なぜ記録的な円安は起こっているのか?3つの構造要因 円安の構造的メカニズム(1)円高構造から円安構造への転換 追加日:2022/12/24 記録的な円安が起こっている現在の日本。その要因はいったいどこにあるのか。それを理解するには、日本国内の問題に目を向けるだけでなく、諸外国の台頭を含めたグローバルな視点が不可欠である。多角的に分析することで見えてくる、... 「国際収支発展段階説」とは何か。カギを握るのは中国 円安の構造的メカニズム(2)国際収支発展段階説とこれからの日本 追加日:2023/01/04 現在起こっている円安には、国内外の状況が混じり合った構造的な要因がある。そのことを深く理解するためには「国際収支発展段階説」を参照するのが有効だ。この説と照らし合わせたとき、日本は今どの段階にあり、どのように変化して... 悪い円安論に物申す、ヒステリシスの効果でデフレ脱却か 円安の構造的メカニズム(3)「高いニッポン」から「安いニッポン」へ 追加日:2023/01/11 2022年の円安加速によって「安いニッポン」「悪い円安論」が台頭してきたが、必ずしも悲観すべき状況とは限らない。「高いニッポン」だった時期から現在の円安に至るまでの経緯を振り返ることで、ポジティブな可能性が見えてくる。キ... 「プラザ2」はあるのか…プラザ合意との違いと問題点 円安の構造的メカニズム(4)日米の通貨・金融政策と「プラザ2」 追加日:2023/01/18 2022年の記録的円安をもたらした背景として、アベノミクスの存在を忘れてはならない。デフレ克服を目指したアベノミクスは、かつてインフレ撲滅を目指したレーガノミクスと方向性こそ真逆だが、いくつかの類似点を見いだすことができ...
通貨の変貌はテクノロジーの進化に合わせて起こる 貨幣・通貨の変貌(1)数千年の歴史を振り返る 追加日:2018/12/19 通貨の歴史は、実に数千年におよぶ。その長い歴史の中、通貨はテクノロジーの進化に合わせて変貌を遂げてきたと、高島修氏は指摘する。その歴史の中で、仮想通貨はどのような位置付けになるのだろうか。数千年間の通貨の歴史とともに... 金本位制における国際収支調節のメカニズム 貨幣・通貨の変貌(2)金本位制の誕生とそのメカニズム 追加日:2019/01/02 通貨の長い歴史のうち、金本位制はわずか100年あまりしか続かなかった。では、そもそもなぜ金本位制は採用されたのか。そのメカニズムはなにか。今後の国際通貨制度の展望とともに語る。(全4話中第2話) 金本位制の重要性を象徴する『オズの魔法使い』 貨幣・通貨の変貌(3)金本位制の実態とアメリカの離脱 追加日:2019/01/16 金本位制は当時、アメリカにとって重要なトピックであり、それをどうするかが大きな問題となっていた。今回は、ニューヨークの連邦準備銀行にあった金の延べ棒と、『オズの魔法使い』を例に挙げながら、金本位制の実態について解説す... 現在は通貨の意味について問われる時代である 貨幣・通貨の変貌(4)ヤップ島の石貨と西郷札 追加日:2019/01/30 仮想通貨の登場などによって、通貨の意味が揺らいでいる。シリーズ最終話では、2つの歴史的なエピソードの紹介を通じて、現在の通貨の形が最終形ではないことを伝えながら、通貨の意味について再考を促す。(全4話中第4話)
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