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テロメアの長さが「がんリスク」と「老化」のカギを握る

テロメアから考える「アンチエイジング」(1)老化とテロメアの関係
近年、老化を遅らせたり、老化した細胞を若返らせたりする「アンチエイジング」に関する科学的な研究が盛んに行われている。そのカギとなるのが「テロメア」と呼ばれる染色体の末端にある構造である。テロメアの長さと老化や疾患にはどのような関係があるのか。(全2話中第1話)
堀江重郎
順天堂大学大学院医学研究科 特任教授
収録日:2022/01/27
追加日:2022/03/24
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謎の「渤海」…7世紀末から10世紀まで満洲で栄えた渤海と奈良時代以降の日本との交流の背景は安全保障

「満洲」から考える日本とアジア(3)「渤海」とはいかなる国か
奈良・平安時代、日本と渤海は安全保障や交易を目的として活発に交流し、200年間にわたり双方から多くの使節が派遣された。菅原道真が編集した『類聚国史』をはじめとする日本の史料には、渤海経由で唐へ向かった記録などとして、渤海の記録が明確に残されている。しかし、渤海は謎だらけなのだという。第3話では、当時の外交戦略と地理的条件が歴史に与えた影響を説明し、日本史における渤海の重要性と、古代からの交流の歩みについて解説する。(全10話中第3話)
※インタビュアー:川上達史(テンミニッツ・アカデミー編集長)
宮脇淳子
公益財団法人東洋文庫研究員
収録日:2026/05/13
追加日:2026/09/21
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【10min名作探訪】鎌田東二先生の『法華経』講義の核心ビジョン

編集部ラジオ2026(32)鎌田東二先生の法華経講義解説-1
今回の編集部ラジオでの名作探訪では、鎌田東二先生の《おもしろき『法華経』の世界(全10話)》を取り上げます。

令和7年(2025年)5月30日に、がんで逝去された鎌田東二先生。今回ご紹介する法華経講義は、鎌田先生がお亡くなりになる4カ月前の同年1月27日に収録されたものです。すでに脳にもがんが転移してしまい、全脳放射線照射なども受けておられたタイミングでした。

この講義中でも「フィジカルには間違いなく末期がんに近づいているらしいのです」とおっしゃる鎌田先生。しかし、そのような状況であるにもかかわらず、「全然つらくないどころか、むしろ愉快なのです」と鎌田先生は明るくお話しになりました。「ああ、僕はがんなのだなあ。(がんが)一緒に働いてくれているのだなぁ」と感じられて、逆に活性化している感があるのだと。そして『法華経』の読み方も、まったく変わったのだと。

この講義、「人間、ここまで透徹した境地に到達できるのだなあ」とインタビューをしながら心の底から感銘を受けました。『法華経』についても、鎌田先生らしい卓抜なたとえやイメージをふんだんに繰り出して、とてもわかりやすくお話しくださっているのですが、やはりテーマがテーマなので、どうしても難解な部分もあります。

そこで、編集部ラジオでは2回にわたって、鎌田先生の『法華経』講義を解説します。1回目の今回は、鎌田先生が『法華経』について、どのようなビジョンを抱いているのか、その重要ポイントを整理してみました。「法華経はSFだ!」と語る鎌田先生。ではどのような構図を読み解き、どのようなイメージに基づいてSFと捉えておられるのか。そこが見えてくると、講義が一気にわかりやすくなっていきます。

今回の編集部ラジオもぜひ、講義視聴の参考にご活用いただければ幸いです。
収録日:2026/08/20
追加日:2026/09/19
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『オデュッセイア』の面白さの秘密を神話の構造から読み解く…なぜ波乱万丈の神話が人間の創作の源泉になったか

『オデュッセイア』で読み解く神話の秘密(1)物語の構造を読み解くおもしろさ
古代ギリシアの英雄叙事詩『オデュッセイア』を軸に、神話の物語の「構造」からその秘密や世界共通の要素を解き明かす本講義。「『オデュッセイア』入門」の著者である松村一男氏と沖田瑞穂氏が、『オデュッセイア』の物語構造を解き明かし、さらにインド神話など多くの物語との比較を通じて、現代に通じる人間性を解説する。『オデュッセイア』の20年にわたる冒険と家族の再会を描いたドラマは、その後の多くの物語の原型になるほどの普遍性を備えている。さらに、インド神話との比較を通じ、インド・ヨーロッパ語族に共通する神話の深層構造や独自性にも迫る。(全9話中第1話)
※インタビュアー:川上達史(テンミニッツ・アカデミー編集長)
収録日:2026/07/27
追加日:2026/09/03
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法華経はSFだ!…心を元気にしてくれる法華経入門

おもしろき『法華経』の世界(1)法華経はSFだ!
『法華経』といえば紀元1世紀から3世紀に成立したといわれる大乗仏教の代表的経典である。厳しい修行や哲学的思索を行う出家が中心だった当時のインド仏教に対し、誰もが平等に成仏できると説く『法華経』は画期的なものだった。鎌田東二氏は、自身のがん闘病の経験も踏まえつつ、「法華経はSFだ!」と説く。どういうことなのだろうか。(全10話中第1話)
※インタビュアー:川上達史(テンミニッツTV編集長)
鎌田東二
京都大学名誉教授
収録日:2025/01/27
追加日:2025/05/04
6

驚きの中国史~「中国史はつまらない」という通説の裏の波乱の真実

中国史概説~『皇帝たちの中国』を読む(1)なぜ「中国史はつまらない」のか?
今回の宮脇淳子先生の講義では、宮脇先生の夫君でいらっしゃった故・岡田英弘先生の『皇帝たちの中国』を紹介しつつ、そこで示された「中国の本質」を解説していく。まさに、目からウロコが落ちる中国史概説である。この『皇帝たちの中国』は、中国史の本であるにもかかわらず、「中国史はつまらない。これが通り相場である」という衝撃的な書き出しから始まる。まず第1話では、それはなぜなのかを解き明かす。その理由がわかると、正史的な中国史と、真実の中国史の違いが明快に見えてくる。そうしてこそはじめて、「人間らしい人間」が、激動の歴史の流れのなかで紡いでいく歴史として再現されるのである。(全4話中第1話)
※インタビュアー:川上達史(テンミニッツ・アカデミー編集長)
宮脇淳子
公益財団法人東洋文庫研究員
収録日:2019/07/23
追加日:2026/06/28
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なぜ日本の「世界史」はいびつなのか…東洋史と西洋史の違い

モンゴル帝国の世界史(1)日本の世界史教育の大問題
「世界史はモンゴル帝国から始まった」――この言葉の背景には、日本の「世界史」教育の問題点がある。そもそも日本では明治以後、戦前まで、「(ドイツから見た)西洋史」と「(漢籍ベースの)東洋史」および「国史」(日本史)の3つに分かれていた。戦後日本の世界史教育は、その文壇の影響を色濃く受けて、同時代的に世界を俯瞰することができていない。しかも、それぞれの分野で扱う歴史にも偏重がある。なぜそのようないびつな構造になってしまったのか。世界史を見る重要な視点として、13世紀に地中海文明とシナ文明をつなげたモンゴル帝国の歴史に迫る。(全7話中1話)
※インタビュアー:川上達史(テンミニッツTV編集長)
宮脇淳子
公益財団法人東洋文庫研究員
収録日:2022/10/05
追加日:2022/12/31
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日本と世界の「神と信仰」の違いは?…そして天皇の大切な役割

