ランキング

1

ユダヤ人は一枚岩ではない…米国ユダヤ人のイスラエルへの違和感

教養としての「ユダヤ人の歴史とユダヤ教」(9)ユダヤ人の多様性
現在のユダヤ人の二大拠点はイスラエルとアメリカだが、両国の間のユダヤ人の意識はかなり離れつつあるという。よって、「ユダヤ人」ということで一括りに彼らを理解しようとすると、大きく見誤ることになる。同じユダヤ教という信仰を持っていても、その政治的立場や価値観は実に多様なのだ。そのことがうかがえる現地のデモ行進の写真などをもとに、われわれがイスラエルやパレスチナの問題を考える際のあるべき視座を問う。(全9話中第9話)
※インタビュアー:川上達史(テンミニッツ・アカデミー編集長)
鶴見太郎
東京大学大学院総合文化研究科 地域文化研究専攻 准教授
収録日:2025/12/05
追加日:2026/05/05
2

「逆・タイムマシン経営論」は本質を見抜くための方法論

「逆・タイムマシン経営論」で磨く経営センス(1)人口問題の本質
過去の新聞や雑誌を読み返すと、本質が見えてくることがある。例えば、昨今、大問題となっている人口減少は、実は戦前から、ついこの間まで、日本にとっては悲願だった。しかし、一度、それが達成されると、一転して人口減で日本は沈没すると喧伝される。同時代の罠に惑わされないためにも、「逆・タイムマシン」に飛び乗る必要があるのだ。(全3話中第1話)
※インタビュアー:神藏孝之(テンミニッツTV論説主幹)
楠木建
一橋大学大学院 経営管理研究科 国際企業戦略専攻 特任教授
収録日:2020/09/18
追加日:2020/11/05
3

毅然として人道を貫き、命を救う…樋口季一郎のユダヤ人救出

昭和の名将・樋口季一郎…ユダヤ人救出編(1)決断と信念のユダヤ人救出
「昭和の名将」の条件とは何か。ノンフィクション作家である門田隆将・早坂隆両氏が、困難な時代を生き抜く「信念と勇気」の物語として、稀代の仁将・樋口季一郎の激動の半生をひも解くシリーズ講義。まず、樋口季一郎がナチスの圧政下で多くのユダヤ人難民を救った「オトポール事件」の真相に迫っていく。軍の規律と人道の間で、樋口はなぜ孤高の決断を下せたのか。第1話では、ロシア語が堪能な語学の天才として社交界でも異彩を放った彼の素顔と、盟友・石原莞爾とのエピソードについて語る。(全5話中第1話)
※インタビュアー:川上達史(テンミニッツ・アカデミー編集長)
対談 | 門田隆将早坂隆
収録日:2019/07/30
追加日:2026/05/07
4

20世紀型の全体主義とは違う現代の「デジタル全体主義」

デジタル全体主義を哲学的に考える(1)デジタル全体主義とは何か
SNS等を通じて誰もが自分の意見を発信することができる今、20世紀型の全体主義とは異なる「デジタル全体主義」が登場している。あらゆる情報がデータ化され、一部のエリート層によって社会が動かされることにより、「無用者階級」が生み出される懸念もある。社会の格差や分断が広がる中で、どのような社会を目指していけばいいのか。(全7話中第1話)
※インタビュアー:川上達史(テンミニッツTV編集長)
中島隆博
東京大学東洋文化研究所教授
収録日:2021/05/28
追加日:2021/11/05
5

三日坊主、部屋が片付かない…なぜできないか行動分析学で考える

人の行動の「なぜ」を読み解く行動分析学(1)随伴性
人間の行動の「なぜ」を読み解くための「行動分析学」について解説するシリーズレクチャー。第1話では、島宗理氏が「なぜ人は部屋を片付けられないのか」というテーマで、行動分析学の基本的な考え方を論じていく。私たちは人間の行動を性格や能力、態度などで説明しがちだが、そうすると「個人攻撃の罠」や「循環論」に陥ってしまうという。それはいったいどういうことなのか。(全7話中第1話)
島宗理
法政大学文学部心理学科教授
収録日:2019/02/21
追加日:2019/08/18
6

【10minで考える】自転車の青切符と「法と自粛」

編集部ラジオ2026(12)自転車の青切符と「法と自粛」
皆さまご存じのとおり、2026年4月1日から、自転車の交通違反に「青切符」が導入されました。つまり、道路交通法を違反した場合に、青切符が切られて反則金が課されることになったのです。

このようなことになると、車道走行に「危険」を感じて歩道を自転車で走っていた場合、「自粛警察(=一般市民が、私的に指摘・攻撃する行為)」が現われるのではないかと思っていたのですが、案外早く、私自身が自粛警察に出会うこととなりました。

今回の編集部ラジオでは、そのことをきっかけとして、あらためて「法と自粛」について考えてみました。

今回ご紹介するように、日本人はこれまで日本独特の「ルール観」も持っていました。だからこそ、法律をつくる側も、また法律を守る側も、その日本人の「心根」に沿った、無理のないルール制定・ルール運用をしなければいけないと思うのですが……。

どのようなことかは、ぜひ編集部ラジオをご視聴いただければ幸いです。今回の編集部ラジオも、ぜひ講義視聴のご参考にご活用ください。
収録日:2026/04/17
追加日:2026/05/02
7

お金の「3大機能」とは何か? そしてお金のルーツとは?

お金とは何か?…金本位制とビットコイン(1)お金の機能とその要件
暗号通貨やゴールドの取引が活発化する今だからこそ、「そもそも、お金とは何か」を真正面から考えてみるべきではないだろうか。そもそも「お金とは何か」がわかっていなければ、古来、金(きん)が果たしてきた役割から、最近のビットコインや暗号通貨などのあり方まで、正しく理解することは難しいだろう。まず第1話では、お金の「3大機能」や「お金のルーツ」などの基本を、今一度確認しよう。(全5話中第1話)
養田功一郎
元三井住友DSアセットマネジメント執行役員 YODA LAB代表 金融・経済・歴史研究者
収録日:2025/10/24
追加日:2026/04/23
8

重要思考とは?「一瞬で大切なことを伝える技術」を学ぶ

「重要思考」で考え、伝え、聴き、議論する(1)「重要思考」のエッセンス
「重要思考」で考え、伝え、聴き、そして会話・議論する――三谷宏治氏が著書『一瞬で大切なことを伝える技術』の中で提唱した「重要思考」は、大事な論理思考の一つである。近年、「ロジカルシンキング」の重要性が叫ばれるようになったが、その技法を体系的に学ぶ機会は少なく、またハードルも高い。今回のテーマである「重要思考」は、そのロジカルシンキングを誰でも実践できるようにもっともシンプルな形にしたものだ。それは「重みと差」、そしてDMU という3つのコンセプトで考えるやり方だが、それぞれどのような意味があるのか。「重要思考」の要点とともに解説する。(全4話中第1話)
三谷宏治
KIT(金沢工業大学)虎ノ門大学院 教授
収録日:2023/10/06
追加日:2024/01/24
9

