「概念」を把握するのか。AIにとっての身体性や意味について意見を交わしてきた総合研究大学院大学長・長谷川眞理子氏と東京大学大学院工学系研究科特任准教授・松尾豊氏が、これまでの議論を踏まえ...
収録日:2018/04/09
追加日:2018/07/15

情報社会におけるビッグデータの価値と危険性

ビッグデータの価値とリスク~FB問題と電子マネー~

東京大学名誉教授で学習院大学国際社会科学部教授の伊藤元重氏が、フェイスブック(FB)の問題からビッグデータに付随する価値とリスクについて論じる。情報社会でも、貨幣の世界においても、今後、個人の情報がどのように利用...
収録日:2018/05/07
追加日:2018/06/21
伊藤元重
東京大学名誉教授

『百人一首』の歌が選ばれた理由とは?今も残る3つの謎

百人一首の和歌(1)謎の多い『百人一首』

漫画「ちはやふる」の影響で、若い世代にもブームを続ける『百人一首』。日本人なら誰もが知っている古典の代表作品だが、「実は謎がたくさん隠されている」という説もある。奥深い『百人一首』の和歌について、日本文学研究者...
収録日:2018/04/02
追加日:2018/06/16
渡部泰明
東京大学名誉教授

ハドリアヌスの属州視察と文化事業との関係

五賢帝時代~ローマ史講座Ⅷ(5)ハドリアヌスの文化事業

トラヤヌスに比べて文人肌だった皇帝ハドリアヌスは、治世の半分を属州の視察旅行に努めた。この結果、各地にハドリアヌス時代の建築物が造られることとなる。また、彼は詩人と詩作を取り交わすレビタス(軽々しさ)も持ち合わ...
収録日:2018/02/08
追加日:2018/05/21
本村凌二
東京大学名誉教授

学生とは違う「大人の学び直し」のポイントとは?

大人の学び直しのために(1)知識を知恵に変えていく

東京大学大学院経済学研究科・経済学部教授の柳川範之氏が、「大人の学び直し」について解説する。スマホやタブレットですぐに情報が手に入るようになった現在、これから必要とされる「学び」は、得た知識を知恵に変えていくこ...
収録日:2018/02/16
追加日:2018/03/24
柳川範之
東京大学大学院経済学研究科・経済学部 教授

社会の新たな枠組みを作るための3つのキーワード

これからの社会と働くということ(2)日本の持続可能性

日本労働組合総連合会(連合)第6代会長の古賀伸明氏が「これからの社会と働くということ」について論じるシリーズ講義。古賀氏は日本社会の持続可能性を議論するにあたり、まず成熟化社会、超少子高齢・人口減少社会という2つ...
収録日:2017/12/27
追加日:2018/02/26
古賀伸明
日本労働組合総連合会(連合)第6代会長

日本画で大切な「写意」「写生」の深い意味とは?

日本画を知る~その技法と見方(1)写実・写意・写生

日本画家で京都市立芸術大学美術学部日本画研究室教授・川嶋渉氏が、日本画の世界で大切にすること、方法について解説する。日本画では「写意」を非常に重視するが、その写意を出力するためには「写生」が欠かせない。川嶋氏は...
収録日:2017/11/13
追加日:2018/01/29
川嶋渉
京都市立芸術大学 美術学部美術科(日本画専攻)教授

グローバル化の壁である英語は通じさえすればいい

優れた経営者の条件(2)グローバル化と英語の壁

日本人は内向きで島国根性、グローバル化に対応できていない――。このように言われて久しいが、この言説は真実か。単純な文化論に押し込めず、英語をスキルとして学び直すための考え方の秘訣を、一橋大学大学院国際企業戦略研究...
収録日:2017/11/16
追加日:2018/01/27
楠木建
一橋大学大学院 経営管理研究科 国際企業戦略専攻 特任教授

科学技術発展の原動力、人間の欲望は精査されるべきか?

