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このように投資にお金を回せば、社会課題も解決できる

このように投資にお金を回せば、社会課題も解決できる

お金の回し方…日本の死蔵マネー活用法(6)日本の課題解決にお金を回す

国内でいかにお金を生み、循環させるべきか。既存の大量資金を社会課題解決に向けて循環させるための方策はあるのか。日本の財政・金融政策を振り返りつつ、産業育成や教育投資、助け合う金融の再構築を通した、バランスの取れ...
収録日:2024/12/04
追加日:2025/03/29
養田功一郎
三井住友DSアセットマネジメント株式会社 執行役員
2

デモクラシーは大丈夫か…ポピュリズムの「反多元性」問題

デモクラシーは大丈夫か…ポピュリズムの「反多元性」問題

危機のデモクラシー…公共哲学から考える(1)ポピュリズムの台頭と社会の分断化

ショーヴィニズム(排外主義)、反エリート主義、反多元性を特徴とする政治勢力が台頭するなどポピュリズムと呼ばれる動きが活発化する中、「デモクラシーは大丈夫なのか」という危惧がかなり強まっている。アメリカのトランプ...
収録日:2024/09/11
追加日:2025/03/28
齋藤純一
早稲田大学政治経済学術院政治経済学部教授
3

日本の働き方の大問題~第2の人生を明るくする方策は

日本の働き方の大問題~第2の人生を明るくする方策は

編集部ラジオ2025(4)「壁」ばかりの労働市場をどうする?

日本では、2040年に働き手不足が1100万人になるといわれています。しかしその一方で、定年後の「労働市場」は、まことにお寒い限りです。
2025年4月の高年齢者雇用安定法改正で、企業には『雇用を希望する65歳までの労働...
収録日:2025/02/05
追加日:2025/03/26
テンミニッツTV編集部
教養動画メディア
4

 「知識の爆発」の時代、不可欠なのは世界の全体像の把握

「知識の爆発」の時代、不可欠なのは世界の全体像の把握

知識の構造化のために(1)テンミニッツTVの問題意識

現在の世界において、世界の全体像を把握するのは非常に困難である。知識の爆発が起き、専門家でさえ、状況を網羅的に理解するのが不可能になっている。その際に有効な方法は、各分野において信頼できる専門家を複数見つけ、そ...
収録日:2019/07/19
追加日:2019/09/01
5

大谷翔平選手に天の配剤…花巻東高校での貴重な経験を糧に

大谷翔平選手に天の配剤…花巻東高校での貴重な経験を糧に

大谷翔平の育て方・育ち方(1)花巻東高校までの歩み

大谷翔平選手は今や野球界だけでなく世界中のスポーツ界の象徴的存在だが、本人は「自分も最初からこの体と技術があったわけではない」と努力と練習の成果を強調している。いったいどんな出会いやプロセスが彼を育ててきたのか...
収録日:2024/11/28
追加日:2025/03/03
桑原晃弥
経済・経営ジャーナリスト
6

縄文文化と弥生文化を分ける「4つの文化説」に迫る

縄文文化と弥生文化を分ける「4つの文化説」に迫る

弥生人の実態~研究結果が明かす生活と文化(2)「4つの文化説」で考える弥生文化

縄文文化や弥生文化の区分は日本全体で一枚岩ではない。特に沖縄と北海道といった独自の文化を築いた地域はその区分には当てはまらず、また本州も地域ごとに異なる区分を持つ可能性がある。今回はこれまでの3つの文化説に対して...
収録日:2024/07/29
追加日:2025/03/26
藤尾慎一郎
国立歴史民俗博物館 名誉教授
7

気候正義という問題…野心的な気候変動目標は得なのか

気候正義という問題…野心的な気候変動目標は得なのか

水から考える「持続可能」な未来(4)前途多難社会から持続可能社会へ

気候変動に対処するべく持続可能な社会の実現が求められるが、実は世界はそうではない「前途多難社会」に向かっている。そうした中、どのようにして私たちは持続可能な社会づくりへと舵を取ることができるのだろうか。企業活動...
収録日:2024/09/14
追加日:2025/03/27
沖大幹
東京大学大学院工学系研究科 教授
8

トランプの動きを止められるのは?グローバル環境の現在地

トランプの動きを止められるのは?グローバル環境の現在地

グローバル環境の変化と日本の課題(1)世界の貿易・投資の構造変化

アメリカでは再びトランプ氏が大統領に就任し、アメリカ・ファーストのもと大型関税に舵を切る一方、中国は過剰な輸出体制を取っている。加えて、気候変動を踏まえたサステナビリティの議論も進むグローバル環境において、日本...
収録日:2025/01/17
追加日:2025/03/04
石黒憲彦
独立行政法人日本貿易振興機構(JETRO)理事長
9

日本凋落の「7つの要因」と「10の復活大戦略」

日本凋落の「7つの要因」と「10の復活大戦略」

2025年、どん底日本を脱却する大戦略(2)2025年に日本はどん底に落ちるか?