幸せの鍵「なにげなさ」とは何のことか

生き抜くためのチカラ~為末メソッドに迫る(4)人生の勝敗を考える
「勝負に勝ち負けはつきもので、がんばったかどうかが大切だ」と言ったところで、敗者は納得しないだろう。勝ったら勝ったで、次からは負ける恐怖が襲いかかってくるわけで、永遠に勝者であり続けることも不可能だ。では、どうやって生きれば、幸せを手にすることができるのか。ヒントは、なにげない日常に潜んでいる。(全6話中第4話)
※インタビュアー:川上達史(テンミニッツTV編集長)
為末大
Deportare Partners代表/一般社団法人アスリートソサエティ代表理事 元陸上選手
収録日:2021/06/30
追加日:2021/10/01
10

「不便益」とは何か――便利の弊害、不便の安心

不便益システムデザインの魅力と可能性(1)「便利・不便」「益・害」の関係
「不便益」とは「不便だからこそ良いことがある」ということで、そうしたこと・モノなどを指す言葉である。テクノロジーの進化によって、私たちの生活は日々便利になっている。多くの手間や時間が省かれ、人びとの生活水準が向上する一方、時にその利便性が害になることがある。「便利=益」「不便=害」というかつての認識に対して、ユーモア溢れる豊富な事例を紹介しながら「便利・不便」「益・害」の相互関係を再考する。その結果、見えてくるのは、不便なことが生活を豊かにする例、つまり「不便=益」があるということだ。(全7話中第1話)
川上浩司
京都先端科学大学工学部教授
収録日:2020/12/08
追加日:2021/04/23
11

「頑張りすぎる人がうつになる」と言われるのは日本だけ!?

日本人とメンタルヘルス…心のあり方(2)真面目な日本人と二宮尊徳の思想
中井久夫氏のいう「執着気質」は歴史的にどう作られてきたのか。執着気質はうつ病になりやすい性格を指すが、よく「真面目すぎて頑張ってしまう人」がうつになるといわれる。そういわれるのは日本の特殊性で、二宮尊徳と関係があるのではないかと中井氏は考えた。二宮尊徳は江戸時代の後期、疲弊した農村の立て直しに尽力した人物だが、彼の思想がどのように日本人に浸透していったのか。中国や韓国との相違点を挙げながら解説する。(2025年8月30日開催:早稲田大学Life Redesign College〈LRC〉講座より、全7話中第2話)
※司会者:川上達史(テンミニッツ・アカデミー編集長)
與那覇潤
評論家
収録日:2025/08/30
追加日:2026/03/27
12

イラン戦争…トランプ大統領の戦争指導のどこが問題なのか?

イラン戦争とトランプ大統領の戦争指導(1)米軍式戦略リーダーシップによる評価
2026年3月、イラン戦争の勃発によりトランプ大統領の真の資質が試されている。彼の決断力の裏には重大なリスクが潜むというが、それは何か。第1話では、米軍の参謀養成コースで重視される「戦略リーダーシップ」の枠組みを用いて、その8つの要素からトランプ大統領の戦争指導を評価する。(全3話中第1話)
東秀敏
米国大統領制兼議会制研究所(CSPC)上級フェロー
収録日:2026/03/16
追加日:2026/04/16
13

270年の物価の歴史に学べ…急激な物価上昇期の特徴と教訓

インフレの行方…歴史から将来を予測する(1)インフレの具体像を探る
いまの物価上昇の流れは、これからどうなるのか。そのことを、過去270年の物価の歴史を克明に分析することによって読み解いていく。今のインフレ率が10年間続くと、物価は何倍になるのだろう。本講義では、日本におけるインフレの歴史と、その時々の環境を振り返ることをタテ軸、現在の世界各国のインフレ率やインフレの特徴を観察することを横軸に、今後のインフレ率を考えていく。(全6話中第1話)
養田功一郎
元三井住友DSアセットマネジメント執行役員 YODA LAB代表 金融・経済・歴史研究者
収録日:2026/01/07
追加日:2026/02/18
14

トランプ政権と過激化した米国…MAGA内戦、DSAの台頭

過激化した米国~MAGA内戦と民主党の逆襲(1)米国の過激化とそのプロセス
「米国の過激化は完了したとみなすことができる」と言う東氏。右派ではMAGAの内戦が勃発、「白人vsユダヤ」の対立構造が急速に台頭。一方、左派ではニューヨーク市長選でゾーラン・マムダニ氏が当選するなどDSA(民主社会主義者)という政党の台頭が著しいと語る。二極化する米国で今、何が起こっているのか。そして第二次トランプ政権にどんな意味をもたらすのか。今回の過激化プロセスを解説しながら米国の現在地を理解する。(全3話中第1話)
東秀敏
米国大統領制兼議会制研究所(CSPC)上級フェロー
収録日:2025/11/13
追加日:2025/12/29
15

ラフカディオ・ハーンが解明した「美しい日本」の秘密と未来

ラフカディオ・ハーン『神国日本』を読む(1)なぜ『神国日本』なのか?
なぜラフカディオ・ハーンは、『怪談』とほぼ同時期に『神国日本』を書き、日本の倫理性の秘密に鋭く迫ったのか? 実は、『怪談』と『神国日本』の2冊を併せ読むと、ハーンが見た「仙境のような日本」が真の姿を現わす。しかも、この『神国日本』にハーンは、驚くべき「予見」を記していた。資本主義の波に飲まれ、伝統的な倫理性を失った日本が、やがて外国資本に搾取されたり、無謀絶望の戦争を始めたりしてしまうのではないか──。日本人の美しい倫理性の後ろに「先祖崇拝」があることを見出し、それを「死者の魔術にかけられている」と表現したハーンが見たものとは?(全8話中第2話)
※インタビュアー:川上達史(テンミニッツ・アカデミー編集長)
賴住光子
東京大学名誉教授 駒澤大学仏教学部 教授
収録日:2026/02/20
追加日:2026/03/23
16

新撰組と『ちるらん 新撰組鎮魂歌』…群像劇としての魅力の源泉に迫る!

