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ロシア人の見る「ロシアの歴史」(1)会ってみたプーチン…その実像
ソ連時代から近年に至るまでロシア外交の最前線に立ち続けてきた元駐ロシア大使である上月豊久氏。自分の感情を一切表情に出さない冷徹な面と、相手の関心を引き寄せる「人たらし」の面を併せ持つプーチン氏の多様な面を直接目撃してきたという。本講義は、上月氏が長年の外交官生活で深く接してきたロシアについての知見をもとに「ロシアの歴史」をひもとき、そこからプーチン氏の歴史認識にも迫っていく。第1話ではまず、上月氏のロシア経験とプーチンとのエピソードを語っていく。巷間「理解するのが難しい」ともいわれるプーチンの実像とは。(全10話中第1話)
※インタビュアー:川上達史(テンミニッツ・アカデミー編集長)
※インタビュアー:川上達史(テンミニッツ・アカデミー編集長)
高齢者のフレイル・認知症とその予防対策(6)認知症予防と健康寿命の延伸に向けて
認知症予防になる一番の趣味はダンスだった――これは認知症の発症リスクについて調査した米国の権威ある雑誌の報告によるものだが、認知症を予防するためには、頭と体を同時に使う趣味や活動を続けることが効果的であるという。では認知症の人に接するときにはどうしたらいいか。認知症の人の感情に寄り添い、安心感を与える対応が大切である。さらに、将来の医療やケアについて話し合う「人生会議」の重要性や、最新の老化制御の研究動向にも着目。最後に、心身が衰える負の連鎖を防ぎ、健康寿命をさらに延ばすためには、高齢期だけでなく若いうちからの生活習慣の改善が不可欠であると強調して講義を締めくくる。(全6話中第6話)
現代人に必要な「教養」とは?(1)そもそも教養とは何か
「現代において教養が重要だ」とよくいわれるが、そもそも教養とは何なのか。小宮山宏氏は東京大学で学生たちにずっと言い続けてきたことが3つあるという。それは何か。長谷川眞理子氏との対談ウェビナーの中で飛び出した、痛快な教養論をお届けする。(全8話中第1話:2022年6月29日開催ウェビナー〈現代人に必要な「教養」とは?〉より)
※インタビュアー:川上達史(テンミニッツTV編集長)
※インタビュアー:川上達史(テンミニッツTV編集長)
『万葉集』と律令社会~官僚の心得と歌宴(2)「出挙」と国司の仕事
1300年ほど前の律令社会には「出挙」と呼ばれる税制度があった。当時の主要な税制の一つで、稲を強制的に貸し付けて高利の利息を税として回収する制度のことだが、地方役人である国司は各郡へ出向いてその視察や業務調査を行わなければならなかった。実際に税を払うのは在地の郡司やその地域の人たちゆえ、彼らの協力は不可欠であった。そうなると、国司と彼らの関係はどうなるか。第2話では、地方における信頼関係を構築するために行う国司の仕事について、出挙の話や能登で詠んだ歌を取り上げながら解説する。(全4話中第2話)
中国春秋戦国時代と始皇帝(序)映画『キングダム』の中国史監修
映画『キングダム』の中国史監修を務める鶴間和幸氏が、中国の春秋戦国時代と始皇帝の真実をひも解くシリーズ講義。まずは中国史監修の秘話として、始皇帝が座る玉座の再現や、「版築」の土壁、「牛耕」の風景など、注意深く観ないと気づかない映画ならではのエピソードが語られる。後半では、2冊の著書『新説 始皇帝学』(カンゼン)、『始皇帝の戦争と将軍たち――秦の中華統一を支えた近臣軍団』(朝日新書)を紹介しながら、出土資料の最新成果や実際に現地を歩いた経験に基づき、歴史書『史記』の記述を読み解く醍醐味を解説する。(全9話中第1話)
※インタビュアー:川上達史(テンミニッツ・アカデミー編集長)
