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利とは、義の和である…なぜ道徳的なふるまいが企業活動に重要か

資本主義の再定義…哲学で考える(4)共感としての見えざる手
現代の世界的な哲学の最前線では、中国古典などの思想資源の再解釈を通じた資本主義の再定義が進められている。マルクス・ガブリエル氏は「道徳的事実への共感」を「見えざる手」と定式化し、これからの企業活動における道徳的ふるまいの重要性を説く。また、東アジアの文脈からは、何晏の「利とは、義の和である」という言葉が注目され、利益と倫理の融合が示されている。混迷する現代社会において、単に古典を読むだけでなく、それを現代の課題解決にどう生かすかが問われているのだ。(全6話中第4話)
中島隆博
東京大学東洋文化研究所教授
収録日:2026/01/21
追加日:2026/08/11
2

独裁ができない戦前日本…大日本帝国憲法とシラスの論理

戦前日本の「未完のファシズム」と現代(1)シラス論と日本の政治
日本は明治以降、どのような考え方で近代国家をつくり、結果として昭和の敗戦を招いてしまったのか。実は、戦前の日本は非常に強権的で、国家主義的で、帝国主義的であるという歴史観は、あまり正しくはない。大日本帝国憲法も、今、大いに誤解されている。戦前の日本は「独裁ができない仕組み」になっていたのだ。手がかりとなるのは、天皇の「シラス」の論理による統治である。大日本帝国憲法の下で目指されたのは「シラス」による王政復古と文明開化の両立だった。(2020年2月26日開催:日本ビジネス協会JBCインタラクティブセミナー講演「戦前日本の『未完のファシズム』と現代」より9話中1話)
片山杜秀
慶應義塾大学法学部教授 音楽評論家
収録日:2020/02/26
追加日:2020/06/16
3

極楽往生、坐禅、法華経…日本人はいかに死を乗り越えるか

死と宗教~教養としての「死の講義」(5)仏教の死:日本編
日本人の死生観を築いていった仏教の宗派は浄土宗・浄土真宗、禅宗、法華宗・日蓮宗であるという。念仏による極楽往生、坐禅がそのまま覚りであること、在家にいながらの菩薩修行は、いずれも死の恐怖に向かう日本人の姿勢をサポートし、死に別れする運命に立ち向かう術を教えてきたのである。(全7話中第5話)
※インタビュアー:川上達史(テンミニッツTV編集長)
橋爪大三郎
社会学者 東京工業大学名誉教授 大学院大学至善館教授
収録日:2022/03/03
追加日:2022/05/09
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AI時代にこそ「熟達者の経験」が生きる&現状の日本経済の実情は

日本の財政の真実を検証する(7)AIと長寿化&質疑応答
現在の日本経済を読み解く最重要キーワードはAIと長寿化である。AIは一見、若者向けの技術と思われがちだが、実は長年培った知識や経験を持つシニア層こそ親和性が高いと宮本氏は説く。AIが提示する回答の成否を評価・判断する局面において、生きた「経験と知識」が不可欠になるからだ。さらに、長寿化によって活躍できる期間が延び、便利なテクノロジーが登場した現代は、まさにシニアが活躍できる時代である。後半の質疑応答では、金利や破綻などについての質問に答えながらシリーズ講義を締めくくる。(2026年4月25日開催:早稲田大学Life Redesign College〈LRC〉講座より、全7話中第7話)
※司会:川上達史(テンミニッツ・アカデミー編集長)
宮本弘曉
一橋大学経済研究所教授
収録日:2026/04/25
追加日:2026/08/05
5

ラフカディオ・ハーンが解明した「美しい日本」の秘密と未来

ラフカディオ・ハーン『神国日本』を読む(1)なぜ『神国日本』なのか?
なぜラフカディオ・ハーンは、『怪談』とほぼ同時期に『神国日本』を書き、日本の倫理性の秘密に鋭く迫ったのか? 実は、『怪談』と『神国日本』の2冊を併せ読むと、ハーンが見た「仙境のような日本」が真の姿を現わす。しかも、この『神国日本』にハーンは、驚くべき「予見」を記していた。資本主義の波に飲まれ、伝統的な倫理性を失った日本が、やがて外国資本に搾取されたり、無謀絶望の戦争を始めたりしてしまうのではないか──。日本人の美しい倫理性の後ろに「先祖崇拝」があることを見出し、それを「死者の魔術にかけられている」と表現したハーンが見たものとは?(全8話中第2話)
※インタビュアー:川上達史(テンミニッツ・アカデミー編集長)
賴住光子
東京大学名誉教授 駒澤大学仏教学部 教授
収録日:2026/02/20
追加日:2026/03/23
6

「国共内戦」危機の台湾…根本博の密航と涙で迎えた中国人将軍

昭和の名将・根本博…台湾での恩義の戦い(1)危機の台湾への密航
国共内戦で、蒋介石軍は共産党軍に押され敗走に次ぐ敗走に陥った。その窮地に、元陸軍中将の根本博は台湾へ渡る決意を固める。終戦時に、蒋介石政府による邦人送還の恩義を返すためである。当時、日本はGHQの支配下にあり復員軍人は厳しく監視されていたが、根本は釣りの装いで家を出て密航を敢行する。資金難の中、粗末な焼玉船で死線を越え、二度の座礁という危機を乗り越えて台湾へたどり着くが、密航者として逮捕され投獄されてしまう。その後、根本はどうなったのか。『この命、義に捧ぐ 台湾を救った陸軍中将根本博の奇跡』の著者・門田氏が当時の緊迫した状況を赤裸々に語る。(全5話中第1話)
※インタビュアー:川上達史(テンミニッツ・アカデミー編集長)
対談 | 門田隆将早坂隆
収録日:2019/07/30
追加日:2026/08/06
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悲惨な末路につながった東條英機内閣での兼職と省庁再編

近現代史に学ぶ、日本の成功・失敗の本質(6)東條内閣で行われた行政改革
近衛内閣から無任所大臣の活用という発想を受け継いだ東條内閣。その東條内閣で進められたのは「兼職」と「省庁再編」だった。これは結果として、日本が悲惨な末路をたどることにつながったのだが、それはなぜか。(全9話中第6話)
※インタビュアー:川上達史(テンミニッツTV編集長)
片山杜秀
慶應義塾大学法学部教授 音楽評論家
収録日:2021/05/31
追加日:2021/09/08
8

満洲で「五族協和」に命を懸けた小澤征爾の父・小澤開作

小澤開作と満洲事変・日中戦争(1)少年時代の苦労と五族協和の夢
小澤開作は、彫刻家の小澤克己氏、口承文芸学者の小澤俊夫氏、指揮者の小澤征爾氏、俳優でエッセイストの小澤幹雄氏の四兄弟の父だが、実は満洲事変当時、満洲在住の日本人として「五族協和」の実現のために奮闘し、さらに日中戦争期には「日中友好」実現のためにすべてを懸けて活動した人物であった。小澤開作の行動と考えを見ていくと、昭和の日本人が何を考えていたのか、また、昭和史の真実とは何かが見えてくる。第1話は、山梨に生まれた小澤開作の「原点」を探る。「五族協和」への夢の原点には、皆で助け合わねば何もできないという「結」の考え方があった(全10話中第1話)
※インタビュアー:川上達史(テンミニッツTV編集長)
小澤俊夫
小澤昔ばなし研究所所長 筑波大学名誉教授
収録日:2019/10/09
追加日:2020/09/14
9

