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編集部ラジオ2026(22)「中国古代史」特集紹介!
いうまでもなく、中国古代史は「知の宝庫」です。春秋戦国時代とはいかなる時代だったのか。なぜ、諸子百家ともいわれる思想家たちが百花繚乱のごとく現われたのか。史上初の皇帝「始皇帝」が生まれてきた歴史背景とは。日本でも人気の「三国志」の「史実」はいかなるものか。人々はいかに生き、どのような文化が息づいていたのか。そしてその時代に生まれた思想を概観すると……。
そのような趣旨で、《中国古代史という知の宝庫》という「今を知る講義まとめ」特集をスタートしています。
通例、「特集」を紹介するメールマガジンでは、そのなかの1話だけを紹介することが多いですが、今回の編集部ラジオでは、特集を構成する各講義について、なぜ、どのような思いから特集に組み込んだのかをお話しさせていただきました。
各話どのような講義で、どのような面白味があるのか。今回の編集部ラジオも、講義視聴のご参考にご活用いただければ幸いです。
そのような趣旨で、《中国古代史という知の宝庫》という「今を知る講義まとめ」特集をスタートしています。
通例、「特集」を紹介するメールマガジンでは、そのなかの1話だけを紹介することが多いですが、今回の編集部ラジオでは、特集を構成する各講義について、なぜ、どのような思いから特集に組み込んだのかをお話しさせていただきました。
各話どのような講義で、どのような面白味があるのか。今回の編集部ラジオも、講義視聴のご参考にご活用いただければ幸いです。
中国春秋戦国時代と始皇帝(序)映画『キングダム』の中国史監修
映画『キングダム』の中国史監修を務める鶴間和幸氏が、中国の春秋戦国時代と始皇帝の真実をひも解くシリーズ講義。まずは中国史監修の秘話として、始皇帝が座る玉座の再現や、「版築」の土壁、「牛耕」の風景など、注意深く観ないと気づかない映画ならではのエピソードが語られる。後半では、2冊の著書『新説 始皇帝学』(カンゼン)、『始皇帝の戦争と将軍たち――秦の中華統一を支えた近臣軍団』(朝日新書)を紹介しながら、出土資料の最新成果や実際に現地を歩いた経験に基づき、歴史書『史記』の記述を読み解く醍醐味を解説する。(全9話中第1話)
※インタビュアー:川上達史(テンミニッツ・アカデミー編集長)
※インタビュアー:川上達史(テンミニッツ・アカデミー編集長)
老子の神髄(6)無為と矛盾のススメ
「無為」とは「何もしないこと」ではないと、田口氏は説く。それは「緊張感を持って見つめること」なのである。現代医療はエビデンスや画一的な治療法を機械的に当てはめる「介在者」に陥りがちだが、本来医者は患者と一対一で向きあい、緊張感を持って見つめるべきなのだ。その象徴として挙げられるのが後藤新平である。彼はかつて病院長や政治家といった要職にありながら、患者一人ひとりを丁寧に診る情熱を失わなかった。さらに鍵になるのが、「矛盾を大歓迎する」という東洋思想だ。効率性の追求と個人の尊重という矛盾を抱えながらも、相手の価値観や生活背景を見つめ続ける姿勢にこそ、真のプロフェッショナル性が宿るのである。(全9話中第6話)
※インタビュアー:神藏孝之(テンミニッツ・アカデミー論説主幹
※インタビュアー:神藏孝之(テンミニッツ・アカデミー論説主幹
日本の財政の真実を検証する(3)金利上昇の深刻な影響
内閣府の分析によると、向こう10年間は債務残高が減少するものの、2035年以降は借金が急増する見込みだ。消費税を段階的に引き上げて財政を安定させる代替案もあるが、これは金利の動向に大きく左右される。現在、日本は巨額の債務を抱えているため、金利が1パーセント上昇するだけで利払い費が一気に膨れ上がる。その結果、債務残高の比率は急激に悪化してしまう。第3話では、金利上昇が財政の持続可能性に与える深刻な影響について、シミュレーションデータを用いて解説する。(2026年4月24日開催:早稲田大学Life Redesign College〈LRC〉講座より、全7話中第3話)
※司会:川上達史(テンミニッツ・アカデミー編集長)
※司会:川上達史(テンミニッツ・アカデミー編集長)
中国史概説~『皇帝たちの中国』を読む(1)なぜ「中国史はつまらない」のか?
