かつてロシアを征服した皇帝バトゥとプーチンの共通点
皇帝バトゥとプーチン~絵入り年代記が伝えるロシアの歴史
ウクライナ問題に関する時事的な指摘は多いが、ロシア・ウクライナ両国の基礎的な関係や歴史的・文明論的つながりに立ち戻る議論は少ない。そのような見方を呈示する書物として今回取り上げるのは、『「絵入り年代記集成」が描...
収録日:2022/06/06
追加日:2022/09/14
歴史学者としてこだわりのあった地域を訪れて
トルコ現地調査レポート(2)高地から黒海、そしてグルジアへの旅
実際に山間部を歩いてカラベキル将軍の戦略を理解する。グルジアの町バトゥームの古ぼけたタンクローリーに時代の変遷を読み取る。山内昌之氏の歴史家の目が冴えわたるトルコ現地調査レポートの第2弾。(全3話中第2話目)
収録日:2014/07/17
追加日:2014/10/16
トルコ将軍、カラベキルの東方政策の功績とは
『中東国際関係史研究』を読み解く(2)カラベキルの東方政策
「第一次世界大戦で敗戦国であったトルコが、その後の戦争処理において領土を増やして戻ってくるなどということは、まことに考えられないことだ」と、当時のイギリス外務大臣・カーゾン氏が述べている。国際関係史の常識を覆し...
収録日:2014/06/18
追加日:2014/07/10
有力者を親戚関係にする親衛隊の仕組みと、末子相続の真実
モンゴル帝国の世界史(5)最大版図への道程
モンゴル帝国はなぜ戦争に強いのか。それは遊牧民ならではの特徴を生かした軍の仕組みがあったこと、そして帝国の隅々にまで人的ネットワークが築かれたことにあった。さらにチンギス・ハーンは、子どもや孫たちが争わないよう...
収録日:2022/10/05
追加日:2023/01/28