【10min解説】特集で考える《お盆とあの世》の本質

編集部ラジオ2026(26)お盆とあの世を考える
毎年やってくる「お盆」。その行事を、皆さんはどのようにしていらっしゃるでしょうか? 迎え火を焚いてご先祖をお迎えし、お供え物や盆提灯でおもてなしをし、親族で集まって近況の報告などをしながら楽しく過ごし、最終日には送り火を焚いてお送りする……。

実は古代日本では、正月(新春)と夏の2回、先祖をお迎えする行事が行なわれていたといいます。それが新春の行事は現在の「正月」となり、夏の行事は、仏教と習合して「お盆」になっていったのです。

そんな日本人は、死をいかに克服し、あの世をどう考えていたのか――。そのことについて考えることができる4つの名講義を集めた「今を知る講義まとめ」特集《お盆とあの世を考える》を、今回の編集部ラジオでは紹介いたしました。

今回、この特集のラインナップは、◆橋爪大三郎先生《極楽往生、坐禅、法華経…日本人はいかに死を乗り越えるか》、◆頼住光子先生《ラフカディオ・ハーンが解明した「美しい日本」の秘密と未来》、◆上野誠先生《柳田國男『遠野物語』に感銘、折口が説いた「生活の古典」》、◆鎌田東二先生《「国生み・国作り・国譲り・国治め」と「むすひ」の力》です。

それぞれの講義のメッセージとは。そしてそれぞれから、どのようなことが見えてくるのか。各講義をピックアップしたねらいと想いをお話しさせていただきました。ぜひ、講義視聴のご参考にご活用いただければ幸いです。
収録日:2026/07/23
追加日:2026/08/08
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ユダヤ人とは?なぜ差別?お金持ち?…『ユダヤ人の歴史』に学ぶ

教養としての「ユダヤ人の歴史とユダヤ教」(1)ユダヤ人とは誰のことか
ユダヤ人とはいったい誰のことなのか。ユダヤ教とはどのような宗教なのか。彼らはどんな歴史をたどってきたのか――「世界史の教養」として知っておくべき、これらの重要な問いに対して、私たち日本人にはうまく答えられないという現実があるのではないだろうか。そこで今回のシリーズ講義ではそれらに答える形で、サントリー学芸賞(2025年)、新書大賞(2026)第2位に輝いた『ユダヤ人の歴史』(中公新書)の著者・鶴見太郎氏に、著書を参照しながら分かりやすく丁寧に解説いただいた。まず第1話では、「ユダヤ人とは誰か」「ユダヤ人と世界の歴史とは」「ユダヤ教とは」という概論を解説いただく。(全9話中第1話)
※インタビュアー:川上達史(テンミニッツ・アカデミー編集長)
鶴見太郎
東京大学大学院総合文化研究科 地域文化研究専攻 准教授
収録日:2025/12/05
追加日:2026/04/13
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『きけわだつみのこえ』を読むと今でも涙が止まらない

戦前派一日本人の憂鬱~太平洋戦争と敗戦後を顧みて…(1)
太平洋戦争敗戦から来年は早くも70年。「あの敗戦に学ぶべき教訓とは?」…。“徴兵検査”を受けた最後の世代である野田一夫氏が、自身の経験と知見に基づき、明治、昭和、平成、三つの時代を回顧しつつ、“戦後民主主義の劣化”に警鐘を鳴らす。
野田一夫
元一般財団法人 日本総合研究所名誉会長
収録日:2014/07/18
追加日:2014/08/15
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ソ連軍から在留日本人4万人を守れ…内蒙古での「戦後」の激闘

昭和の名将・根本博…内蒙古・終戦後の戦い(1)軍人の本義を貫いた根本博中将
日本陸軍の中国専門家として活躍した根本博中将は、昭和19年(1944年)11月、対ソ戦を見据えて駐蒙軍司令官に就任した。当時、彼の赴任した内蒙古には4万人もの日本人居留民が暮らしていた。昭和20年(1945年)8月、ソ連軍が日ソ中立条約を破って侵攻を開始した際、根本は軍上層部からの「武装解除命令」に抗い、日本人居留民を守るための「戦後の戦い」への決断を下す。今回のシリーズ講義では、徹底した事前準備と毅然たる決断によって多くの同胞の命を救い、国民を守るという軍人の本義を貫いた根本の行動の真相と、その緊迫したやりとりの舞台裏に迫る。(全4話中第1話)
※インタビュアー:川上達史(テンミニッツ・アカデミー編集長)
対談 | 門田隆将早坂隆
収録日:2019/07/30
追加日:2026/07/23
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なぜ組織に「心理学」が必要か?多様化と個の時代の処方箋

組織心理学とは何か~『武器としての組織心理学』と概論
組織のモチベーションやパフォーマンスをあげるために、「組織心理学」が注目されている。なぜ組織に「心理学」が必要なのかといえば、組織が人で構成され、人は心に左右されるからだ。妬みや温度差などのネガティブな感情が及ぼす影響も含め、学校や企業など、組織間の人間関係の問題に迫っていく。
※インタビュアー:川上達史(テンミニッツTV編集長)
山浦一保
立命館大学 スポーツ健康科学部 教授 博士(学術:広島大学)
収録日:2023/06/21
追加日:2023/10/27
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AI時代にリベラルアーツがなぜ必要か…人間がやるべきこととは?

AI時代にリベラルアーツがなぜ必要か(1)AIに置き換わる仕事と人間がやる仕事
生成AIは、膨大なデータをもとに人間と同等かそれ以上の能力を持ち、業務の効率化のため私たちの予想を超える速度で進化を続けている。こうしたAI時代だからこそ、人間が自ら考え、判断する土台となるリベラルアーツ(教養)が重要となる。「人間がやるからこそ価値がある」という創造的活動は、機械には代替できないだろう。AIを使いながら、人間特有の仕事を継続していくためにはどうすればいいか。その問に答えながら、AIに置き換わる仕事と人間がやるべき仕事について解説する。(全7話中第1話)
※インタビュアー:川上達史(テンミニッツ・アカデミー編集長)
橋爪大三郎
社会学者 東京工業大学名誉教授 大学院大学至善館教授
収録日:2026/01/16
追加日:2026/06/04
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地政学をわかりやすく解説…地政学の「3つの柱」とは?

