習近平政治と中国の本質
「中国の夢」を掲げる習近平。毛沢東以来、初めて「思想」という言葉を党規約に盛り込んだ彼の政治の特徴とは、いったいどのようなものなのだろうか。そして中国の本質とは何なのだろうか。今回の特集では習近平政権の「核心」に迫る。
更新日:2021/11/19

習近平への権力集中…習近平思想と中国の夢と強国強軍

習近平―その政治の「核心」とは何か?(1)習近平政権の特徴

国際社会における中国の動きに注目が集まっている。新冷戦ともいわれる米中摩擦が激化する中、2021年7月に中国共産党は創立100周年を迎えた。毛沢東以来、初めて「思想」という言葉を党規約に盛り込んだ習近平。彼が唱える「中...
収録日:2021/07/07
追加日:2021/09/07
小原雅博
東京大学名誉教授

習近平政権が語る世界構想は、西欧社会を超えられるか

東洋の普遍、西洋の普遍~中国の思想的課題(1)科学、民主主義、資本主義

今、中国思想で「普遍」が大きなトピックとなっている。有名なのは、習近平政権のスローガンである「中国の夢」だ。しかしそれは、中国ナショナリズムの言い換えではないかという疑念もある。「中国発の普遍」とは何か。そこに...
収録日:2016/04/21
追加日:2016/08/07
中島隆博
東京大学東洋文化研究所教授

日本人が理解しにくい米中関係の歴史の「後ろ暗い関係」

歴史から見た中国と世界の関係(2)200年以上の歴史を持つ米中関係

アメリカと中国の関係は、ある意味アメリカと日本よりも親密である。アメリカは独立以前から、中国と貿易関係にあった。またアヘン戦争後はアメリカも中国にアヘンを売っていた。さらに辛亥革命で清朝が倒れると、中華民国を民...
収録日:2020/08/21
追加日:2020/09/28
中西輝政
京都大学名誉教授

習近平的な価値観からいえば、中国は「民主」である

激動の世界情勢を読む~米中対立の行方(6)対中政策の転換と中国の価値観

アメリカにとって、米中問題の深刻化はどのような意味をもっているのだろうか。中国への警戒感が増すにつれ、貿易だけでなく、安全保障にも絡む深い対立が見えてくる。そこで気になるのが中国のシステムだ。9000万人いるという...
収録日:2020/02/15
追加日:2020/03/27

関連特集

「時代の大転換期」の選挙に考える

いま、まさに「時代の大転換期」です。この大転換期の選挙で、私たちは何を考え、いかに選択すべきなのでしょうか。個々の政策論などは、…

更新日:2026/1/30

「中国の本質」と日本の未来

中国の「表層」を眺めるだけでは、何が真の問題かが見えてきません。そして、中国の本質とはいかなるものなのかが見えてこなければ、近未…

更新日:2025/9/26

戦後80年に考えるべきこと

先の大戦から80年。いまわれわれが歴史をふりかえり、考えるべきこととは何でしょうか? 当時の人々は、実際に何を考えていたのか。どこ…

更新日:2025/8/1

2025年「参院選」真の論点

参議院選挙は、任期6年の参議院議員の半数を3年ごとに改選していくもの。任期が6年だからこそ、その政治バランスがその後の数年にわたって…

更新日:2025/7/4

第2次トランプ政権の本質に迫る

世界を揺るがす「第2次トランプ政権」。そのあり方は、第1次とはまったく異なります。にもかかわらず、同じ感覚でトランプ政権を見てしま…

更新日:2025/5/16

いま「デモクラシーの危機」を考える

各国で政治が大きく激動しています。ポピュリズム、政治不信の高まり…。そして日本の政治も、大きな混迷のなかに。一方で、権威主義諸国か…

更新日:2025/4/18

その他の特集

更新

花まつりに仏教を学ぶ

お釈迦様が生まれたのは4月8日とされます。「花まつり(灌仏会)」などの行事に参加されたことがある方も多いのではないでしょうか。クリ…

更新日:2026/4/8

第二の人生の「仕事革命」

令和8年(2026)4月から在職老齢年金の「支給停止基準額」が引き上げられました。令和7年度(2025年度)は「給与」と「年金」の合計が51万…

更新日:2026/4/1

春に「いのち」を考える

花が咲き、木々が芽吹く春。春は希望の季節であり、また生命の素晴らしさをつくづく痛感する季節でもあります。この春の日に、生命につい…

更新日:2026/3/27