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「満洲」から考える日本とアジア(3)「渤海」とはいかなる国か
奈良・平安時代、日本と渤海は安全保障や交易を目的として活発に交流し、200年間にわたり双方から多くの使節が派遣された。菅原道真が編集した『類聚国史』をはじめとする日本の史料には、渤海経由で唐へ向かった記録などとして、渤海の記録が明確に残されている。しかし、渤海は謎だらけなのだという。第3話では、当時の外交戦略と地理的条件が歴史に与えた影響を説明し、日本史における渤海の重要性と、古代からの交流の歩みについて解説する。(全10話中第3話)
※インタビュアー:川上達史(テンミニッツ・アカデミー編集長)
※インタビュアー:川上達史(テンミニッツ・アカデミー編集長)
編集部ラジオ2026(32)鎌田東二先生の法華経講義解説-1
今回の編集部ラジオでの名作探訪では、鎌田東二先生の《おもしろき『法華経』の世界(全10話)》を取り上げます。
令和7年(2025年)5月30日に、がんで逝去された鎌田東二先生。今回ご紹介する法華経講義は、鎌田先生がお亡くなりになる4カ月前の同年1月27日に収録されたものです。すでに脳にもがんが転移してしまい、全脳放射線照射なども受けておられたタイミングでした。
この講義中でも「フィジカルには間違いなく末期がんに近づいているらしいのです」とおっしゃる鎌田先生。しかし、そのような状況であるにもかかわらず、「全然つらくないどころか、むしろ愉快なのです」と鎌田先生は明るくお話しになりました。「ああ、僕はがんなのだなあ。(がんが)一緒に働いてくれているのだなぁ」と感じられて、逆に活性化している感があるのだと。そして『法華経』の読み方も、まったく変わったのだと。
この講義、「人間、ここまで透徹した境地に到達できるのだなあ」とインタビューをしながら心の底から感銘を受けました。『法華経』についても、鎌田先生らしい卓抜なたとえやイメージをふんだんに繰り出して、とてもわかりやすくお話しくださっているのですが、やはりテーマがテーマなので、どうしても難解な部分もあります。
そこで、編集部ラジオでは2回にわたって、鎌田先生の『法華経』講義を解説します。1回目の今回は、鎌田先生が『法華経』について、どのようなビジョンを抱いているのか、その重要ポイントを整理してみました。「法華経はSFだ!」と語る鎌田先生。ではどのような構図を読み解き、どのようなイメージに基づいてSFと捉えておられるのか。そこが見えてくると、講義が一気にわかりやすくなっていきます。
今回の編集部ラジオもぜひ、講義視聴の参考にご活用いただければ幸いです。
令和7年(2025年)5月30日に、がんで逝去された鎌田東二先生。今回ご紹介する法華経講義は、鎌田先生がお亡くなりになる4カ月前の同年1月27日に収録されたものです。すでに脳にもがんが転移してしまい、全脳放射線照射なども受けておられたタイミングでした。
この講義中でも「フィジカルには間違いなく末期がんに近づいているらしいのです」とおっしゃる鎌田先生。しかし、そのような状況であるにもかかわらず、「全然つらくないどころか、むしろ愉快なのです」と鎌田先生は明るくお話しになりました。「ああ、僕はがんなのだなあ。(がんが)一緒に働いてくれているのだなぁ」と感じられて、逆に活性化している感があるのだと。そして『法華経』の読み方も、まったく変わったのだと。
この講義、「人間、ここまで透徹した境地に到達できるのだなあ」とインタビューをしながら心の底から感銘を受けました。『法華経』についても、鎌田先生らしい卓抜なたとえやイメージをふんだんに繰り出して、とてもわかりやすくお話しくださっているのですが、やはりテーマがテーマなので、どうしても難解な部分もあります。
そこで、編集部ラジオでは2回にわたって、鎌田先生の『法華経』講義を解説します。1回目の今回は、鎌田先生が『法華経』について、どのようなビジョンを抱いているのか、その重要ポイントを整理してみました。「法華経はSFだ!」と語る鎌田先生。ではどのような構図を読み解き、どのようなイメージに基づいてSFと捉えておられるのか。そこが見えてくると、講義が一気にわかりやすくなっていきます。
今回の編集部ラジオもぜひ、講義視聴の参考にご活用いただければ幸いです。
『オデュッセイア』で読み解く神話の秘密(1)物語の構造を読み解くおもしろさ
古代ギリシアの英雄叙事詩『オデュッセイア』を軸に、神話の物語の「構造」からその秘密や世界共通の要素を解き明かす本講義。「『オデュッセイア』入門」の著者である松村一男氏と沖田瑞穂氏が、『オデュッセイア』の物語構造を解き明かし、さらにインド神話など多くの物語との比較を通じて、現代に通じる人間性を解説する。『オデュッセイア』の20年にわたる冒険と家族の再会を描いたドラマは、その後の多くの物語の原型になるほどの普遍性を備えている。さらに、インド神話との比較を通じ、インド・ヨーロッパ語族に共通する神話の深層構造や独自性にも迫る。(全9話中第1話)
※インタビュアー:川上達史(テンミニッツ・アカデミー編集長)
※インタビュアー:川上達史(テンミニッツ・アカデミー編集長)
中国史概説~『皇帝たちの中国』を読む(1)なぜ「中国史はつまらない」のか?
