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「通信」の検索結果

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靖国も慰安婦も、持ち出したのは今60代半ばの・・・

靖国問題の歴史的経過を振り返る(2)火を付けたのは日本

歴史問題が海外で火がつくのは日本から持ち出したからであり、それを行ったのは全共闘世代ではないだろうか。全共闘世代が世代として歩んできた道を見つめながら、東南アジアでの経験も交えて話を進めていく。
収録日:2014/01/16
追加日:2014/02/24
岡崎久彦
外交評論家

ひめゆり学徒隊の壮絶さが物語る沖縄戦の悲劇

沖縄問題を考える(5)沖縄の歴史:太平洋戦争

歴史から考える沖縄問題。今回は太平洋戦争での沖縄戦で、日本のため犠牲になった嘉手納、糸満、那覇に焦点を当てていく。そこで起きた悲劇に迫りながら、沖縄のために命を懸けた人たちの姿と悲痛な想いを伝えていく。(全6話中...
収録日:2013/12/25
追加日:2014/02/24
島田晴雄
慶應義塾大学名誉教授

20世紀と21世紀の違いはインターネットの存在

インターネットのもつ大きな力:われわれは、Good Questionをつくり、Good Answerを引き出したい

筆記の時代から印刷の時代を経てインターネットの時代に入った21世紀。本編ではインターネットの三つの特徴を挙げながら、本メディア「テンミニッツTV」において、インターネットを活用し、われわれがこれから行おうとしている...
収録日:2013/09/13
追加日:2014/03/06
曽根泰教
慶應義塾大学名誉教授

井上勝―日本の「鉄道の父」と呼ばれた男

技術と民生から見た明治維新(3)井上勝

本編シリーズ講話第3回、「長州ファイブ」のアンカーは「鉄道の父」、井上勝。世界に冠たる日本の鉄道技術と安全安心への信頼は、彼なくしてあり得なかった。関係者には親しまれ、政界には多くの敵を作った「おさる」の鉄道一...
収録日:2014/02/12
追加日:2014/03/13
山内昌之
東京大学名誉教授

ICTを超高齢化社会に生かさない手はない

未活用資源の潜在的可能性(3)情報化とサービス

活用すべき潜在的な可能性を秘める資源は、情報、あそび、観光・旅行、教育の分野にも満ちている。既成の、あるいはお仕着せのやり方に温存するのではなく、バイタリティと豊かな人間性をもって日本の活路をひらく可能性を、島...
収録日:2014/01/14
追加日:2014/03/27
島田晴雄
慶應義塾大学名誉教授

企業が企業をつくっていく古河グループ

日本企業のグローバル戦略~外資系企業との比較(2)古河グループ5代の歴史と富士通の躍進

なぜ、かつての日本では新しいイノベーションを次々に生み出し、世界を変えていく企業がたくさん出てきたのか。今はなぜそのような企業が出てこないのか。大上二三雄氏が古河グループ、中でも富士通に注目してその理由を分析する。
収録日:2014/04/11
追加日:2014/06/12
大上二三雄
MICG代表取締役

クビチェック大統領が築いた「ブラジリア」は人類史的偉業

ブラジルの繁栄と転落(1)ブラジリアと軍政時代

BRICsのトップと言われたブラジルが低迷段階に入ったと言われている。しかし、ブラジルには復元力があると語る島田晴雄氏。繁栄と転落の歴史の中で、ブラジル経済がいかに復活を遂げていったのか。シリーズ前編となる今回...
収録日:2014/04/10
追加日:2014/06/12
島田晴雄
慶應義塾大学名誉教授

トルコ将軍、カラベキルの東方政策の功績とは

『中東国際関係史研究』を読み解く(2)カラベキルの東方政策

「第一次世界大戦で敗戦国であったトルコが、その後の戦争処理において領土を増やして戻ってくるなどということは、まことに考えられないことだ」と、当時のイギリス外務大臣・カーゾン氏が述べている。国際関係史の常識を覆し...
収録日:2014/06/18
追加日:2014/07/10
山内昌之
東京大学名誉教授

なぜ土砂崩れが頻発するのか?林業先進国と日本の違い

プラチナ社会における林業

 国土の65パーセントが森で覆われている森林国日本。しかし、その林業の生産性は世界の林業先進国に大きな後れを取っている。「プラチナ構想」に基づく21世紀スマート林業の創生に向けた林業活性化の意味と三つの鍵を小宮...
収録日:2014/06/19
追加日:2014/07/25
小宮山宏
東京大学第28代総長

コンビニのポイントカードからヒット商品の可能性が見える

ビッグデータ活用が社会や産業の構造を変える

今や、ICTの進展は目覚ましく、ビジネスにおけるビッグデータ活用がさまざまな形で功を奏している。日本企業のビッグデータ、クラウドコンピューティングに対する関心はまだ非常に低いが、伊藤元重氏が複数の実例を紹介しつ...
収録日:2014/10/27
追加日:2014/12/26
伊藤元重
東京大学名誉教授

「ソリューション」を売ることが日本の産業界がとるべき道

「島田村塾」リベラルアーツ特講(2)武器としてのソリューション

グローバルな視野に立ちこれからの日本に必要な人材を育成すべく「島田村塾」を主宰している島田晴雄氏が、日本のビジネスの将来のために挙げるキーワードは「ソリューション」。ソリューションを武器に日本が世界市場でサバイ...
収録日:2014/12/05
追加日:2015/01/21
島田晴雄
慶應義塾大学名誉教授

わが国のため三世議員の安倍首相に読んでほしい本

『未完の敗者 田中角栄』を語る(3)二つのアキレス腱と秘書との関係

田中角栄にはアキレス腱といわれる二人の人物がいた。その関係をめぐり、秘書たちの人生をも大きく変えていくことになるが、田中角栄の行動に人間性、その魅力の一端を垣間見ることができる。シリーズ最終話では、田中の秘書た...
収録日:2014/08/26
追加日:2015/02/05
佐高信
評論家

