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「異常気象」の検索結果

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地球温暖化がもたらす複合災害のリスク

異常気象を分析する(5)地球温暖化による影響

2018年夏の異常気象に対する分析の締めくくりは、地球温暖化による影響の考察である。温暖化傾向は、顕著な自然変動と相まって、極端な気候を異常気象へと激化させる。このような地球温暖化の傾向を踏まえるならば、異常気象に...
収録日:2019/03/26
追加日:2019/07/30
中村尚
東京大学 先端科学技術研究センター 副所長・教授

ジェット気流の北上はなぜ起こったのか

異常気象を分析する(4)ジェット気流の蛇行

2018年の異常気象を引き起こした大きな要因の1つは、ジェット気流の蛇行であると考えられる。このジェット気流の蛇行は、どのように日本の異常気象を引き起こしたのか。そして、このジェット気流の蛇行それ自体は、どのようなメ...
収録日:2019/03/26
追加日:2019/07/30
中村尚
東京大学 先端科学技術研究センター 副所長・教授

なぜ異常な猛暑となったのか…ジェット気流の蛇行との関連

異常気象を分析する(3)異常高温とその原因

2018年の夏は、豪雨に加えて記録的な猛暑に襲われた夏でもあった。夏の期間全体で見れば、東日本で歴代1位、西日本で歴代2位の暑さであった。今回の講義では、この異常な猛暑の原因をジェット気流の蛇行と気候のグローバルな構...
収録日:2019/03/26
追加日:2019/07/30
中村尚
東京大学 先端科学技術研究センター 副所長・教授

2018年に西日本豪雨をもたらした二つの要因

異常気象を分析する(2)西日本豪雨二つの要因

2018年の西日本豪雨はどのような原因によって発生したのか。今回の講義では、2つの原因から西日本豪雨が説明されるとともに、それをグローバルな気候の構造に位置づけて解説する。(全5話中第2話)
収録日:2019/03/26
追加日:2019/07/30
中村尚
東京大学 先端科学技術研究センター 副所長・教授

連鎖的な異常気象…記録的猛暑、線状降水帯、特異な台風

異常気象を分析する(1)西日本豪雨の実態解明

2018年夏には、7月上旬の西日本豪雨や、それ以降から8月までの記録的な猛暑など、異常気象が連鎖的に発生した。今回の連続講義では、この相次ぐ異常気象の原因が解説される。今回は、西日本豪雨の実態と特徴を解明する。(全5話...
収録日:2019/03/26
追加日:2019/07/30
中村尚
東京大学 先端科学技術研究センター 副所長・教授

天候の在り方を決める3つの要因とは

異常気象と気候変動・地球温暖化2(6)役立つ天候予報へ

今回は、天候の在り方を決める3つの要因を再度整理した上で、アンサンブル予報が人々の社会における活動に対してどのような意義を持ち得るかが、解説される。それらの要因とはどのようなもので、さまざまな天気予報はどのように...
収録日:2019/03/26
追加日:2019/07/23
中村尚
東京大学 先端科学技術研究センター 副所長・教授

「エルニーニョ・ラニーニャ現象」とは何か

異常気象と気候変動・地球温暖化2(5)エルニーニョ・ラニーニャ

長期の気候を予測する際には海洋の状態を織り込む必要があるが、このような海洋の変動においてもっとも大きいものが、エルニーニョ・ラニーニャ現象である。今回の講義では、このエルニーニョ・ラニーニャ現象が詳しく解説され...
収録日:2019/03/26
追加日:2019/07/23
中村尚
東京大学 先端科学技術研究センター 副所長・教授

アンサンブル予報を1週間以上先の確率予報に利用する

異常気象と気候変動・地球温暖化2(4)アンサンブル予報

天気の数値予報には、数値大気モデルに伴う不確実性や複雑性に由来する、長期の予報を行えないという限界がある。そこで長期の天気予報に用いられるのが、確率論的な予報である。これは、「アンサンブル」と呼ばれるように、異...
収録日:2019/03/26
追加日:2019/07/23
中村尚
東京大学 先端科学技術研究センター 副所長・教授

