10MTVオピニオン|有識者による1話10分のオンライン講義
ログイン 会員登録
小原雅博

小原雅博

こはらまさひろ

東京大学大学院 法学政治学研究科 教授
小原雅博研究室
1955年、徳島県生まれ。
博士(国際関係学)。
東京大学文学部卒、UCバークレーにて修士号取得。
1980年に外務省に入り、アジア大洋州局審議官、在シドニー総領事、在上海領事館などを歴任した後、2015年より現職。
復旦大学(上海)客員教授も務める。

著書に、
『日本の国益』(講談社)、
『東アジア共同体』『国益と外交』(ともに日本経済新聞出版社)、
『境界国家論』(時事通信社)、
『チャイナ・ジレンマ』『外交官の父が伝える素顔のアメリカ人の生活と英語』(ともにディスカヴァー・トゥエンティワン)、
『日本走向何方』(中信出版社)など。

東大では、現在日本外交を担当。
外交官としての実務経験と大学での理論研究に基づく国際政治学を探求。
Critical thinkingによる授業を重視。
「白熱ゼミ」をオトバンクで放送中。kohara_masahiro_

講義

四字熟語で見る中国外交の変化

「中華民族の偉大な復興」と中国外交(1)外交姿勢・前編

現在、中国が世界における影響力や存在感を強めている。大国となった中国の外交は、どのような変化を経て、何を目指しているのだろうか。中国外交の特徴と変化を5つの四...
収録日:2019/04/04
追加日:2019/05/21

「核心利益」と「奮発有為」から解き明かす中国の外交姿勢

「中華民族の偉大な復興」と中国外交(2)外交姿勢・後編

前回に引き続き、中国外交の特徴とその変化を、四字熟語から解き明かす。今回は、「核心利益」と「奮発有為」という2つから、大国となった中国の外交姿勢を明らかにする...
収録日:2019/04/04
追加日:2019/05/28

中国の大国外交の在り方を3つの側面から解き明かす

「中華民族の偉大な復興」と中国外交(3)大国外交

2008年以降の中国は、「韜光養晦」戦略の下での国際協調路線から、蓄えた力に依拠した大国外交へと、その外交方針を転換した。今回は、中国の大国外交の在り方が、「新...
収録日:2019/04/04
追加日:2019/06/04

「強国・強軍」を目指す「中国の夢」とはどんな夢なのか

「中華民族の偉大な復興」と中国外交(4)「中国の夢」

中国外交の将来を占うためには、中国が掲げる「中国の夢」について理解する必要がある。個人の夢である「アメリカン・ドリーム」と異なり、「中国の夢」は1つの運命共同...
収録日:2019/04/04
追加日:2019/06/11

東大「外交」ゼミで考える「国家の利益」とは

国家の利益(1)国際政治経済の激変と日本外交の正念場

強いアメリカの退場、ロシア・中国の力による現状変更、統合を揺るがすナショナリズムの台頭とEUの直面する危機。激変する国際政治経済環境の中、「国益」の意味はかつ...
収録日:2019/03/28
追加日:2019/06/30

古代ギリシャ「ペロポネソス戦争」に始まる国益の歴史

国家の利益(2)ペロポネソス戦争の教訓

国益の歴史は、古代ギリシャに始まる。ペロポネソス戦争の歴史を記したトゥキディデスの『戦史』では、国家の利益や正義がパワーによって決まるリアリズムの世界が克明...
収録日:2019/03/28
追加日:2019/06/30

マキャベリが禁書にもなった『君主論』で説いた思想とは

国家の利益(3)マキャベリとホッブズによる新「国家」観

16世紀のヨーロッパに国益の概念をよみがえらせたのは、マキャベリの『君主論』である。キリスト教的正義や倫理よりも政争に勝つ理性を尊ぶ論は、発表当時は恐れられた...
収録日:2019/03/28
追加日:2019/06/30

「リヴァイアサン」の下での安全とはいかなるものか

国家の利益(4)「リヴァイアサン」を考える

「リヴァイアサン」は、旧約聖書に登場する海の怪獣である。ホッブズは、その身体を無数の人民からなると考え、国家の象徴とした。「正当化された暴力の独占」を国家に...
収録日:2019/03/28
追加日:2019/06/30

ナポレオン戦争後のウィーン体制がもたらした「勢力均衡」

国家の利益(5)ウィーン体制と勢力均衡

近代ヨーロッパに広まった国家理性は、果てなき国益戦争につながった。その反省から、オランダのグロティウスは自然法に基づく国際法の概念を準備し、ナポレオン戦争後...
収録日:2019/03/28
追加日:2019/07/07

「弱肉強食」の国際社会で近代日本はいかに国益に守ったか

国家の利益(6)近代日本の国益とパワー

近代ヨーロッパが国際秩序を模索する中、長い鎖国を解いた日本は国家を意識しないまま、「弱肉強食」の欧米列強と渡り合う世界に飛び込んでいく。国際感覚と国益の概念...
収録日:2019/03/28
追加日:2019/07/07

二つの世界大戦が物語る各国のパワーの差と国益の意味

国家の利益(7)パワーと国益が支配した二つの世界大戦

世界大戦の深刻さは、近代兵器による殺傷力の高さだけでなく、国民経済や一般市民を総動員する総力戦にもよるものだ。ささいな火種が瞬く間に広がり、全ヨーロッパを巻...
収録日:2019/03/28
追加日:2019/07/14

冷戦期、イデオロギー闘争は核開発競争を伴って加熱

国家の利益(8)冷戦期の「戦争と平和」

第二次世界大戦が終盤に入る1945年2月にヤルタ会談は開かれた。以後、アメリカ中心の資本主義国陣営と、ソ連中心の共産主義国陣営の間で東西冷戦が本格化する。その後の...
収録日:2019/03/28
追加日:2019/07/14

キューバ危機で発揮されたケネディとフルシチョフの理性

国家の利益(9)キューバ危機と世界益・人類益

1962年のキューバ危機は、人類が第三次世界大戦に最も近づいた13日間と呼ばれる。それは核戦争を意味するだけに、事態に直面したケネディとフルシチョフの両首脳は、両...
収録日:2019/03/28
追加日:2019/07/21

冷戦下での世界の軍事化・暴力化から9.11同時多発テロへ

国家の利益(10)冷戦終結と9.11の衝撃がもたらした変化

1989年、ベルリンの壁の崩壊が冷戦終了を告げ、ヨーロッパはEUを拡大・進化させる。一方、湾岸戦争の勝利で国際正義を実現したアメリカが経済的にも世界の覇者となる。...
収録日:2019/03/28
追加日:2019/07/21

近いテーマの講師一覧

日高義樹

ハドソン研究所首席研究員

中西輝政

京都大学名誉教授歴史学者国際政治学者

高島修

シティグループ証券 チーフFXストラテジスト

川瀬慈

国立民族学博物館人類基礎理論研究部准教授総合研究大学院大学准教授映像人類学者

吉田正紀

元海上自衛隊佐世保地方総監一般社団法人日本戦略研究フォーラム政策提言委員

白石隆

公立大学法人熊本県立大学 理事長