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「室町時代」の検索結果

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言語学者・伊波普猷のエピソードにみる当時の沖縄社会

沖縄問題を考える(4)沖縄の歴史:琉球王国と明、明治時代

歴史から考える沖縄問題。数百年、中国・明と良好な関係にあった琉球王国が薩摩藩の支配を経て明治日本で県に組み込まれていくまでの沖縄の歩みを、当時の沖縄の人たちの意識とともに追跡する。(全6話中4話目)
収録日:2012/12/25
追加日:2014/02/24
島田晴雄
慶應義塾大学名誉教授

パックス・トクガワーナを築いた徳川家康の大胆さと慎重さ

徳川家康のリーダーシップ(1)大胆さと慎重さ

独特の経済感覚、文化人としての側面など、徳川家康にはさまざまな逸話が残っているが、やはり最大の功績は270年近く続く「パックス・トクガワーナ」ともいうべき泰平の世を築き上げたことだ。今回はそんな家康の大胆さと慎重さ...
収録日:2017/04/05
追加日:2017/04/30
山内昌之
東京大学名誉教授

鎌倉時代の刀は「再現できなかった」から価値があった

刀匠・松田次泰に聞く―日本文化と日本刀(2)名刀に挑む

刀匠・松田次泰氏が、奥深い日本刀の世界を語る。そこには、日本刀ならではの美術品的価値や、鎌倉時代の刀を目標にしてそこに挑んできた苦労など、刀匠だからこそ尽きない想いがある。(全3話中第2話)
収録日:2017/03/22
追加日:2017/12/07

『百人一首』の歌が選ばれた理由とは?今も残る3つの謎

百人一首の和歌(1)謎の多い『百人一首』

漫画「ちはやふる」の影響で、若い世代にもブームを続ける『百人一首』。日本人なら誰もが知っている古典の代表作品だが、「実は謎がたくさん隠されている」という説もある。奥深い『百人一首』の和歌について、日本文学研究者...
収録日:2018/04/02
追加日:2018/06/16
渡部泰明
東京大学名誉教授

茶の哲学のベースにある老荘思想

岡倉天心『茶の本』と日本文化(3)茶の歴史と老荘思想

東京女子大学名誉教授の大久保喬樹氏が明治の美術運動家・岡倉天心と著書『茶の本』について解説。第3話では『茶の本』の第2章と第3章を取り上げる。茶の文化は禅僧により中国から日本に渡り、室町期に大きく発展した。天心は茶...
収録日:2018/05/22
追加日:2018/07/01
大久保喬樹
東京女子大学名誉教授

天皇家や朝廷の衰微が元号制定に大きな影響を与えた

元号とはなにか(3)鎌倉・室町・戦国時代の元号

新しい元号への注目が集まる中、歴史的遺産と呼べる元号本来の意味合いや変遷について、日本人は案外知ることが少ない。平安貴族の定めた元号の風習は、武家支配の世の中をどのように生き延びたのか。シリーズ第3話では、鎌倉、...
収録日:2018/09/13
追加日:2018/11/25
山本博文
元・東京大学史料編纂所教授

日本の元号に最も多く使われた漢字は?

元号とはなにか(4)江戸時代と近現代の元号

1400年におよぶ元号の歴史は、近代に入り「一世一元」へと転換を果たす。天皇一人につき一つの元号とするこの制度は、明治天皇以来まだ150年の歴史しか持たないのである。長い歴史の中、元号にはどのような変化があったのか。シ...
収録日:2018/09/13
追加日:2018/11/26
山本博文
元・東京大学史料編纂所教授

安土と鞆の二重政権がしのぎを削った7年間

織田信長と足利義昭~検証・本能寺の変(2)画期としての天正八年

天正八(1580)年三月、勅命講和による大坂本願寺退去。五月、織田信長と毛利氏の間に講和の動き。八月、九州三大名の調停案に潜む信長西国出馬の予兆。この年の「安土幕府」の動向は目まぐるしく変化し、歴史にあらかじめ定め...
収録日:2018/10/29
追加日:2019/02/08
藤田達生
三重大学副学長(教育学部 教授)