新撰組と幕末日本の「真実」(序)『ちるらん 新撰組鎮魂歌』の魅力と史実の絶妙さ
さまざまな歴史物語や映画、ドラマ、マンガなどで取りあげられて、大きな人気を誇りつづけている「新撰組」。新撰組の「史実」や「歴史の背景」を知りつつ、そのようなコンテンツに触れることで、登場人物たちや彼らのストーリーを深く味わう楽しみは格段に増していく。今回の新撰組講義の「序」では、人気漫画でドラマ化もされた『ちるらん 新撰組鎮魂歌』を軸にしつつ、「物語」としての新撰組と、「史実」としての新撰組のそれぞれの魅力に光を当てていく。実は、新撰組についてどこまでが確定的な史実なのかは、多くの人にさほど知られていない。しかしだからこそ、実は司馬遼太郎をはじめとした作品群が、現在の新撰組の人物たちのイメージの元になっている部分が多いのだという。そこから見えてくるものとは……。新撰組の地元、日野市にある日野宿本陣からお届けする。(全9話中第1話)
※インタビュアー:川上達史(テンミニッツ・アカデミー編集長)
対談 | 堀口茉純松下尚
収録日:2026/01/15
追加日:2026/03/11
17

ヒュームの思想では「因果関係は思い込み」と考える

原因と結果の迷宮~因果関係と哲学(3)因果関係は私たちの癖である
東京大学大学院人文社会系研究科教授・一ノ瀬正樹氏は、「究極の原因は決定され得ない」ことの根底にあるのは、因果関係そのものを人間が観察できないことだと言う。私たちは、「机をたたいた」ことと「音がした」ことしか知覚できないのに、その間に因果関係があると思う。しかし、哲学者デビッド・ヒュームの考えに従えば、それは経験に由来する「思い込み」にすぎない。(全8話中第3話)
一ノ瀬正樹
東京大学名誉教授 武蔵野大学ウェルビーイング学部教授
収録日:2016/12/15
追加日:2017/02/25
18

教養の基本は「世界史」と「古典」

学びとは何か、教養とは何か
東京大学名誉教授の本村凌二氏が、学びとは何か、教養とは何かについて語る。本村氏によれば、教養の基本は世界史と古典である。そして、「学ぶ」という意味では、雑学も必要であるという。
本村凌二
東京大学名誉教授 文学博士
収録日:2018/02/08
追加日:2018/05/01
19

「神の国は近づいた」…では、それはどこにあるのか?

キリスト教とは何か~愛と赦しといのち(2)「神の国」はどこにあるのか
イエスが伝道を始めた最初の言葉は、「神の国は近づいた」だった。では神の国とはどこにあるのか。この問いは重要だ。上智大学神学部教授・竹内修一氏によれば、神の国とは私たちが想定するような「あの世」ではない。神の国は、人々の間に出現する。よってそれは怖がるものではなく、希望に満ちた場所だ。(全6話中第2話)
竹内修一
上智大学神学部教授 カトリック司祭(イエズス会)
収録日:2016/12/26
追加日:2017/03/07
20

AIでは「思考の三位一体」が成立しない…考えるとは?

AI時代と人間の再定義(1)AIは思考するのか
AIは考えているのか、考えていないのか――この問いについて議論する前に、そもそも「考える」とは何なのかという大問題がある。この問題について、マルクス・ガブリエル氏は身体と結びつけて「考覚」という表現で考えている。ではAIにとって「考える」こと、思考をどう捉えればいいのか。そこで今回から「AI時代と人間の再定義」というテーマで、7回にわたって講義を進めていく。第1話では、AIと人間の思考の違いについて議論を深めていく。(2025年7月12日開催:早稲田大学Life Redesign College〈LRC〉講座より、全7話中第1話)
※司会者:川上達史(テンミニッツ・アカデミー編集長)
中島隆博
東京大学東洋文化研究所教授
収録日:2025/07/12
追加日:2026/01/23

ランキング

1

お金の「3大機能」とは何か? そしてお金のルーツとは?

お金とは何か?…金本位制とビットコイン(1)お金の機能とその要件
暗号通貨やゴールドの取引が活発化する今だからこそ、「そもそも、お金とは何か」を真正面から考えてみるべきではないだろうか。そもそも「お金とは何か」がわかっていなければ、古来、金(きん)が果たしてきた役割から、最近のビットコインや暗号通貨などのあり方まで、正しく理解することは難しいだろう。まず第1話では、お金の「3大機能」や「お金のルーツ」などの基本を、今一度確認しよう。(全5話中第1話)
養田功一郎
元三井住友DSアセットマネジメント執行役員 YODA LAB代表 金融・経済・歴史研究者
収録日:2025/10/24
追加日:2026/04/23
2

歴史の中のユダヤ人大量虐殺…ポグロムとホロコーストの違い

教養としての「ユダヤ人の歴史とユダヤ教」(7)ポグロムとホロコースト
「ポグロム」と「ホロコースト」と呼ばれる19世紀末から20世紀の大戦期にかけて起こったユダヤ人虐殺。なぜその時期にそのような負の歴史が繰り返されたのか。その違いと意味を丁寧に解説しながら、政治状況や権力との関係性の中で差別され、暴力のターゲットにされたその歴史を振り返る。(全9話中第7話)
※インタビュアー:川上達史(テンミニッツ・アカデミー編集長)
鶴見太郎
東京大学大学院総合文化研究科 地域文化研究専攻 准教授
収録日:2025/12/05
追加日:2026/04/28
3

【10minで考える】自転車の青切符と「法と自粛」

編集部ラジオ2026(12)自転車の青切符と「法と自粛」
皆さまご存じのとおり、2026年4月1日から、自転車の交通違反に「青切符」が導入されました。つまり、道路交通法を違反した場合に、青切符が切られて反則金が課されることになったのです。

このようなことになると、車道走行に「危険」を感じて歩道を自転車で走っていた場合、「自粛警察(=一般市民が、私的に指摘・攻撃する行為)」が現われるのではないかと思っていたのですが、案外早く、私自身が自粛警察に出会うこととなりました。

今回の編集部ラジオでは、そのことをきっかけとして、あらためて「法と自粛」について考えてみました。

今回ご紹介するように、日本人はこれまで日本独特の「ルール観」も持っていました。だからこそ、法律をつくる側も、また法律を守る側も、その日本人の「心根」に沿った、無理のないルール制定・ルール運用をしなければいけないと思うのですが……。

どのようなことかは、ぜひ編集部ラジオをご視聴いただければ幸いです。今回の編集部ラジオも、ぜひ講義視聴のご参考にご活用ください。
収録日:2026/04/17
追加日:2026/05/02
4

皇室像の転換…戦後日本的な象徴天皇はいかに形成されたか

天皇のあり方と近代日本(1)「人間宣言」から始まった戦後の皇室
日本の歴史のなかで、天皇や皇室の姿は大きく移り変わってきた。日本が第二次世界大戦に負けた後、戦後日本的な象徴天皇の姿が確立されていったが、今、その「戦後の皇室像」の変化が求められているのではないか。その問題意識を元に、片山杜秀氏に「さかのぼり的」に、皇室のあり方の変化を聞いていくシリーズ。第1話は、1946年元日に出された「新日本建設に関する詔書(いわゆる人間宣言)」などを経て、いかに「象徴天皇」への理解が形成されたのか、経緯をたどる。(全7話中第1話)
※インタビュアー:川上達史(テンミニッツTV編集長)
片山杜秀
慶應義塾大学法学部教授 音楽評論家
収録日:2021/11/02
追加日:2021/12/16
5

イラン戦争…トランプ大統領の戦争指導のどこが問題なのか?