知性の進化と科学技術文明の未来(3)予測できない未来

人類の進化がもたらした現在の科学技術文明を、われわれは当然のごとく享受し、消費するばかりで振り返りを怠っている。そのことについて、人類学の立場から問題提起をするのが総合研究大学院大学長の長谷川眞理子氏だ。発展す...
収録日:2017/10/18
追加日:2018/01/21
長谷川眞理子
日本芸術文化振興会理事長

人類史における科学・技術の原動力は「欲求」

知性の進化と科学技術文明の未来(2)科学と技術は別物か

現在の科学技術文明があまりにも急激に進んできたことに、人類学の立場から疑問を覚えているのが、総合研究大学院大学長の長谷川眞理子氏である。今回は、科学の考え方はどこでどのように始まり、どう発展してきたのかを振り返...
収録日:2017/10/18
追加日:2018/01/20
長谷川眞理子
日本芸術文化振興会理事長

百貨店は富裕層中心の「お帳場」ビジネスを伸ばせるか?

日本の百貨店~培われた強みとは?(2)お帳場ビジネスとスターバックス現象

百貨店のビジネスには、他の小売店にないさまざまな特徴がある。「お帳場」制度は長く続く慣習だが、むしろ新しいビジネスモデルへの活路として、学習院大学国際社会科学部教授の伊藤元重氏は注目している。ショッピングは果た...
収録日:2017/11/27
追加日:2018/01/11
伊藤元重
東京大学名誉教授

プラットフォームビジネスを成功させるポイントとは?

プラットフォームビジネス(2)多面的市場モデルの特徴

東京大学大学院経済学研究科・経済学部教授の柳川範之氏がプラットフォームビジネスについて解説するシリーズレクチャー。第2話は二面的、あるいは多面的市場モデルの特徴から、プラットフォームビジネスの特徴、ビジネス上のポ...
収録日:2017/11/06
追加日:2017/12/22
柳川範之
東京大学大学院経済学研究科・経済学部 教授

Googleに代表されるビジネスモデルとは?

プラットフォームビジネス(1)ビジネスモデルを理解する

プラットフォームビジネスは、21世紀に入って最も注目を集めているビジネスモデルだろう。アマゾンやグーグル、アップルなど、世界を股に掛ける企業がその代表例だ。急速なその発展と自在な事業横断をもたらすビジネスモデルの...
収録日:2017/11/06
追加日:2017/12/21
柳川範之
東京大学大学院経済学研究科・経済学部 教授

日本の医療制度の問題点は「非効率」と「不公平」

少子高齢化と財政の役割(9)医療制度の現状と問題

明治大学公共政策大学院ガバナンス研究科教授・田中秀明氏が、「少子高齢化と財政の役割」のテーマの下、医療制度の問題にメスを入れる。医療はかけた費用と結果が必ずしも比例せず、仕組みも複雑になっているが、やはり問題は...
収録日:2017/08/28
追加日:2017/10/01
田中秀明
明治大学公共政策大学院専任教授

サウジアラビアがカタールと国交断絶した背景とは?

2017年湾岸とシリア(1)カタールとサウジの断交

2017年6月5日、サウジアラビアはカタールとの国交の断絶を発表、23日にはUAE(アラブ首長国連邦)、バーレーン、エジプトを加えた湾岸4カ国からカタールに対する13の要求項目が提出された。その内容と断交の背景について、中東...
収録日:2017/08/30
追加日:2017/09/24
山内昌之
東京大学名誉教授

ドラッカーの名言「すでに起こった未来」…ドローンの今後

ドローンが拓く「空の産業革命」(6)ドローンの未来

東京大学大学院工学系研究科航空宇宙工学専攻教授の鈴木真二氏が、新技術導入の成功例・失敗例を振り返り、今後のドローンのあり方について解説する。将来、ドローンが全面的に実用化されれば、社会がより便利なものになると期...
収録日:2017/07/10
追加日:2017/09/05
鈴木真二
東京大学名誉教授

ドローンを安全に運用するために必要なこと

ドローンが拓く「空の産業革命」(5)自動化から自律化へ

東京大学大学院工学系研究科航空宇宙工学専攻教授の鈴木真二氏が、ドローンに関して緊急に取り組むべきこと、そして長期的課題としての自律化について解説する。JUIDA(一般社団法人日本UAS産業振興協議会)では、操縦技術や航...
収録日:2017/07/10
追加日:2017/09/03
鈴木真二
東京大学名誉教授