仏教とキリスト教が照らし出す日本の宗教(1)神とは何か、そして天皇とは?
仏教とキリスト教を補助線に、西洋やアジアの宗教と比較しながら「日本とは何か」という根本的な問いを深く考えていくシリーズ講義。第1話では、神道を切り口にして本居宣長の『古事記伝』を引きながら「カミ」と天皇の関係について解説する。神(カミ)とは何か――人間を超越して実在性が高い一神教の「神」、同様に実在性の高い世界の古代文明の多神教の神に対し、日本の「カミ」は自然や現象に対する人間の主観的体験に根ざす曖昧模糊なものだと指摘する橋爪大三郎氏。こうした日本特有のあり方を象徴するのが、「天皇」の存在である。ではなぜ、天皇は大切なのだろうか。(2026年5月16日開催:早稲田大学Life Redesign College〈LRC〉講座より、全6話中第1話)
※司会者:川上達史(テンミニッツ・アカデミー編集長)
橋爪大三郎
社会学者 東京工業大学名誉教授 大学院大学至善館教授
収録日:2026/05/16
追加日:2026/08/24
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経済学史の基礎知識…大きな流れをいかに理解すべきか

本当によくわかる経済学史(1)経済学史の概観
現代社会の「経済」を正しく理解するためには、実は、正しい「経済学史」を理解していることが大きな助けとなる。逆に、正しい「経済学史」を知らなければ、怪しげな経済理論にダマされてしまうことにもなりかねない。気鋭の経済学者にして思想史家でもある柿埜真吾氏が、資本主義の誕生から現代までの「経済学史」のポイントを一気呵成に総覧・解説する必見講座。今回は、後に続く講義の「ポイント」として、大きな歴史の中での「経済の流れ」を概観する。(全16話中1話)
※インタビュアー:川上達史(テンミニッツTV編集長)
柿埜真吾
経済学者 思想史家
収録日:2022/06/08
追加日:2022/11/16
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AI時代にリベラルアーツがなぜ必要か…人間がやるべきこととは?

AI時代にリベラルアーツがなぜ必要か(1)AIに置き換わる仕事と人間がやる仕事
生成AIは、膨大なデータをもとに人間と同等かそれ以上の能力を持ち、業務の効率化のため私たちの予想を超える速度で進化を続けている。こうしたAI時代だからこそ、人間が自ら考え、判断する土台となるリベラルアーツ(教養)が重要となる。「人間がやるからこそ価値がある」という創造的活動は、機械には代替できないだろう。AIを使いながら、人間特有の仕事を継続していくためにはどうすればいいか。その問に答えながら、AIに置き換わる仕事と人間がやるべき仕事について解説する。(全7話中第1話)
※インタビュアー:川上達史(テンミニッツ・アカデミー編集長)
橋爪大三郎
社会学者 東京工業大学名誉教授 大学院大学至善館教授
収録日:2026/01/16
追加日:2026/06/04
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知ってるつもり、過大評価…バイアス解決の鍵は「謙虚さ」

何回説明しても伝わらない問題と認知科学(3)認知バイアスとの正しい向き合い方
人間がこの世界を生きていく上で、バイアスは避けられない。しかし、そこに居直って自分を過大評価してしまうと、それは傲慢になる。よって、どんな仕事においてももっとも大切なことは「謙虚さ」だと言う今井氏。ただそれは、日本では「美徳」とされる道徳的なそれとは意味合いが違うというのだ。どういうことなのか。認知科学の視点から解説して講義を締めくくる。(全3話中第3話)
※インタビュアー:川上達史(テンミニッツ・アカデミー編集長)
今井むつみ
一般社団法人今井むつみ教育研究所代表理事 慶應義塾大学名誉教授
収録日:2025/05/12
追加日:2025/11/16
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アメリカ人の心を震わせた20歳の日系二世・三上弘文の翻訳

大統領に告ぐ…硫黄島からの手紙の真実(2)翻訳に込めた日米の架け橋への夢
「ルーズベルトに与ふる書」を書き上げた海軍少将・市丸利之助は、部下の三上弘之に翻訳を命じる。三上はハワイ生まれの日系二世で、当時20歳の青年であった。「日米の懸け橋」になることが夢だった三上は、まことに格調高い英文に仕上げる。しかも、日本人の想いをまっすぐに届けるべく市丸が記した厳しい言葉を、あくまでアメリカ人の気持ちにストンと落ちるように、苦心しながら見事な工夫をほどこして訳していったのである。これまで謎の存在であった三上弘之。だが、今回の書籍執筆の取材のなかで、ハワイ在住の三上の妹への取材も叶い、その人物像が明確に浮かび上がってきた。(全4話中第2話)
※インタビュアー:川上達史(テンミニッツ・アカデミー編集長)
門田隆将
作家 ジャーナリスト
収録日:2025/07/09
追加日:2025/08/05
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AIへの不安と懸念…だからこそ「教養」が必要になる

Microsoft Copilot~AIで仕事はどう変わるか(7)AI活用の落とし穴
今後、AIが私たちの生活に不可欠な存在になることは間違いないが、そこにはサステナビリティやセキュリティの面で、さまざまな懸念がある。国家、企業、個人は、AI活用に伴うマイナス面に対してどのように対処していくべきなのか。マイクロソフト社の取り組みを参照し、健全なAI活用の方途を探る。(全7話中第7話)
※インタビュアー:川上達史(テンミニッツTV編集長)
渡辺宣彦
コグニザントジャパン株式会社 代表取締役社長CEO
収録日:2023/08/01
追加日:2023/11/08
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カムパネルラは消えたのか…ブルカニロ博士との対話の意味

宮沢賢治『銀河鉄道の夜』を読む(3)ブルカニロ博士と法華経の世界観
「永久の未完成これ完成である」という言葉通り、宮沢賢治は自作の推敲を繰り返した。『銀河鉄道の夜』では4次にわたる大幅な加筆訂正削除がなされている。決定稿となった第4次稿で消え去った謎の人物に、「ブルカニロ博士」がいる。「セロのような声」のそのひとの登場するシーンを再読することで、賢治が込めた法華経の思想、その世界観への理解を深めたい。(全6話中第3話:2022年7月28日開催ウェビナー〈宮沢賢治『銀河鉄道の夜』を読む〉より)
※インタビュアー:川上達史(テンミニッツTV編集長)
鎌田東二
京都大学名誉教授
収録日:2022/07/28
追加日:2023/03/20
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満洲で「五族協和」に命を懸けた小澤征爾の父・小澤開作