2014年12月に報道された日本への危険なシグナル

「イスラム国」の本質と将来(1)「イスラム国」は、もはや対岸の火事ではない

中東・イスラム史研究の第一人者・山内昌之氏は、「イスラム国(IS)」の出現は大局的に見れば、中東の政治の枠組みのリアリティを変えてしまったと解説する。ISの影響力が中東の域を超えて拡大しつつある今、決してこの状...
収録日:2015/02/16
追加日:2015/03/01
山内昌之
東京大学名誉教授

エネルギー・IT・農業、日本の成長のための課題総まとめ

これからの日本へ~異次元的成長戦略の提案

高齢化、人口減少の他にも、日本はエネルギー、IT、農業その他、多くの分野で大きな課題を抱えている。今、日本はどのような課題を抱えているのか、再度分析、整理し、そのために日本は何を成すべきなのかを問いかける。今後...
収録日:2015/01/27
追加日:2015/03/05
島田晴雄
慶應義塾大学名誉教授

国有企業改革が徹底できなければ競争力低下へ

習政権の課題とリスク(2)安定成長移行後のリスク

中国は、高度成長から安定成長に移行した後にリスクが待っていると語るキヤノングローバル戦略研究所研究主幹・瀬口清之氏。そこには中国が抱える大きな問題点が潜んでいた。2020年以降のリスクシナリオとともに、習近平政...
収録日:2015/01/05
追加日:2015/03/23
瀬口清之
キヤノングローバル戦略研究所研究主幹

関係改善、民主導経済、文化交流促進、歴史認識相互理解

日中協調発展のために(1)4つの前提条件とは

日中協調発展のための前提条件が四つあると語るキヤノングローバル戦略研究所研究主幹・瀬口清之氏。それは、尖閣問題や歴史認識問題など日中両国の間に横たわる難しい問題と関連してくるため、どう克服していくかが課題となる...
収録日:2015/01/05
追加日:2015/03/30
瀬口清之
キヤノングローバル戦略研究所研究主幹

感動した言葉は野球部監督の「あいさつは野球より難しい」

真理は平凡の中にある

志ネットワーク代表・上甲晃氏の持論は「真理は平凡の中にある」だ。人とは違った特別なことより、当たり前のことを徹底してやることを重視して、若者を指導してきた。上甲氏がこう考えるきっかけとなった松下幸之助の言葉、大...
収録日:2015/03/20
追加日:2015/04/07
上甲晃
志ネットワーク代表

電力システム改革で電力業界再編へ

日本の電力システム改革~発送電分離と小売の自由化

戦後最大の電力システム改革がついに動き始めた。これまでアンタッチャブルだった電力業界に何が起こるのか。日本経済に与える影響は? 東京大学大学院経済学研究科教授・伊藤元重氏が分かりやすく解説する。
収録日:2015/05/27
追加日:2015/06/08
伊藤元重
東京大学名誉教授

デュアルユース・テクノロジーの捉え方が日米で真逆

国家戦略コア技術~技術革新と国家(1)未来の技術革新に投資せよ

政策研究大学院大学(GRIPS)学長・白石隆氏は、今後10~15年で起こる急激な技術革新が安全保障にも大きな影響を及ぼすだろうと言う。そのためには、軍用技術の民生転用も視野に入れた大規模な投資が必要であり、政府...
収録日:2015/05/19
追加日:2015/07/09
白石隆
公立大学法人熊本県立大学 第3代理事長

地域的な生産ネットワークがスマイルカーブを深化させる

国家戦略コア技術~技術革新と国家(2)技術革新が国中心の視点を相対化

技術革新は、経済や戦争にも大きな変化を及ぼす。例えば生産は細分化・ネットワーク化され、戦争は無人化・ロボット化していくだろう。そうなると、技術革新への対応力が、その地域の経済発展や安全保障を左右するようになる。...
収録日:2015/05/19
追加日:2015/07/13
白石隆
公立大学法人熊本県立大学 第3代理事長

政治家の職業倫理は制度問題とも関係する

政治とカネの問題

最近、補助金を受けた企業からの献金が問題になっている。政治とカネの問題は大変難しく、非常に研究しにくい分野だと政治学者・曽根泰教氏は言う。この問題は一体どこから話すべきなのか。また、寄附や情報開示についてはどう...
収録日:2015/03/10
追加日:2015/07/20
曽根泰教
慶應義塾大学名誉教授

日中戦争はやがて世界の問題に拡大、そして敗戦・・・

20世紀前半の日中関係~この歴史から何を学ぶか(3)

本年2015年は戦後70年の節目の年。しかし、中国や韓国ではいまだに反日教育が行われ、日本においても特に現代史の教育の欠如は否めない。歴史認識という価値観以前に、事実理解のギャップに問題があると感じた島田晴雄氏...
収録日:2015/07/07
追加日:2015/08/06
島田晴雄
慶應義塾大学名誉教授

トヨタやホンダはソニーのウォークマンになってしまうのか

情報技術の破壊力

「トヨタ、ホンダは、ウォークマンになってしまうのか」。産業界の声に、東京大学大学院経済学研究科教授・伊藤元重氏が答えて語る、情報技術の破壊力とビジネスの今後。日本企業が生き延びるために持つべき視点とは。
収録日:2015/08/05
追加日:2015/08/24
伊藤元重
東京大学名誉教授

サウジアラビアとイランの対立…背景にあるコンプレックス

中東最新事情を読む(5)イラン国内の二つの流れ

歴史学者・山内昌之氏によるイランとサウジアラビアをめぐるシリーズレクチャー。今回は、対サウジアラビアにみるイラン国内の大きな二つの流れについて、山内氏が解説を加える。イランはサウジアラビアの一連の行為をきっかけ...
収録日:2016/02/02
追加日:2016/03/03
山内昌之
東京大学名誉教授

情報革命の影響でなくなる仕事と伸びる仕事とは?