今回の宮脇淳子先生の講義では、宮脇先生の夫君でいらっしゃった故・岡田英弘先生の『皇帝たちの中国』を紹介しつつ、そこで示された「中国の本質」を解説していく。まさに、目からウロコが落ちる中国史概説である。この『皇帝たちの中国』は、中国史の本であるにもかかわらず、「中国史はつまらない。これが通り相場である」という衝撃的な書き出しから始まる。まず第1話では、それはなぜなのかを解き明かす。その理由がわかると、正史的な中国史と、真実の中国史の違いが明快に見えてくる。そうしてこそはじめて、「人間らしい人間」が、激動の歴史の流れのなかで紡いでいく歴史として再現されるのである。(全4話中第1話)
※インタビュアー:川上達史(テンミニッツ・アカデミー編集長)
※インタビュアー:川上達史(テンミニッツ・アカデミー編集長)
モンゴル帝国の世界史(1)日本の世界史教育の大問題
「世界史はモンゴル帝国から始まった」――この言葉の背景には、日本の「世界史」教育の問題点がある。そもそも日本では明治以後、戦前まで、「(ドイツから見た)西洋史」と「(漢籍ベースの)東洋史」および「国史」(日本史)の3つに分かれていた。戦後日本の世界史教育は、その文壇の影響を色濃く受けて、同時代的に世界を俯瞰することができていない。しかも、それぞれの分野で扱う歴史にも偏重がある。なぜそのようないびつな構造になってしまったのか。世界史を見る重要な視点として、13世紀に地中海文明とシナ文明をつなげたモンゴル帝国の歴史に迫る。(全7話中1話)
※インタビュアー:川上達史(テンミニッツTV編集長)
※インタビュアー:川上達史(テンミニッツTV編集長)
仏教とキリスト教が照らし出す日本の宗教(1)神とは何か、そして天皇とは?
仏教とキリスト教を補助線に、西洋やアジアの宗教と比較しながら「日本とは何か」という根本的な問いを深く考えていくシリーズ講義。第1話では、神道を切り口にして本居宣長の『古事記伝』を引きながら「カミ」と天皇の関係について解説する。神(カミ)とは何か――人間を超越して実在性が高い一神教の「神」、同様に実在性の高い世界の古代文明の多神教の神に対し、日本の「カミ」は自然や現象に対する人間の主観的体験に根ざす曖昧模糊なものだと指摘する橋爪大三郎氏。こうした日本特有のあり方を象徴するのが、「天皇」の存在である。ではなぜ、天皇は大切なのだろうか。(2026年5月16日開催:早稲田大学Life Redesign College〈LRC〉講座より、全6話中第1話)
※司会者:川上達史(テンミニッツ・アカデミー編集長)
※司会者:川上達史(テンミニッツ・アカデミー編集長)
本当によくわかる経済学史(1)経済学史の概観
現代社会の「経済」を正しく理解するためには、実は、正しい「経済学史」を理解していることが大きな助けとなる。逆に、正しい「経済学史」を知らなければ、怪しげな経済理論にダマされてしまうことにもなりかねない。気鋭の経済学者にして思想史家でもある柿埜真吾氏が、資本主義の誕生から現代までの「経済学史」のポイントを一気呵成に総覧・解説する必見講座。今回は、後に続く講義の「ポイント」として、大きな歴史の中での「経済の流れ」を概観する。(全16話中1話)
※インタビュアー:川上達史(テンミニッツTV編集長)
※インタビュアー:川上達史(テンミニッツTV編集長)
AI時代にリベラルアーツがなぜ必要か(1)AIに置き換わる仕事と人間がやる仕事
生成AIは、膨大なデータをもとに人間と同等かそれ以上の能力を持ち、業務の効率化のため私たちの予想を超える速度で進化を続けている。こうしたAI時代だからこそ、人間が自ら考え、判断する土台となるリベラルアーツ(教養)が重要となる。「人間がやるからこそ価値がある」という創造的活動は、機械には代替できないだろう。AIを使いながら、人間特有の仕事を継続していくためにはどうすればいいか。その問に答えながら、AIに置き換わる仕事と人間がやるべき仕事について解説する。(全7話中第1話)
※インタビュアー:川上達史(テンミニッツ・アカデミー編集長)
※インタビュアー:川上達史(テンミニッツ・アカデミー編集長)
何回説明しても伝わらない問題と認知科学(3)認知バイアスとの正しい向き合い方
人間がこの世界を生きていく上で、バイアスは避けられない。しかし、そこに居直って自分を過大評価してしまうと、それは傲慢になる。よって、どんな仕事においてももっとも大切なことは「謙虚さ」だと言う今井氏。ただそれは、日本では「美徳」とされる道徳的なそれとは意味合いが違うというのだ。どういうことなのか。認知科学の視点から解説して講義を締めくくる。(全3話中第3話)