小澤開作と満洲事変・日中戦争(1)少年時代の苦労と五族協和の夢
小澤開作は、彫刻家の小澤克己氏、口承文芸学者の小澤俊夫氏、指揮者の小澤征爾氏、俳優でエッセイストの小澤幹雄氏の四兄弟の父だが、実は満洲事変当時、満洲在住の日本人として「五族協和」の実現のために奮闘し、さらに日中戦争期には「日中友好」実現のためにすべてを懸けて活動した人物であった。小澤開作の行動と考えを見ていくと、昭和の日本人が何を考えていたのか、また、昭和史の真実とは何かが見えてくる。第1話は、山梨に生まれた小澤開作の「原点」を探る。「五族協和」への夢の原点には、皆で助け合わねば何もできないという「結」の考え方があった(全10話中第1話)
※インタビュアー:川上達史(テンミニッツTV編集長)
小澤俊夫
小澤昔ばなし研究所所長 筑波大学名誉教授
収録日:2019/10/09
追加日:2020/09/14
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2700年前のホメロスの叙事詩が感動を与え続ける理由

「ホメロス叙事詩」を読むために(1)ホメロスを読む
「ホメロス叙事詩」といえば、西洋古典中の古典。あまりの名高さに本棚にあっても「積ん読」してしまっている方も多いのではないだろうか。このシリーズ講義では、さまざまな勘どころ・読みどころを押さえ、日本語で読む『イリアス』『オデュッセイア』の世界を案内する。(全9話中第1話)
納富信留
東京大学大学院人文社会系研究科教授
収録日:2020/07/03
追加日:2020/08/30
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カシオのデジカメが起こしたイノベーション

イノベーションの本質を考える(3)イノベーション事例
「何が良いか」という価値基準そのものを変えることがイノベーションであると楠木建氏は言うが、それではこれまでの歴史でどのようなものがイノベーションであったといえるのか。豊富な実例から解説する。(2018年9月7日開催日本ビジネス協会JBCインタラクティブセミナー講演「イノベーションの本質」より、全8話中第3話)
楠木建
一橋大学大学院 経営管理研究科 国際企業戦略専攻 特任教授
収録日:2018/09/07
追加日:2018/11/29
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近代は三つの領域が埋め込まれた状態からの解放が始まり

近代中国哲学と西洋哲学(4)明代の人民主権思想
近代の成立要件となる「民主主義(人民主権)」は、中国哲学において、どのように展開してきたのか。17~18世紀・明代末期の二人の思想家、繆昌期と黄宗羲を取り上げ、近代中国の公共空間論を考える。東京大学東洋文化研究所教授・中島隆博氏が、洋の東西を渡り歩くシリーズ「近代中国哲学と西洋哲学」第4話。
中島隆博
東京大学東洋文化研究所教授
収録日:2014/12/19
追加日:2015/07/06
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AIでは「思考の三位一体」が成立しない…考えるとは?

AI時代と人間の再定義(1)AIは思考するのか
AIは考えているのか、考えていないのか――この問いについて議論する前に、そもそも「考える」とは何なのかという大問題がある。この問題について、マルクス・ガブリエル氏は身体と結びつけて「考覚」という表現で考えている。ではAIにとって「考える」こと、思考をどう捉えればいいのか。そこで今回から「AI時代と人間の再定義」というテーマで、7回にわたって講義を進めていく。第1話では、AIと人間の思考の違いについて議論を深めていく。(2025年7月12日開催:早稲田大学Life Redesign College〈LRC〉講座より、全7話中第1話)
※司会者:川上達史(テンミニッツ・アカデミー編集長)
中島隆博
東京大学東洋文化研究所教授
収録日:2025/07/12
追加日:2026/01/23
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見方を変える!生き方を変える!そのためのアンラーン

大人の学び~発展しつづける人生のために(1)「Unlearn(アンラーン)」とは何か
「Unlearn(アンラーン)」とは決して学ばないことではない。むしろ逆である。柳川氏と為末氏による共著『Unlearn(アンラーン) 人生100年時代の新しい「学び」』で提唱されているその考え方は、過去に学んだこと、経験したことを一度やわらかくほぐし直し、新たに発展させていく技術である。人生100年時代の大人の学び、またキャリア形成のために大事なその考え方について解説する。(2024年2月18日開催「大人の学びフェス」基調講演「発展しつづける人生のために」より、全6話中第1話)
※インタビュアー:川上達史(テンミニッツTV編集長)
※収録時の事情により、一部動画内に揺れが生じている箇所がございます。ご了承ください。
対談 | 為末大柳川範之
収録日:2024/02/18
追加日:2024/07/08

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「満洲史」はなぜ現代日本でタブー視されるのか?…王道楽土の夢とアヘンなどの裏面から見えてくる現代への教訓

「満洲」から考える日本とアジア(1)「満洲」を知る意義とは
かつて日本と深く関わった「満洲」は、現代では自虐史観や政治的意図からタブー視されがちである。しかし、モンゴル史研究で培った視点や周辺民族の立場から光を当てることで、従来の枠組みに囚われない立体的な歴史像を提示し、地政学として「満洲」を知ることの意味を説く宮脇氏。たとえば、「満洲」という言葉の語源は、「マンジュ」という部族長の名前だったという。そのような満洲の成り立ちから、古代の地域情勢、現代の安全保障環境への通底までを俯瞰し、戦後の固定観念を排して日本の近現代史を正直に見直す重要性を提唱する。(全10話中第1話)
※インタビュアー:川上達史(テンミニッツ・アカデミー編集長)
宮脇淳子
公益財団法人東洋文庫研究員
収録日:2026/05/13
追加日:2026/09/14
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『オデュッセイア』の面白さの秘密を神話の構造から読み解く…なぜ波乱万丈の神話が人間の創作の源泉になったか

『オデュッセイア』で読み解く神話の秘密(1)物語の構造を読み解くおもしろさ
古代ギリシアの英雄叙事詩『オデュッセイア』を軸に、神話の物語の「構造」からその秘密や世界共通の要素を解き明かす本講義。「『オデュッセイア』入門」の著者である松村一男氏と沖田瑞穂氏が、『オデュッセイア』の物語構造を解き明かし、さらにインド神話など多くの物語との比較を通じて、現代に通じる人間性を解説する。『オデュッセイア』の20年にわたる冒険と家族の再会を描いたドラマは、その後の多くの物語の原型になるほどの普遍性を備えている。さらに、インド神話との比較を通じ、インド・ヨーロッパ語族に共通する神話の深層構造や独自性にも迫る。(全9話中第1話)
※インタビュアー:川上達史(テンミニッツ・アカデミー編集長)
収録日:2026/07/27
追加日:2026/09/03
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【10min名作探訪】鎌田東二先生の『法華経』講義の核心ビジョン

編集部ラジオ2026(32)鎌田東二先生の法華経講義解説-1
今回の編集部ラジオでの名作探訪では、鎌田東二先生の《おもしろき『法華経』の世界(全10話)》を取り上げます。

令和7年(2025年)5月30日に、がんで逝去された鎌田東二先生。今回ご紹介する法華経講義は、鎌田先生がお亡くなりになる4カ月前の同年1月27日に収録されたものです。すでに脳にもがんが転移してしまい、全脳放射線照射なども受けておられたタイミングでした。