今回の宮脇淳子先生の講義では、宮脇先生の夫君でいらっしゃった故・岡田英弘先生の『皇帝たちの中国』を紹介しつつ、そこで示された「中国の本質」を解説していく。まさに、目からウロコが落ちる中国史概説である。この『皇帝たちの中国』は、中国史の本であるにもかかわらず、「中国史はつまらない。これが通り相場である」という衝撃的な書き出しから始まる。まず第1話では、それはなぜなのかを解き明かす。その理由がわかると、正史的な中国史と、真実の中国史の違いが明快に見えてくる。そうしてこそはじめて、「人間らしい人間」が、激動の歴史の流れのなかで紡いでいく歴史として再現されるのである。(全4話中第1話)
※インタビュアー:川上達史(テンミニッツ・アカデミー編集長)
※インタビュアー:川上達史(テンミニッツ・アカデミー編集長)
AI大格差~最新研究による仕事と給料の未来(1)最新研究から見えてくる未来像
生成AIの台頭により、急速にかつての常識が非常識になろうとしている。この変化の波は、個人の働き方だけでなく、人生そのものを変えうる力を持っている。さらに社会をも大きく変えていくだろう。本講義シリーズでは、2024年にイタリアで開催されたG7におけるAI専門家会合に日本代表として出席した宮本弘曉氏が、その折の話も交えつつ、世界の最先端の専門家たちの研究から、AIが社会に与えるインパクトについてどのような未来が見えてくるのかを詳細に解説する。第1話では、AIが雇用を奪う懸念と新しく生まれる仕事の可能性に加え、労働市場が硬直的な日本が直面する課題について言及する。(全8話中第1話)
※インタビュアー:川上達史(テンミニッツ・アカデミー編集長)
※インタビュアー:川上達史(テンミニッツ・アカデミー編集長)
AI時代と人間の再定義(1)AIは思考するのか
AIは考えているのか、考えていないのか――この問いについて議論する前に、そもそも「考える」とは何なのかという大問題がある。この問題について、マルクス・ガブリエル氏は身体と結びつけて「考覚」という表現で考えている。ではAIにとって「考える」こと、思考をどう捉えればいいのか。そこで今回から「AI時代と人間の再定義」というテーマで、7回にわたって講義を進めていく。第1話では、AIと人間の思考の違いについて議論を深めていく。(2025年7月12日開催:早稲田大学Life Redesign College〈LRC〉講座より、全7話中第1話)
※司会者:川上達史(テンミニッツ・アカデミー編集長)
※司会者:川上達史(テンミニッツ・アカデミー編集長)
第二次世界大戦とソ連の真実(1)レーニンの思想的特徴
第二次世界大戦をソ連から見る意味は大きい。なぜなら、第二次世界大戦の始まりにソ連はかなり関与しているからだ。ロシア革命後、世界戦争に向けて自覚的に準備を進めていたソ連。指導者となったレーニンは、演説の中で示した「基本準則」で、革命のために帝国主義諸国間の対立、特に「3つの対立を利用すべきだ」と考えた。はたしてその「3つの対立」とは何か。そして、彼の野望、その遺志はスターリンに引き継がれていく。(全5話中第1話)
※インタビュアー:川上達史(テンミニッツTV編集長)
※インタビュアー:川上達史(テンミニッツTV編集長)
何回説明しても伝わらない問題と認知科学(1)「スキーマ」問題と認知の仕組み
なぜ「何回説明しても伝わらない」という現象は起こるのか。対人コミュニケーションにおいて誰もが経験する理解や認識の行き違いだが、私たちは同じ言語を使っているのになぜすれ違うのか。この謎について、ベストセラー『「何回説明しても伝わらない」はなぜ起こるのか? 認知科学が教えるコミュニケーションの本質と解決策』の著者・今井むつみ氏が認知科学の観点から解き明かす今シリーズ。まずは人間の認知がいかに有限であるかを「スキーマ」をキーワードに解説する。(全3話中第1話)