イラン戦争とトランプ大統領の戦争指導(1)米軍式戦略リーダーシップによる評価
2026年3月、イラン戦争の勃発によりトランプ大統領の真の資質が試されている。彼の決断力の裏には重大なリスクが潜むというが、それは何か。第1話では、米軍の参謀養成コースで重視される「戦略リーダーシップ」の枠組みを用いて、その8つの要素からトランプ大統領の戦争指導を評価する。(全3話中第1話)
東秀敏
米国大統領制兼議会制研究所(CSPC)上級フェロー
収録日:2026/03/16
追加日:2026/04/16
6

270年の物価の歴史に学べ…急激な物価上昇期の特徴と教訓

インフレの行方…歴史から将来を予測する(1)インフレの具体像を探る
いまの物価上昇の流れは、これからどうなるのか。そのことを、過去270年の物価の歴史を克明に分析することによって読み解いていく。今のインフレ率が10年間続くと、物価は何倍になるのだろう。本講義では、日本におけるインフレの歴史と、その時々の環境を振り返ることをタテ軸、現在の世界各国のインフレ率やインフレの特徴を観察することを横軸に、今後のインフレ率を考えていく。(全6話中第1話)
養田功一郎
元三井住友DSアセットマネジメント執行役員 YODA LAB代表 金融・経済・歴史研究者
収録日:2026/01/07
追加日:2026/02/18
7

日本人の生きづらさの特徴は?~中井久夫著『分裂病と人類』

日本人とメンタルヘルス…心のあり方(1)米を食べる日本人と『分裂病と人類』
いま、日本人の“心”はどこにあるか――この問いに対して、中井久夫氏の著書『分裂病と人類』をもとに「現代社会とメンタルヘルス」を大きなテーマとして解説を進める本シリーズ講義。第1話では昨今、注目を集めている「米(コメ)」を取り上げる。「日本人がコメに自覚的になると政治が乱れる!?」ということで政治との関連性を追いながら、稲作ベースの日本社会について中井氏の著書から発表当時の社会情勢とともに考える。(2025年8月30日開催:早稲田大学Life Redesign College〈LRC〉講座より、全7話中第1話)
※司会者:川上達史(テンミニッツ・アカデミー編集長)
與那覇潤
評論家
収録日:2025/08/30
追加日:2026/03/27
8

AI時代に必要なのは「問いを立てる能力」…いかに育成するか

これから必要な人材と人材教育とは?(2)AI時代に必要とされる能力
AI時代の今、私たちに必要な能力は何なのか。これまで重視されてきた知識の詰め込みは、もはや重要ではない。AIと人間が相互補完的であるために必要なのは「問いを立てる能力」である。そして、そのために鍵となるのは、好奇心と多様な知への接触だ。それによって分野を越境し、縦割り的な組織のあり方も乗り越えることにつながっていく。そうした中、学校教育における教師の役割も大きく変わっていくことになる。(全3話中第2話)
柳川範之
東京大学大学院経済学研究科・経済学部 教授
収録日:2025/12/09
追加日:2026/02/11
9

満洲で「五族協和」に命を懸けた小澤征爾の父・小澤開作

小澤開作と満洲事変・日中戦争(1)少年時代の苦労と五族協和の夢
小澤開作は、彫刻家の小澤克己氏、口承文芸学者の小澤俊夫氏、指揮者の小澤征爾氏、俳優でエッセイストの小澤幹雄氏の四兄弟の父だが、実は満洲事変当時、満洲在住の日本人として「五族協和」の実現のために奮闘し、さらに日中戦争期には「日中友好」実現のためにすべてを懸けて活動した人物であった。小澤開作の行動と考えを見ていくと、昭和の日本人が何を考えていたのか、また、昭和史の真実とは何かが見えてくる。第1話は、山梨に生まれた小澤開作の「原点」を探る。「五族協和」への夢の原点には、皆で助け合わねば何もできないという「結」の考え方があった(全10話中第1話)
※インタビュアー:川上達史(テンミニッツTV編集長)
小澤俊夫
小澤昔ばなし研究所所長 筑波大学名誉教授
収録日:2019/10/09
追加日:2020/09/14
10

三日坊主、部屋が片付かない…なぜできないか行動分析学で考える

人の行動の「なぜ」を読み解く行動分析学(1)随伴性
人間の行動の「なぜ」を読み解くための「行動分析学」について解説するシリーズレクチャー。第1話では、島宗理氏が「なぜ人は部屋を片付けられないのか」というテーマで、行動分析学の基本的な考え方を論じていく。私たちは人間の行動を性格や能力、態度などで説明しがちだが、そうすると「個人攻撃の罠」や「循環論」に陥ってしまうという。それはいったいどういうことなのか。(全7話中第1話)
島宗理
法政大学文学部心理学科教授
収録日:2019/02/21
追加日:2019/08/18
11

歴史的圧勝で仕事人・高市首相にのしかかるリスク要因

高市政権の進むべき道…可能性と課題(1)高市首相の特長と政治リスク
「働いて働いて」から「重い重い責任の始まり」へ--2026年2月8日衆議院選挙の歴史的圧勝にもおごることなく公約実現への決意を新たにした高市首相。高市氏が掲げる「責任ある積極財政」は、はたして日本経済復活への救世主となり得るのか、それとも財政破綻への引き金となるのか。“働きまくる”高市氏の過労のリスクとともに、21兆円ものバラマキ予算の危うさ、そしてマーケットが懸念する日本財政の持続性の欠如を鋭く指摘する島田氏。高市氏の特長と高市政権のインフレリスクについて解説する。(全4話中第1話)