この講義中でも「フィジカルには間違いなく末期がんに近づいているらしいのです」とおっしゃる鎌田先生。しかし、そのような状況であるにもかかわらず、「全然つらくないどころか、むしろ愉快なのです」と鎌田先生は明るくお話しになりました。「ああ、僕はがんなのだなあ。(がんが)一緒に働いてくれているのだなぁ」と感じられて、逆に活性化している感があるのだと。そして『法華経』の読み方も、まったく変わったのだと。

この講義、「人間、ここまで透徹した境地に到達できるのだなあ」とインタビューをしながら心の底から感銘を受けました。『法華経』についても、鎌田先生らしい卓抜なたとえやイメージをふんだんに繰り出して、とてもわかりやすくお話しくださっているのですが、やはりテーマがテーマなので、どうしても難解な部分もあります。

そこで、編集部ラジオでは2回にわたって、鎌田先生の『法華経』講義を解説します。1回目の今回は、鎌田先生が『法華経』について、どのようなビジョンを抱いているのか、その重要ポイントを整理してみました。「法華経はSFだ!」と語る鎌田先生。ではどのような構図を読み解き、どのようなイメージに基づいてSFと捉えておられるのか。そこが見えてくると、講義が一気にわかりやすくなっていきます。

今回の編集部ラジオもぜひ、講義視聴の参考にご活用いただければ幸いです。
収録日:2026/08/20
追加日:2026/09/19
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豊臣秀吉の驚愕の国内貿易…莫大な財力を生んだ経済政策

戦国武将の経済学(3)豊臣秀吉の経済政策
聚楽第の建設、北野大茶会と、天下人になった後の豊臣秀吉には豪勢な話題がついて回る。また、そこへ到達するまでの戦いにも大掛かりな城攻めなどが多く、潤沢な経済力を裏打ちしている。いったい秀吉は、どのような方法を取ったのだろうか。(全4話中第3話)
※インタビュアー:川上達史(テンミニッツTV編集長)
小和田哲男
静岡大学名誉教授 文学博士
収録日:2019/11/22
追加日:2020/03/08
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なぜ日本の「世界史」はいびつなのか…東洋史と西洋史の違い

モンゴル帝国の世界史(1)日本の世界史教育の大問題
「世界史はモンゴル帝国から始まった」――この言葉の背景には、日本の「世界史」教育の問題点がある。そもそも日本では明治以後、戦前まで、「(ドイツから見た)西洋史」と「(漢籍ベースの)東洋史」および「国史」(日本史)の3つに分かれていた。戦後日本の世界史教育は、その文壇の影響を色濃く受けて、同時代的に世界を俯瞰することができていない。しかも、それぞれの分野で扱う歴史にも偏重がある。なぜそのようないびつな構造になってしまったのか。世界史を見る重要な視点として、13世紀に地中海文明とシナ文明をつなげたモンゴル帝国の歴史に迫る。(全7話中1話)
※インタビュアー:川上達史(テンミニッツTV編集長)
宮脇淳子
公益財団法人東洋文庫研究員
収録日:2022/10/05
追加日:2022/12/31
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法華経はSFだ!…心を元気にしてくれる法華経入門

おもしろき『法華経』の世界(1)法華経はSFだ!
『法華経』といえば紀元1世紀から3世紀に成立したといわれる大乗仏教の代表的経典である。厳しい修行や哲学的思索を行う出家が中心だった当時のインド仏教に対し、誰もが平等に成仏できると説く『法華経』は画期的なものだった。鎌田東二氏は、自身のがん闘病の経験も踏まえつつ、「法華経はSFだ!」と説く。どういうことなのだろうか。(全10話中第1話)
※インタビュアー:川上達史(テンミニッツTV編集長)
鎌田東二
京都大学名誉教授
収録日:2025/01/27
追加日:2025/05/04
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なぜ「何回説明しても伝わらない」のか?鍵は認知の仕組み

何回説明しても伝わらない問題と認知科学(1)「スキーマ」問題と認知の仕組み
なぜ「何回説明しても伝わらない」という現象は起こるのか。対人コミュニケーションにおいて誰もが経験する理解や認識の行き違いだが、私たちは同じ言語を使っているのになぜすれ違うのか。この謎について、ベストセラー『「何回説明しても伝わらない」はなぜ起こるのか? 認知科学が教えるコミュニケーションの本質と解決策』の著者・今井むつみ氏が認知科学の観点から解き明かす今シリーズ。まずは人間の認知がいかに有限であるかを「スキーマ」をキーワードに解説する。(全3話中第1話)
※インタビュアー:川上達史(テンミニッツTV・アカデミー編集長)
今井むつみ
一般社団法人今井むつみ教育研究所代表理事 慶應義塾大学名誉教授
収録日:2025/05/12
追加日:2025/11/02
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ユダヤ人とは?なぜ差別?お金持ち?…『ユダヤ人の歴史』に学ぶ

教養としての「ユダヤ人の歴史とユダヤ教」(1)ユダヤ人とは誰のことか
ユダヤ人とはいったい誰のことなのか。ユダヤ教とはどのような宗教なのか。彼らはどんな歴史をたどってきたのか――「世界史の教養」として知っておくべき、これらの重要な問いに対して、私たち日本人にはうまく答えられないという現実があるのではないだろうか。そこで今回のシリーズ講義ではそれらに答える形で、サントリー学芸賞(2025年)、新書大賞(2026)第2位に輝いた『ユダヤ人の歴史』(中公新書)の著者・鶴見太郎氏に、著書を参照しながら分かりやすく丁寧に解説いただいた。まず第1話では、「ユダヤ人とは誰か」「ユダヤ人と世界の歴史とは」「ユダヤ教とは」という概論を解説いただく。(全9話中第1話)
※インタビュアー:川上達史(テンミニッツ・アカデミー編集長)
鶴見太郎
東京大学大学院総合文化研究科 地域文化研究専攻 准教授
収録日:2025/12/05
追加日:2026/04/13
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日本と世界の「神と信仰」の違いは?…そして天皇の大切な役割

仏教とキリスト教が照らし出す日本の宗教(1)神とは何か、そして天皇とは?
仏教とキリスト教を補助線に、西洋やアジアの宗教と比較しながら「日本とは何か」という根本的な問いを深く考えていくシリーズ講義。第1話では、神道を切り口にして本居宣長の『古事記伝』を引きながら「カミ」と天皇の関係について解説する。神(カミ)とは何か――人間を超越して実在性が高い一神教の「神」、同様に実在性の高い世界の古代文明の多神教の神に対し、日本の「カミ」は自然や現象に対する人間の主観的体験に根ざす曖昧模糊なものだと指摘する橋爪大三郎氏。こうした日本特有のあり方を象徴するのが、「天皇」の存在である。ではなぜ、天皇は大切なのだろうか。(2026年5月16日開催:早稲田大学Life Redesign College〈LRC〉講座より、全6話中第1話)
※司会者:川上達史(テンミニッツ・アカデミー編集長)
橋爪大三郎
社会学者 東京工業大学名誉教授 大学院大学至善館教授
収録日:2026/05/16
追加日:2026/08/24
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80歳まで現役でいるために大切なこと…人生100年時代の発想法