情報革命の未来―消える仕事、伸びる仕事

情報革命は日本と世界をどう変えるのか? 仕事は、サービスは、教育はどうなるのか? 経済産業省・産業構造審議会新産業構造部会の部会長を務める東京大学大学院経済学研究科教授・伊藤元重氏が、同部会での議論をもとに最新...
収録日:2016/02/09
追加日:2016/03/24
伊藤元重
東京大学名誉教授

ラオスの経済成長はメコン川にあり

メコン川の恵みとラオス経済(1)ラオスの地理と歴史

東南アジアの小国ラオスには、まだまだ知られざる発展の可能性がある。メコン川の豊かな水をたたえるラオスは、1人当たりの年間所得が1700ドルほどでありながら、年率8パーセントの成長を続けている。そこにはどんな可能...
収録日:2016/01/18
追加日:2016/03/28
島田晴雄
慶應義塾大学名誉教授

ラオス政府は「経済特区」に力を入れている

メコン川の恵みとラオス経済(3)首都ビエンチャン探訪記

ラオス政府が企業誘致を進める経済特区では、低賃金を生かした手間暇のかかる事業に可能性があるという。また、青年同盟や女性同盟といった組織が、政治・経済・社会貢献など多岐にわたって、ラオスの地域社会を束ねている。千...
収録日:2016/01/18
追加日:2016/04/11
島田晴雄
慶應義塾大学名誉教授

テロ抑止の3つの処方箋

「テロ」とは何か(4)民主主義とテロ抑止力

『中東複合危機から第三次世界大戦へ』(PHP新書)の著者で、歴史学者・山内昌之氏が、われわれが今すぐ取り組むべきテロ抑止のための方法について解説。成熟した民主主義国家において、目の前の危機とその先への危惧にどう...
収録日:2016/04/05
追加日:2016/05/05
山内昌之
東京大学名誉教授

水リスク管理は国ではなく私的設置の基準が席巻しつつある

水ビジネスの動向(3)水リスクマネジメントの現況

東京大学生産技術研究所教授・沖大幹氏が、注目される水ビジネスの最新動向を論じる。まずインフラ輸出の難しさだ。社会的価値が高いインフラの整備は、ビジネスとして見ると撤退しにくさや事業展開の面で、他の業種と異なる。...
収録日:2015/05/25
追加日:2016/05/19
沖大幹
東京大学大学院工学系研究科 教授

「水道哲学」は貧乏克服、「産業報国」は商人の誇り

松下幸之助の経営理念(2)創業から戦後への歩み

パナソニック株式会社の「信条・綱領・七精神」をはじめ、松下幸之助は数多くの理念を文章化している。もちろん企業としての経営理念が中心だが、個人・社会人として見ても人生哲学に通じるものがある。今回は、「経営の神様」...
収録日:2016/02/18
追加日:2016/06/06
佐野尚見
元松下電器産業株式会社(現・パナソニック株式会社)代表取締役副社長

エベレスト、マリアナ海溝、月――到達した人類は何人?

自律型海中ロボット~深海に切り込む(3)海中はなぜ危険なのか

海中でロボットを動かすときに必要なのは、待ち受ける困難を予想する力である。しかし、人類はあまりにも海中の状況に不案内だ。試みに「エベレスト、マリアナ海溝、月」という三つのフロンティアに到達した人類の人数を確かめ...
収録日:2016/01/12
追加日:2016/06/06
浦環
東京大学名誉教授

伊勢志摩サミットがかすむ17分間のオバマ広島演説の意味

オバマ広島訪問

オバマ大統領の広島訪問、17分間に及ぶ広島スピーチは、報道としての伊勢志摩サミットがかすむほどの目覚ましさであった。この広島訪問と名演説はどのような文脈に立って行われたものなのか。政治学者で慶応義塾大学大学院教...
収録日:2016/06/01
追加日:2016/06/09
曽根泰教
慶應義塾大学名誉教授

平均深度4キロの海底に挑む3種のツール

自律型海中ロボット~深海に切り込む(4)海中アドベンチャー

海は、地球最後のフロンティアとも呼ばれている。地球表面の70%は海が占めているにもかかわらず、陸上の生活では海の様子を垣間見ることはできない。科学は、その不思議にどのように迫ってきたのか。自律型海中ロボットの権...
収録日:2016/01/12
追加日:2016/06/13
浦環
東京大学名誉教授

地球上の海水の塩分をトラックに積むと一体どこまで並ぶ?

自律型海中ロボットは何を目指すか(1)知ってから語る

九州工業大学社会ロボット具現化センター長・浦環氏が語る「自律型海中ロボットは何を目指すか」。今回、浦氏がこのテーマを考えるにあたり問うたのは、まず前提となるわれわれの海に対する考え方だ。さて、科学する姿勢を問う...
収録日:2016/01/12
追加日:2016/06/27
浦環
東京大学名誉教授

英ポンドを見る上でのポイントは原油相場と内外金利差

ブレグジットと英ポンド相場(3)英ポンド相場の中期展望

「中期的にポンドを見る上でのポイントは原油相場と内外金利差だ」と、シティグループ証券チーフFXストラテジスト・高島修氏は語る。そして、英ポンドが原油資源国通貨としての側面をもつ理由を3つ挙げながら、原油と並んで...
収録日:2016/07/06
追加日:2016/07/10
高島修
シティグループ証券 チーフFXストラテジスト

「高速ビジョン」の実現の鍵は「知能化されたビジョン」

高速ビジョンが創る未来~高速画像処理の可能性(3)知能化されたビジョン

「1秒間に1000枚の絵を撮影する画像処理を目標にしている」と、東京大学大学院情報理工学系研究科教授・石川正俊氏は語る。いったいそれをどのように実現するのか。なぜ実現できるようになってきたのか。(全7話中第3話)
収録日:2016/01/07
追加日:2016/07/22
石川正俊
東京理科大学学長

世界的セキュラースタグネーション時代、課題は技術の枯渇

セキュラースタグネーションと技術革新

これまでにも10MTVで「セキュラースタグネーション(長期的停滞)」論を取り上げてきた学習院大学国際社会科学部・伊藤元重教授が、この話題に本格的に切り込んでいく。世界経済の低迷は、高齢化や金融危機だけが原因では...
収録日:2016/06/16
追加日:2016/07/26
伊藤元重
東京大学名誉教授

調査を調査で終わらせたら意味無し。ミッションは「出口」

海のジパング計画~海底鉱物を探れ(2)使命は「出口に結びつく調査」

自律型海中ロボットの権威である九州工業大学ロボット具現化センター長・浦環氏が携わる「海のジパング計画」は、調査を主体とした活動だ。しかし、調査で知見を得ることを最終とはせず、あくまでも出口に結びつくことを目標と...
収録日:2016/01/12
追加日:2016/08/02
浦環
東京大学名誉教授

海の中には「ASIMO」とは違うロボットがいる!