遡っていけば、赤の他人でもみんな親戚同士

核DNAからさぐる日本のルーツ(5)核ゲノムのSNPに着目

科学の発達により、ミトコンドリアDNAに着目するのではなく、ヒトゲノムを分析する方法が近年、登場し、これによって得られるデータが膨大に増えた。今回は、核ゲノムを用いた新たな研究手法について解説する。(全11話中第5話)
収録日:2018/09/26
追加日:2019/04/03
斎藤成也
国立遺伝学研究所教授

縄文人から現代日本人にDNAが伝わっている割合は12%

核DNAからさぐる日本のルーツ(9)縄文人の起源

旧石器時代と縄文時代は、人間のDNAとしては連続しているということが、最新の研究で分かってきた。研究は現在も進行中だが、どういうことなのか。今回は、系統樹を用いて、ヤポネシア人の集団の関係と、縄文人の起源を検討する...
収録日:2018/09/26
追加日:2019/04/12
斎藤成也
国立遺伝学研究所教授

戦国時代、城郭が恒常的に存在するようになった二つの意味

百姓からみた戦国大名~国家の本質(3)統治権力と城郭の新しい役割

戦国大名の構造として重要なのは、戦争の恒常化に伴い、城を拠点にした領域が形成されたということである。これによって軍事拠点としての城郭が恒常的に存在するようになり、そこに政治拠点としての性格も付与されるようになる...
収録日:2019/03/20
追加日:2019/09/29
黒田基樹
駿河台大学法学部教授

「給人も百姓も成り立つように」に表れる戦国大名の在り方

百姓からみた戦国大名~国家の本質(4)家中の形成と村の役割

戦国大名の構造として、家来組織である「家中」の構築と管理も重要である。戦国大名は家中構成員の自力による解決を禁止。彼らが抱えている問題については全て戦国大名が裁判で解決をすることになったので、個別の領主の存立を...
収録日:2019/03/20
追加日:2019/10/06
黒田基樹
駿河台大学法学部教授

北条家と武田家の全面戦争で顕著になった「御国」の論理

百姓からみた戦国大名~国家の本質(7)「御国」の論理の誕生

戦国大名の構造改革にとって重要なのは、目安制の導入である。これにより、室町時代にはなかった村による大名への直接訴訟権が認められ、万人(村)に開かれた裁判制度が成立した。また、これは村同士の戦争を抑止するものとな...
収録日:2019/03/20
追加日:2019/10/27
黒田基樹
駿河台大学法学部教授

明智光秀という存在が与えた歴史的な意味とは

明智光秀の真実(5)「本能寺の変」後の光秀とその真価

「本能寺の変」の後、明智光秀は山崎の戦いに臨むが、孤立し敗れ、小栗栖の地で落武者狩りに遭う。この後、徳川家の儒教道徳支配が続くため、本能寺の変は極悪非道といわれるが、 戦国時代という観点からみていくと、どう捉え...
収録日:2019/11/22
追加日:2020/01/14
小和田哲男
静岡大学名誉教授

和睦・同盟交渉において重要な「取次」という外交官の役割

戦国大名の外交、その舞台裏(3)「取次」という外交官

大名間での和睦や同盟交渉の際に重要な役割を担うのが、双方の家臣から選ばれる「取次」である。取次は大名の意向を正確に相手に伝えるだけでなく、その意向が家臣団の支持を得ているということを適切に伝えることが求められた...
収録日:2019/06/13
追加日:2020/01/28
丸島和洋
東京都市大学共通教育部 准教授

「過去の宿命」を愛さないと「次の運命」も愛せない

武士道の神髄(5)「縁」こそが運命である

その仕事が与えられたのは「縁」があるから。「縁」を大事に考えるなら、どんな仕事も大切になる。かつての武士たちも主君は選べなかった。すべては縁で、縁が運命なのだ。日本人に生まれたのも縁で、それを否定すればくだらな...
収録日:2019/11/26
追加日:2020/02/14
執行草舟
実業家