天気予報の仕組み…どのような原理で行われているのか

異常気象と気候変動・地球温暖化2(3)数値予報の原理

短期の天気予報に関して現在、用いられている数値予報という手法がある。この手法では、観測データを基にコンピューター上に大気を再現するため、現状の情報と物理法則にのっとった非常に正確な予報が可能になる。そのためこの...
収録日:2019/03/26
追加日:2019/07/23
中村尚
東京大学 先端科学技術研究センター 副所長・教授

ジェット気流の蛇行は気候にどのような影響を与えるか

異常気象と気候変動・地球温暖化2(2)停滞性Rossby波

偏西風ジェット気流の蛇行は、気候に対してどのように影響を与えるのだろうか。ジェット気流の持続的な蛇行は、「停滞性Rossby波」と呼ばれる大規模な大気の波動によって引き起こされるが、蛇行が生じるメカニズムや蛇行がもた...
収録日:2019/03/26
追加日:2019/07/23
中村尚
東京大学 先端科学技術研究センター 副所長・教授

異常気象はほぼ偏西風ジェット気流の蛇行が原因で発生する

異常気象と気候変動・地球温暖化2(1)ジェット気流

極端な異常気象をもたらす大きな原因は、短期的な自然変動である。そのため、異常気象を理解するためには、自然変動自体を理解する必要がある。このうち、われわれの住む日本における異常気象のほとんどは、偏西風のジェット気...
収録日:2019/03/26
追加日:2019/07/23
中村尚
東京大学 先端科学技術研究センター 副所長・教授

江戸時代、浅間山噴火に抱いた恐れとは?

江戸時代の異常気象と天下人の仕事

浅間山の噴火、頻発する山火事、荒波、死者も出るほどの巨大な霰(あられ)。そうした異常気象を、江戸時代の人々は「天の意思」と見た。社会不安を鎮めるために、当時の為政者、天下人が取った策とは?
収録日:2019/03/27
追加日:2019/05/29
山内昌之
東京大学名誉教授

地球温暖化の加速・減速をもたらす長期気候変動

異常気象と気候変動・地球温暖化(7)長期的な気候変動

地球温暖化には加速期と減速期があり、これを生み出すような長期的な気候変動も、天候のベースを決めているといえる。そのような長期的な気候変動にはどのようなものがあるのか。また、日本にどのような影響を及ぼすのか。(全7...
収録日:2019/03/26
追加日:2019/05/25
中村尚
東京大学 先端科学技術研究センター 副所長・教授

豪雨や強力な台風を増加させる日本近海の海水の温暖化

異常気象と気候変動・地球温暖化(6)極端な気候現象

地球温暖化は今後も進展していくが、それに伴って極端な気候現象が世界各地で起こると予測できる。近年の九州北部豪雨や日本に上陸する台風の強力化は、その一例として説明することができる。(全7話中第6話)
収録日:2019/03/26
追加日:2019/05/25
中村尚
東京大学 先端科学技術研究センター 副所長・教授

地球温暖化を加速・増幅させる2つのフィードバック過程

異常気象と気候変動・地球温暖化(5)温暖化増幅の過程

一度温暖化が進んでしまうと、温暖化を加速・増幅させるフィードバック過程が、気候システム内で次々と起こってしまう。このような悪循環は、氷雪の溶解による温暖化の加速と温暖化による温室効果ガスのさらなる増加という、2つ...
収録日:2019/03/26
追加日:2019/05/25
中村尚
東京大学 先端科学技術研究センター 副所長・教授