地政学入門 歴史と理論編(1)地政学とは何か
国際政治を地理の観点からひも解く「地政学」という学問。近年、耳にすることも多くなった分野だが、どのような手法や意義を持った学問であるかを学ぶ機会は少ない。その基礎から学ぶことのできる今回のシリーズ。まず第1話では、地政学の「3つの柱」を中心に、その骨子となる視座を解説する。(全7話中第1話)
※インタビュアー:川上達史(テンミニッツTV編集長)
小原雅博
東京大学名誉教授
収録日:2024/03/27
追加日:2024/04/30
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5200人の将兵を救え…米軍も称賛した「キスカ島撤退作戦」の奇跡

昭和の名将・樋口季一郎…キスカ・占守島編(1)キスカ島撤退作戦
第二次世界大戦における日本軍の戦いで、最初に「玉砕」とされ、守備隊2600名が戦死した北太平洋・アリューシャン列島のアッツ島。樋口季一郎は北方軍司令官として、その戦いを指揮する立場にあった。米軍上陸部隊約1万の猛攻を受けたアッツ島への増援を大本営に求める樋口。だが、大本営はアッツ島放棄を決定。樋口は号泣しつつ、アッツ島守備隊長・山崎保代にそれを伝えるほかなかった。その責任を樋口は一生背負っていくことになる。その一方で樋口は、「ならば」と、アッツ島近傍のキスカ島守備隊5,000名以上の将兵の撤退を大本営に認めさせる。しかし、米軍侵攻下でいかに救出するのか……。奇跡ともいわれる「キスカ島撤退作戦」はなぜ成功したのか。軍人の面子よりも命を優先した樋口の知略と、霧に紛れた海軍の決死の作戦が織りなす感動の歴史秘話をお届けする。(全4話中第1話)
※インタビュアー:川上達史(テンミニッツ・アカデミー編集長)
対談 | 門田隆将早坂隆
収録日:2019/07/30
追加日:2026/05/21
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『なぜ働いていると本が読めなくなるのか』で追う近現代史

なぜ働いていると本が読めなくなるのか問答(1)読書と教養からみた日本の近現代史
『なぜ働いていると本が読めなくなるのか』(三宅香帆著、集英社新書)では、日本人の本の読み方の変遷を追うとともに、明治以降、日本人が読んできた本を知ることで、日本の世相や文化史を克明に伝えている。本講義では2回にわたり、本書を下敷きにして時代ごとに注目すべき本と当時の出来事等を取り上げながら、書名として挙げられている大きな問いについて解説いただく。第1話では明治期の『西国立志編』(中村正直訳)から平成7年に大流行した『脳内革命』(春山茂雄著)に至るベストセラーを振り返ってみる。(全2話中第1話)
※インタビュアー:川上達史(テンミニッツTV編集長)
三宅香帆
文芸評論家/京都市立芸術大学非常勤講師
収録日:2024/08/26
追加日:2024/10/06
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中国古代史の真実と『キングダム』…史実がわかれば物語はもっと面白い

中国春秋戦国時代と始皇帝(序)映画『キングダム』の中国史監修
映画『キングダム』の中国史監修を務める鶴間和幸氏が、中国の春秋戦国時代と始皇帝の真実をひも解くシリーズ講義。まずは中国史監修の秘話として、始皇帝が座る玉座の再現や、「版築」の土壁、「牛耕」の風景など、注意深く観ないと気づかない映画ならではのエピソードが語られる。後半では、2冊の著書『新説 始皇帝学』(カンゼン)、『始皇帝の戦争と将軍たち――秦の中華統一を支えた近臣軍団』(朝日新書)を紹介しながら、出土資料の最新成果や実際に現地を歩いた経験に基づき、歴史書『史記』の記述を読み解く醍醐味を解説する。(全9話中第1話)
※インタビュアー:川上達史(テンミニッツ・アカデミー編集長)
鶴間和幸
学習院大学名誉教授
収録日:2026/06/16
追加日:2026/07/06
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AIでは「思考の三位一体」が成立しない…考えるとは?

AI時代と人間の再定義(1)AIは思考するのか
AIは考えているのか、考えていないのか――この問いについて議論する前に、そもそも「考える」とは何なのかという大問題がある。この問題について、マルクス・ガブリエル氏は身体と結びつけて「考覚」という表現で考えている。ではAIにとって「考える」こと、思考をどう捉えればいいのか。そこで今回から「AI時代と人間の再定義」というテーマで、7回にわたって講義を進めていく。第1話では、AIと人間の思考の違いについて議論を深めていく。(2025年7月12日開催:早稲田大学Life Redesign College〈LRC〉講座より、全7話中第1話)
※司会者:川上達史(テンミニッツ・アカデミー編集長)
中島隆博
東京大学東洋文化研究所教授
収録日:2025/07/12
追加日:2026/01/23
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奇跡の史実…硫黄島の戦いと「ルーズベルトに与ふる書」

大統領に告ぐ…硫黄島からの手紙の真実(1)ルーズベルトに与ふる書
第二次世界大戦での日米の激闘の象徴ともいえる硫黄島。その戦いの中で生まれた奇跡のような物語があった。玉砕を前に、日本海軍の司令官・市丸利之助が米国大統領への手紙「ルーズベルトに与ふる書」を書き、ハワイ生まれの日系二世・三上弘文がアメリカ人に伝わるように苦心して翻訳し、それを通信参謀・村上治重が自らの戦死をもって届けるべく自分の腹に巻いて突撃する。そこには、当時の日本人の思いが格調高い文章で綴られていた。そしてその手紙は米軍の手にわたり、なんと戦時中であるにもかかわらず全世界に全文が記事として報じられていたのである。そこに込められた想いと、それを成し遂げた人々の真実とは。ノンフィクション作品『大統領に告ぐ』について、著者の門田隆将氏が熱く語る。(全4話中第1話)
※インタビュアー:川上達史(テンミニッツ・アカデミー編集長)
門田隆将
作家 ジャーナリスト
収録日:2025/07/09
追加日:2025/08/01

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極楽往生、坐禅、法華経…日本人はいかに死を乗り越えるか

死と宗教~教養としての「死の講義」(5)仏教の死:日本編
日本人の死生観を築いていった仏教の宗派は浄土宗・浄土真宗、禅宗、法華宗・日蓮宗であるという。念仏による極楽往生、坐禅がそのまま覚りであること、在家にいながらの菩薩修行は、いずれも死の恐怖に向かう日本人の姿勢をサポートし、死に別れする運命に立ち向かう術を教えてきたのである。(全7話中第5話)
※インタビュアー:川上達史(テンミニッツTV編集長)
橋爪大三郎
社会学者 東京工業大学名誉教授 大学院大学至善館教授
収録日:2022/03/03
追加日:2022/05/09
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OpenAI創業者サム・アルトマンとはいかなる人物なのか

サム・アルトマンの成功哲学とOpenAI秘話(1)ChatGPT生みの親の半生
ChatGPTを生みだしたOpenAI創業者のサム・アルトマン。AIの進化・発展によって急速に変化している世界の情報環境だが、今その中心にいる人物といっていいだろう。今回のシリーズでは、サム・アルトマンの才能や彼をとりまくアメリカの環境をひも解き、革新的な企業を生み出す背景に迫っていく。第1話では、まずサム・アルトマンの生い立ちから、最初の起業となったLooptの苦闘、そしてYコンビネーターが彼の才能を見いだす過程を振り返る。(全8話中第1話)
※インタビュアー:川上達史(テンミニッツTV編集長)
桑原晃弥
経済・経営ジャーナリスト
収録日:2024/03/13
追加日:2024/04/19
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【10min解説】特集で考える《お盆とあの世》の本質

編集部ラジオ2026(26)お盆とあの世を考える
毎年やってくる「お盆」。その行事を、皆さんはどのようにしていらっしゃるでしょうか? 迎え火を焚いてご先祖をお迎えし、お供え物や盆提灯でおもてなしをし、親族で集まって近況の報告などをしながら楽しく過ごし、最終日には送り火を焚いてお送りする……。

実は古代日本では、正月(新春)と夏の2回、先祖をお迎えする行事が行なわれていたといいます。それが新春の行事は現在の「正月」となり、夏の行事は、仏教と習合して「お盆」になっていったのです。