徳川家康はいかにして他家を圧倒する経済力を確立したか

戦国武将の経済学(4)徳川家康の経済政策

織田信長や豊臣秀吉が「攻め」の経済なら、家康は「守り」の経済を邁進する。豊臣家を滅ぼした戦略から、全国の富を中央に集約する幕藩体制と、金山銀山の直轄経営。徳川幕府260年という長期安定政権は、確固たる財政基盤なしに...
収録日:2019/11/22
追加日:2020/03/15
小和田哲男
静岡大学名誉教授

「同じ人間が、誰に劣り申すべきや」という究極の覚悟

武士道の神髄(10)『葉隠』が説く真の平等思想

『葉隠』にある「同じ人間が、誰に劣り申すべきや」という言葉。この信念があるからこそ、自分に真の誇りも持てるし、今の自分の失敗も素直に認められる。どれほど偉い歴史上の人物も、同じ人間である以上、挑戦すれば誰でも何...
収録日:2019/11/26
追加日:2020/03/20
執行草舟
実業家

ギリシア神話の基礎に不死の神と人間の死という対比がある

「ホメロス叙事詩」を読むために(2)神々と人間ーその1

ホメロスの世界を学ぶには、彼らが信仰し礼拝していたギリシアの神々を知ることが必要だ。ゼウスをはじめとする神々は人々にとってリアルな存在だったが、彼らが「不死」の存在である点は人間との大きな違いとして明記したい。...
収録日:2020/07/03
追加日:2020/09/06
納富信留
東京大学大学院人文社会系研究科教授

『太平記』は乱世における人間の処し方が学べる古典文学

『太平記』に学ぶ激動期の生き方(1)なぜ今『太平記』を読むべきなのか

『太平記』の名は多くの人が知るところだろう。だが、『太平記』がどのような書物であるかを詳しく知っている人はそう多くない。実は『太平記』は、日本の古典文学の中でも特異な性質を持ち、後の日本に実に大きな影響を与えた...
収録日:2020/08/26
追加日:2020/11/01
兵藤裕己
学習院大学名誉教授

貧乏国に命懸けの仕事をさせて「感謝もしない」日本人

脱人間論(6)相手の「魂」がわからなければダメ

危機の状況下で物事を解決するには、必ず痛みが伴う。どこを我慢するかが大事なのに、それが決められないから適切な対応ができない。戦争も、西側諸国では、1人でも死ぬ可能性があれば、できなくなっている。そんなことでは、今...
収録日:2021/03/18
追加日:2021/05/28

「三部の本書」と『古語拾遺』の特徴と面白さに迫る

世界神話の中の古事記・日本書紀(9)四書四様の面白さ

長らく『日本書紀』が国家の公式文書であった一方、『古事記』が注目されるようになったのは江戸時代、本居宣長によってであるとされている。だが、『古事記』も『日本書紀』も、それ以前にも読まれていたのではないかと語る鎌...
収録日:2020/10/05
追加日:2021/06/02
鎌田東二
京都大学名誉教授

禅の原点とは――中国から禅をもたらした道元の生涯に迫る

【入門】日本仏教の名僧・名著~道元編(1)道元の生涯と禅の歴史

禅を中国からもたらした僧に道元と栄西がいる。密教も熱心に修行した栄西とは異なり、道元は禅に徹したところに大きな特徴がある。禅宗は、末法思想が中心をなす浄土教とは対照的に、この世で修行して悟りを開くことを目指して...
収録日:2020/09/30
追加日:2022/06/25
賴住光子
東京大学大学院人文社会系研究科・文学部倫理学研究室教授

