ローマの公共事業を担った富裕者層のエヴェルジェティズム 江戸とローマ~テルマエと浮世風呂(3)公共事業とエヴェルジェティズム 日本では水路整備が名君の条件とされたが、ローマでは帝政の始まる頃、すでに水道橋整備が終わっていた。そうした社会資本の公共事業を支えたのは、「エヴェルジェティズム」である。持てる者はその富を社会に還元すべきという... 収録日:2021/05/24 追加日:2022/02/18 本村凌二 東京大学名誉教授