自律型海中ロボットの仕事(1)ASIMOとの違い

世界初の本格的二足歩行ロボットであるホンダの「ASIMO」が階段を下りたことで有名になったロボフェスタ神奈川2001では、隣のブースに「もう一つのロボット」があった。九州工業大学社会ロボット具現化センター長・特...
収録日:2016/05/17
追加日:2016/08/15
浦環
東京大学名誉教授

弾圧していたメディアがエルドアンを救った

トルコの一番長い夜とクーデター(3)メディアの恩恵

革命史とメディアの変遷は切っても切れないと歴史学者・山内昌之氏は言う。ルターの宗教改革とグーテンベルク印刷術の関係に始まり、改革者の声を民衆に届ける乗り物は今日の電子メディアへと直結している。トルコのクーデター...
収録日:2016/07/20
追加日:2016/08/18
山内昌之
東京大学名誉教授

ロボットでは「船体」だけでなく「船長」もつくる

自律型海中ロボットの仕事(2)ハードとソフト

「きれいなロボットです」「プールの中でスイスイ泳げます」というだけでは、ロボットはユーザーの信頼を得られないと、九州工業大学社会ロボット具現化センター長・特別教授の浦環氏は語る。では、どうしたらロボットは信頼を...
収録日:2016/05/17
追加日:2016/08/22
浦環
東京大学名誉教授

ロボットにとっては頭脳や身体よりも「五感」が大切だ

自律型海中ロボットの仕事(3)ロボット学のサイクル

「ロボットにとっては、頭脳(コンピューター)や運動器官(ハードウェア)よりも、五感(センサー)が大切だ」と、九州工業大学社会ロボット具現化センター長・特別教授の浦環氏は語る。センサーが大事だというのは、一体どう...
収録日:2016/05/17
追加日:2016/08/29
浦環
東京大学名誉教授

イランから大使召還!サウジアラビアの関心を誘うヨルダン

アメリカとサウジ同盟関係の終焉(6)サウジとヨルダン

サウジアラビアは、女性の自動車運転を法律で禁止している国である。そんなサウジアラビアでようやく女性を国家の財産と認めたのは、「ビジョン2030」の功績といえよう。サウジアラビアの今後の変化の見通しについて、ヨル...
収録日:2016/08/02
追加日:2016/09/15
山内昌之
東京大学名誉教授

アメリカでは優良企業の実に35%が同族経営

ファミリービジネスとAI(1)注目されるファミリー企業

東京大学大学院経済学研究科・経済学部教授の柳川範之氏は、異色の「学歴」の持ち主だ。中学卒業後の青春時代を、ブラジルとシンガポールで過ごした。柳川氏はそこで、経済のあり方が国にとっていかに重要であるかを痛感したと...
収録日:2016/07/25
追加日:2016/09/23
柳川範之
東京大学大学院経済学研究科・経済学部 教授

あわや調査中止!? 困難を乗り越えて

「r2D4」インド洋を潜る(2)危機一髪

九州工業大学社会ロボット具現化センター長・浦環氏が語る「r2D4インド洋を潜る」。複雑な海底地形、困難な潜航計画、そして立ちはだかる壁。この回では、この調査で最大の危機となった大きな困難との遭遇が語られる。(全...
収録日:2016/05/17
追加日:2016/10/05
浦環
東京大学名誉教授

IoTやAIへの期待と懸念を経済学の視点で考える

IoT・AIが社会を変える―企業が生き残るための転換点

東京大学名誉教授で学習院大学国際社会科学部教授・伊藤元重氏が、経済学者の視点から社会変化と技術革新について論じる。アメリカ経済も日本経済も、技術の停滞に伴う低成長に長いこと苦しんできたが、ようやくAIやIoTなどの技...
収録日:2016/11/30
追加日:2017/01/04
伊藤元重
東京大学名誉教授

リーダーは創業の困難を忘れずに常に「謙虚」たれ

『貞観政要』を読む(9)リーダーの本質は謙虚にあり

老荘思想研究者・田口佳史氏による『貞観政要』の読解講座第9弾。リーダーの本質は何か。それは謙虚であると、魏徴は言う。謙虚とは、創業の時の苦労を忘れないことだ。天は常に味方してくれるわけではないし、謙虚さを失えば民...
収録日:2016/08/01
追加日:2017/01/30
田口佳史
東洋思想研究家

厚生労働省が推進する「働き方改革」が難しい理由とは?

「働き方改革」の課題と展望(1)なぜ改革が必要なのか

少子高齢化と技術革新の両方が、かつてない速度で進みつつある現在、これまでとは違う新たな働き方が求められている。厚生労働省による「働き方の未来2035:一人ひとりが輝くために」懇談会事務局長である東京大学大学院経済学...
収録日:2017/02/21
追加日:2017/03/16
柳川範之
東京大学大学院経済学研究科・経済学部 教授

坂村教授が開発したTRON―知られざる世界標準

IoTとは何か~モノのインターネットの本質(1)TRONは究極の「縁の下の力持ち」

国産組込みOS「TRON」開発の第一人者であるYRPユビキタス・ネットワーキング研究所所長で東洋大学情報連携学部学部長の坂村健氏が、IoT(モノのインターネット)時代のあるべき、組込みコンピューターの姿を展望する。坂村氏はT...
収録日:2016/12/02
追加日:2017/04/02
坂村健
YRPユビキタス・ネットワーキング研究所 所長

IoT(モノのインターネット)の本質とは何か?