かねて島田晴雄先生は「40年周期説」を述べてこられた。1865年頃は、幕末の動乱期のどん底。そこから40年を経た1905年は、日本が日露戦争に勝利した年。しかし1945年に、日本は第二次世界大戦の敗戦で再びどん底に。1985年は日...
収録日:2025/01/21
追加日:2025/02/06
島田晴雄
慶應義塾大学名誉教授
10

歴史に教訓あり――東西の知恵を融合させた経営論を学ぶ

歴史に教訓あり――東西の知恵を融合させた経営論を学ぶ

オリエント 東西の戦略史と現代経営論に学ぶ(1)ビジネスのヒントは歴史にあり

戦争からビジネスへと競争の舞台が移った現代社会。最先端テクノロジーは日進月歩の進展を遂げているが、ビジネスの普遍的なヒントは歴史の中にある。東洋と西洋の知恵を融合させた経営論としてまとめた書籍『オリエント 東西...
収録日:2024/09/17
追加日:2024/12/13
三谷宏治
KIT(金沢工業大学)虎ノ門大学院 教授
11

日本人全員ではない…日本的雇用慣行のターゲットは誰?

日本人全員ではない…日本的雇用慣行のターゲットは誰?

第2の人生を明るくする労働市場改革(2)前提が崩れた日本的雇用慣行

終身雇用、年功序列型賃金といった日本的雇用慣行は、高度経済成長期の日本を支える推進力となった。しかし、経済の停滞や若年層の減少といった状況の現代日本とはミスマッチを起こしている。前提が崩れた中で制度だけが残存す...
収録日:2024/08/03
追加日:2025/02/14
宮本弘曉
一橋大学経済研究所教授
12

三四郎はストレイシープ!? 漱石が描いた世間との矛盾とは

三四郎はストレイシープ!? 漱石が描いた世間との矛盾とは

いま夏目漱石の前期三部作を読む(4)『三四郎』で描かれた世間との矛盾

『三四郎』に登場する広田先生は「偉大なる暗闇」として描かれているが、高い知性を持ちながらも社会的評価が得られない知識人の孤高を絶妙に捉えている。そして、この対極として登場する庶民の人妻に三四郎は翻弄され、「スト...
収録日:2024/12/02
追加日:2025/03/23
與那覇潤
評論家
13

「ブッダに帰れ」――禅とは己事究明の道

「ブッダに帰れ」――禅とは己事究明の道

禅とは何か~禅と仏教の心(2)仏典漢訳から日本仏教へ

禅とは己事究明の道であるとして、本当の己は何かを究明していく。インドから伝わった仏教を中国が受容するには仏典漢訳の手続きがあり、経典のことばを尊ぶ傾向が生まれる。経典よりブッダ自身に学ぼうとしたのが禅の芽生えで...
収録日:2024/08/09
追加日:2025/01/20
藤田一照
曹洞宗僧侶
14

薬局調剤医療費の「莫大なムダ」はいかに発生しているか

薬局調剤医療費の「莫大なムダ」はいかに発生しているか

緊急提言・社会保障改革(2)調剤医療費8兆円のカラクリ

令和7年度予算をめぐる国会審議では、国民民主党が提起した「103万円の壁」問題と、日本維新の会が提起した「高校授業料無償化」に大きな注目が集まった。結果的に、少数野党となった自民党・公明党が維新の会と三党合意を結び...
収録日:2025/03/06
追加日:2025/03/15
15

異端の経済学者…ドイツ歴史学派、社会主義、マルクス主義

異端の経済学者…ドイツ歴史学派、社会主義、マルクス主義

本当によくわかる経済学史(5)古典派を批判した異端者たち

古典派経済学が一世を風靡した時代には、それに批判的な意見も登場する。それが、ドイツ歴史学派や、社会主義、マルクス主義といわれるグループだった。これらの考え方は今でも根強く残っているのだが、やはり「異端」であって...
収録日:2022/06/08
追加日:2022/12/14
柿埜真吾
経済学者
16