※緊急配信のため、講義テキストはございません。レジュメを掲載いたします。ご了承のほどなにとぞよろしくお願いいたします。
島田晴雄
慶應義塾大学名誉教授 テンミニッツ・アカデミー副座長
収録日:2026/01/22
追加日:2026/02/20
12

独裁ができない戦前日本…大日本帝国憲法とシラスの論理

戦前日本の「未完のファシズム」と現代(1)シラス論と日本の政治
日本は明治以降、どのような考え方で近代国家をつくり、結果として昭和の敗戦を招いてしまったのか。実は、戦前の日本は非常に強権的で、国家主義的で、帝国主義的であるという歴史観は、あまり正しくはない。大日本帝国憲法も、今、大いに誤解されている。戦前の日本は「独裁ができない仕組み」になっていたのだ。手がかりとなるのは、天皇の「シラス」の論理による統治である。大日本帝国憲法の下で目指されたのは「シラス」による王政復古と文明開化の両立だった。(2020年2月26日開催:日本ビジネス協会JBCインタラクティブセミナー講演「戦前日本の『未完のファシズム』と現代」より9話中1話)
片山杜秀
慶應義塾大学法学部教授 音楽評論家
収録日:2020/02/26
追加日:2020/06/16
13

三国志の舞台、三国時代はいつの・どんな時代だったのか?

「三国志」の世界とその魅力(1)二つの三国志
中国の3世紀を舞台とする「三国志」は、今なお日本人の間でも世代を問わず人気を集めている。群雄が割拠する時代の攻防史として、1800年以上語り継がれてきた「三国志」の世界の魅力を、早稲田大学文学学術院教授の渡邊義浩氏が伝える。(全6話中第1話)
渡邉義浩
早稲田大学常任理事・文学学術院教授
収録日:2017/11/10
追加日:2018/01/25
14

ソニー流の「人材論」「新規ビジネス論」を具体的に語ろう

ソニー流「人的資本経営と新規事業」成功論(1)人を真に活かす人事評価とは
ソニーには尖った人材や変わり者を採用してきた歴史がある。彼らの多くはクリエイター型のいわば「社員技術者」だが、その評価についてどう考えればいいのか。そこでポイントとなるのがマネジメント型社員との相違だ。つまり、ジョブ型とマネジメント型の二本立ての評価制度が必要ということである。ソニー・ミュージックの人事評価について言及しながら、人事評価のポイントを解説する。(全5話中第1話)
※インタビュアー:川上達史(テンミニッツ・アカデミー編集長)
水野道訓
元ソニー・ミュージックエンタテインメント代表取締役CEO
収録日:2025/05/08
追加日:2026/02/09
15

アメリカ人の心を震わせた20歳の日系二世・三上弘文の翻訳

大統領に告ぐ…硫黄島からの手紙の真実(2)翻訳に込めた日米の架け橋への夢
「ルーズベルトに与ふる書」を書き上げた海軍少将・市丸利之助は、部下の三上弘之に翻訳を命じる。三上はハワイ生まれの日系二世で、当時20歳の青年であった。「日米の懸け橋」になることが夢だった三上は、まことに格調高い英文に仕上げる。しかも、日本人の想いをまっすぐに届けるべく市丸が記した厳しい言葉を、あくまでアメリカ人の気持ちにストンと落ちるように、苦心しながら見事な工夫をほどこして訳していったのである。これまで謎の存在であった三上弘之。だが、今回の書籍執筆の取材のなかで、ハワイ在住の三上の妹への取材も叶い、その人物像が明確に浮かび上がってきた。(全4話中第2話)
※インタビュアー:川上達史(テンミニッツ・アカデミー編集長)
門田隆将
作家 ジャーナリスト
収録日:2025/07/09
追加日:2025/08/05
16

仕事をするのに「年齢」は関係ない…不幸を招く定年型思考

『還暦からの底力』に学ぶ人生100年時代の生き方(1)定年制は要らない
新著『還暦からの底力』のなかには、「人生100年時代」を幸せに送るためのヒントが詰まっている。今回のシリーズでは、その本をもとに考え方の軸を根本から変える秘訣を伺った。その一つが「定年型社会」に対する提言だ。本人が元気で仕事をしたいのに、定年だから来なくていいといわれるのは、人間性を無視した制度ではないだろうか。(全7話中第1話)
※インタビュアー:川上達史(テンミニッツTV編集長)
出口治明
立命館アジア太平洋大学(APU)学長特命補佐
収録日:2020/06/30
追加日:2020/08/01
17

ユダヤ教の神話…天地創造、モーセの十戒、死後の世界

ユダヤ神話の基本を知る
ユダヤ神話はどのような構造と内容になっているのだろうか。世界の始まりと人類の始まり、そして文化の始まりのストーリーや死後の世界についてなど、ユダヤ神話に描かれた「この世界の成り立ち」に迫る。
※インタビュアー:川上達史(テンミニッツTV編集長)
鎌田東二
京都大学名誉教授
収録日:2022/01/20
追加日:2022/12/25
18

新撰組と『ちるらん 新撰組鎮魂歌』…群像劇としての魅力の源泉に迫る!

新撰組と幕末日本の「真実」(序)『ちるらん 新撰組鎮魂歌』の魅力と史実の絶妙さ
さまざまな歴史物語や映画、ドラマ、マンガなどで取りあげられて、大きな人気を誇りつづけている「新撰組」。新撰組の「史実」や「歴史の背景」を知りつつ、そのようなコンテンツに触れることで、登場人物たちや彼らのストーリーを深く味わう楽しみは格段に増していく。今回の新撰組講義の「序」では、人気漫画でドラマ化もされた『ちるらん 新撰組鎮魂歌』を軸にしつつ、「物語」としての新撰組と、「史実」としての新撰組のそれぞれの魅力に光を当てていく。実は、新撰組についてどこまでが確定的な史実なのかは、多くの人にさほど知られていない。しかしだからこそ、実は司馬遼太郎をはじめとした作品群が、現在の新撰組の人物たちのイメージの元になっている部分が多いのだという。そこから見えてくるものとは……。新撰組の地元、日野市にある日野宿本陣からお届けする。(全9話中第1話)
※インタビュアー:川上達史(テンミニッツ・アカデミー編集長)
対談 | 堀口茉純松下尚
収録日:2026/01/15
追加日:2026/03/11
19

織田家中一の武略者…『豊臣兄弟!』秀吉と秀長の知られざる実像

豊臣兄弟~秀吉と秀長の実像に迫る(序)時代考証が語る『豊臣兄弟!』の魅力
「織田家中一の武略者」――今までの大河ドラマでは見たことがない秀吉の姿が見られるという2026年NHK大河ドラマ『豊臣兄弟!』。いったいどういうことなのか。日本史の中でもファンの多い戦国時代だが、特に「天下一統」に向かう元亀・天正期はドラマが多く、無数の物語が紡がれてきた。もはや解き明かすべき謎などほとんどないのではと思われる戦国時代だが、実はこの動乱期を舞台とした武将たちの実態については案外分かっていないことも少なくないという。今回、時代考証に当たった黒田氏が秀吉と秀長の実像とともに『豊臣兄弟!』の魅力について語る。(全10話中第1話)
※インタビュアー:川上達史(テンミニッツ・アカデミー編集長)
黒田基樹
駿河台大学法学部教授 日本史学博士
収録日:2025/10/20
追加日:2025/12/17
20

『「甘え」の構造』への誤解…甘えはダメなものなのか?