そんな日本人は、死をいかに克服し、あの世をどう考えていたのか――。そのことについて考えることができる4つの名講義を集めた「今を知る講義まとめ」特集《お盆とあの世を考える》を、今回の編集部ラジオでは紹介いたしました。

今回、この特集のラインナップは、◆橋爪大三郎先生《極楽往生、坐禅、法華経…日本人はいかに死を乗り越えるか》、◆頼住光子先生《ラフカディオ・ハーンが解明した「美しい日本」の秘密と未来》、◆上野誠先生《柳田國男『遠野物語』に感銘、折口が説いた「生活の古典」》、◆鎌田東二先生《「国生み・国作り・国譲り・国治め」と「むすひ」の力》です。

それぞれの講義のメッセージとは。そしてそれぞれから、どのようなことが見えてくるのか。各講義をピックアップしたねらいと想いをお話しさせていただきました。ぜひ、講義視聴のご参考にご活用いただければ幸いです。
収録日:2026/07/23
追加日:2026/08/08
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AI時代にこそ「熟達者の経験」が生きる&現状の日本経済の実情は

日本の財政の真実を検証する(7)AIと長寿化&質疑応答
現在の日本経済を読み解く最重要キーワードはAIと長寿化である。AIは一見、若者向けの技術と思われがちだが、実は長年培った知識や経験を持つシニア層こそ親和性が高いと宮本氏は説く。AIが提示する回答の成否を評価・判断する局面において、生きた「経験と知識」が不可欠になるからだ。さらに、長寿化によって活躍できる期間が延び、便利なテクノロジーが登場した現代は、まさにシニアが活躍できる時代である。後半の質疑応答では、金利や破綻などについての質問に答えながらシリーズ講義を締めくくる。(2026年4月25日開催:早稲田大学Life Redesign College〈LRC〉講座より、全7話中第7話)
※司会:川上達史(テンミニッツ・アカデミー編集長)
宮本弘曉
一橋大学経済研究所教授
収録日:2026/04/25
追加日:2026/08/05
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資本主義を哲学する…まずアダム・スミスの見えざる手と道徳感情論

資本主義の再定義…哲学で考える(1)アダム・スミスの「市場と感情」
これからの資本主義はどうなるのかを、哲学的に考えていく講義シリーズ。まず、私たちは社会全体が資本主義に覆われていると錯覚しがちだが、実際には医療や教育など資本主義に還元できないシステムが多数存在しており、資本主義はその構成要素の一つにすぎない。また、資本主義は市場経済のことで、アダム・スミスの「見えざる手」のように市場には自己調整機能が効いていると誰もが考えがちだが、それは幻想で、放っておけば機能するものではない。そこで注目すべきは、アダム・スミスが『道徳感情論』で提起した感情の問題である。いったいどういうことなのか。哲学者マルクス・ガブリエル氏の著書『倫理資本主義の時代』(ハヤカワ新書)を切り口に考えていく。(全6話中第1話)
中島隆博
東京大学東洋文化研究所教授
収録日:2026/01/21
追加日:2026/08/03
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情に厚くなければ情報工作はできない…明石元二郎の対露工作の教訓

昭和の名将・根本博…台湾での恩義の戦い(2)情報畑の人びとの「情の厚さ」
戦後、情報機関に対してネガティブなイメージを抱く日本人は少なくない。しかし、日露戦争を勝利に導いた明石元二郎の謀略戦に見られるように、本来の情報工作とは相手との間に情を通わせ、信頼関係を築くことで成り立つものである。こうした情報畑の系譜にある人々の「情の厚さ」や固い絆は、のちに根本博が私費を投じて台湾へ渡り、恩義に報いるために命懸けで戦った行動の底流にも通じている。(全5話中第2話)
※インタビュアー:川上達史(テンミニッツ・アカデミー編集長)
対談 | 門田隆将早坂隆
収録日:2019/07/30
追加日:2026/08/06
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ラフカディオ・ハーンが解明した「美しい日本」の秘密と未来

ラフカディオ・ハーン『神国日本』を読む(1)なぜ『神国日本』なのか?
なぜラフカディオ・ハーンは、『怪談』とほぼ同時期に『神国日本』を書き、日本の倫理性の秘密に鋭く迫ったのか? 実は、『怪談』と『神国日本』の2冊を併せ読むと、ハーンが見た「仙境のような日本」が真の姿を現わす。しかも、この『神国日本』にハーンは、驚くべき「予見」を記していた。資本主義の波に飲まれ、伝統的な倫理性を失った日本が、やがて外国資本に搾取されたり、無謀絶望の戦争を始めたりしてしまうのではないか──。日本人の美しい倫理性の後ろに「先祖崇拝」があることを見出し、それを「死者の魔術にかけられている」と表現したハーンが見たものとは?(全8話中第2話)
※インタビュアー:川上達史(テンミニッツ・アカデミー編集長)
賴住光子
東京大学名誉教授 駒澤大学仏教学部 教授
収録日:2026/02/20
追加日:2026/03/23
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中国古代史の真実と『キングダム』…史実がわかれば物語はもっと面白い

中国春秋戦国時代と始皇帝(序)映画『キングダム』の中国史監修
映画『キングダム』の中国史監修を務める鶴間和幸氏が、中国の春秋戦国時代と始皇帝の真実をひも解くシリーズ講義。まずは中国史監修の秘話として、始皇帝が座る玉座の再現や、「版築」の土壁、「牛耕」の風景など、注意深く観ないと気づかない映画ならではのエピソードが語られる。後半では、2冊の著書『新説 始皇帝学』(カンゼン)、『始皇帝の戦争と将軍たち――秦の中華統一を支えた近臣軍団』(朝日新書)を紹介しながら、出土資料の最新成果や実際に現地を歩いた経験に基づき、歴史書『史記』の記述を読み解く醍醐味を解説する。(全9話中第1話)
※インタビュアー:川上達史(テンミニッツ・アカデミー編集長)
鶴間和幸
学習院大学名誉教授
収録日:2026/06/16
追加日:2026/07/06
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アメリカ人の心を震わせた20歳の日系二世・三上弘文の翻訳

大統領に告ぐ…硫黄島からの手紙の真実(2)翻訳に込めた日米の架け橋への夢
「ルーズベルトに与ふる書」を書き上げた海軍少将・市丸利之助は、部下の三上弘之に翻訳を命じる。三上はハワイ生まれの日系二世で、当時20歳の青年であった。「日米の懸け橋」になることが夢だった三上は、まことに格調高い英文に仕上げる。しかも、日本人の想いをまっすぐに届けるべく市丸が記した厳しい言葉を、あくまでアメリカ人の気持ちにストンと落ちるように、苦心しながら見事な工夫をほどこして訳していったのである。これまで謎の存在であった三上弘之。だが、今回の書籍執筆の取材のなかで、ハワイ在住の三上の妹への取材も叶い、その人物像が明確に浮かび上がってきた。(全4話中第2話)
※インタビュアー:川上達史(テンミニッツ・アカデミー編集長)
門田隆将
作家 ジャーナリスト
収録日:2025/07/09
追加日:2025/08/05
10

AIでは「思考の三位一体」が成立しない…考えるとは?