電子カルテ、山火事分析、品質管理…世界の生成AI活用事例

電子カルテ、山火事分析、品質管理…世界の生成AI活用事例

生成AI「Round 2」への向き合い方(7)世界と日本の生成AI適用事例

スポーツや医療、災害対策など、さまざまな領域で活用されている生成AI。日々進化する生成AIの適用範囲は拡大を続けているが、今回はその世界的な活用事例を取り上げるとともに、社内の事務処理にとどまらずコールセンターのよ...
収録日:2024/11/05
追加日:2025/02/04
渡辺宣彦
日本マイクロソフト株式会社 執行役員常務 エンタープライズ事業本部長
17

刀鍛冶の仕事に欠かせない「和鉄」の魅力…洋鉄との違い

刀鍛冶の仕事に欠かせない「和鉄」の魅力…洋鉄との違い

刀匠・松田次泰に聞く―至高の美と強さ(1)和鉄とたたら

良い刀をつくるためには、徹底して素材にこだわる必要がある。刀匠・松田次泰氏は刀工の道に入って40年たつというが、「刀鍛冶の仕事の半分は鉄づくりにかかっている」とも語っている。原料となる「和鉄」とは、どんなものか。...
収録日:2017/03/22
追加日:2017/12/11
18

徳川家康の「天下泰平」デザインとは?先人達の失敗に学ぶ

徳川家康の「天下泰平」デザインとは?先人達の失敗に学ぶ

徳川家康の果断と深謀~指導者論と組織論(1)率先し陣頭指揮する

江戸時代の「天下泰平」はいかに実現したのか。徳川幕府は約260年続いたが、武家政治としては源氏も北条氏も足利氏も実現できなかった長さを誇る。それを可能にしたのは、関ケ原の戦いに勝利したからではなく、徳川家康による国...
収録日:2022/09/14
追加日:2022/11/29
片山杜秀
慶應義塾大学法学部教授
19

「ABC分析」という手法から仮説・実験・検証を行う

「ABC分析」という手法から仮説・実験・検証を行う

人の行動の「なぜ」を読み解く行動分析学(2)ABC分析

行動分析学では、行動と環境の関係性が行動を変える要因となると考える。その関係性により、行動は強化されるか消去されるかが変わってくる。それを分析する手法が「ABC分析」だ。島宗理氏が、ある学生が「なぜ服が片付けられな...
収録日:2019/02/21
追加日:2019/08/22
島宗理
法政大学文学部心理学科教授
20

ビスマルク…ドイツの「鉄血宰相」のイメージは間違い?

ビスマルク…ドイツの「鉄血宰相」のイメージは間違い?

独裁の世界史~ビスマルク編(1)ドイツ帝国の水先案内人

19世紀ヨーロッパを代表する政治家ビスマルク。しかし、その評価は「鉄血宰相」「誠実なる仲買人」「白色革命家」など、さまざまな異名に彩られ、真の姿が見えてこない。彼は果たしてドイツの独裁者だったのか。また、その政治...
収録日:2020/01/10
追加日:2021/01/22
本村凌二
東京大学名誉教授

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1

目標達成シートに注目!大谷翔平選手成功の鍵は考える習慣

目標達成シートに注目!大谷翔平選手成功の鍵は考える習慣

大谷翔平の育て方・育ち方(4)高校時代の師の教えと目標達成シート

「球場の一番高いマウンドに立つ人間は、みんなが一番嫌がる仕事をしなさい」――これは花巻東高校時代に佐々木洋監督からいわれた言葉だが、野球のことだけでなく、こうした人間性に関わる教えの数々がその後の大谷翔平選手を作...
収録日:2024/11/28
追加日:2025/03/24
桑原晃弥
経済・経営ジャーナリスト
2

悪循環を壊すラストチャンス、攻めの経営への4つの兆候

悪循環を壊すラストチャンス、攻めの経営への4つの兆候

グローバル環境の変化と日本の課題(4)攻めの経営に向けた構造変化

我慢の経営から攻めの経営へ――この30年間で染み付いた日本企業の我慢の経営体質。これからのグローバル経済に対応するためには、攻めの経営に転じる必要がある。その呼び水となる兆候はすでに出てきている。今起きつつある日本...
収録日:2025/01/17
追加日:2025/03/25
石黒憲彦
独立行政法人日本貿易振興機構(JETRO)理事長
3

日本の働き方の大問題~第2の人生を明るくする方策は

日本の働き方の大問題~第2の人生を明るくする方策は

編集部ラジオ2025(4)「壁」ばかりの労働市場をどうする?