『「甘え」の構造』と現代日本(1)「甘え」のインパクト
1971年に出版されてベストセラーとなった土居健郎氏の『「甘え」の構造』。初版の刊行以来、続編や増補版が編まれ、長く読み継がれている名著だが、そのメッセージには「甘え」に対する2つの誤解があるのではないかと與那覇氏は言う。その誤解を解き明かすとともに、本書を読み直す契機となった新型コロナウイルス禍における日本人の振る舞いを解説し、日本人にとって「甘え」とは何か、そして現在の日本社会の捉え方について考えたい。(全7話中第1話)
與那覇潤
評論家
収録日:2023/03/13
追加日:2023/05/27

ランキング

1

ユダヤ人とは?なぜ差別?お金持ち?…『ユダヤ人の歴史』に学ぶ

教養としての「ユダヤ人の歴史とユダヤ教」(1)ユダヤ人とは誰のことか
ユダヤ人とはいったい誰のことなのか。ユダヤ教とはどのような宗教なのか。彼らはどんな歴史をたどってきたのか――「世界史の教養」として知っておくべき、これらの重要な問いに対して、私たち日本人にはうまく答えられないという現実があるのではないだろうか。そこで今回のシリーズ講義ではそれらに答える形で、サントリー学芸賞(2025年)、新書大賞(2026)第2位に輝いた『ユダヤ人の歴史』(中公新書)の著者・鶴見太郎氏に、著書を参照しながら分かりやすく丁寧に解説いただいた。まず第1話では、「ユダヤ人とは誰か」「ユダヤ人と世界の歴史とは」「ユダヤ教とは」という概論を解説いただく。(全9話中第1話)
※インタビュアー:川上達史(テンミニッツ・アカデミー編集長)
鶴見太郎
東京大学大学院総合文化研究科 地域文化研究専攻 准教授
収録日:2025/12/05
追加日:2026/04/13
2

イラン戦争…トランプ大統領の戦争指導のどこが問題なのか?

イラン戦争とトランプ大統領の戦争指導(1)米軍式戦略リーダーシップによる評価
2026年3月、イラン戦争の勃発によりトランプ大統領の真の資質が試されている。彼の決断力の裏には重大なリスクが潜むというが、それは何か。第1話では、米軍の参謀養成コースで重視される「戦略リーダーシップ」の枠組みを用いて、その8つの要素からトランプ大統領の戦争指導を評価する。(全3話中第1話)
東秀敏
米国大統領制兼議会制研究所(CSPC)上級フェロー
収録日:2026/03/16
追加日:2026/04/16
3

日本人の生きづらさの特徴は?~中井久夫著『分裂病と人類』

日本人とメンタルヘルス…心のあり方(1)米を食べる日本人と『分裂病と人類』
いま、日本人の“心”はどこにあるか――この問いに対して、中井久夫氏の著書『分裂病と人類』をもとに「現代社会とメンタルヘルス」を大きなテーマとして解説を進める本シリーズ講義。第1話では昨今、注目を集めている「米(コメ)」を取り上げる。「日本人がコメに自覚的になると政治が乱れる!?」ということで政治との関連性を追いながら、稲作ベースの日本社会について中井氏の著書から発表当時の社会情勢とともに考える。(2025年8月30日開催:早稲田大学Life Redesign College〈LRC〉講座より、全7話中第1話)
※司会者:川上達史(テンミニッツ・アカデミー編集長)
與那覇潤
評論家
収録日:2025/08/30
追加日:2026/03/27
4

【10minで考える】「トランプ大統領」をどう見るか?

編集部ラジオ2026(9)「トランプ大統領」の視点・論点
2025年1月の第2次トランプ政権発足以来、トランプ大統領の一挙手一投足が世界のニュースとならなかった日が、何日くらいあったでしょうか? 世界経済を揺るがした「トランプ関税」をはじめ、様々なことがありました。直近でもイスラエルとアメリカにより行なわれたイラン攻撃は大きな衝撃でした。

「トランプ大統領」をどう見るか。このことは、現代の世界において、とても大きな課題といえましょう。今回の編集部ラジオでは、いくつかの講義を紹介しつつ、トランプ大統領について様々な角度から考えてみました。

最初に振り返るのは、納富信留先生にお話しいただいた「僭主論」。これは納富先生の《プラトン『ポリテイア(国家)』を読む》講義で取りあげられたものです。講義第1話でも紹介されているように、プラトン『ポリテイア(国家)』は全米トップ10の大学の必読書1位となっている書籍です。いわば西洋人からすれば、教養の大前提となるような書。その視点から、トランプ大統領はどう見える可能性があるのでしょうか。

しかし、そのような世界観的な見方ばかりでは、見誤ってしまう部分もあります。実際に、トランプ大統領に会ったことがある人は、トランプ大統領の人物像をどのように見たのか。この点については、外務事務次官と駐アメリカ特命全権大使をお務めになった杉山晋輔先生の講義を紹介します。

さらに世界観、人物論ばかりでなく考えておくべきこととは……。それについてもお話しさせていただきました。今回の編集部ラジオも、ぜひ講義視聴のご参考にご活用ください。
収録日:2026/03/26
追加日:2026/04/11
5

お金の「3大機能」とは何か? そしてお金のルーツとは?