21世紀末の地球の気温と降水量を予測する

異常気象と気候変動・地球温暖化(4)将来の気候シナリオ

地球温暖化がどのように進展するかは、人間社会がどの程度温室効果ガスの排出を抑制できるかに大きく依存する。そうした中での気候科学者の役割とは、いくつかの場合に分けた気候の将来シナリオを提示して、社会が選択を行うた...
収録日:2019/03/26
追加日:2019/05/25
中村尚
東京大学 先端科学技術研究センター 副所長・教授

エアロゾルが気候にもたらす多様な影響

異常気象と気候変動・地球温暖化(3)エアロゾルの影響

過去の気候を再現する、あるいは将来の気候を予測する際、「エアロゾル」と呼ばれる大気中の微粒子の効果が、再現・予測のばらつきを意味する不確実性をもたらすという。エアロゾルはどのようなメカニズムで、どのような影響を...
収録日:2019/03/26
追加日:2019/05/25
中村尚
東京大学 先端科学技術研究センター 副所長・教授

地球温暖化は温室効果が強まることで起こっている

異常気象と気候変動・地球温暖化(2)温室効果とは

地球温暖化を論じるには、まず温室効果について理解をしなければいけない。地球温暖化は温室効果の急速な強化によって引き起こされているからだ。では温室効果とはどのようなもので、温室効果ガスの人為的排出はどのくらい地球...
収録日:2019/03/26
追加日:2019/05/25
中村尚
東京大学 先端科学技術研究センター 副所長・教授

近年、なぜ異常気象の連鎖が起こっているのか

異常気象と気候変動・地球温暖化(1)異常気象の背景

異常気象の原因を理解するには、地球温暖化という長期的な気候変化の傾向と、年ごとの激しい気候変動との、両方を理解する必要がある。それは、この2つの影響が重なったときに異常気象が発生するからである。(全7話中第1話)
収録日:2019/03/26
追加日:2019/05/25
中村尚
東京大学 先端科学技術研究センター 副所長・教授

異常気象「マイクロバースト」にどう対応するか?

航空機事故ゼロをめざして(4)自然の脅威とその対策

航空機事故は異常気象によっても引き起こされる。マイクロバースト現象に対応するため、現在JAXAを中心として、機体搭載型のライダーが開発中だ。東京大学大学院工学系研究科航空宇宙工学専攻教授の鈴木真二氏が、1975年のイー...
収録日:2017/10/30
追加日:2018/02/05
鈴木真二
東京大学未来ビジョン研究センター特任教授

「異常気象」はマスコミ用語! 気象に異常も平均もない

「不確実性」と「不都合」の確率分布

長期の将来予測に付きまとう問題は「不確実性」だ。しかし、全ての事象は基本的に確率統計的事象である。地球温暖化も「異常気象」の問題も、人間の心理を抜きには考えられない。われわれが感じる「不確実性」と「不都合」につ...
収録日:2015/11/27
追加日:2016/02/04
住明正
理学博士

緩和策と適応策で地球温暖化に伴う気候変動に備える

地球温暖化問題~温室効果と異常気象(4)排出削減から適応策へ

長期・短期の予測と問題意識を踏まえ、では、地球温暖化の具体的な対策として、何をどうしていくべきなのか。また、実際問題として、何が可能なのか。すぐできること、時間をかけてしていくこと。国がすること、個人ができるこ...
収録日:2015/09/28
追加日:2015/12/14
住明正
理学博士

台風予測の精度がスーパーコンピュータで飛躍的に上がる

地球温暖化問題~温室効果と異常気象(3)季節予報の精度向上へ

近年、強い大型台風やゲリラ豪雨が頻発し、毎年、大きな被害を出している。2~3週間先、あるいは1カ月から半年前後の時間スケールで、より正確な気象予報ができれば、そうした災害対策にも有用性は高い。地球温暖化予測の研...
収録日:2015/09/28
追加日:2015/12/07
住明正
理学博士