日本では、2040年に働き手不足が1100万人になるといわれています。しかしその一方で、定年後の「労働市場」は、まことにお寒い限りです。
2025年4月の高年齢者雇用安定法改正で、企業には『雇用を希望する65歳までの労働...
収録日:2025/02/05
追加日:2025/03/26
テンミニッツTV編集部
教養動画メディア
4

三四郎はストレイシープ!? 漱石が描いた世間との矛盾とは

三四郎はストレイシープ!? 漱石が描いた世間との矛盾とは

いま夏目漱石の前期三部作を読む(4)『三四郎』で描かれた世間との矛盾

『三四郎』に登場する広田先生は「偉大なる暗闇」として描かれているが、高い知性を持ちながらも社会的評価が得られない知識人の孤高を絶妙に捉えている。そして、この対極として登場する庶民の人妻に三四郎は翻弄され、「スト...
収録日:2024/12/02
追加日:2025/03/23
與那覇潤
評論家
5

「実質所得低迷」の構造的要因と「緊縮財政」の歴史的悲劇

「実質所得低迷」の構造的要因と「緊縮財政」の歴史的悲劇

お金の回し方…日本の死蔵マネー活用法(5)円安と実質所得低迷の構造的要因

日本国内でのお金の回りが芳しくない一方、海外への資金流出が強まっている。そこに日本経済の構造的課題と円安の要因が見え隠れする。今回はそれらを掘り下げるとともに、過去の緊縮財政が引き起こした悲劇も振り返りながらイ...
収録日:2024/12/04
追加日:2025/03/22
養田功一郎
三井住友DSアセットマネジメント株式会社 執行役員
6

縄文文化と弥生文化を分ける「4つの文化説」に迫る

縄文文化と弥生文化を分ける「4つの文化説」に迫る

弥生人の実態~研究結果が明かす生活と文化(2)「4つの文化説」で考える弥生文化

縄文文化や弥生文化の区分は日本全体で一枚岩ではない。特に沖縄と北海道といった独自の文化を築いた地域はその区分には当てはまらず、また本州も地域ごとに異なる区分を持つ可能性がある。今回はこれまでの3つの文化説に対して...
収録日:2024/07/29
追加日:2025/03/26
藤尾慎一郎
国立歴史民俗博物館 名誉教授
7

気候正義という問題…野心的な気候変動目標は得なのか

気候正義という問題…野心的な気候変動目標は得なのか

水から考える「持続可能」な未来(4)前途多難社会から持続可能社会へ

気候変動に対処するべく持続可能な社会の実現が求められるが、実は世界はそうではない「前途多難社会」に向かっている。そうした中、どのようにして私たちは持続可能な社会づくりへと舵を取ることができるのだろうか。企業活動...
収録日:2024/09/14
追加日:2025/03/27
沖大幹
東京大学大学院工学系研究科 教授
8

デモクラシーは大丈夫か…ポピュリズムの「反多元性」問題

デモクラシーは大丈夫か…ポピュリズムの「反多元性」問題

危機のデモクラシー…公共哲学から考える(1)ポピュリズムの台頭と社会の分断化

ショーヴィニズム(排外主義)、反エリート主義、反多元性を特徴とする政治勢力が台頭するなどポピュリズムと呼ばれる動きが活発化する中、「デモクラシーは大丈夫なのか」という危惧がかなり強まっている。アメリカのトランプ...
収録日:2024/09/11
追加日:2025/03/28
齋藤純一
早稲田大学政治経済学術院政治経済学部教授
9

生成AIの利活用に格差…世界の導入事情と日本の現状

生成AIの利活用に格差…世界の導入事情と日本の現状

生成AI「Round 2」への向き合い方(1)生成AI導入の現在地

日進月歩の進化を遂げている生成AIは、私たちの生活や仕事の欠かせないパートナーになりつつある。企業における生成AI技術の利用に焦点をあてる今シリーズ。まずは世界的な生成AIの導入事情から、日本の現在地を確認しよう。(...
収録日:2024/11/05
追加日:2024/12/24
渡辺宣彦
日本マイクロソフト株式会社 執行役員常務 エンタープライズ事業本部長
10

メンバーシップ型からジョブ型へ、日本的雇用を変えるには

メンバーシップ型からジョブ型へ、日本的雇用を変えるには

第2の人生を明るくする労働市場改革(7)国民を豊かにするグランドデザイン

「メンバーシップ型雇用からジョブ型雇用へ移行させる」「労働分配率を上げる」…流動的な労働市場を実現する上での諸問題や日本の課題について、会場から数々の質問が寄せられたが、いずれも大事な課題ばかり。どのように考えれ...
収録日:2024/08/03
追加日:2025/03/21
宮本弘曉
一橋大学経済研究所教授
11

