フーコーの「人間概念の消失」議論の背景にあったのは?
人の資本主義~モノ、コトの次は何か?(3)人間という概念の変遷
フーコーの「人間概念の消滅」という議論は、それぞれの時代において、異なる経済構造が駆動していたことから理解することができると、中島隆博氏は考える。では人間という概念、その本質に関するイメージは、どのように変わっ...
収録日:2018/05/15
追加日:2019/02/27
経済現象を理解するには、歴史的な観点が欠かせない
人の資本主義~モノ、コトの次は何か?(2)経済史と人間という概念
「人の資本主義」というこれから訪れる経済構造を考えるためには、歴史的な視座から経済と人間を見ていく必要がある。そこで中島隆博氏は、小野塚知二氏の『経済史』とミシェル・フーコーの『言葉と物』を参照する。(2018年5月...
収録日:2018/05/15
追加日:2019/02/20
フィクションの力が社会的想像力を変え、技術革新を促す
人の資本主義~モノ、コトの次は何か?(1)フィクションから見た未来社会
資本主義は単なる経済活動に見えるが、実際には哲学や宗教の問題がかなり反映されている。それではテクノロジーがますます進展していく時代において、新しい資本主義をどのように考えていけば良いのだろうか。東京大学東洋文化...
収録日:2018/05/15
追加日:2019/02/13
身体的な徳である礼は新しい人間観の手掛かりとなる
人の資本主義~モノ、コトの次は何か?(4)新しい人間の価値-徳を身に付ける
人間の価値がもはや所有や能力では測れなくなってきていると、中島隆博氏は指摘する。新しく人間の価値を考えるために手掛かりとなるのは、前近代社会における徳としての礼である。(2018年5月15日開催日本ビジネス協会JBCイン...
収録日:2018/05/15
追加日:2019/03/06
「世界哲学」は日本や世界の課題を解決する処方箋となるか
哲学から考える日本の課題~正しさとは何か(10)質疑応答編3:世界哲学
新しい時代に求められる哲学は、蓄積されてきた既存の知見を再構成し、新たな枠組みを創出することで生まれる「世界哲学」である。そこでは既存の哲学から離れていった「人間」の問題を再考し、新しい社会状況に適した概念を提...
収録日:2019/10/26
追加日:2020/04/13