地政学で国際情勢を考える
地理的条件から外交戦略や軍事戦略を考えていく「地政学」。この地政学が、国際秩序が大きく動揺しているいま、あらためて注目されています。たしかに、少し以前であれば、国際政治において「相互依存論」や「国連中心主義」が説かれたりしました。しかしいずれも、過酷な現実の前に色あせています。むしろ、地政学的なリアルな分析が求められているのです。では、地政学とはいかなるものか。理論から実地まで、講義で学びましょう。
更新日:2026/6/3

地政学をわかりやすく解説…地政学の「3つの柱」とは?

地政学入門 歴史と理論編(1)地政学とは何か

国際政治を地理の観点からひも解く「地政学」という学問。近年、耳にすることも多くなった分野だが、どのような手法や意義を持った学問であるかを学ぶ機会は少ない。その基礎から学ぶことのできる今回のシリーズ。まず第1話では...
収録日:2024/03/27
追加日:2024/04/30
小原雅博
東京大学名誉教授

ヨーロッパとは?地図で読み解く地政学と国際政治の関係

地政学入門 ヨーロッパ編(1)地図で読むヨーロッパ

国際政治の戦略を考える上で今やかかせない地政学の視座。今回のシリーズではヨーロッパに焦点を当て、地政学の観点から情勢分析をする。第1話目では、まず地政学の要点をおさらいし、常に揺れ動いてきた「ヨーロッパ」という領...
収録日:2025/02/28
追加日:2025/05/05
小原雅博
東京大学名誉教授

ドンロー・ドクトリンとは?トランプ系論と西半球の重要性

ドンロー・ドクトリンの台頭(1)トランプ系論と2025年度版NSS

2026年1月、ベネズエラ侵攻の直後にトランプ大統領がSNS発信した「ドンロー・ドクトリン」。これは2025年度版NSSに基づくもので、西半球における米国の圧倒的優位を確立するため、軍事力行使を辞さないと宣言されている。その...
収録日:2026/01/20
追加日:2026/03/06
東秀敏
米国大統領制兼議会制研究所(CSPC)上級フェロー

習近平政権の野望とそのカギを握る台湾の地理的条件

台湾有事を考える(1)中国の核心的利益と太平洋覇権構想

台湾有事は実際に起こる可能性はあるのか。日本のみならず世界の関心は高まりつつある。特にロシアのウクライナ侵攻が起こったことで、台湾有事は急速に現実味を帯びてきたといえる。さらに、年々緊張の度合いを高める中国の尖...
収録日:2022/12/19
追加日:2023/01/23
島田晴雄
慶應義塾大学名誉教授

関連特集

更新

心を揺さぶる美しい日本語

美しい言葉、素晴らしい言葉を聞いて、心が震えたことはありますか? 日本語には、長い歴史のなかで、そして変化にとんだ至高の自然美の…

更新日:2026/10/14

あらためて考える台湾危機

常に中国をめぐる国際問題を論ずるうえで話題に上る「台湾危機」。しかし、それは必ずしも「武力侵攻」の形をとるとはかぎりません。はた…

更新日:2026/9/30

クラシック…知るだけで愉しさ100倍

音楽とは不思議なものです。ダイレクトに心に訴えかけてきて、時に激しく、時に優しく、心を揺さぶります。現在、聴かれているクラシック…

更新日:2026/9/23

秀吉という男

NHK大河ドラマ『豊臣兄弟!』も、いよいよ秀吉の天下取りに向けての動きが急になってきました。低い身分から、考えられぬほどの大出世を果…

更新日:2026/9/16

オデュッセイアとギリシア神話

ギリシア神話のなかでも、屈指の圧倒的な冒険譚であり人間劇である『オデュッセイア』。実はこの古い物語は、その後に人類が生み出した様…

更新日:2026/9/9

自由喪失の危機に学びたい自由主義

自由は失ってはじめて、その貴重さに気づくもの――。私たちはもしかすると、あとから振り返って「あのときが」と思うような局面の入り口に…

更新日:2026/8/19

その他の特集

「学び」こそが人と社会を劇的に変える

世の中には、効果が不確かなものが数多あります。しかし、確実に変えてくれるものがあります。それこそ、「学び」です。学びは断じて「子…

更新日:2026/10/7

人間的成長を考える

「大人になってからの人間的成長」は、やはり幼少期から青年期の人間的成長とは、まったく趣を異にします。もちろん人間、死ぬまで成長し…

更新日:2026/9/2

夏の終わりの哲学特集(令和8年版)

夏の終わりの気分は、いかなるものでしょうか。あるいはそれは、初恋であったり学生時代の怒涛の日々であったりが、もはや遠くなってしま…

更新日:2026/8/26