 「知識の爆発」の時代、不可欠なのは世界の全体像の把握

「知識の爆発」の時代、不可欠なのは世界の全体像の把握

知識の構造化のために(1)テンミニッツTVの問題意識

現在の世界において、世界の全体像を把握するのは非常に困難である。知識の爆発が起き、専門家でさえ、状況を網羅的に理解するのが不可能になっている。その際に有効な方法は、各分野において信頼できる専門家を複数見つけ、そ...
収録日:2019/07/19
追加日:2019/09/01
12

国民医療費の膨張と現役世代の巨額の「負担」

国民医療費の膨張と現役世代の巨額の「負担」

緊急提言・社会保障改革(1)国民負担の軽減は実現するか

令和7年度予算をめぐる国会審議では、国民民主党が提起した「103万円の壁」問題と、日本維新の会が提起した「高校授業料無償化」に大きな注目が集まった。結果的に、少数野党となった自民党・公明党が維新の会と三党合意を結び...
収録日:2025/03/06
追加日:2025/03/15
13

喜多川歌麿の美人画が革新的だったわけ…蔦重の戦略とは

喜多川歌麿の美人画が革新的だったわけ…蔦重の戦略とは

「江戸のメディア王」蔦屋重三郎の生涯(7)逆境を逆手にとった錦絵

さまざまな出版物のなかでも当時の花形だったのが、多色刷りの浮世絵である錦絵だ。さらなる躍進を目論む蔦重も、当然その錦絵に目をつけていたが、その参入の契機となったのは出版規制が厳しくなった松平定信時代だった。逆境...
収録日:2024/11/06
追加日:2025/02/20
堀口茉純
歴史作家
14

ヒトの進化史を文明の発展の時間軸から考える

ヒトの進化史を文明の発展の時間軸から考える

進化的人間考~ヒトの性質と異様な現代社会(1)進化のスパンと現在の人間生活

現代人が直面する諸問題には、個人が原因というより、社会や環境によるとみなすしかないことも多い。しかし、社会も文明も、われわれ自身がつくりあげてきたものだ。まずは、人類が育ってきた環境を振り返ってみよう。進化の長...
収録日:2024/06/12
追加日:2025/01/17
長谷川眞理子
日本芸術文化振興会理事長
15

日本発!危機の時代に始動する世界哲学プロジェクトの意義

日本発!危機の時代に始動する世界哲学プロジェクトの意義

世界哲学のすすめ(1)世界哲学プロジェクト

「世界哲学」構築に向けた動きが始まっている。西洋中心に発展してきた哲学を根本から組み替え、より普遍的で多元的な哲学の営みを創出するための、日本独自のプロジェクトである。そのきっかけは、ちくま新書『世界哲学史』8巻...
収録日:2024/09/06
追加日:2025/01/15
納富信留
東京大学大学院人文社会系研究科 研究科長・文学部部長・教授
16

歴史はファクトフルであると同時にパストフルである

歴史はファクトフルであると同時にパストフルである

「逆・タイムマシン経営論」で磨く経営センス(3)歴史は最高の教材

フランスを代表する哲学者・モンテーニュは、迫り来るペストの脅威の中、いつもと同じように農作業に精を出す農夫の姿を見て、我に返ったという。現代を憂い、未来を予測して落胆するのが人間の性、思考の癖であると理解した上...
収録日:2020/09/18
追加日:2020/11/05
楠木建
一橋大学大学院 経営管理研究科 国際企業戦略専攻 特任教授
17

日本凋落の「7つの要因」と「10の復活大戦略」

日本凋落の「7つの要因」と「10の復活大戦略」

2025年、どん底日本を脱却する大戦略(2)2025年に日本はどん底に落ちるか?

かねて島田晴雄先生は「40年周期説」を述べてこられた。1865年頃は、幕末の動乱期のどん底。そこから40年を経た1905年は、日本が日露戦争に勝利した年。しかし1945年に、日本は第二次世界大戦の敗戦で再びどん底に。1985年は日...
収録日:2025/01/21
追加日:2025/02/06
島田晴雄
慶應義塾大学名誉教授
18

大谷翔平と石原裕次郎に見る「人間的魅力」の本質とは?

大谷翔平と石原裕次郎に見る「人間的魅力」の本質とは?