IoTとは何か~モノのインターネットの本質(2)IoTの本質はオープン性にある

今でこそ人口に膾炙したIoTだが、かつてはさまざまな名前で呼ばれていた。しかし目指すところは同じで、「インターネットのようにモノをつなぐ」ことだ。ではその本質は何か。YRPユビキタス・ネットワーキング研究所所長で東洋...
収録日:2016/12/02
追加日:2017/04/04
坂村健
YRPユビキタス・ネットワーキング研究所 所長

IoT時代に必要なのはAPIのオープン化

IoTとは何か~モノのインターネットの本質(3)家電をネットにつなぐために必要なこと

かつて日本では、家庭用の電化製品をネットにつなげる試みが流行した。しかしその時に生じた大きな問題は、それをクローズなシステムにしてしまったことであると、YRPユビキタス・ネットワーキング研究所所長で東洋大学情報連携...
収録日:2016/12/02
追加日:2017/04/06
坂村健
YRPユビキタス・ネットワーキング研究所 所長

TPPイレブン―アメリカを除く11カ国でのTPPの可能性

アメリカ抜きの「TPPイレブン」、その意味を考える

東京大学名誉教授で学習院大学国際社会科学部教授の伊藤元重氏が、日本の通商戦略の方向性について、TPPを中心に解説する。トランプ大統領がTPPを否定している中、「TPPイレブン」という新たな動きが起こっている。日本にとって...
収録日:2017/04/25
追加日:2017/05/25
伊藤元重
東京大学名誉教授

原発事故の海水汚染調査に用いた全自動の無人船ロボット

遠隔操縦機~原子炉ロボット(1)海水の放射能汚染

九州工業大学社会ロボット具現化センター長・浦環氏が、福島第一原発事故の海水汚染調査に用いた、全自動の無人船ロボットについて解説する。30キロ圏内が立入禁止になったため、全自動の無人船ロボットを用いて、海水の放射能...
収録日:2017/01/27
追加日:2017/06/18
浦環
東京大学名誉教授

フィデル・カストロとチェ・ゲバラ…キューバ革命とその後

キューバから見る現代史(2)カストロとゲバラの革命

公立大学法人首都大学東京理事長の島田晴雄氏が、キューバ革命と革命後のゲバラについて解説する。アメリカ企業によって搾取されていた農民を救うため、カストロとゲバラは革命を決意する。ゲリラ戦やサンタクララでの戦闘を経...
収録日:2017/04/26
追加日:2017/06/25
島田晴雄
慶應義塾大学名誉教授

トランプ大統領の4つの経済政策の現状

トランプ政権研究(8)主要経済政策の分析

公立大学法人首都大学東京理事長の島田晴雄氏が、トランプ大統領の主要な経済政策について解説する。目玉である大幅な減税と大規模なインフラ投資には、財源の問題が浮上している。オバマケアを廃止して提出された共和党案も、...
収録日:2017/05/23
追加日:2017/06/29
島田晴雄
慶應義塾大学名誉教授

ジョセフ・グルーによるポツダム宣言草案をめぐる奮闘

敗戦から日本再生へ~大戦と復興の現代史(9)早期和平のための知られざる努力

公立大学法人首都大学東京理事長・島田晴雄氏による島田塾特別講演シリーズで学ぶ太平洋戦争をめぐる昭和史。ルーズベルト大統領の死は、間接的には日本に大きな幸運をもたらしたと言える。後任のトルーマン大統領を補佐すべく...
収録日:2016/07/08
追加日:2017/07/31
島田晴雄
慶應義塾大学名誉教授

ポツダム宣言受諾が遅れた理由と昭和天皇の「御聖断」

敗戦から日本再生へ~大戦と復興の現代史(10)ポツダム宣言受諾への道のり

公立大学法人首都大学東京理事長・島田晴雄氏による島田塾特別講演シリーズ。紆余曲折の末、ついに発表されたポツダム宣言とその正式受諾に至るまでの道のりを知る。陸海軍の猛反発にあいながら本土決戦前の降伏を実現したポツ...
収録日:2016/07/08
追加日:2017/08/02
島田晴雄
慶應義塾大学名誉教授

欧米で高まる金融政策正常化の背景と今後の可能性

金融政策正常化の難しさ(2)今後の可能性と日本への影響

欧米で高まっている金融政策正常化とその難しさについて、共立女子大学国際学部教授の植田和男氏が解説。第2話では、正常化の背景と今後の可能性を論じ、量的緩和の出口に向かうであろう日本への影響を考える。(全2話中第2話)
収録日:2017/07/19
追加日:2017/08/13
植田和男
第32代日本銀行総裁

小型無人航空機「ドローン」とは何か?

ドローンが拓く「空の産業革命」(1)無人航空機の歴史

近年、小型無人航空機ドローンの開発が進み、空撮や高い場所の点検作業、物流など、様々な分野での利用が期待されている。東京大学大学院工学系研究科航空宇宙工学専攻教授の鈴木真二氏が、無人航空機の長い歴史をひもとき、現...
収録日:2017/07/10
追加日:2017/08/26
鈴木真二
東京大学名誉教授

空撮から放射線量測定まで―ドローンの利用分野とは

ドローンが拓く「空の産業革命」(2)多様な分野での活躍

東京大学大学院工学系研究科航空宇宙工学専攻教授の鈴木真二氏が、ドローンの機能と利用法について解説する。ドローンにはフィードバック制御による自動操縦システムが組み込まれている。これによって、空撮や物資輸送、物資投...
収録日:2017/07/10
追加日:2017/08/27
鈴木真二
東京大学名誉教授

ロシアゲート疑惑はトランプ大統領の弾劾まで至るのか?

トランプ政権の現状(2)ロシアゲート・政治任用の難航

元海上自衛隊佐世保地方総監で、一般社団法人日本戦略研究フォーラム政策提言委員である吉田正紀氏が、トランプ政権の問題について解説する。ロシアゲート疑惑は、特別検察官の任命によって、反トランプ派を勢いづかせてしまっ...
収録日:2017/06/09
追加日:2017/08/30
吉田正紀
元海上自衛隊佐世保地方総監

ドローンを安全に運用するために必要なこと

ドローンが拓く「空の産業革命」(5)自動化から自律化へ

東京大学大学院工学系研究科航空宇宙工学専攻教授の鈴木真二氏が、ドローンに関して緊急に取り組むべきこと、そして長期的課題としての自律化について解説する。JUIDA(一般社団法人日本UAS産業振興協議会)では、操縦技術や航...
収録日:2017/07/10
追加日:2017/09/03
鈴木真二
東京大学名誉教授