徳川家康の「天下泰平」デザインとは?先人達の失敗に学ぶ

徳川家康の果断と深謀~指導者論と組織論(1)率先し陣頭指揮する

江戸時代の「天下泰平」はいかに実現したのか。徳川幕府は約260年続いたが、武家政治としては源氏も北条氏も足利氏も実現できなかった長さを誇る。それを可能にしたのは、関ケ原の戦いに勝利したからではなく、徳川家康による国...
収録日:2022/09/14
追加日:2022/11/29
片山杜秀
慶應義塾大学法学部教授

現実を律する者が一番偉い――徳川家康が重んじた儒教思想

徳川家康の果断と深謀~その指導者論・組織論(4)家康と儒教

それまで日本は仏教を重んじてきたが、徳川家康は儒教に重きを置いた。それは儒教が徹底したリアリズムであり、現実世界を治めるものがもっとも偉いのだとしたからである。そしてそれに加えて家康が取り入れたのが「東照大権現...
収録日:2022/09/14
追加日:2022/12/20
片山杜秀
慶應義塾大学法学部教授

納豆1パックでご飯を3膳…一汁一菜とお酒の極意&愉しみ

和食の深い秘密~なぜ身体に良いのか(6)小泉流「一汁一菜」決定版

質疑応答の2話目では、「発酵食品やお酒の菌体は腸まで届いているのか」「和食の調理法として、最も健康にいいものは何か」に続いて、「小泉流『一汁一菜』決定版は?」という質問が飛び出した。味噌汁とご飯で「一汁」。小泉氏...
収録日:2023/01/24
追加日:2023/05/13
小泉武夫
農学博士

『源氏物語』の謎…なぜ藤壺とのスキャンダルが話のコアに?

『源氏物語』ともののあはれ(1)雅な『源氏物語』の再発見

紫式部が著した『源氏物語』は、日本最大の古典文学として、長らく日本人に読み継がれてきた。しかし、その物語は、世に出た当初から高い評価を得ていたわけではなく、本居宣長をはじめ、さまざまな解釈をされてきた。そこで今...
収録日:2023/08/04
追加日:2023/11/02
板東洋介
筑波大学人文社会系准教授

おみくじは「吉凶」だけでなく「和歌や漢詩」を読むのが本当

おみくじと和歌の歴史(1)おみくじは詩歌を読む

日本人にとって身近な「おみくじ」。しかし、その歴史を知る機会はあまり多くない。つい吉凶にばかり目が行きがちなおみくじだが、本当に受け取るべきメッセージはそこではないという。どういうことなのか。まず、おみくじの成...
収録日:2023/11/10
追加日:2023/12/20
平野多恵
成蹊大学文学部日本文学科教授

なぜ和歌で神意を伝えるのか…古典文献の事例と巫女の歌占

おみくじと和歌の歴史(3)神意を伝える和歌と歌占

古来より日本人に親しまれてきた和歌。神様として信仰されたスサノヲノミコトが最初に詠んだとされる和歌は、神意を人々に伝えるための重要なツールだったが、人々がその神意を受け取るために必要としたのが巫女だった。『伊勢...
収録日:2023/11/10
追加日:2024/01/03
平野多恵
成蹊大学文学部日本文学科教授

江戸時代に流行した「歌占本」…その実際の占い方は?

おみくじと和歌の歴史(4)歌占本の流行と歌占の方法

神意を伝える歌占(うたうら)は、江戸時代になると「歌占本」が登場し、流行することになる。では、当時の人々は、いったいどのようにして歌占をしていたのだろうか。そこには易の占いも影響しているという。実際に賽と歌本を...
収録日:2023/11/10
追加日:2024/01/10
平野多恵
成蹊大学文学部日本文学科教授

「和歌みくじ」で運をつかむ…現代に息づくおみくじの知恵

おみくじと和歌の歴史(5)現代の和歌みくじ

明治時代に入り、おみくじは大きな転換期を迎える。神仏分離令を契機に、江戸の歌占とは違う新しい和歌みくじが作られるようになるのである。その流れで現代に至るわけだが、注目したいのが明治神宮の和歌みくじだ。神道学研究...
収録日:2023/11/10
追加日:2024/01/17
平野多恵
成蹊大学文学部日本文学科教授