大谷翔平と石原裕次郎「好かれる男」の共通点

大リーグで活躍する大谷翔平選手。そんな大谷選手を最初に見たとき、本村凌二氏は「あ、これは石原裕次郎と似ている眼だな」と思ったという。しかも両者ともに、周りの人びとからすごく好かれているのが伝わってくる。それは、...
収録日:2021/07/16
追加日:2021/08/18
本村凌二
東京大学名誉教授
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自発性を重んじる――藤田一照師が禅と仏教の心を説く

自発性を重んじる――藤田一照師が禅と仏教の心を説く

禅とは何か~禅と仏教の心(1)アメリカの禅と日本の禅

大学院を中退して禅の道に進み、アメリカ東海岸で18年間禅堂を開いた藤田一照師に、禅と仏教の心について話を聞いていく。アメリカの禅にはすでに百年近い歴史があり、最初に鈴木大拙が伝えたといわれている。その後、一時はカ...
収録日:2024/08/09
追加日:2025/01/13
藤田一照
曹洞宗僧侶
20

歴史に教訓あり――東西の知恵を融合させた経営論を学ぶ

歴史に教訓あり――東西の知恵を融合させた経営論を学ぶ

オリエント 東西の戦略史と現代経営論に学ぶ(1)ビジネスのヒントは歴史にあり

戦争からビジネスへと競争の舞台が移った現代社会。最先端テクノロジーは日進月歩の進展を遂げているが、ビジネスの普遍的なヒントは歴史の中にある。東洋と西洋の知恵を融合させた経営論としてまとめた書籍『オリエント 東西...
収録日:2024/09/17
追加日:2024/12/13
三谷宏治
KIT(金沢工業大学)虎ノ門大学院 教授

ランキング

1

トランプの動きを止められるのは?グローバル環境の現在地

トランプの動きを止められるのは?グローバル環境の現在地

グローバル環境の変化と日本の課題(1)世界の貿易・投資の構造変化

アメリカでは再びトランプ氏が大統領に就任し、アメリカ・ファーストのもと大型関税に舵を切る一方、中国は過剰な輸出体制を取っている。加えて、気候変動を踏まえたサステナビリティの議論も進むグローバル環境において、日本...
収録日:2025/01/17
追加日:2025/03/04
石黒憲彦
独立行政法人日本貿易振興機構(JETRO)理事長
2

なぜ銀行が国債を買うとお金の総量が増えるのか

なぜ銀行が国債を買うとお金の総量が増えるのか

お金の回し方…日本の死蔵マネー活用法(2)お金の総量と国債…残念なブタ積み

社会に流通するお金の総量を司っているのは日本銀行券を発行する日銀だと、一般には思われているかもしれない。しかし、日銀がお金を生み出すその量はあくまで受動的に決定されており、その増減の鍵を握るのは人々の需要と民間...
収録日:2024/12/04
追加日:2025/03/01
養田功一郎
三井住友DSアセットマネジメント株式会社 執行役員
3

大谷翔平選手に天の配剤…花巻東高校での貴重な経験を糧に

大谷翔平選手に天の配剤…花巻東高校での貴重な経験を糧に

大谷翔平の育て方・育ち方(1)花巻東高校までの歩み

大谷翔平選手は今や野球界だけでなく世界中のスポーツ界の象徴的存在だが、本人は「自分も最初からこの体と技術があったわけではない」と努力と練習の成果を強調している。いったいどんな出会いやプロセスが彼を育ててきたのか...
収録日:2024/11/28
追加日:2025/03/03
桑原晃弥
経済・経営ジャーナリスト
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修善寺の大患…反知性主義の時代に夏目漱石を読み直す意味

修善寺の大患…反知性主義の時代に夏目漱石を読み直す意味

いま夏目漱石の前期三部作を読む(1)夏目漱石を読み直す意味

反知性主義が跋扈する現代社会。21世紀も四半世紀が過ぎ、知性で社会を理解しようとすればするほど葛藤が生まれるこの時代、日本人にとってはもう一度読み直すべき作家が夏目漱石ではないだろうか。実は1世紀以上前の明治の終...
収録日:2024/12/02
追加日:2025/03/02
與那覇潤
評論家
5

生成AIの利活用に格差…世界の導入事情と日本の現状

生成AIの利活用に格差…世界の導入事情と日本の現状

生成AI「Round 2」への向き合い方(1)生成AI導入の現在地

日進月歩の進化を遂げている生成AIは、私たちの生活や仕事の欠かせないパートナーになりつつある。企業における生成AI技術の利用に焦点をあてる今シリーズ。まずは世界的な生成AIの導入事情から、日本の現在地を確認しよう。(...
収録日:2024/11/05
追加日:2024/12/24
渡辺宣彦
日本マイクロソフト株式会社 執行役員常務 エンタープライズ事業本部長
6