※インタビュアー:川上達史(テンミニッツ・アカデミー編集長)
編集部ラジオ2026(36)宮脇淳子先生「満洲史」講義の要点
今回の編集部ラジオでは、宮脇淳子先生の《「満洲」から考える日本とアジア》講義について解説いたしました。
「満洲」というと様々なイメージが浮かぶかもしれません。「王道楽土」「五族協和」などといった言葉を思い浮かべる方もいらっしゃることでしょう。あるいは「タブーではないか?」と感じる方もいらっしゃるかもしれません。「中国東北部と呼ぶべきだ」という主張もありますし、「偽満(偽満洲国)」という名称が使われることもあります。さらに「アヘン」など歴史の裏側が強調されることもあります。
さて、実際のところはどうなのか。なぜいま「満洲」の歴史を学ぶべきなのか。実は「満洲史」を学ぶことで、現代の日本について考えるうえでの「歴史の教訓」が山のように立ち現れるのです。その点を、今回の編集部ラジオではわかりやすく紹介しています。
とりわけ、近現代の満洲について考えるうえでは、日露戦争で日本がロシアから獲得した「満洲利権」なるものが、きわめて不安定だった事実を理解しておく必要があります。それを知ることで、日本が直面した困難さも浮き彫りになってくるのですが……。
全10話の講義概要を紹介しつつ、講義理解のポイントについてお話しさせていただきました。ぜひ、講義視聴の参考にご活用いただければ幸いです。
「満洲」というと様々なイメージが浮かぶかもしれません。「王道楽土」「五族協和」などといった言葉を思い浮かべる方もいらっしゃることでしょう。あるいは「タブーではないか?」と感じる方もいらっしゃるかもしれません。「中国東北部と呼ぶべきだ」という主張もありますし、「偽満(偽満洲国)」という名称が使われることもあります。さらに「アヘン」など歴史の裏側が強調されることもあります。
さて、実際のところはどうなのか。なぜいま「満洲」の歴史を学ぶべきなのか。実は「満洲史」を学ぶことで、現代の日本について考えるうえでの「歴史の教訓」が山のように立ち現れるのです。その点を、今回の編集部ラジオではわかりやすく紹介しています。
とりわけ、近現代の満洲について考えるうえでは、日露戦争で日本がロシアから獲得した「満洲利権」なるものが、きわめて不安定だった事実を理解しておく必要があります。それを知ることで、日本が直面した困難さも浮き彫りになってくるのですが……。
全10話の講義概要を紹介しつつ、講義理解のポイントについてお話しさせていただきました。ぜひ、講義視聴の参考にご活用いただければ幸いです。
「満洲」から考える日本とアジア(5)ロシアのシベリア征服と日清日露戦争
1581年、シベリア征服に乗り出したロシアは、毛皮などを求めてさらに南下し清朝と対峙するも、1689年のネルチンスク条約で一度は撤退を余儀なくされた。しかし、19世紀中頃、清の弱体化に乗じて北京条約などを締結し、アムール河以北や沿海州を獲得して実質的な支配を確立していった。こうしたロシアの南下脅威や、朝鮮をめぐる清国やロシアとの衝突の結果、日本は日清・日露戦争を戦うこととなる。いわば朝鮮のために日清・日露戦争を戦う羽目になったともいえる。だが、ロシアは日露戦争後、日本に賠償金を渡すのではなく、満洲利権を渡すことで幕引きしようと目論んだ。図らずも満洲利権を引き継いだ日本だが、しかし、その利権は実に不安定なものだった……。立場による地理・歴史認識の違いに着目しながら、近代日本とアジアの過酷な国際政治の歩みを分かりやすく解説する。(全10話中第5話)
※インタビュアー:川上達史(テンミニッツ・アカデミー編集長)
※インタビュアー:川上達史(テンミニッツ・アカデミー編集長)
仏教とキリスト教が照らし出す日本の宗教(1)神とは何か、そして天皇とは?