デジタルディスラプションは2014年から始まっている

AIとデジタル時代の経営論(3)デジタル化の渦

一橋大学大学院国際企業戦略研究科研究科長・教授の一條和生氏が、デジタル化時代に訪れる危機について解説する。IMDの2015年の調査によれば、新しいデジタル・ビジネスモデルの登場に、世界の経営者はかなりの危機感を抱いてい...
収録日:2017/07/24
追加日:2017/10/24
一條和生
一橋大学名誉教授

創業者が記した設立趣意書の原点を見失っていたソニー

AIとデジタル時代の経営論(8)ソニーの原点

一橋大学大学院国際企業戦略研究科研究科長・教授の一條和生氏は、働き方改革について、職務規定の明確化の重要性を認めつつも、暗黙知の要素への評価の重要性を強調する。ソニーは、創業者の一人、井深大氏が東京通信工業設立...
収録日:2017/07/24
追加日:2017/11/01
一條和生
一橋大学名誉教授

創業の原点に忠実であり続けてきたホンダ

AIとデジタル時代の経営論(9)ホンダのフィロソフィー

一橋大学大学院国際企業戦略研究科研究科長・教授の一條和生氏は、ホンダの事例を通じて、日本企業には、デジタル化の中でも忘れるべきでない「らしさ」があると論じる。ホンダは本田宗一郎氏による創業以来、原点ともいうべき...
収録日:2017/07/24
追加日:2017/11/02
一條和生
一橋大学名誉教授

サービス産業の生産性を上げれば日本経済は様変わりする

サービソロジーと経営~サービスイノベーション(2)経済はサービスで動いている

今や日本経済の4分の3がサービス産業に支えられているという状況の中、なおも日本は「モノづくり立国」だといわれている。それは、いつ始まった産業価値観なのだろうか。それによって失ったものはないのだろうか。「経済はサー...
収録日:2017/09/20
追加日:2017/11/16
村上輝康
産業戦略研究所 代表 

仮想通貨ビットコインとブロックチェーンの仕組みとは

フィンテックがもたらす金融革新(2)仮想通貨の仕組み

藤井達人氏が、仮想通貨ビットコインと、それを可能にするアーキテクチャであるブロックチェーンの仕組みについて解説する。仮想通貨に関する規定が盛り込まれた、2017年4月の改正資金決済法の要点とは何か。(全3話中第2話)
収録日:2017/10/10
追加日:2017/11/21
藤井達人
株式会社みずほフィナンシャルグループ 執行理事 デジタル企画部 部長

仮想通貨は金融市場にどんな影響を与えるのか?

フィンテックがもたらす金融革新(3)ブロックチェーン

仮想通貨やブロックチェーン、スマートコントラクトといったフィンテックは、従来の金融機関や中央銀行に大きな影響を与える可能性がある。藤井達人氏が、ブロックチェーンの現状を解説する。(全3話中第3話)
収録日:2017/10/10
追加日:2017/11/22
藤井達人
株式会社みずほフィナンシャルグループ 執行理事 デジタル企画部 部長

経営者はステイクホルダーに方向性を示さなければならない

比較制度分析とは何か(2)企業とステイクホルダー

比較制度分析の創始者、青木昌彦教授は企業をステイクホルダーの連合体として捉えていた。経営者はステイクホルダーに対してビジョンを提示し、制度的補完性のある組織をデザインしなければならない。慶應義塾大学商学部教授の...
収録日:2017/11/02
追加日:2018/01/28
谷口和弘
慶應義塾大学商学部教授

注目を集めたヒューマンファクターによる航空機事故

航空機事故ゼロをめざして(3)ヒューマンファクター

東京大学大学院工学系研究科航空宇宙工学専攻教授の鈴木真二氏が、ヒューマンファクターによる航空機事故について解説する。1972年、イースタン航空401便の墜落事故は、100名を超す死亡者を出す。大事故に至った原因は、些細な...
収録日:2017/10/30
追加日:2018/02/04
鈴木真二
東京大学名誉教授

自由と人権を両立するテロ対策のあり方とは?

テロ対策の理論と実際(2)テロ対策の実際

現行法制では、テロの未然防止のための通信傍受が認められていない。緊急事態時の無令状拘束・捜査、GPSを活用した捜査、ネットによるテロ対策など、さらに検討するべき対策は多い。防衛省防衛研究所防衛政策研究室主任研究官の...
収録日:2017/12/08
追加日:2018/03/08
片山善雄
元防衛省防衛研究所 防衛政策研究室 主任研究官

軍事組織を利用したテロ対策の注意点

テロ対策の理論と実際(3)軍事組織の活動

軍事組織がテロ対策として、治安維持活動を行う場合、どんな点に注意しなければならないのか。警察との間で意思の不疎通が起きることはないのか。防衛省防衛研究所防衛政策研究室主任研究官の片山善雄氏が、軍事組織を利用した...
収録日:2017/12/08
追加日:2018/03/09
片山善雄
元防衛省防衛研究所 防衛政策研究室 主任研究官

日本では科学技術の3つの大事な領域が連動していない

マテリアル革命(2)科学技術政策推進への課題

東京大学名誉教授で新構造材料技術研究組合(ISMA) 理事長の岸輝雄氏が日本の科学技術とマテリアルの関係について解説する。日本の科学技術に非常に重要な役割を担っているマテリアルだが、岸氏は懸念を抱いている。それは、科...
収録日:2017/11/30
追加日:2018/04/01
岸輝雄
東京大学名誉教授

ICAOが規定する航空機の国際ルール

航空機事故ゼロをめざして(7)ICAOの国際ルール

東京大学大学院工学系研究科航空宇宙工学専攻教授の鈴木真二氏が、航空機に関する国際ルールについて解説する。パリ国際航空条約(1919年)から現在の国際民間航空機関(ICAO)に至るまで、領空主権や航空機の安全証明など、航...
収録日:2017/11/27
追加日:2018/04/05
鈴木真二
東京大学名誉教授

アメリカの北朝鮮攻撃の可能性は?