人生100年時代の「ライフシフト概論」(1)人生100年時代のインパクト
人生100年時代は「VUCAの時代」といわれる。世の中が変化し、不透明で今までどおりにはいかない大変な時代ということだが、そのような中、長くなった人生を豊かに生き抜くためには、どのような準備とマインドが必要なのだろうか。そこで必要となるのは、長くなる現役時代をどのように過ごすかの戦略だ。そのときキーワードとなるのは「アップデート」である。(全9話中第1話)
徳岡晃一郎
株式会社ライフシフト 代表取締役会長CEO 多摩大学大学院名誉教授・特任教授
収録日:2022/06/15
追加日:2022/09/10
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中国古代史の真実と『キングダム』…史実がわかれば物語はもっと面白い

中国春秋戦国時代と始皇帝(序)映画『キングダム』の中国史監修
映画『キングダム』の中国史監修を務める鶴間和幸氏が、中国の春秋戦国時代と始皇帝の真実をひも解くシリーズ講義。まずは中国史監修の秘話として、始皇帝が座る玉座の再現や、「版築」の土壁、「牛耕」の風景など、注意深く観ないと気づかない映画ならではのエピソードが語られる。後半では、2冊の著書『新説 始皇帝学』(カンゼン)、『始皇帝の戦争と将軍たち――秦の中華統一を支えた近臣軍団』(朝日新書)を紹介しながら、出土資料の最新成果や実際に現地を歩いた経験に基づき、歴史書『史記』の記述を読み解く醍醐味を解説する。(全9話中第1話)
※インタビュアー:川上達史(テンミニッツ・アカデミー編集長)
鶴間和幸
学習院大学名誉教授
収録日:2026/06/16
追加日:2026/07/06
12

AI時代にリベラルアーツがなぜ必要か…人間がやるべきこととは?

AI時代にリベラルアーツがなぜ必要か(1)AIに置き換わる仕事と人間がやる仕事
生成AIは、膨大なデータをもとに人間と同等かそれ以上の能力を持ち、業務の効率化のため私たちの予想を超える速度で進化を続けている。こうしたAI時代だからこそ、人間が自ら考え、判断する土台となるリベラルアーツ(教養)が重要となる。「人間がやるからこそ価値がある」という創造的活動は、機械には代替できないだろう。AIを使いながら、人間特有の仕事を継続していくためにはどうすればいいか。その問に答えながら、AIに置き換わる仕事と人間がやるべき仕事について解説する。(全7話中第1話)
※インタビュアー:川上達史(テンミニッツ・アカデミー編集長)
橋爪大三郎
社会学者 東京工業大学名誉教授 大学院大学至善館教授
収録日:2026/01/16
追加日:2026/06/04
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驚きの中国史~「中国史はつまらない」という通説の裏の波乱の真実

中国史概説~『皇帝たちの中国』を読む(1)なぜ「中国史はつまらない」のか?
今回の宮脇淳子先生の講義では、宮脇先生の夫君でいらっしゃった故・岡田英弘先生の『皇帝たちの中国』を紹介しつつ、そこで示された「中国の本質」を解説していく。まさに、目からウロコが落ちる中国史概説である。この『皇帝たちの中国』は、中国史の本であるにもかかわらず、「中国史はつまらない。これが通り相場である」という衝撃的な書き出しから始まる。まず第1話では、それはなぜなのかを解き明かす。その理由がわかると、正史的な中国史と、真実の中国史の違いが明快に見えてくる。そうしてこそはじめて、「人間らしい人間」が、激動の歴史の流れのなかで紡いでいく歴史として再現されるのである。(全4話中第1話)
※インタビュアー:川上達史(テンミニッツ・アカデミー編集長)
宮脇淳子
公益財団法人東洋文庫研究員
収録日:2019/07/23
追加日:2026/06/28
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史料読解法…豊臣秀吉による秀次粛清の本当の理由とは?

歴史の探り方、活かし方(4)史実・史料分析:秀吉と秀次編〈上〉
実際に史料をどうやって読み解いていけばいいのか。今回から具体的な史料の読み解き方をケース・スタディしていく。最初は『太閤記』に関する参考資料を用いて、太閤・豊臣秀吉と関白・秀次の関係を考える。そもそも『太閤記』にはさまざまな書があり、どれも実証性には欠けている。そのため、二人の関係は通俗的・一般的な読みにとどまってきたのである。しかし、昭和62年(1987年)に出た『武功夜話』という本が、これまでになかった見方を提示したのだ。はたしてそれは、どのようなことだったのか。(2025年4月26日開催:早稲田大学Life Redesign College〈LRC〉講座より、全7話中第4話)
※司会者:川上達史(テンミニッツ・アカデミー編集長)
収録日:2025/04/26
追加日:2025/11/22
15

ギリシア神話…ゼウスの「父親殺し」とオリュンポス十二神

ギリシア神話の基本を知る(1)「ゼウス以前」の神々の戦い
ギリシア神話で名が知られている神はいくつかあるが、最も知られているのが全知全能の神ゼウスだろう。実はギリシア神話には、ゼウスに至るまでにも神々の闘争の物語がある。ここではギリシア神話をゼウス以前と以後に分け、ゼウス以前のギリシア神話のあらましを解説する。(全5話中1話)
※インタビュアー:川上達史(テンミニッツTV編集長)
鎌田東二
京都大学名誉教授
収録日:2022/03/29
追加日:2022/08/18
16

満洲で「五族協和」に命を懸けた小澤征爾の父・小澤開作

小澤開作と満洲事変・日中戦争(1)少年時代の苦労と五族協和の夢
小澤開作は、彫刻家の小澤克己氏、口承文芸学者の小澤俊夫氏、指揮者の小澤征爾氏、俳優でエッセイストの小澤幹雄氏の四兄弟の父だが、実は満洲事変当時、満洲在住の日本人として「五族協和」の実現のために奮闘し、さらに日中戦争期には「日中友好」実現のためにすべてを懸けて活動した人物であった。小澤開作の行動と考えを見ていくと、昭和の日本人が何を考えていたのか、また、昭和史の真実とは何かが見えてくる。第1話は、山梨に生まれた小澤開作の「原点」を探る。「五族協和」への夢の原点には、皆で助け合わねば何もできないという「結」の考え方があった(全10話中第1話)
※インタビュアー:川上達史(テンミニッツTV編集長)
小澤俊夫
小澤昔ばなし研究所所長 筑波大学名誉教授
収録日:2019/10/09
追加日:2020/09/14
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「生成AI」実装の衝撃…人工知能の歴史と特長

Microsoft Copilot~AIで仕事はどう変わるか(1)「生成AI」の画期性
ChatGPTに代表される「生成AI(Generative AI)」が社会を、そして仕事を、大きく変えようとしている。日本マイクロソフト株式会社の渡辺宣彦氏によれば、生成AIは「人間の英知をすべて装備している」という。では、いったい、生成AIとはいかなる技術なのか。まずは、生成AIの誕生に至るまでのAI開発の歴史を振り返り、いかに生成AIが画期的な技術であるのかを解説する。(全7話中第1話)
※インタビュアー:川上達史(テンミニッツTV編集長)
渡辺宣彦
コグニザントジャパン株式会社 代表取締役社長CEO
収録日:2023/08/01
追加日:2023/09/27
18