AI時代と人間の再定義(1)AIは思考するのか
AIは考えているのか、考えていないのか――この問いについて議論する前に、そもそも「考える」とは何なのかという大問題がある。この問題について、マルクス・ガブリエル氏は身体と結びつけて「考覚」という表現で考えている。ではAIにとって「考える」こと、思考をどう捉えればいいのか。そこで今回から「AI時代と人間の再定義」というテーマで、7回にわたって講義を進めていく。第1話では、AIと人間の思考の違いについて議論を深めていく。(2025年7月12日開催:早稲田大学Life Redesign College〈LRC〉講座より、全7話中第1話)
※司会者:川上達史(テンミニッツ・アカデミー編集長)
中島隆博
東京大学東洋文化研究所教授
収録日:2025/07/12
追加日:2026/01/23
11

『老子』が求める「絶対自由の境地」とは?…そして創造長寿へ

老子の神髄(1)「絶対自由の境地」を求めて
『老子』は漢籍の中で唯一「否定している書」だと語りかける田口氏。25歳の時に大怪我から生還する契機となった『老子』との出会いを回想する。『老子』は、あらゆる問題を表層的に解決しようと不必要な行動を重ねる私たちに対して、「君の生き方は間違っているぞ」と戒め、もっと深いところで思索することを強烈に説いている。『老子』が求めるのは、「絶対自由の境地」なのである。これを受けて、堀江氏は現代の「健康信仰」によるがんじがらめの管理や不安に対し、生命を維持する中での真の「自由」とは何かを医療の視点から老子の教えをもとに深く考察していく。(全9話中第1話)
※インタビュアー:神藏孝之(テンミニッツ・アカデミー論説主幹)
収録日:2025/11/27
追加日:2026/06/25
12

ユダヤ人とは?なぜ差別?お金持ち?…『ユダヤ人の歴史』に学ぶ

教養としての「ユダヤ人の歴史とユダヤ教」(1)ユダヤ人とは誰のことか
ユダヤ人とはいったい誰のことなのか。ユダヤ教とはどのような宗教なのか。彼らはどんな歴史をたどってきたのか――「世界史の教養」として知っておくべき、これらの重要な問いに対して、私たち日本人にはうまく答えられないという現実があるのではないだろうか。そこで今回のシリーズ講義ではそれらに答える形で、サントリー学芸賞(2025年)、新書大賞(2026)第2位に輝いた『ユダヤ人の歴史』(中公新書)の著者・鶴見太郎氏に、著書を参照しながら分かりやすく丁寧に解説いただいた。まず第1話では、「ユダヤ人とは誰か」「ユダヤ人と世界の歴史とは」「ユダヤ教とは」という概論を解説いただく。(全9話中第1話)
※インタビュアー:川上達史(テンミニッツ・アカデミー編集長)
鶴見太郎
東京大学大学院総合文化研究科 地域文化研究専攻 准教授
収録日:2025/12/05
追加日:2026/04/13
13

なぜ組織に「心理学」が必要か?多様化と個の時代の処方箋

組織心理学とは何か~『武器としての組織心理学』と概論
組織のモチベーションやパフォーマンスをあげるために、「組織心理学」が注目されている。なぜ組織に「心理学」が必要なのかといえば、組織が人で構成され、人は心に左右されるからだ。妬みや温度差などのネガティブな感情が及ぼす影響も含め、学校や企業など、組織間の人間関係の問題に迫っていく。
※インタビュアー:川上達史(テンミニッツTV編集長)
山浦一保
立命館大学 スポーツ健康科学部 教授 博士(学術:広島大学)
収録日:2023/06/21
追加日:2023/10/27
14

驚きの中国史~「中国史はつまらない」という通説の裏の波乱の真実

中国史概説~『皇帝たちの中国』を読む(1)なぜ「中国史はつまらない」のか?
今回の宮脇淳子先生の講義では、宮脇先生の夫君でいらっしゃった故・岡田英弘先生の『皇帝たちの中国』を紹介しつつ、そこで示された「中国の本質」を解説していく。まさに、目からウロコが落ちる中国史概説である。この『皇帝たちの中国』は、中国史の本であるにもかかわらず、「中国史はつまらない。これが通り相場である」という衝撃的な書き出しから始まる。まず第1話では、それはなぜなのかを解き明かす。その理由がわかると、正史的な中国史と、真実の中国史の違いが明快に見えてくる。そうしてこそはじめて、「人間らしい人間」が、激動の歴史の流れのなかで紡いでいく歴史として再現されるのである。(全4話中第1話)
※インタビュアー:川上達史(テンミニッツ・アカデミー編集長)
宮脇淳子
公益財団法人東洋文庫研究員
収録日:2019/07/23
追加日:2026/06/28
15

情報を基にいかに決断するか…その深い葛藤と「南泉猫を斬る」

昭和の名将・根本博…内蒙古・終戦後の戦い(4)決断のかげにあった深い葛藤
駐蒙軍司令官・根本博が終戦時に下した、ソ連軍に対する反撃と在留邦人救出の決断。根本の決断の背景には、情報将校としての優れた「情報力」があった。ソ連軍の暴虐を予見し、一方で中国軍の敵将・傅作義の人格をも緻密に分析していたからこそ、迷いなき決断が可能であった。しかし、その決断の裏には深い葛藤が存在した。日記に記された禅の公案「南泉猫を斬る」との遭遇が、己の本義を貫く確信を彼に与えたという。最終話では、単なる勇猛果敢な軍人像にとどまらない、繊細で緻密な名将のリアルな苦悩と、歴史を動かした情報の重要性を解き明かす。(全4話中第4話)
※インタビュアー:川上達史(テンミニッツ・アカデミー編集長)
対談 | 門田隆将早坂隆
収録日:2019/07/30
追加日:2026/07/31
16

なぜ「何回説明しても伝わらない」のか?鍵は認知の仕組み

何回説明しても伝わらない問題と認知科学(1)「スキーマ」問題と認知の仕組み
なぜ「何回説明しても伝わらない」という現象は起こるのか。対人コミュニケーションにおいて誰もが経験する理解や認識の行き違いだが、私たちは同じ言語を使っているのになぜすれ違うのか。この謎について、ベストセラー『「何回説明しても伝わらない」はなぜ起こるのか? 認知科学が教えるコミュニケーションの本質と解決策』の著者・今井むつみ氏が認知科学の観点から解き明かす今シリーズ。まずは人間の認知がいかに有限であるかを「スキーマ」をキーワードに解説する。(全3話中第1話)
※インタビュアー:川上達史(テンミニッツTV・アカデミー編集長)
今井むつみ
一般社団法人今井むつみ教育研究所代表理事 慶應義塾大学名誉教授
収録日:2025/05/12
追加日:2025/11/02
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悲惨な末路につながった東條英機内閣での兼職と省庁再編

近現代史に学ぶ、日本の成功・失敗の本質(6)東條内閣で行われた行政改革
近衛内閣から無任所大臣の活用という発想を受け継いだ東條内閣。その東條内閣で進められたのは「兼職」と「省庁再編」だった。これは結果として、日本が悲惨な末路をたどることにつながったのだが、それはなぜか。(全9話中第6話)
※インタビュアー:川上達史(テンミニッツTV編集長)
片山杜秀
慶應義塾大学法学部教授 音楽評論家
収録日:2021/05/31
追加日:2021/09/08
18

なぜ空海が現代社会に重要か――新しい社会の創造のために

エネルギーと医学から考える空海が拓く未来(1)サイバー・フィジカル融合と心身一如
現代社会にとって空海の思想がいかに重要か。AIが仕事の仕組みを変え、超高齢社会が医療の仕組みを変え、高度化する情報・通信ネットワークが生活の仕組みを変えたが、それらによって急激な変化を遂げた現代社会に将来不安が増大している。そうした中、注目すべき人物が空海である。時代を超越するその宗教と世界観は、まさに未来を拓く鍵になるに違いない。本シリーズは、鎌田東二氏、長谷川敏彦氏、岡本浩氏という専門分野が異なる3氏による鼎談講義で、まず岡本氏の専門であるエネルギー分野の視点から空海の思想について考える。(全6話中第1話)
収録日:2025/03/03
追加日:2025/11/12
19

地政学をわかりやすく解説…地政学の「3つの柱」とは?