お金とは何か?…金本位制とビットコイン(1)お金の機能とその要件
暗号通貨やゴールドの取引が活発化する今だからこそ、「そもそも、お金とは何か」を真正面から考えてみるべきではないだろうか。そもそも「お金とは何か」がわかっていなければ、古来、金(きん)が果たしてきた役割から、最近のビットコインや暗号通貨などのあり方まで、正しく理解することは難しいだろう。まず第1話では、お金の「3大機能」や「お金のルーツ」などの基本を、今一度確認しよう。(全5話中第1話)
養田功一郎
元三井住友DSアセットマネジメント執行役員 YODA LAB代表 金融・経済・歴史研究者
収録日:2025/10/24
追加日:2026/04/23
6

他人の幸福実現に喜びを見出す日本の道徳こそ未来の理想だ

ラフカディオ・ハーン『神国日本』を読む(7)日本の倫理こそ未来の理想
ラフカディオ・ハーンが明治の日本に見出したのは、過去の遺物ではなく「未来の理想像」であった。ハーンは、「旧日本は、この国に比すればはるかに進歩しているわれわれ西欧社会が幾百年もの間希望してきた以上の最高度の道徳的理想達成に、ずっと近づいていたのであった」とも書いている。ハーンが理想とする未来は、本能的な無私無欲であったり、他の人の幸福実現に人生の喜びを見出すのが人間共通の願望であったり、道徳的な美しさに対して共通な感覚をもつようになったりするあり方であった。そして古き佳き日本は、そのような理想に、真っ先に近づいていたと考えていたのである。このラフカディオ・ハーンのメッセージが、われわれに何を問いかけてくるのだろうか。(全8話中第8話)
※インタビュアー:川上達史(テンミニッツ・アカデミー編集長)
賴住光子
東京大学名誉教授 駒澤大学仏教学部 教授
収録日:2026/02/20
追加日:2026/04/07
7

AI時代に必要なのは「問いを立てる能力」…いかに育成するか

これから必要な人材と人材教育とは?(2)AI時代に必要とされる能力
AI時代の今、私たちに必要な能力は何なのか。これまで重視されてきた知識の詰め込みは、もはや重要ではない。AIと人間が相互補完的であるために必要なのは「問いを立てる能力」である。そして、そのために鍵となるのは、好奇心と多様な知への接触だ。それによって分野を越境し、縦割り的な組織のあり方も乗り越えることにつながっていく。そうした中、学校教育における教師の役割も大きく変わっていくことになる。(全3話中第2話)
柳川範之
東京大学大学院経済学研究科・経済学部 教授
収録日:2025/12/09
追加日:2026/02/11
8

歴史的圧勝で仕事人・高市首相にのしかかるリスク要因

高市政権の進むべき道…可能性と課題(1)高市首相の特長と政治リスク
「働いて働いて」から「重い重い責任の始まり」へ--2026年2月8日衆議院選挙の歴史的圧勝にもおごることなく公約実現への決意を新たにした高市首相。高市氏が掲げる「責任ある積極財政」は、はたして日本経済復活への救世主となり得るのか、それとも財政破綻への引き金となるのか。“働きまくる”高市氏の過労のリスクとともに、21兆円ものバラマキ予算の危うさ、そしてマーケットが懸念する日本財政の持続性の欠如を鋭く指摘する島田氏。高市氏の特長と高市政権のインフレリスクについて解説する。(全4話中第1話)

※緊急配信のため、講義テキストはございません。レジュメを掲載いたします。ご了承のほどなにとぞよろしくお願いいたします。
島田晴雄
慶應義塾大学名誉教授 テンミニッツ・アカデミー副座長
収録日:2026/01/22
追加日:2026/02/20
9

ユダヤ教の神話…天地創造、モーセの十戒、死後の世界

ユダヤ神話の基本を知る
ユダヤ神話はどのような構造と内容になっているのだろうか。世界の始まりと人類の始まり、そして文化の始まりのストーリーや死後の世界についてなど、ユダヤ神話に描かれた「この世界の成り立ち」に迫る。
※インタビュアー:川上達史(テンミニッツTV編集長)
鎌田東二
京都大学名誉教授
収録日:2022/01/20
追加日:2022/12/25
10

満洲で「五族協和」に命を懸けた小澤征爾の父・小澤開作

小澤開作と満洲事変・日中戦争(1)少年時代の苦労と五族協和の夢
小澤開作は、彫刻家の小澤克己氏、口承文芸学者の小澤俊夫氏、指揮者の小澤征爾氏、俳優でエッセイストの小澤幹雄氏の四兄弟の父だが、実は満洲事変当時、満洲在住の日本人として「五族協和」の実現のために奮闘し、さらに日中戦争期には「日中友好」実現のためにすべてを懸けて活動した人物であった。小澤開作の行動と考えを見ていくと、昭和の日本人が何を考えていたのか、また、昭和史の真実とは何かが見えてくる。第1話は、山梨に生まれた小澤開作の「原点」を探る。「五族協和」への夢の原点には、皆で助け合わねば何もできないという「結」の考え方があった(全10話中第1話)
※インタビュアー:川上達史(テンミニッツTV編集長)
小澤俊夫
小澤昔ばなし研究所所長 筑波大学名誉教授
収録日:2019/10/09
追加日:2020/09/14
11

三日坊主、部屋が片付かない…なぜできないか行動分析学で考える

人の行動の「なぜ」を読み解く行動分析学(1)随伴性
人間の行動の「なぜ」を読み解くための「行動分析学」について解説するシリーズレクチャー。第1話では、島宗理氏が「なぜ人は部屋を片付けられないのか」というテーマで、行動分析学の基本的な考え方を論じていく。私たちは人間の行動を性格や能力、態度などで説明しがちだが、そうすると「個人攻撃の罠」や「循環論」に陥ってしまうという。それはいったいどういうことなのか。(全7話中第1話)
島宗理
法政大学文学部心理学科教授
収録日:2019/02/21
追加日:2019/08/18
12

自発性を重んじる――藤田一照師が禅と仏教の心を説く

禅とは何か~禅と仏教の心(1)アメリカの禅と日本の禅
大学院を中退して禅の道に進み、アメリカ東海岸で18年間禅堂を開いた藤田一照師に、禅と仏教の心について話を聞いていく。アメリカの禅にはすでに百年近い歴史があり、最初に鈴木大拙が伝えたといわれている。その後、一時はカウンターカルチャー世代に、現在は全ての年代に「神秘的で魅力的な教えと実践。また美的要素を併せ持つ東洋の伝統」と捉えられているという。その禅の特徴として、「自発性」の強調を説く。どういうことなのか。アメリカの禅と日本の禅、それぞれの成り立ちと特徴について解説する。(全7話中第1話)
※インタビュアー:川上達史(テンミニッツTV編集長)
藤田一照
曹洞宗僧侶
収録日:2024/08/09
追加日:2025/01/13
13

AIでは「思考の三位一体」が成立しない…考えるとは?