イベントアトリビューションで鬼怒川の災害経験を生かす

地球温暖化問題~温室効果と異常気象(2)イベントアトリビューションとは

最近は、毎年日本や世界のどこかで極端な気象が起こっているが、その異常気象は地球温暖化によるものなのか。「イベントアトリビューション」という方法を使えば、地球温暖化の影響を計測できると国立研究開発法人国立環境研究...
収録日:2015/09/28
追加日:2015/11/30
住明正
理学博士

地球温暖化問題は大気という衣が地表を暖めて発生している

地球温暖化問題~温室効果と異常気象(1)気温の問題と温室効果

「大気があるから、地球の温度は安定している」と、国立研究開発法人国立環境研究所理事長・住明正氏は語る。それはなぜか。「温室効果」とはどういうものか。シリーズ「地球温暖化問題」第1回。(全4話中第1話目)
収録日:2015/09/28
追加日:2015/11/23
住明正
理学博士

地球温暖化問題において今後、日本はどう取り組むべきか

2020年頭所感(3)地球環境問題と「動け!日本」

2020年のみならず今後真剣に取り組まなければならない問題が地球温暖化だ。近年、異常気象ともいえる天候の急激な変化が続けて起こっているが、その変化のスピードは予測をはるかに超えており、日本を襲う災害規模も年々大きく...
収録日:2019/12/09
追加日:2020/01/01
小宮山宏
東京大学第28代総長

食を外国に委ねるのは独立国家ではない

ニッポンの食文化が危ない(2)食料自給率を死守せよ

「飽食の時代」と言われる一方で、日本の食料自給率は低迷を続け、世界最大の食糧輸入国となっている。「これは危機的状況だ」と断言するのが、食文化評論家で農学博士の小泉武夫氏。「食の冒険家」と呼ばれる小泉氏が提案する...
収録日:2015/08/31
追加日:2015/10/08
小泉武夫
農学博士

支払損害保険金額では東日本大震災を上回ったタイの大洪水

水と地球と人間と~日本と世界の水問題(3)水と気候変動

地球温暖化による気候変動の悪影響は、ほぼ水を通じて人間社会に影響が及ぶ。では、温暖化の将来はどうなるのか。どのような水被害が起こるのか。地球規模の水循環と世界の水資源に関する研究の第一人者である東京大学生産技術...
収録日:2015/03/19
追加日:2015/11/02
沖大幹
東京大学大学院工学系研究科 教授

生ごみは発酵して土に戻す―これが当然の自然の摂理

発酵は人類を救う(2)無限の可能性を秘めた「FT革命」

農学博士で食文化評論者でもある発酵学者の小泉武夫氏が10年以上前から大きな期待を寄せているのが「FT革命」だ。それは、人と地球への優しい発酵技術による21世紀のための革命であるという。ではFT革命とは具体的にど...
収録日:2015/11/09
追加日:2015/12/10
小泉武夫
農学博士

アメリカ国内では北朝鮮よりイランのほうが関心が高い

北朝鮮の脅威と日本の国益(8)米・中・韓の駆け引き

北朝鮮の韓国への駆け引きは、米韓関係を引き裂き得る踏み絵のようなものである。現状では国連制裁に抵触するために経済的援助はできないが、今後のアメリカ、中国、韓国の出方次第では一気に情勢が変化し、融和方向にも緊張方...
収録日:2019/08/21
追加日:2019/11/10
小原雅博
東京大学名誉教授

20億人以上が肥満…飽食の時代に大事な「選食力」3カ条

飽食時代の「選食」のススメ(1)選食の提唱と「食の多様性」

世界の肥満者数が増加の一途をたどり、偏食や低栄養などの問題も叫ばれている昨今。そんな飽食の時代に対応するための食への態度として堀江氏が提唱するのが、食事の質と量を見極める「選食」である。では選食とはいったいどの...
収録日:2023/05/23
追加日:2023/08/24
堀江重郎
順天堂大学医学部・大学院医学研究科 教授