地政学入門 歴史と理論編(1)地政学とは何か
国際政治を地理の観点からひも解く「地政学」という学問。近年、耳にすることも多くなった分野だが、どのような手法や意義を持った学問であるかを学ぶ機会は少ない。その基礎から学ぶことのできる今回のシリーズ。まず第1話では、地政学の「3つの柱」を中心に、その骨子となる視座を解説する。(全7話中第1話)
※インタビュアー:川上達史(テンミニッツTV編集長)
小原雅博
東京大学名誉教授
収録日:2024/03/27
追加日:2024/04/30
20

職場のメンタルに影響する「あいさつ」、その効用とは?

組織心理学~「チームの温度差」を埋める(1)温度差の正体とあいさつの影響力
人間関係の凸凹について考えるとき、大事なテーマに組織内の「温度差」がある。一人ひとり価値観にも違いがある以上、それは当然生じることである。温度差を埋めるためには一人ひとりと向き合う、面倒くさい作業が重要となるが、一つの方法論として「あいさつ」の効用を挙げる山浦氏。一見、当たり前のことのように感じるが、実はそこに組織心理学が大きく関わってくるという。いったいどういうことなのか。(全2話中第1話)
※インタビュアー:川上達史(テンミニッツTV編集長)
山浦一保
立命館大学 スポーツ健康科学部 教授 博士(学術:広島大学)
収録日:2023/06/21
追加日:2023/11/24

ランキング

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中国古代史の真実と『キングダム』…史実がわかれば物語はもっと面白い

中国春秋戦国時代と始皇帝(序)映画『キングダム』の中国史監修
映画『キングダム』の中国史監修を務める鶴間和幸氏が、中国の春秋戦国時代と始皇帝の真実をひも解くシリーズ講義。まずは中国史監修の秘話として、始皇帝が座る玉座の再現や、「版築」の土壁、「牛耕」の風景など、注意深く観ないと気づかない映画ならではのエピソードが語られる。後半では、2冊の著書『新説 始皇帝学』(カンゼン)、『始皇帝の戦争と将軍たち――秦の中華統一を支えた近臣軍団』(朝日新書)を紹介しながら、出土資料の最新成果や実際に現地を歩いた経験に基づき、歴史書『史記』の記述を読み解く醍醐味を解説する。(全9話中第1話)
※インタビュアー:川上達史(テンミニッツ・アカデミー編集長)
鶴間和幸
学習院大学名誉教授
収録日:2026/06/16
追加日:2026/07/06
2

なぜ財政危機は起きていないのか…国債の金利のトリックを読み解く

日本の財政の真実を検証する(2)なぜ財政危機は起きていないか
「財政危機だ」と長年問題視されながらも、いまだ破綻していないのが日本の現状である。これは過去の消費増税や景気回復による税収増が防波堤となったためだが、コロナ禍以降も続く巨額の支出は財政の不確実性を高めている。今後の政府債務の動向についてシミュレーション分析を行うと、債務比率はインフレに伴う名目GDPの拡大により、向こう10年間は低下を続けるが、その後は再び上昇に転じると予測されている。これをグラフの形状から「スマイルカーブ」と呼ぶが、その背景には、国債の利払い費が金利上昇の影響を受け始めるタイムラグというトリックが隠されているのだ。(2026年4月24日開催:早稲田大学Life Redesign College〈LRC〉講座より、全7話中第2話)
※司会:川上達史(テンミニッツ・アカデミー編集長)
宮本弘曉
一橋大学経済研究所教授
収録日:2026/04/25
追加日:2026/07/01
3

驚きの中国史~「中国史はつまらない」という通説の裏の波乱の真実

中国史概説~『皇帝たちの中国』を読む(1)なぜ「中国史はつまらない」のか?
今回の宮脇淳子先生の講義では、宮脇先生の夫君でいらっしゃった故・岡田英弘先生の『皇帝たちの中国』を紹介しつつ、そこで示された「中国の本質」を解説していく。まさに、目からウロコが落ちる中国史概説である。この『皇帝たちの中国』は、中国史の本であるにもかかわらず、「中国史はつまらない。これが通り相場である」という衝撃的な書き出しから始まる。まず第1話では、それはなぜなのかを解き明かす。その理由がわかると、正史的な中国史と、真実の中国史の違いが明快に見えてくる。そうしてこそはじめて、「人間らしい人間」が、激動の歴史の流れのなかで紡いでいく歴史として再現されるのである。(全4話中第1話)
※インタビュアー:川上達史(テンミニッツ・アカデミー編集長)
宮脇淳子
公益財団法人東洋文庫研究員
収録日:2019/07/23
追加日:2026/06/28
4

AI大格差…なぜ日本の雇用環境では「ショックが大きい」のか?

AI大格差~最新研究による仕事と給料の未来(1)最新研究から見えてくる未来像
生成AIの台頭により、急速にかつての常識が非常識になろうとしている。この変化の波は、個人の働き方だけでなく、人生そのものを変えうる力を持っている。さらに社会をも大きく変えていくだろう。本講義シリーズでは、2024年にイタリアで開催されたG7におけるAI専門家会合に日本代表として出席した宮本弘曉氏が、その折の話も交えつつ、世界の最先端の専門家たちの研究から、AIが社会に与えるインパクトについてどのような未来が見えてくるのかを詳細に解説する。第1話では、AIが雇用を奪う懸念と新しく生まれる仕事の可能性に加え、労働市場が硬直的な日本が直面する課題について言及する。(全8話中第1話)
※インタビュアー:川上達史(テンミニッツ・アカデミー編集長)
宮本弘曉
一橋大学経済研究所教授
収録日:2026/03/11
追加日:2026/05/18
5

【10minで考える】「皇室典範改正」社会の空気をどう見るか?