AI時代と人間の再定義(1)AIは思考するのか
AIは考えているのか、考えていないのか――この問いについて議論する前に、そもそも「考える」とは何なのかという大問題がある。この問題について、マルクス・ガブリエル氏は身体と結びつけて「考覚」という表現で考えている。ではAIにとって「考える」こと、思考をどう捉えればいいのか。そこで今回から「AI時代と人間の再定義」というテーマで、7回にわたって講義を進めていく。第1話では、AIと人間の思考の違いについて議論を深めていく。(2025年7月12日開催:早稲田大学Life Redesign College〈LRC〉講座より、全7話中第1話)
※司会者:川上達史(テンミニッツ・アカデミー編集長)
中島隆博
東京大学東洋文化研究所教授
収録日:2025/07/12
追加日:2026/01/23
14

仕事をするのに「年齢」は関係ない…不幸を招く定年型思考

『還暦からの底力』に学ぶ人生100年時代の生き方(1)定年制は要らない
新著『還暦からの底力』のなかには、「人生100年時代」を幸せに送るためのヒントが詰まっている。今回のシリーズでは、その本をもとに考え方の軸を根本から変える秘訣を伺った。その一つが「定年型社会」に対する提言だ。本人が元気で仕事をしたいのに、定年だから来なくていいといわれるのは、人間性を無視した制度ではないだろうか。(全7話中第1話)
※インタビュアー:川上達史(テンミニッツTV編集長)
出口治明
立命館アジア太平洋大学(APU)学長特命補佐
収録日:2020/06/30
追加日:2020/08/01
15

アメリカ人の心を震わせた20歳の日系二世・三上弘文の翻訳

大統領に告ぐ…硫黄島からの手紙の真実(2)翻訳に込めた日米の架け橋への夢
「ルーズベルトに与ふる書」を書き上げた海軍少将・市丸利之助は、部下の三上弘之に翻訳を命じる。三上はハワイ生まれの日系二世で、当時20歳の青年であった。「日米の懸け橋」になることが夢だった三上は、まことに格調高い英文に仕上げる。しかも、日本人の想いをまっすぐに届けるべく市丸が記した厳しい言葉を、あくまでアメリカ人の気持ちにストンと落ちるように、苦心しながら見事な工夫をほどこして訳していったのである。これまで謎の存在であった三上弘之。だが、今回の書籍執筆の取材のなかで、ハワイ在住の三上の妹への取材も叶い、その人物像が明確に浮かび上がってきた。(全4話中第2話)
※インタビュアー:川上達史(テンミニッツ・アカデミー編集長)
門田隆将
作家 ジャーナリスト
収録日:2025/07/09
追加日:2025/08/05
16

受け継がれる魂…戊辰戦争での奮戦と自由民権運動の情熱

新撰組と幕末日本の「真実」(8)戊辰戦争~明治期の新撰組の魂
新撰組といえば「刀の集団」というイメージが持たれがちだが、実際には早い段階から洋式の鉄砲を買い集めて、大砲なども用いて訓練していたことが分かっている。では、なぜ幕末の京都では「刀」での戦闘が繰り広げられたのだろうか。また、鳥羽伏見の戦いの後、近藤勇ら新撰組が組織した甲陽鎮撫隊の逸話にも大きな誤りがあるという。さらに新撰組に結実した多摩の誇りと気骨は、明治に入ると、薩長藩閥政府に対抗する自由民権運動の熱気へとつながっていく。史実に余白が多く、だからこそさまざまな物語が生まれた新撰組。最終話では、史実を追いながら、あらためて新撰組の魅力と後世に引き継がれたその魂について考える。(全9話中第9話)
※インタビュアー:川上達史(テンミニッツ・アカデミー編集長)
対談 | 堀口茉純松下尚
収録日:2026/01/15
追加日:2026/04/02
17

80歳まで現役でいるために大切なこと…人生100年時代の発想法

人生100年時代の「ライフシフト概論」(1)人生100年時代のインパクト
人生100年時代は「VUCAの時代」といわれる。世の中が変化し、不透明で今までどおりにはいかない大変な時代ということだが、そのような中、長くなった人生を豊かに生き抜くためには、どのような準備とマインドが必要なのだろうか。そこで必要となるのは、長くなる現役時代をどのように過ごすかの戦略だ。そのときキーワードとなるのは「アップデート」である。(全9話中第1話)
徳岡晃一郎
株式会社ライフシフト 代表取締役会長CEO 多摩大学大学院名誉教授・特任教授
収録日:2022/06/15
追加日:2022/09/10
18

270年の物価の歴史に学べ…急激な物価上昇期の特徴と教訓

インフレの行方…歴史から将来を予測する(1)インフレの具体像を探る
いまの物価上昇の流れは、これからどうなるのか。そのことを、過去270年の物価の歴史を克明に分析することによって読み解いていく。今のインフレ率が10年間続くと、物価は何倍になるのだろう。本講義では、日本におけるインフレの歴史と、その時々の環境を振り返ることをタテ軸、現在の世界各国のインフレ率やインフレの特徴を観察することを横軸に、今後のインフレ率を考えていく。(全6話中第1話)
養田功一郎
元三井住友DSアセットマネジメント執行役員 YODA LAB代表 金融・経済・歴史研究者
収録日:2026/01/07
追加日:2026/02/18
19

織田家中一の武略者…『豊臣兄弟!』秀吉と秀長の知られざる実像

豊臣兄弟~秀吉と秀長の実像に迫る(序)時代考証が語る『豊臣兄弟!』の魅力
「織田家中一の武略者」――今までの大河ドラマでは見たことがない秀吉の姿が見られるという2026年NHK大河ドラマ『豊臣兄弟!』。いったいどういうことなのか。日本史の中でもファンの多い戦国時代だが、特に「天下一統」に向かう元亀・天正期はドラマが多く、無数の物語が紡がれてきた。もはや解き明かすべき謎などほとんどないのではと思われる戦国時代だが、実はこの動乱期を舞台とした武将たちの実態については案外分かっていないことも少なくないという。今回、時代考証に当たった黒田氏が秀吉と秀長の実像とともに『豊臣兄弟!』の魅力について語る。(全10話中第1話)
※インタビュアー:川上達史(テンミニッツ・アカデミー編集長)
黒田基樹
駿河台大学法学部教授 日本史学博士
収録日:2025/10/20
追加日:2025/12/17
20

古代イスラエルの歴史…メサイア信仰とユダヤ人の離散

イスラエルの歴史、民族の離散と迫害(1)前編
近代イスラエル史に続き、古代イスラエルの歴史を年代を追ってさらにひもとき、ユダヤ民族離散と迫害の歴史を島田晴雄氏が解説。イスラエル建国の意味を考え、イスラエルの今を知るために必見の歴史講義の前編。(全5話中第4話目)
島田晴雄
慶應義塾大学名誉教授 テンミニッツ・アカデミー副座長
収録日:2013/10/04
追加日:2014/08/01