2018年激動の世界と日本(13)北朝鮮有事の可能性

北朝鮮は核ミサイル開発を進めてきたが、その背景にはアメリカの北朝鮮政策の誤りがあった。公立大学法人首都大学東京理事長・島田晴雄氏が、アメリカの北朝鮮外交を振り返り、アメリカの北朝鮮攻撃の可能性について解説する。...
収録日:2018/01/16
追加日:2018/04/22
島田晴雄
慶應義塾大学名誉教授

中世に終止符を打った徳川家康の政策

家康が築いたTOKYO(1)日本の近代化とリーダーシップ

歴史学者・山内昌之氏が、現代の今も影響を与えている徳川家康の都市構想、政治力学的発想による政策や外交戦略について解説するシリーズレクチャー。江戸は家康の入府から1世紀ほどで世界屈指の行政都市、消費都市に成長した。...
収録日:2018/04/03
追加日:2018/05/15
山内昌之
東京大学名誉教授

情報社会におけるビッグデータの価値と危険性

ビッグデータの価値とリスク~FB問題と電子マネー~

東京大学名誉教授で学習院大学国際社会科学部教授の伊藤元重氏が、フェイスブック(FB)の問題からビッグデータに付随する価値とリスクについて論じる。情報社会でも、貨幣の世界においても、今後、個人の情報がどのように利用...
収録日:2018/05/07
追加日:2018/06/21
伊藤元重
東京大学名誉教授

人間の知性を超えた知性はあり得るのか?

知能と進化(5)人間の知性と限界

総合研究大学院大学長・長谷川眞理子氏と東京大学大学院工学系研究科特任准教授・松尾豊氏が次に議題に挙げたのは、人間の知性の限界についてである。両者の専門的見地からすると、その限界の外にはどのような知性があり得るの...
収録日:2018/04/09
追加日:2018/07/21

技術革新の時代を支える経営のあり方とは?

今後の技術革新と企業経営(1)素早い意思決定が重要

現在の技術革新に関する重要なポイントは、それに対して企業がリスクを背負った素早い意思決定を行うことである。東京大学大学院経済学研究科・経済学部教授の柳川範之氏は、そう主張する。日本企業は従来、技術革新に目を付け...
収録日:2018/04/25
追加日:2018/08/04
柳川範之
東京大学大学院経済学研究科・経済学部 教授

ICT(情報通信技術)を用いた在宅医療の効率化

在宅医療とオンライン診療(1)在宅医療と地域包括ケア

医療法人社団鉄祐会理事長の武藤真祐氏は、ICT(情報通信技術)を用いた在宅診療を行うクリニックを、東京都内と宮城県石巻市に開いた。在宅診療を効率的に行うために、どのような工夫を凝らしているのだろうか。新たな時代の医...
収録日:2018/03/30
追加日:2018/08/23
武藤真祐
医療法人社団鉄祐会 理事長

「オンライン診療」は日常診療を補完する

在宅医療とオンライン診療(2)オンライン診療の取り組み

外来診療では、患者さんが症状をうまく説明できなかったり、医師の指示を忘れてしまったりということが起こりうる。オンライン診療は、そのような状況を補完し、症状を細かくトレンドで確認することができる、と医療法人社団鉄...
収録日:2018/03/30
追加日:2018/08/27
武藤真祐
医療法人社団鉄祐会 理事長

日本が当面する5つの労働課題

労働基準法の精神(5)当面する五つの課題

日本労働組合総連合会(連合)第6代会長の古賀伸明氏が労働法について解説するシリーズレクチャー。第5回では、当面の課題を5つのポイントに整理して解説する。課題は柔軟な働き方、技術革新への対応、雇用類似など多岐にわたる...
収録日:2018/06/25
追加日:2018/09/24
古賀伸明
日本労働組合総連合会(連合)第6代会長

VR技術のビジネスへの活用と具体例

VRがつくりだす未来(3)ビジネスでのVRの活用

VRの技術で重要なのは、自分の身体と物体の距離という空間的な体験を伝えることである。この技術は、ゲームだけでなく、さまざまな分野でその応用が期待されるという。それはいったいどんなことなのか。具体的事例を挙げて解説...
収録日:2018/10/19
追加日:2018/12/15
廣瀬通孝
東京大学名誉教授

リアルエコノミーにICT技術をどう活用するか

デジタルトランスフォーメーション(1)製造業の場合

技術革新の加速度的スピードを少しでも取りこめれば、社会も企業も大きな変化を起こせる。現に、リアルエコノミーはデジタルトランスフォーメーションによって変化し始めている。今回は、AIやICTの活用により、需要起点のソリュ...
収録日:2018/11/14
追加日:2019/01/07
伊藤元重
東京大学名誉教授

オンラインとオフラインの乗り入れに成功した企業

デジタルトランスフォーメーション(2)流通の場合

リアルエコノミーでのICT活用を考えた場合のポイントの一つに、流通におけるオンライン、オフライン双方の乗り入れが挙げられる。オンラインからオフラインへの試みを始めているアマゾン、オフラインのメリットをオンラインビジ...
収録日:2018/11/14
追加日:2019/01/12
伊藤元重
東京大学名誉教授

海中調査は非常にお金がかかる

五島列島沖合の海没処分潜水艦群調査(4)調査費用の調達

海中調査を実施する上での大きな問題は、調査費用をいかに工面するかである。浦環氏は3,000万円もの高額な費用をどう調達したのか。また調査をリアルタイムで発信することも重要だが、いかにしてそれを実現したのか。浦氏の解説...
収録日:2018/03/23
追加日:2019/02/16
浦環
東京大学名誉教授

高齢者の健康のために仕事をつくりだす

プラチナ社会へのビジネス創造(5)高齢社会の問題と対策

高齢者の健康支援のために仕事をつくり出し、高齢社会問題に対処することができる。また、脳科学に基づく技術の発達により、高齢者が自立することも可能になるだろう。そこで重要になってくるのは、高齢者の経験と若い力を結び...
収録日:2018/12/12
追加日:2019/05/09
小宮山宏
東京大学第28代総長

中国経済が抱える構造的な問題とアメリカとの貿易問題

2019年激変する世界と日本の針路(10)中国企業と経済問題

中国の経済成長は鈍化し少子化も進行しているので、新たな成長モデルへの転換が求められている。中国では今ITなど新たな企業が台頭してきてはいるが、国内の構造的な問題も山積みである。それに追い打ちをかけるようにアメリカ...
収録日:2019/01/28
追加日:2019/05/21
島田晴雄
慶應義塾大学名誉教授

アメリカは中国よりもインテリジェンスの力が劣る

米中対立の行方をどう読むか(4)情報戦争の勝者は中国?