勤続年数が長いほど生産性は低い…労働市場の流動化が急務

勤続年数が長いほど生産性は低い…労働市場の流動化が急務

第2の人生を明るくする労働市場改革(4)求められる流動的な労働市場

テクノロジーの進歩やグリーン化に伴う労働環境の変化への対応は、若年層からシニア層まで全ての働き手が向き合わなければならない。重要なのは、日本の労働市場がもっと流動化することだ。つまり、「流動的な労働市場」が生産...
収録日:2024/08/03
追加日:2025/02/28
宮本弘曉
一橋大学経済研究所教授
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国民医療費の膨張と現役世代の巨額の「負担」

国民医療費の膨張と現役世代の巨額の「負担」

緊急提言・社会保障改革(1)国民負担の軽減は実現するか

令和7年度予算をめぐる国会審議では、国民民主党が提起した「103万円の壁」問題と、日本維新の会が提起した「高校授業料無償化」に大きな注目が集まった。結果的に、少数野党となった自民党・公明党が維新の会と三党合意を結び...
収録日:2025/03/06
追加日:2025/03/15
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最悪10メートル以上海面上昇…将来に禍根残す温暖化の影響

最悪10メートル以上海面上昇…将来に禍根残す温暖化の影響

水から考える「持続可能」な未来(1)気候変動の現在地

今や世界共通の喫緊の課題となっている地球温暖化。さらに、日本国内の上下水道など、インフラの問題も、これから大きな問題になっていく。地球環境からインフラまで、「持続可能」な未来をどうつくっていくのかについて、「水...
収録日:2024/09/14
追加日:2025/03/06
沖大幹
東京大学大学院工学系研究科 教授
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沈黙の臓器「膵臓」とは?2つの役割と疾患の種類

沈黙の臓器「膵臓」とは?2つの役割と疾患の種類

膵臓の病気~がんと治療の基礎知識(1)膵臓の役割と疾患

「沈黙の臓器」といわれる膵臓。聞いたことはあっても、その位置や形、役割については詳しく知る機会が多くないのではないだろうか。今シリーズでは、その膵臓の働きや、かかり得る疾患、治療の現在地について紹介する。まず今...
収録日:2024/07/19
追加日:2025/02/16
糸井隆夫
東京医科大学病院 消化器内科 主任教授
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なぜ弥生時代の始まりが600年も改まった?定説改訂の背景

なぜ弥生時代の始まりが600年も改まった?定説改訂の背景

弥生人の実態~研究結果が明かす生活と文化(1)弥生時代はいつ始まったのか

弥生時代の始まりが600年ほどさかのぼった――私たちがかつて教科書で習ってきた知識は日々の研究によって更新され、紀元前3世紀だった弥生時代の開始年代の定説が近年、測定法の洗練によって大幅に改められたのだ。その背景には...
収録日:2024/07/29
追加日:2025/03/19
藤尾慎一郎
国立歴史民俗博物館 名誉教授
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謎の絵師・東洲斎写楽を「役者絵」で起用した蔦重の思惑

謎の絵師・東洲斎写楽を「役者絵」で起用した蔦重の思惑

「江戸のメディア王」蔦屋重三郎の生涯(8)大首絵の成功と蔦重の最期

当時の出版界の花形である錦絵に参入した蔦屋重三郎は、錦絵のひとつである「大首絵」の製作にも着手。すると蔦重は、当時無名の写楽を起用し、デフォルメを効かせた大首絵で世間を驚かせた。出版界を上り詰めた蔦重は直後に病...
収録日:2024/11/06
追加日:2025/02/27
堀口茉純
歴史作家
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プラトンのアカデメイア…哲学の歴史に重要な場とメディア

プラトンのアカデメイア…哲学の歴史に重要な場とメディア

世界哲学のすすめ(8)哲学の組織

哲学は共同作業だと、世界哲学プロジェクトは考える。師匠と弟子、あるいは弟子同士が問いの共有のもと対話をしなければ、哲学伝統は後世に残らないからだ。そして、書き物を継承するための場としての役割を果たしたプラトンの...
収録日:2024/09/06
追加日:2025/03/05
納富信留
東京大学大学院人文社会系研究科 研究科長・文学部部長・教授
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日本の働き方の大問題~第2の人生を明るくする方策は

日本の働き方の大問題~第2の人生を明るくする方策は

編集部ラジオ2025(4)「壁」ばかりの労働市場をどうする?