ホメロスの『オデュッセイア』が描く苦難と誘惑の冒険譚

「ホメロス叙事詩」を読むために(7)オデュッセウスの冒険
ホメロスの二つ目の叙事詩『オデュッセイア』は、トロイア戦争終結後、10年間さまよい続ける英雄オデュッセウスの旅を描いている。前半では怪物や魔女の誘惑と闘争が語られ、後半は故郷に帰ってからの悶着が復讐劇をなす。喜劇も殺戮場面もある、よりエンターテインメント性に際立った作品といえよう。(全9話中第7話)
納富信留
東京大学大学院人文社会系研究科教授
収録日:2020/07/03
追加日:2020/10/11
19

成長を促す「3つの経験」とは?経験学習の基本を学ぶ

経験学習を促すリーダーシップ(1)経験学習の基本
組織のまとめ役として、どのように接すれば部下やメンバーの成長をサポートできるか。多くの人が直面するその課題に対して、「経験学習」に着目したアプローチが有効だと松尾氏はいう。では経験学習とは何か。個人、そして集団に成長を促すための経験学習サイクルと合わせて解説する。(全4話中第1話)
松尾睦
青山学院大学 経営学部経営学科 教授
収録日:2025/06/27
追加日:2025/09/10
20

日本の財政の「真実」をデータで徹底検証…国際機関の分析は?

日本の財政の真実を検証する(1)膨らむ借金の知られざる実態
日本の借金(債務残高)はGDPの2.4倍と先進7か国の中で突出しているが、国が持つ資産を考慮すると、見え方が大きく変わってくる。特に国際機関のデータの測り方には違いがある。債務から資産を引いたものを「純債務」というが、IMFの基準ではそれでも借金は依然として大きいものの、OECDの基準を用いると大きな問題ではなくなるという。いったいどういうことなのか。日本の財政問題について、身近な税金への問いを足掛かりに、膨らむ日本の借金の実態をデータを交えて検証する。(2026年4月24日開催:早稲田大学Life Redesign College〈LRC〉講座より、全7話中第1話)
※司会:川上達史(テンミニッツ・アカデミー編集長)
宮本弘曉
一橋大学経済研究所教授
収録日:2026/04/25
追加日:2026/06/24

ランキング

1

資本主義を哲学する…まずアダム・スミスの見えざる手と道徳感情論

資本主義の再定義…哲学で考える(1)アダム・スミスの「市場と感情」
これからの資本主義はどうなるのかを、哲学的に考えていく講義シリーズ。まず、私たちは社会全体が資本主義に覆われていると錯覚しがちだが、実際には医療や教育など資本主義に還元できないシステムが多数存在しており、資本主義はその構成要素の一つにすぎない。また、資本主義は市場経済のことで、アダム・スミスの「見えざる手」のように市場には自己調整機能が効いていると誰もが考えがちだが、それは幻想で、放っておけば機能するものではない。そこで注目すべきは、アダム・スミスが『道徳感情論』で提起した感情の問題である。いったいどういうことなのか。哲学者マルクス・ガブリエル氏の著書『倫理資本主義の時代』(ハヤカワ新書)を切り口に考えていく。(全6話中第1話)
中島隆博
東京大学東洋文化研究所教授
収録日:2026/01/21
追加日:2026/08/03
2

極楽往生、坐禅、法華経…日本人はいかに死を乗り越えるか

死と宗教~教養としての「死の講義」(5)仏教の死:日本編
日本人の死生観を築いていった仏教の宗派は浄土宗・浄土真宗、禅宗、法華宗・日蓮宗であるという。念仏による極楽往生、坐禅がそのまま覚りであること、在家にいながらの菩薩修行は、いずれも死の恐怖に向かう日本人の姿勢をサポートし、死に別れする運命に立ち向かう術を教えてきたのである。(全7話中第5話)
※インタビュアー:川上達史(テンミニッツTV編集長)
橋爪大三郎
社会学者 東京工業大学名誉教授 大学院大学至善館教授
収録日:2022/03/03
追加日:2022/05/09
3

日本と世界の「神と信仰」の違いは?…そして天皇の大切な役割

仏教とキリスト教が照らし出す日本の宗教(1)神とは何か、そして天皇とは?
仏教とキリスト教を補助線に、西洋やアジアの宗教と比較しながら「日本とは何か」という根本的な問いを深く考えていくシリーズ講義。第1話では、神道を切り口にして本居宣長の『古事記伝』を引きながら「カミ」と天皇の関係について解説する。神(カミ)とは何か――人間を超越して実在性が高い一神教の「神」、同様に実在性の高い世界の古代文明の多神教の神に対し、日本の「カミ」は自然や現象に対する人間の主観的体験に根ざす曖昧模糊なものだと指摘する橋爪大三郎氏。こうした日本特有のあり方を象徴するのが、「天皇」の存在である。ではなぜ、天皇は大切なのだろうか。(2026年5月16日開催:早稲田大学Life Redesign College〈LRC〉講座より、全6話中第1話)
※司会者:川上達史(テンミニッツ・アカデミー編集長)
橋爪大三郎
社会学者 東京工業大学名誉教授 大学院大学至善館教授
収録日:2026/05/16
追加日:2026/08/24
4

ユダヤ人とは?なぜ差別?お金持ち?…『ユダヤ人の歴史』に学ぶ

教養としての「ユダヤ人の歴史とユダヤ教」(1)ユダヤ人とは誰のことか
ユダヤ人とはいったい誰のことなのか。ユダヤ教とはどのような宗教なのか。彼らはどんな歴史をたどってきたのか――「世界史の教養」として知っておくべき、これらの重要な問いに対して、私たち日本人にはうまく答えられないという現実があるのではないだろうか。そこで今回のシリーズ講義ではそれらに答える形で、サントリー学芸賞(2025年)、新書大賞(2026)第2位に輝いた『ユダヤ人の歴史』(中公新書)の著者・鶴見太郎氏に、著書を参照しながら分かりやすく丁寧に解説いただいた。まず第1話では、「ユダヤ人とは誰か」「ユダヤ人と世界の歴史とは」「ユダヤ教とは」という概論を解説いただく。(全9話中第1話)
※インタビュアー:川上達史(テンミニッツ・アカデミー編集長)
鶴見太郎
東京大学大学院総合文化研究科 地域文化研究専攻 准教授
収録日:2025/12/05
追加日:2026/04/13
5

「桜田門外の変」の謎…井伊直弼の警護に問題はなかったのか

徳川将軍と江戸幕府~井伊直弼編(1)桜田門外の変と井伊直弼の人物像
安政7(1860)年に起こった「桜田門外の変」は、江戸幕府大老の井伊直弼が水戸藩等の浪士に襲撃、暗殺された事件である。これ以降、幕府の権威は崩壊し、時代は未曾有の動乱期に入っていく。ここでは桜田門外の変について現代人が感じる素朴な疑問を通じて、井伊の人物像や時代背景を掘り下げていく。(全4話中第1話)
※インタビュアー:神藏孝之(テンミニッツTV論説主幹)
収録日:2021/04/12
追加日:2026/08/20
6