トランプ政権によって始まった中国封じ込め戦略が、アメリカにとって不利になる条件はもう一つある。中国よりもインテリジェンスの力が劣ることだ。かつてアメリカは情報戦を得意としたが、この10年で中国とのパワーバランスは...
収録日:2018/12/25
追加日:2019/05/31
中西輝政
京都大学名誉教授

有人火星探査のためにどれくらいの時間と物資が必要なのか

宇宙探査の現在と可能性(3)有人火星探査の概算-1

有人火星探査にかかる時間や必要な物資はどれほどなのか。時間に関しては、地球と火星の軌道を考えると、往復の際には惑星の配置がベストな状態になるまで待つ必要がある。また物資に関しては、水や酸素、人数、食べ物、居住空...
収録日:2019/06/11
追加日:2019/07/01
小泉宏之
東京大学大学院新領域創成科学研究科准教授

アポロ計画をきっかけに思いついたディーラー作戦

経営者としての激動の人生(2)事業開始と経営の土台固め

対照的で刺激的な事業パートナーとの出会いは、起業・創業のカギを握る重大事である。そして、経営組織をどう考えるかにおいては、成功事例をたずね、思い切った変革を恐れない姿勢が功を奏する。(2018年10月2日開催日本ビジネ...
収録日:2018/10/02
追加日:2019/07/26
三澤千代治
MISAWA・international株式会社 代表取締役社長

古典を学び、教養ある人間を目指すことがヨーロッパの理想

西洋文明の起源から見るグローバル化(1)グローバル化

世界のグローバル化は、文化的にはヨーロッパが拡大して、人類全体に拡大する流れといえる。では、当のヨーロッパとは何を指すのか。それは地理的名称というより文化的な概念であり、「ギリシア・ローマの古典+キリスト教」=...
収録日:2019/05/29
追加日:2019/08/01
納富信留
東京大学大学院人文社会系研究科 研究科長・学部長・教授

アメリカで無名だったSonyがなぜ世界を席巻したのか

戦後復興~“奇跡”の真実(14)井深大、盛田昭夫とソニー

ソニー(Sony)を作り上げた井深大と盛田昭夫の半生を、3つ目の事例研究として取り上げる。自身の機械への興味から製造業へと向かい、戦時下という特殊状況下で国家への貢献を求められたという点では、2人の半生は松下幸之助や...
収録日:2019/07/23
追加日:2019/09/24
島田晴雄
慶應義塾大学名誉教授

日本の戦後復興を支えた最後の起業家・本田宗一郎の奇跡

戦後復興~“奇跡”の真実(15)本田宗一郎とホンダ

日本の戦後復興を支えた最後の起業家として、ホンダ創業者の本田宗一郎氏を取り上げる。本田氏も戦前にさまざまな機械の修理や販売を請け負う中で、技術者としての能力を身につけていった。戦後の苦境の中で、戦前の経験から培...
収録日:2019/07/23
追加日:2019/09/24
島田晴雄
慶應義塾大学名誉教授

ベンチャーの本質として、3つの重要な要素がある

戦後復興~“奇跡”の真実(16)奇跡の本質とこれから

日米安保の幻想化などの環境要因に加えて、成功体験による組織や思考の硬直化という主体要因によって、現在の日本経済は大きく低迷している。しかし、島田晴雄氏によれば、確かに環境要因は良いとはいえないものの、戦後の占領...
収録日:2019/07/23
追加日:2019/09/24
島田晴雄
慶應義塾大学名誉教授

知らないうちに侵略される「ハイブリッド戦争」の事例とは

戦争の常識を覆すハイブリッド戦争にどう立ち向かうか

昨今、戦争は新しい時代に突入した。2014年のロシアによるウクライナ侵攻では、サイバー攻撃によっていつのまにか始まり、気づいた時にはウクライナ軍はすでに無力化されていた。こうした新しい「ハイブリッド戦争」に対処する...
収録日:2019/06/19
追加日:2019/10/10

急速に悪化する日韓関係を打開する方法はあるのか

悪化する日韓関係(1)日韓関係をめぐる3つの問題

ここ数年、日韓関係は悪化の一途をたどっている。積極的な文化交流などによって関係改善に努めてきた両国の間に、今何が起こっているのか。相互に複雑に絡み合ういくつかの争点に関して、島田晴雄氏が明快に解説する。初回の講...
収録日:2019/09/09
追加日:2019/10/16
島田晴雄
慶應義塾大学名誉教授

AI人材育成に向けて高専生に注目した「高専DCON」とは

日本のAI人材育成に向けた取り組み

日本のAI人材育成の課題とその解決のための取り組みについて語る松尾豊氏。ディープラーニングという新しい技術を伝達、活用するための仕組みづくりが重要だと説く。そこで注目しているのが高専生だ。2019年、ビジネスでの価値...
収録日:2019/08/28
追加日:2019/11/24
松尾豊
東京大学大学院工学系研究科 人工物工学研究センター

“経済相互依存の武器化”が始まっている

国際秩序の変容~危機の予兆(2)地経学化する地政学

戦間期と現在では、関税率の上昇が類似している。戦間期はこれにより世界が保護主義に傾いた。さらに、当時はラジオが大きな役割を果たしたが、現在ではインターネット等のデジタル化により、情報操作や金融情報のコントロール...
収録日:2019/09/03
追加日:2019/11/25

宇宙ビジネスでイノベーションを起こすには基礎科学が重要

宇宙ビジネスの現在と未来(2)基礎科学の重要性

基礎科学がおろそかにされている――。そういった危機感に背中を押され、株式会社ALE(エール)が実用化を目指す人工流れ星。そして、社長の岡島礼奈氏は「宇宙ビジネスは大きくなるしかない領域だ」という。このプロジェクトが実...
収録日:2019/09/10
追加日:2019/11/28