※インタビュアー:川上達史(テンミニッツ・アカデミー編集長)
※インタビュアー:川上達史(テンミニッツ・アカデミー編集長)
大統領に告ぐ…硫黄島からの手紙の真実(2)翻訳に込めた日米の架け橋への夢
「ルーズベルトに与ふる書」を書き上げた海軍少将・市丸利之助は、部下の三上弘之に翻訳を命じる。三上はハワイ生まれの日系二世で、当時20歳の青年であった。「日米の懸け橋」になることが夢だった三上は、まことに格調高い英文に仕上げる。しかも、日本人の想いをまっすぐに届けるべく市丸が記した厳しい言葉を、あくまでアメリカ人の気持ちにストンと落ちるように、苦心しながら見事な工夫をほどこして訳していったのである。これまで謎の存在であった三上弘之。だが、今回の書籍執筆の取材のなかで、ハワイ在住の三上の妹への取材も叶い、その人物像が明確に浮かび上がってきた。(全4話中第2話)
※インタビュアー:川上達史(テンミニッツ・アカデミー編集長)
※インタビュアー:川上達史(テンミニッツ・アカデミー編集長)
宮沢賢治『銀河鉄道の夜』を読む(3)ブルカニロ博士と法華経の世界観
「永久の未完成これ完成である」という言葉通り、宮沢賢治は自作の推敲を繰り返した。『銀河鉄道の夜』では4次にわたる大幅な加筆訂正削除がなされている。決定稿となった第4次稿で消え去った謎の人物に、「ブルカニロ博士」がいる。「セロのような声」のそのひとの登場するシーンを再読することで、賢治が込めた法華経の思想、その世界観への理解を深めたい。(全6話中第3話:2022年7月28日開催ウェビナー〈宮沢賢治『銀河鉄道の夜』を読む〉より)
※インタビュアー:川上達史(テンミニッツTV編集長)
※インタビュアー:川上達史(テンミニッツTV編集長)
小澤開作と満洲事変・日中戦争(1)少年時代の苦労と五族協和の夢
小澤開作は、彫刻家の小澤克己氏、口承文芸学者の小澤俊夫氏、指揮者の小澤征爾氏、俳優でエッセイストの小澤幹雄氏の四兄弟の父だが、実は満洲事変当時、満洲在住の日本人として「五族協和」の実現のために奮闘し、さらに日中戦争期には「日中友好」実現のためにすべてを懸けて活動した人物であった。小澤開作の行動と考えを見ていくと、昭和の日本人が何を考えていたのか、また、昭和史の真実とは何かが見えてくる。第1話は、山梨に生まれた小澤開作の「原点」を探る。「五族協和」への夢の原点には、皆で助け合わねば何もできないという「結」の考え方があった(全10話中第1話)
※インタビュアー:川上達史(テンミニッツTV編集長)
※インタビュアー:川上達史(テンミニッツTV編集長)
AI時代と人間の再定義(1)AIは思考するのか
AIは考えているのか、考えていないのか――この問いについて議論する前に、そもそも「考える」とは何なのかという大問題がある。この問題について、マルクス・ガブリエル氏は身体と結びつけて「考覚」という表現で考えている。ではAIにとって「考える」こと、思考をどう捉えればいいのか。そこで今回から「AI時代と人間の再定義」というテーマで、7回にわたって講義を進めていく。第1話では、AIと人間の思考の違いについて議論を深めていく。(2025年7月12日開催:早稲田大学Life Redesign College〈LRC〉講座より、全7話中第1話)
※司会者:川上達史(テンミニッツ・アカデミー編集長)
※司会者:川上達史(テンミニッツ・アカデミー編集長)
大人の学び~発展しつづける人生のために(1)「Unlearn(アンラーン)」とは何か
「Unlearn(アンラーン)」とは決して学ばないことではない。むしろ逆である。柳川氏と為末氏による共著『Unlearn(アンラーン) 人生100年時代の新しい「学び」』で提唱されているその考え方は、過去に学んだこと、経験したことを一度やわらかくほぐし直し、新たに発展させていく技術である。人生100年時代の大人の学び、またキャリア形成のために大事なその考え方について解説する。(2024年2月18日開催「大人の学びフェス」基調講演「発展しつづける人生のために」より、全6話中第1話)
※インタビュアー:川上達史(テンミニッツTV編集長)
※収録時の事情により、一部動画内に揺れが生じている箇所がございます。ご了承ください。
※インタビュアー:川上達史(テンミニッツTV編集長)
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