斎藤幸平氏に物申す…自由喪失の危機に読みたい自由主義の近現代史

編集部ラジオ2026(28)自由喪失の危機に考えるハイエク-1
テンミニッツ・アカデミー講義録『“自由喪失の危機”に読みたい自由主義の近現代史』を発刊した柿埜真吾氏。このタイトルのとおり、今、世界的に民主主義は動揺し、自由は喪失の危機にあるともいえるだろう。世界的な危機といえば、斎藤幸平氏の『人新世の「黙示録」』も注目されている一冊である。斎藤氏はこの本で、今、気候崩壊の危機であり、これを回避するためには、資本主義の暴走を止める計画経済とエコロジー独裁が必要だと説く。この2冊の本が主要なアクターとして取り上げているのがハイエクである。斎藤氏は「最悪の結末を避けるためには、マルクスによってハイエクを乗り越える作業が不可欠」だと書く。一方、柿埜氏は、ハイエクが計画経済を否定する論法を高く評価する。世界中で「危機」が高まる今、なぜハイエクの自由主義を学び直すべきなのか。市場経済と人間の本質を深く掘り下げる。(全2話中第1話)
※インタビュアー:川上達史(テンミニッツ・アカデミー編集長)
収録日:2026/08/03
追加日:2026/08/22
7

AI時代にこそ「熟達者の経験」が生きる&現状の日本経済の実情は

日本の財政の真実を検証する(7)AIと長寿化&質疑応答
現在の日本経済を読み解く最重要キーワードはAIと長寿化である。AIは一見、若者向けの技術と思われがちだが、実は長年培った知識や経験を持つシニア層こそ親和性が高いと宮本氏は説く。AIが提示する回答の成否を評価・判断する局面において、生きた「経験と知識」が不可欠になるからだ。さらに、長寿化によって活躍できる期間が延び、便利なテクノロジーが登場した現代は、まさにシニアが活躍できる時代である。後半の質疑応答では、金利や破綻などについての質問に答えながらシリーズ講義を締めくくる。(2026年4月25日開催:早稲田大学Life Redesign College〈LRC〉講座より、全7話中第7話)
※司会:川上達史(テンミニッツ・アカデミー編集長)
宮本弘曉
一橋大学経済研究所教授
収録日:2026/04/25
追加日:2026/08/05
8

OpenAI創業者サム・アルトマンとはいかなる人物なのか

サム・アルトマンの成功哲学とOpenAI秘話(1)ChatGPT生みの親の半生
ChatGPTを生みだしたOpenAI創業者のサム・アルトマン。AIの進化・発展によって急速に変化している世界の情報環境だが、今その中心にいる人物といっていいだろう。今回のシリーズでは、サム・アルトマンの才能や彼をとりまくアメリカの環境をひも解き、革新的な企業を生み出す背景に迫っていく。第1話では、まずサム・アルトマンの生い立ちから、最初の起業となったLooptの苦闘、そしてYコンビネーターが彼の才能を見いだす過程を振り返る。(全8話中第1話)
※インタビュアー:川上達史(テンミニッツTV編集長)
桑原晃弥
経済・経営ジャーナリスト
収録日:2024/03/13
追加日:2024/04/19
9

中国古代史の真実と『キングダム』…史実がわかれば物語はもっと面白い

中国春秋戦国時代と始皇帝(序)映画『キングダム』の中国史監修
映画『キングダム』の中国史監修を務める鶴間和幸氏が、中国の春秋戦国時代と始皇帝の真実をひも解くシリーズ講義。まずは中国史監修の秘話として、始皇帝が座る玉座の再現や、「版築」の土壁、「牛耕」の風景など、注意深く観ないと気づかない映画ならではのエピソードが語られる。後半では、2冊の著書『新説 始皇帝学』(カンゼン)、『始皇帝の戦争と将軍たち――秦の中華統一を支えた近臣軍団』(朝日新書)を紹介しながら、出土資料の最新成果や実際に現地を歩いた経験に基づき、歴史書『史記』の記述を読み解く醍醐味を解説する。(全9話中第1話)
※インタビュアー:川上達史(テンミニッツ・アカデミー編集長)
鶴間和幸
学習院大学名誉教授
収録日:2026/06/16
追加日:2026/07/06
10

アメリカ人の心を震わせた20歳の日系二世・三上弘文の翻訳

大統領に告ぐ…硫黄島からの手紙の真実(2)翻訳に込めた日米の架け橋への夢
「ルーズベルトに与ふる書」を書き上げた海軍少将・市丸利之助は、部下の三上弘之に翻訳を命じる。三上はハワイ生まれの日系二世で、当時20歳の青年であった。「日米の懸け橋」になることが夢だった三上は、まことに格調高い英文に仕上げる。しかも、日本人の想いをまっすぐに届けるべく市丸が記した厳しい言葉を、あくまでアメリカ人の気持ちにストンと落ちるように、苦心しながら見事な工夫をほどこして訳していったのである。これまで謎の存在であった三上弘之。だが、今回の書籍執筆の取材のなかで、ハワイ在住の三上の妹への取材も叶い、その人物像が明確に浮かび上がってきた。(全4話中第2話)
※インタビュアー:川上達史(テンミニッツ・アカデミー編集長)
門田隆将
作家 ジャーナリスト
収録日:2025/07/09
追加日:2025/08/05
11

なぜ組織に「心理学」が必要か?多様化と個の時代の処方箋

組織心理学とは何か~『武器としての組織心理学』と概論
組織のモチベーションやパフォーマンスをあげるために、「組織心理学」が注目されている。なぜ組織に「心理学」が必要なのかといえば、組織が人で構成され、人は心に左右されるからだ。妬みや温度差などのネガティブな感情が及ぼす影響も含め、学校や企業など、組織間の人間関係の問題に迫っていく。
※インタビュアー:川上達史(テンミニッツTV編集長)
山浦一保
立命館大学 スポーツ健康科学部 教授 博士(学術:広島大学)
収録日:2023/06/21
追加日:2023/10/27
12

悲惨な末路につながった東條英機内閣での兼職と省庁再編

近現代史に学ぶ、日本の成功・失敗の本質(6)東條内閣で行われた行政改革
近衛内閣から無任所大臣の活用という発想を受け継いだ東條内閣。その東條内閣で進められたのは「兼職」と「省庁再編」だった。これは結果として、日本が悲惨な末路をたどることにつながったのだが、それはなぜか。(全9話中第6話)
※インタビュアー:川上達史(テンミニッツTV編集長)
片山杜秀
慶應義塾大学法学部教授 音楽評論家
収録日:2021/05/31
追加日:2021/09/08
13

ソ連軍から在留日本人4万人を守れ…内蒙古での「戦後」の激闘

昭和の名将・根本博…内蒙古・終戦後の戦い(1)軍人の本義を貫いた根本博中将
日本陸軍の中国専門家として活躍した根本博中将は、昭和19年(1944年)11月、対ソ戦を見据えて駐蒙軍司令官に就任した。当時、彼の赴任した内蒙古には4万人もの日本人居留民が暮らしていた。昭和20年(1945年)8月、ソ連軍が日ソ中立条約を破って侵攻を開始した際、根本は軍上層部からの「武装解除命令」に抗い、日本人居留民を守るための「戦後の戦い」への決断を下す。今回のシリーズ講義では、徹底した事前準備と毅然たる決断によって多くの同胞の命を救い、国民を守るという軍人の本義を貫いた根本の行動の真相と、その緊迫したやりとりの舞台裏に迫る。(全4話中第1話)
※インタビュアー:川上達史(テンミニッツ・アカデミー編集長)
対談 | 門田隆将早坂隆
収録日:2019/07/30
追加日:2026/07/23
14