スターバックスのコンセプトは「サードプレイス」

ストーリーとしての競争戦略(6)事例に見る経営者の戦略

一橋大学大学院国際企業戦略研究科教授の楠木建氏が、ホットペッパーとスターバックスを事例として、コンセプトの重要性を解説する。スターバックスやホットペッパーは、「第3の場所」・「狭域情報」といったコンセプトを的確に...
収録日:2017/05/25
追加日:2017/07/18
楠木建
一橋大学大学院 経営管理研究科 国際企業戦略専攻 特任教授

フィンテックは金融業界をどのように変えるか

破壊のメカニズム「フィンテック」と金融ビジネスの行方

フィンテックは今の銀行や大手金融機関を破壊するメカニズムとして見ることができるかもしれない。そして10年後、いや5年後には金融に大変化が訪れているだろう、と語る東京大学名誉教授で学習院大学国際社会科学部教授の伊藤元...
収録日:2017/04/25
追加日:2017/06/01
伊藤元重
東京大学名誉教授

ロンドン五輪の遺産となったオープンデータ

IoTとは何か~モノのインターネットの本質(8)データ公開に乗り出した日本企業の試み

2012年のロンドン五輪では、さまざまなデータが公開され、それを活用したソフトウエア開発が進んだ。YRPユビキタス・ネットワーキング研究所所長で東洋大学情報連携学部学部長の坂村健氏によれば、日本でも、自社のデータをオー...
収録日:2016/12/02
追加日:2017/04/16
坂村健
YRPユビキタス・ネットワーキング研究所 所長

IoT時代に必要なのはAPIのオープン化

IoTとは何か~モノのインターネットの本質(3)家電をネットにつなぐために必要なこと

かつて日本では、家庭用の電化製品をネットにつなげる試みが流行した。しかしその時に生じた大きな問題は、それをクローズなシステムにしてしまったことであると、YRPユビキタス・ネットワーキング研究所所長で東洋大学情報連携...
収録日:2016/12/02
追加日:2017/04/06
坂村健
YRPユビキタス・ネットワーキング研究所 所長

技術革新がもたらす自由な働き方とは?

「働き方改革」の課題と展望(5)もっと自由な働き方へ

スキルの陳腐化を引き起こす技術革新は、働き方において必ずしもネガティブなだけのものではない。東京大学大学院経済学研究科・経済学部教授の柳川範之氏が強調するのは、情報通信技術の発達で可能になった、より自由な働き方...
収録日:2017/02/21
追加日:2017/03/31
柳川範之
東京大学大学院経済学研究科・経済学部 教授

遠くが見えるのは必ずしも「目が良い」ことではない

目の健康と医療・最前線(4)目が良い・目が悪いとは?

遠くが見える人は「目が良い」のか。この当たり前のように思えることに、筑波大学眼科教授・大鹿哲郎氏は疑問を呈する。例えば、子どもの頃は遠くが見えた方が何かと好都合だが、年齢を重ねて老眼になれば、近くが見えることの...
収録日:2017/02/25
追加日:2017/03/26
大鹿哲郎
筑波大学眼科教授

ロシアが中東問題で主導権を握るようになった経緯

中東和平とロシア・トルコ・イラン(1)米国抜きの調停へ

中東和平に向けて、ロシア・トルコ・イランの三国が協力関係を取っている。いったいいつから、中東問題においてロシアが主導権を握るようになったのか。その思惑と今後の展望は何なのか。歴史学者・山内昌之氏に解説いただく。...
収録日:2017/02/09
追加日:2017/03/11
山内昌之
東京大学名誉教授

人工知能はビジネスにどんな変革を与えるか?

AIがもたらす社会・企業変革(1)AIへの期待と取り組み

AIによって機械が「目」を持てば、日本の社会やビジネスはどうなっていくのか。東京大学第28代総長で三菱総合研究所理事長・小宮山宏氏、東京大学大学院工学系研究科特任准教授・松尾豊氏、パナソニック先端研究本部知能化モビ...
収録日:2016/11/30
追加日:2017/03/05
対談 | 小宮山宏松尾豊