編集部ラジオ2026(24)「皇室典範改正」を考える
令和8年(2026年)7月17日に「皇室典範改正」法案が国会で成立しました。いうまでもなく、これは本来「静謐な環境」で議論すべきものです。そのため、国会で何年にもわたり議論が重ねられてきました。

ところがこの法案成立に前後して、一部政治家とメディアが大騒ぎをしました。曰く、「拙速である」「政府によるだまし討ちである」……。さらに、意図的にか「女性天皇」と「女系天皇」を混同して議論をするような動きもありましたし、なかには天皇陛下のご意図を勝手に臆断して「天皇陛下が『ご懸念』を示されている」などと言い募る声までありました。

なぜ、このような「空気」になってしまったのか。今回の編集部ラジオでは、そのことについて片山杜秀先生の《天皇のあり方と近代日本》講義の第4話で語られた『三島由紀夫vs.東大全共闘――美と共同体と東大闘争』を軸とした話、さらに兵藤裕己先生の《『太平記』に学ぶ激動期の生き方》講義をひもときつつ考えてみました。

「どう理解すべきかわからぬ言説」「根拠もわからぬ浮ついた議論」が流布されるなかでは、やはり歴史をさかのぼって考えてみると、いろいろなことに気づけることが多いものです。今回の編集部ラジオも、講義視聴のご参考にご活用いただければ幸いです。
収録日:2026/07/16
追加日:2026/07/25
6

『老子』が求める「絶対自由の境地」とは?…そして創造長寿へ

老子の神髄(1)「絶対自由の境地」を求めて
『老子』は漢籍の中で唯一「否定している書」だと語りかける田口氏。25歳の時に大怪我から生還する契機となった『老子』との出会いを回想する。『老子』は、あらゆる問題を表層的に解決しようと不必要な行動を重ねる私たちに対して、「君の生き方は間違っているぞ」と戒め、もっと深いところで思索することを強烈に説いている。『老子』が求めるのは、「絶対自由の境地」なのである。これを受けて、堀江氏は現代の「健康信仰」によるがんじがらめの管理や不安に対し、生命を維持する中での真の「自由」とは何かを医療の視点から老子の教えをもとに深く考察していく。(全9話中第1話)
※インタビュアー:神藏孝之(テンミニッツ・アカデミー論説主幹)
収録日:2025/11/27
追加日:2026/06/25
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ユダヤ人とは?なぜ差別?お金持ち?…『ユダヤ人の歴史』に学ぶ

教養としての「ユダヤ人の歴史とユダヤ教」(1)ユダヤ人とは誰のことか
ユダヤ人とはいったい誰のことなのか。ユダヤ教とはどのような宗教なのか。彼らはどんな歴史をたどってきたのか――「世界史の教養」として知っておくべき、これらの重要な問いに対して、私たち日本人にはうまく答えられないという現実があるのではないだろうか。そこで今回のシリーズ講義ではそれらに答える形で、サントリー学芸賞(2025年)、新書大賞(2026)第2位に輝いた『ユダヤ人の歴史』(中公新書)の著者・鶴見太郎氏に、著書を参照しながら分かりやすく丁寧に解説いただいた。まず第1話では、「ユダヤ人とは誰か」「ユダヤ人と世界の歴史とは」「ユダヤ教とは」という概論を解説いただく。(全9話中第1話)
※インタビュアー:川上達史(テンミニッツ・アカデミー編集長)
鶴見太郎
東京大学大学院総合文化研究科 地域文化研究専攻 准教授
収録日:2025/12/05
追加日:2026/04/13
8

皇室像の転換…戦後日本的な象徴天皇はいかに形成されたか

天皇のあり方と近代日本(1)「人間宣言」から始まった戦後の皇室
日本の歴史のなかで、天皇や皇室の姿は大きく移り変わってきた。日本が第二次世界大戦に負けた後、戦後日本的な象徴天皇の姿が確立されていったが、今、その「戦後の皇室像」の変化が求められているのではないか。その問題意識を元に、片山杜秀氏に「さかのぼり的」に、皇室のあり方の変化を聞いていくシリーズ。第1話は、1946年元日に出された「新日本建設に関する詔書(いわゆる人間宣言)」などを経て、いかに「象徴天皇」への理解が形成されたのか、経緯をたどる。(全7話中第1話)
※インタビュアー:川上達史(テンミニッツTV編集長)
片山杜秀
慶應義塾大学法学部教授 音楽評論家
収録日:2021/11/02
追加日:2021/12/16
9

AIでは「思考の三位一体」が成立しない…考えるとは?

AI時代と人間の再定義(1)AIは思考するのか
AIは考えているのか、考えていないのか――この問いについて議論する前に、そもそも「考える」とは何なのかという大問題がある。この問題について、マルクス・ガブリエル氏は身体と結びつけて「考覚」という表現で考えている。ではAIにとって「考える」こと、思考をどう捉えればいいのか。そこで今回から「AI時代と人間の再定義」というテーマで、7回にわたって講義を進めていく。第1話では、AIと人間の思考の違いについて議論を深めていく。(2025年7月12日開催:早稲田大学Life Redesign College〈LRC〉講座より、全7話中第1話)
※司会者:川上達史(テンミニッツ・アカデミー編集長)
中島隆博
東京大学東洋文化研究所教授
収録日:2025/07/12
追加日:2026/01/23
10

AI時代にリベラルアーツがなぜ必要か…人間がやるべきこととは?

AI時代にリベラルアーツがなぜ必要か(1)AIに置き換わる仕事と人間がやる仕事
生成AIは、膨大なデータをもとに人間と同等かそれ以上の能力を持ち、業務の効率化のため私たちの予想を超える速度で進化を続けている。こうしたAI時代だからこそ、人間が自ら考え、判断する土台となるリベラルアーツ(教養)が重要となる。「人間がやるからこそ価値がある」という創造的活動は、機械には代替できないだろう。AIを使いながら、人間特有の仕事を継続していくためにはどうすればいいか。その問に答えながら、AIに置き換わる仕事と人間がやるべき仕事について解説する。(全7話中第1話)
※インタビュアー:川上達史(テンミニッツ・アカデミー編集長)
橋爪大三郎
社会学者 東京工業大学名誉教授 大学院大学至善館教授
収録日:2026/01/16
追加日:2026/06/04
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満洲で「五族協和」に命を懸けた小澤征爾の父・小澤開作

小澤開作と満洲事変・日中戦争(1)少年時代の苦労と五族協和の夢
小澤開作は、彫刻家の小澤克己氏、口承文芸学者の小澤俊夫氏、指揮者の小澤征爾氏、俳優でエッセイストの小澤幹雄氏の四兄弟の父だが、実は満洲事変当時、満洲在住の日本人として「五族協和」の実現のために奮闘し、さらに日中戦争期には「日中友好」実現のためにすべてを懸けて活動した人物であった。小澤開作の行動と考えを見ていくと、昭和の日本人が何を考えていたのか、また、昭和史の真実とは何かが見えてくる。第1話は、山梨に生まれた小澤開作の「原点」を探る。「五族協和」への夢の原点には、皆で助け合わねば何もできないという「結」の考え方があった(全10話中第1話)
※インタビュアー:川上達史(テンミニッツTV編集長)
小澤俊夫
小澤昔ばなし研究所所長 筑波大学名誉教授
収録日:2019/10/09
追加日:2020/09/14
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悲惨な末路につながった東條英機内閣での兼職と省庁再編

近現代史に学ぶ、日本の成功・失敗の本質(6)東條内閣で行われた行政改革
近衛内閣から無任所大臣の活用という発想を受け継いだ東條内閣。その東條内閣で進められたのは「兼職」と「省庁再編」だった。これは結果として、日本が悲惨な末路をたどることにつながったのだが、それはなぜか。(全9話中第6話)
※インタビュアー:川上達史(テンミニッツTV編集長)
片山杜秀
慶應義塾大学法学部教授 音楽評論家
収録日:2021/05/31
追加日:2021/09/08
13