驚きの中国史~「中国史はつまらない」という通説の裏の波乱の真実

中国史概説~『皇帝たちの中国』を読む(1)なぜ「中国史はつまらない」のか?
今回の宮脇淳子先生の講義では、宮脇先生の夫君でいらっしゃった故・岡田英弘先生の『皇帝たちの中国』を紹介しつつ、そこで示された「中国の本質」を解説していく。まさに、目からウロコが落ちる中国史概説である。この『皇帝たちの中国』は、中国史の本であるにもかかわらず、「中国史はつまらない。これが通り相場である」という衝撃的な書き出しから始まる。まず第1話では、それはなぜなのかを解き明かす。その理由がわかると、正史的な中国史と、真実の中国史の違いが明快に見えてくる。そうしてこそはじめて、「人間らしい人間」が、激動の歴史の流れのなかで紡いでいく歴史として再現されるのである。(全4話中第1話)
※インタビュアー:川上達史(テンミニッツ・アカデミー編集長)
宮脇淳子
公益財団法人東洋文庫研究員
収録日:2019/07/23
追加日:2026/06/28
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独裁ができない戦前日本…大日本帝国憲法とシラスの論理

戦前日本の「未完のファシズム」と現代(1)シラス論と日本の政治
日本は明治以降、どのような考え方で近代国家をつくり、結果として昭和の敗戦を招いてしまったのか。実は、戦前の日本は非常に強権的で、国家主義的で、帝国主義的であるという歴史観は、あまり正しくはない。大日本帝国憲法も、今、大いに誤解されている。戦前の日本は「独裁ができない仕組み」になっていたのだ。手がかりとなるのは、天皇の「シラス」の論理による統治である。大日本帝国憲法の下で目指されたのは「シラス」による王政復古と文明開化の両立だった。(2020年2月26日開催:日本ビジネス協会JBCインタラクティブセミナー講演「戦前日本の『未完のファシズム』と現代」より9話中1話)
片山杜秀
慶應義塾大学法学部教授 音楽評論家
収録日:2020/02/26
追加日:2020/06/16
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消極的自由と積極的自由?…なぜ自由主義がわかりづらいか

日本人が知らない自由主義の歴史~前編(1)そもそも「自由主義」とは何か
近代社会をつくり、現代にまで続く「自由主義」思想。この「自由主義」は、その言葉についても意味についても、意外なほどきちんと理解されていない。現代の日本では、まったく正反対とも思える主張について「リベラル」という言葉で語られることもある。実は、それはそれで経緯からすると正しい部分もあるというが、とてもわかりづらいのも事実だ。世界的にも重要な「自由主義」の歴史を、きちんと知っておく必要がある。そこで本講座では、「自由主義とは本当はどういうものなのか」について解説する。まずはその自由主義の基本を見ていこう。(全7話中1話)
※インタビュアー:川上達史(テンミニッツTV編集長)
柿埜真吾
経済学者 思想史家
収録日:2022/07/01
追加日:2023/04/18
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地政学をわかりやすく解説…地政学の「3つの柱」とは?

地政学入門 歴史と理論編(1)地政学とは何か
国際政治を地理の観点からひも解く「地政学」という学問。近年、耳にすることも多くなった分野だが、どのような手法や意義を持った学問であるかを学ぶ機会は少ない。その基礎から学ぶことのできる今回のシリーズ。まず第1話では、地政学の「3つの柱」を中心に、その骨子となる視座を解説する。(全7話中第1話)
※インタビュアー:川上達史(テンミニッツTV編集長)
小原雅博
東京大学名誉教授
収録日:2024/03/27
追加日:2024/04/30
18

「国共内戦」危機の台湾…根本博の密航と涙で迎えた中国人将軍

昭和の名将・根本博…台湾での恩義の戦い(1)危機の台湾への密航
国共内戦で、蒋介石軍は共産党軍に押され敗走に次ぐ敗走に陥った。その窮地に、元陸軍中将の根本博は台湾へ渡る決意を固める。終戦時に、蒋介石政府による邦人送還の恩義を返すためである。当時、日本はGHQの支配下にあり復員軍人は厳しく監視されていたが、根本は釣りの装いで家を出て密航を敢行する。資金難の中、粗末な焼玉船で死線を越え、二度の座礁という危機を乗り越えて台湾へたどり着くが、密航者として逮捕され投獄されてしまう。その後、根本はどうなったのか。『この命、義に捧ぐ 台湾を救った陸軍中将根本博の奇跡』の著者・門田氏が当時の緊迫した状況を赤裸々に語る。(全5話中第1話)
※インタビュアー:川上達史(テンミニッツ・アカデミー編集長)
対談 | 門田隆将早坂隆
収録日:2019/07/30
追加日:2026/08/06
19

満洲で「五族協和」に命を懸けた小澤征爾の父・小澤開作

小澤開作と満洲事変・日中戦争(1)少年時代の苦労と五族協和の夢
小澤開作は、彫刻家の小澤克己氏、口承文芸学者の小澤俊夫氏、指揮者の小澤征爾氏、俳優でエッセイストの小澤幹雄氏の四兄弟の父だが、実は満洲事変当時、満洲在住の日本人として「五族協和」の実現のために奮闘し、さらに日中戦争期には「日中友好」実現のためにすべてを懸けて活動した人物であった。小澤開作の行動と考えを見ていくと、昭和の日本人が何を考えていたのか、また、昭和史の真実とは何かが見えてくる。第1話は、山梨に生まれた小澤開作の「原点」を探る。「五族協和」への夢の原点には、皆で助け合わねば何もできないという「結」の考え方があった(全10話中第1話)
※インタビュアー:川上達史(テンミニッツTV編集長)
小澤俊夫
小澤昔ばなし研究所所長 筑波大学名誉教授
収録日:2019/10/09
追加日:2020/09/14
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AIでは「思考の三位一体」が成立しない…考えるとは?

AI時代と人間の再定義(1)AIは思考するのか
AIは考えているのか、考えていないのか――この問いについて議論する前に、そもそも「考える」とは何なのかという大問題がある。この問題について、マルクス・ガブリエル氏は身体と結びつけて「考覚」という表現で考えている。ではAIにとって「考える」こと、思考をどう捉えればいいのか。そこで今回から「AI時代と人間の再定義」というテーマで、7回にわたって講義を進めていく。第1話では、AIと人間の思考の違いについて議論を深めていく。(2025年7月12日開催:早稲田大学Life Redesign College〈LRC〉講座より、全7話中第1話)
※司会者:川上達史(テンミニッツ・アカデミー編集長)
中島隆博
東京大学東洋文化研究所教授
収録日:2025/07/12
追加日:2026/01/23