仏教とキリスト教を補助線に、西洋やアジアの宗教と比較しながら「日本とは何か」という根本的な問いを深く考えていくシリーズ講義。第1話では、神道を切り口にして本居宣長の『古事記伝』を引きながら「カミ」と天皇の関係について解説する。神(カミ)とは何か――人間を超越して実在性が高い一神教の「神」、同様に実在性の高い世界の古代文明の多神教の神に対し、日本の「カミ」は自然や現象に対する人間の主観的体験に根ざす曖昧模糊なものだと指摘する橋爪大三郎氏。こうした日本特有のあり方を象徴するのが、「天皇」の存在である。ではなぜ、天皇は大切なのだろうか。(2026年5月16日開催:早稲田大学Life Redesign College〈LRC〉講座より、全6話中第1話)
※司会者:川上達史(テンミニッツ・アカデミー編集長)
※司会者:川上達史(テンミニッツ・アカデミー編集長)
小澤開作と満洲事変・日中戦争(1)少年時代の苦労と五族協和の夢
小澤開作は、彫刻家の小澤克己氏、口承文芸学者の小澤俊夫氏、指揮者の小澤征爾氏、俳優でエッセイストの小澤幹雄氏の四兄弟の父だが、実は満洲事変当時、満洲在住の日本人として「五族協和」の実現のために奮闘し、さらに日中戦争期には「日中友好」実現のためにすべてを懸けて活動した人物であった。小澤開作の行動と考えを見ていくと、昭和の日本人が何を考えていたのか、また、昭和史の真実とは何かが見えてくる。第1話は、山梨に生まれた小澤開作の「原点」を探る。「五族協和」への夢の原点には、皆で助け合わねば何もできないという「結」の考え方があった(全10話中第1話)
※インタビュアー:川上達史(テンミニッツTV編集長)
※インタビュアー:川上達史(テンミニッツTV編集長)
『オデュッセイア』で読み解く神話の秘密(2)『2001年宇宙の旅』と現代への影響
古代ギリシアの叙事詩『オデュッセイア』は、現代に至るまでさまざまな物語創造の源泉となっている。たとえば、実はSF小説・SF映画の名作『2001年宇宙の旅』には、『2001: a space odyssey』という原題からも想像されるように、『オデュッセイア』からのイマジネーションが巧みに盛り込まれている。それは、どのような部分に表われているのだろうか。また、人気ゲーム『Fate/Grand Order』にも、インドの『マハーバーラタ』に登場する英雄異父兄弟の宿命が投射されている。神話の「構造」を受け継ぎつつ独自の変容を遂げた作品は、とても数多く存在しているのである。(全9話中第2話)
※インタビュアー:川上達史(テンミニッツ・アカデミー編集長)
※インタビュアー:川上達史(テンミニッツ・アカデミー編集長)
今こそ問うべき「人間にとっての教養」(1)なぜ本を読むことが教養なのか
人は皆、他者との関わりの中で生きているが、その関わりは特定の範囲内で成立している。しかし、グローバル化が進んだ現代において、自分の日常生活の外にある「世界」はこれまで以上に広く、深くなっている。そのような広い世界では、他者と生きていくために教養が必要である。現代社会において、なぜ教養を身につけることが重要なのか。その理由を全7回の講義で解説していく。(全7話中第1話)
※インタビュアー:川上達史(テンミニッツTV編集長)
※インタビュアー:川上達史(テンミニッツTV編集長)
日本の財政の真実を検証する(1)膨らむ借金の知られざる実態
日本の借金(債務残高)はGDPの2.4倍と先進7か国の中で突出しているが、国が持つ資産を考慮すると、見え方が大きく変わってくる。特に国際機関のデータの測り方には違いがある。債務から資産を引いたものを「純債務」というが、IMFの基準ではそれでも借金は依然として大きいものの、OECDの基準を用いると大きな問題ではなくなるという。いったいどういうことなのか。日本の財政問題について、身近な税金への問いを足掛かりに、膨らむ日本の借金の実態をデータを交えて検証する。(2026年4月24日開催:早稲田大学Life Redesign College〈LRC〉講座より、全7話中第1話)
※司会:川上達史(テンミニッツ・アカデミー編集長)
※司会:川上達史(テンミニッツ・アカデミー編集長)
AI大格差~最新研究による仕事と給料の未来(1)最新研究から見えてくる未来像
生成AIの台頭により、急速にかつての常識が非常識になろうとしている。この変化の波は、個人の働き方だけでなく、人生そのものを変えうる力を持っている。さらに社会をも大きく変えていくだろう。本講義シリーズでは、2024年にイタリアで開催されたG7におけるAI専門家会合に日本代表として出席した宮本弘曉氏が、その折の話も交えつつ、世界の最先端の専門家たちの研究から、AIが社会に与えるインパクトについてどのような未来が見えてくるのかを詳細に解説する。第1話では、AIが雇用を奪う懸念と新しく生まれる仕事の可能性に加え、労働市場が硬直的な日本が直面する課題について言及する。(全8話中第1話)
※インタビュアー:川上達史(テンミニッツ・アカデミー編集長)
※インタビュアー:川上達史(テンミニッツ・アカデミー編集長)