樽廻船とアンフォラの山、酒文化を謳歌した江戸とローマ
江戸とローマ~日本酒とワイン(1)醸造技術の進歩と輸送手段の変遷
都市人口が増加した平和な時代、飲酒の需要は当然大きいが、その要因の一つにノウハウの洗練がある。日本では醸造技術が進み、濁り酒が清酒に変わり、日常的な嗜好品として愛飲されるようになる。一方、ローマではワインのよし...
収録日:2021/07/16
追加日:2022/08/21
ワインの神に対するディオニュソス信仰と文明国の境界線
江戸とローマ~日本酒とワイン(4)ディオニュソス信仰と文明
人間は理性だけで生きているわけではない。古代ローマでは、ワインの神に対するディオニュソス信仰があり、飲酒がもたらす解放感は、人に自由を担保してくれる。ヨーロッパでは、ワインのできる国が「文明国」、そうでなければ...
収録日:2021/07/16
追加日:2022/09/11