人材はコストではない!人的資本経営が注目されている背景

ウェルビーイングを高めるDE&I(1)人と組織を取り巻く環境変化:前編
VUCAやBANIと呼ばれる不確実な現代社会において、人と組織を取り巻く環境は激変している。従来のトップダウン型経営では多様化する価値観に対応できないため、現在は部門や企業の垣根を越えたコラボレーションが競争優位の源泉となっている。こうした中、人材をコストではなく「資本」と捉える人的資本経営が重視されている。企業の持続可能性を高めるには、労働生産性の向上に加え、DE&Iを組織の土台として構築し、多様な人材が能力を発揮できる環境を整えることが不可欠である。(全9話中第1話)
青島未佳
一般社団法人チーム力開発研究所 理事
収録日:2025/12/17
追加日:2026/05/13
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奇跡の史実…硫黄島の戦いと「ルーズベルトに与ふる書」

大統領に告ぐ…硫黄島からの手紙の真実(1)ルーズベルトに与ふる書
第二次世界大戦での日米の激闘の象徴ともいえる硫黄島。その戦いの中で生まれた奇跡のような物語があった。玉砕を前に、日本海軍の司令官・市丸利之助が米国大統領への手紙「ルーズベルトに与ふる書」を書き、ハワイ生まれの日系二世・三上弘文がアメリカ人に伝わるように苦心して翻訳し、それを通信参謀・村上治重が自らの戦死をもって届けるべく自分の腹に巻いて突撃する。そこには、当時の日本人の思いが格調高い文章で綴られていた。そしてその手紙は米軍の手にわたり、なんと戦時中であるにもかかわらず全世界に全文が記事として報じられていたのである。そこに込められた想いと、それを成し遂げた人々の真実とは。ノンフィクション作品『大統領に告ぐ』について、著者の門田隆将氏が熱く語る。(全4話中第1話)
※インタビュアー:川上達史(テンミニッツ・アカデミー編集長)
門田隆将
作家 ジャーナリスト
収録日:2025/07/09
追加日:2025/08/01
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ヒトが罪を犯す理由…脳の働きから考える「善と悪」

ヒトはなぜ罪を犯すのか(1)「善と悪の生物学」として
“ヒトの罪とは何か”――この問題について、法学や哲学的アプローチでなく、進化生物学・進化心理学的視点から考察するのが今回の講義の趣旨である。ヒトが社会的動物として集団生活を送る中で個人間に利害対立が生じ、これを調整するために文化的・社会的規範が発達してきた。まずは善と悪に関するヒトの脳神経基盤から見ていきたい。(全3話中第1話)
長谷川眞理子
総合研究大学院大学名誉教授
収録日:2023/12/11
追加日:2024/02/25
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なぜ「何回説明しても伝わらない」のか?鍵は認知の仕組み

何回説明しても伝わらない問題と認知科学(1)「スキーマ」問題と認知の仕組み
なぜ「何回説明しても伝わらない」という現象は起こるのか。対人コミュニケーションにおいて誰もが経験する理解や認識の行き違いだが、私たちは同じ言語を使っているのになぜすれ違うのか。この謎について、ベストセラー『「何回説明しても伝わらない」はなぜ起こるのか? 認知科学が教えるコミュニケーションの本質と解決策』の著者・今井むつみ氏が認知科学の観点から解き明かす今シリーズ。まずは人間の認知がいかに有限であるかを「スキーマ」をキーワードに解説する。(全3話中第1話)
※インタビュアー:川上達史(テンミニッツTV・アカデミー編集長)
今井むつみ
一般社団法人今井むつみ教育研究所代表理事 慶應義塾大学名誉教授
収録日:2025/05/12
追加日:2025/11/02
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アメリカの理念と本質とは?…まず「三つの建国」から原点に迫る

アメリカの理念と本質(1)西洋文明の行き着いた先と三つの建国
「日本の近代を語るとき、アメリカという存在を抜きにしては全く本質が見えてこない」と中西氏は言う。しかし、日本にとって死活的に重要な存在である国にもかかわらず、アメリカがどんな国か、アメリカの原点は何なのかという点について、しっかりと理解している日本人は少ないのではないか。その理由として、宗教と建国という二つの大きな視点を挙げながら、その中でも今回は現在のアメリカを語る上で欠かせない「三つの建国」についてうかがっていく。(全10話中第1話)
※インタビュアー:川上達史(テンミニッツTV編集長)
中西輝政
京都大学名誉教授 歴史学者 国際政治学者
収録日:2024/06/14
追加日:2024/08/20
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末法直前に法華一乗思想と浄土信仰を両立した源信の教え

【入門】日本仏教の名僧・名著~源信編(1)末法思想と浄土信仰
恵心僧都としても著名な源信は、平安中期の天台宗の僧でありながら、浄土信仰の展開に大きな影響を与えた。主著『往生要集』は当時、日本だけでなく中国の宋でも高く評価されたという。ここでは、源信の思想展開の背景として欠かせない「末法思想」と「浄土信仰」について解説いただいた。(全2話中第1話)
※インタビュアー:川上達史(テンミニッツTV編集長)
賴住光子
東京大学名誉教授 駒澤大学仏教学部 教授
収録日:2021/08/20
追加日:2021/03/25
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脳が生きている、死んでいるとは?最新研究で迫る脳の秘密

知られざる「脳」の仕組み~脳研究の最前線(1)脳科学と「ミクロのマクロの隔たり」
脳科学は医学のみならず、教育や経済にもその知見が応用される注目の分野である。その最前線ではいったいどのような研究成果が生み出されているのだろうか。まずは四つの次元に分けられる脳科学という学問を概説。続いて、無数の細胞による回路が詰まっている脳の解説を進めながら、最近の脳科学のニュースから死の定義を揺るがす脳の蘇生の事例を取り上げて、脳の電気活動の研究だけでは乗り越えられない「ミクロとマクロの隔たり」について伝えていく。第37回講談社科学出版賞受賞作『脳を司る脳』の著者が解説する脳科学研究の最前線。(全8話中第1話)
毛内拡
お茶の水女子大学 基幹研究院自然科学系 助教
収録日:2022/10/21
追加日:2023/07/03
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ソ連軍から在留日本人4万人を守れ…内蒙古での「戦後」の激闘

昭和の名将・根本博…内蒙古・終戦後の戦い(1)軍人の本義を貫いた根本博中将
日本陸軍の中国専門家として活躍した根本博中将は、昭和19年(1944年)11月、対ソ戦を見据えて駐蒙軍司令官に就任した。当時、彼の赴任した内蒙古には4万人もの日本人居留民が暮らしていた。昭和20年(1945年)8月、ソ連軍が日ソ中立条約を破って侵攻を開始した際、根本は軍上層部からの「武装解除命令」に抗い、日本人居留民を守るための「戦後の戦い」への決断を下す。今回のシリーズ講義では、徹底した事前準備と毅然たる決断によって多くの同胞の命を救い、国民を守るという軍人の本義を貫いた根本の行動の真相と、その緊迫したやりとりの舞台裏に迫る。(全4話中第1話)
※インタビュアー:川上達史(テンミニッツ・アカデミー編集長)
対談 | 門田隆将早坂隆
収録日:2019/07/30
追加日:2026/07/23