日本では、2040年に働き手不足が1100万人になるといわれています。しかしその一方で、定年後の「労働市場」は、まことにお寒い限りです。
2025年4月の高年齢者雇用安定法改正で、企業には『雇用を希望する65歳までの労働...
収録日:2025/02/05
追加日:2025/03/26
テンミニッツTV編集部
教養動画メディア
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自発性を重んじる――藤田一照師が禅と仏教の心を説く

自発性を重んじる――藤田一照師が禅と仏教の心を説く

禅とは何か~禅と仏教の心(1)アメリカの禅と日本の禅

大学院を中退して禅の道に進み、アメリカ東海岸で18年間禅堂を開いた藤田一照師に、禅と仏教の心について話を聞いていく。アメリカの禅にはすでに百年近い歴史があり、最初に鈴木大拙が伝えたといわれている。その後、一時はカ...
収録日:2024/08/09
追加日:2025/01/13
藤田一照
曹洞宗僧侶
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消極的自由と積極的自由?…なぜ自由主義がわかりづらいか

消極的自由と積極的自由?…なぜ自由主義がわかりづらいか

日本人が知らない自由主義の歴史~前編(1)そもそも「自由主義」とは何か

近代社会をつくり、現代にまで続く「自由主義」思想。この「自由主義」は、その言葉についても意味についても、意外なほどきちんと理解されていない。現代の日本では、まったく正反対とも思える主張について「リベラル」という...
収録日:2022/07/01
追加日:2023/04/18
柿埜真吾
経済学者
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日本凋落の「7つの要因」と「10の復活大戦略」

日本凋落の「7つの要因」と「10の復活大戦略」

2025年、どん底日本を脱却する大戦略(1)日本が凋落した要因を総覧する

かねて島田晴雄先生は「40年周期説」を述べてこられた。1865年頃は、幕末の動乱期のどん底。そこから40年を経た1905年は、日本が日露戦争に勝利した年。しかし1945年に、日本は第二次世界大戦の敗戦で再びどん底に。1985年は日...
収録日:2025/01/21
追加日:2025/02/06
島田晴雄
慶應義塾大学名誉教授
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20億人以上が肥満…飽食の時代に大事な「選食力」3カ条

20億人以上が肥満…飽食の時代に大事な「選食力」3カ条

飽食時代の「選食」のススメ(1)選食の提唱と「食の多様性」

世界の肥満者数が増加の一途をたどり、偏食や低栄養などの問題も叫ばれている昨今。そんな飽食の時代に対応するための食への態度として堀江氏が提唱するのが、食事の質と量を見極める「選食」である。では選食とはいったいどの...
収録日:2023/05/23
追加日:2023/08/24
堀江重郎
順天堂大学医学部・大学院医学研究科 教授
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デモクラシーは大丈夫か…ポピュリズムの「反多元性」問題

デモクラシーは大丈夫か…ポピュリズムの「反多元性」問題

危機のデモクラシー…公共哲学から考える(1)ポピュリズムの台頭と社会の分断化

ショーヴィニズム(排外主義)、反エリート主義、反多元性を特徴とする政治勢力が台頭するなどポピュリズムと呼ばれる動きが活発化する中、「デモクラシーは大丈夫なのか」という危惧がかなり強まっている。アメリカのトランプ...
収録日:2024/09/11
追加日:2025/03/28
齋藤純一
早稲田大学政治経済学術院政治経済学部教授
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山、川、沼地、平地、4つの地形での戦い方に注意すべし

山、川、沼地、平地、4つの地形での戦い方に注意すべし

『孫子』を読む:行軍篇(1)4つの地形での戦い方:前編

山と水上(川)と沼地と平地、この4つの地形において、それぞれどのような戦い方に注意すればいいのか。『孫子』の9篇「行軍篇」について解説する今回のシリーズ第1話では、まず4つの地形のうち、山と水上(川)での戦い方につ...
収録日:2020/10/09
追加日:2025/01/05
田口佳史
東洋思想研究家
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「逆・タイムマシン経営論」は本質を見抜くための方法論

「逆・タイムマシン経営論」は本質を見抜くための方法論

「逆・タイムマシン経営論」で磨く経営センス(1)人口問題の本質

過去の新聞や雑誌を読み返すと、本質が見えてくることがある。例えば、昨今、大問題となっている人口減少は、実は戦前から、ついこの間まで、日本にとっては悲願だった。しかし、一度、それが達成されると、一転して人口減で日...
収録日:2020/09/18
追加日:2020/11/05
楠木建
一橋大学大学院 経営管理研究科 国際企業戦略専攻 特任教授