※インタビュアー:川上達史(テンミニッツTV・アカデミー編集長)
※インタビュアー:川上達史(テンミニッツTV・アカデミー編集長)
天皇のあり方と近代日本(1)「人間宣言」から始まった戦後の皇室
日本の歴史のなかで、天皇や皇室の姿は大きく移り変わってきた。日本が第二次世界大戦に負けた後、戦後日本的な象徴天皇の姿が確立されていったが、今、その「戦後の皇室像」の変化が求められているのではないか。その問題意識を元に、片山杜秀氏に「さかのぼり的」に、皇室のあり方の変化を聞いていくシリーズ。第1話は、1946年元日に出された「新日本建設に関する詔書(いわゆる人間宣言)」などを経て、いかに「象徴天皇」への理解が形成されたのか、経緯をたどる。(全7話中第1話)
※インタビュアー:川上達史(テンミニッツTV編集長)
※インタビュアー:川上達史(テンミニッツTV編集長)
ラカンの精神分析~心の謎を解き明かす(3)象徴界と想像界と現実界
ラカンの精神分析を読み解く上で避けて通れないのが、象徴界と想像界と現実界と呼ばれる「三つの界」である。人間を人間たらしめる言語システムである象徴界、鏡像への同一化から始まるイメージの世界としての想像界、そして決して人間が触れることのできない不可能な領域である現実界――。第3話では、これら「三つの界」についての講義となるが、中でも象徴界は、フロイトが注目した「Fort-Da(フォルト・ダ)遊び」の逸話を交えながら、言葉の獲得と精神安定の深い結びつきについて解説していく。難解なラカン理論が少しずつ身近に、そして立体的に見えてくる。(全7話中第3話)
AI時代にリベラルアーツがなぜ必要か(6)リベラルアーツの本質
リベラルアーツとは、いわゆる普通教育の“プラスアルファ”である。例えば、高校の普通教育には試験があるから勉強するという要素がある。それも本人のためには大事なことだが、その上で鍵となるのが“プラスアルファ”の部分である。人生は多様だが一度きりだ。自分の人生を生きることしかできない。その中で自分自身の世界をどうやったら持つことができるか。それに答えるのがリベラルアーツなのである。(全7話中第6話)
※インタビュアー:川上達史(テンミニッツ・アカデミー編集長)
※インタビュアー:川上達史(テンミニッツ・アカデミー編集長)
ウェルビーイングを高めるDE&I(8)アンコンシャスバイアス:前編
アンコンシャスバイアスとは、過去の経験や知見に基づき、無意識のうちに「これはこうだ」と思い込むことである。これは固定観念や偏見、本能的自己防衛から生じ、DE&Iの阻害やハラスメントにつながる恐れがある。人間の思考には直感と熟慮の2つのシステムがあり、効率化のために約8割を直感に頼っているが、この「エコ運転」の一部が判断ミスを招く可能性がある。人間は誰もがバイアスから逃れることはできない。大切なのは、そのことを自覚し、周囲と指摘し合える文化を築くことである。(全9話中第8話)
なぜ働いていると本が読めなくなるのか問答(2)ノイズと半身社会の処方箋
「読書はノイズを含むもの」と語る三宅香帆氏。ノイズとは知りたいことの背景となる知識やその後ろにある歴史的文脈を教えてくれるものだが、仕事が忙しく余裕がなくなってくると、そうした周辺情報がまさにノイズだと感じてしまい、本よりスマホのほうを選ばせる原因にもなる。こうしたタイパ・コスパ傾向にある現在において、本を楽しむ、教養に浸るためには、どうすればいいのだろうか。その方法について、鍵となることばとして「半身」というホットワードを挙げて、楽しみとしての教養についてとともに語る。(全2話中第2話)