テンミニッツ・アカデミー|有識者による1話10分のオンライン講義
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ランキング

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10年以上世界最低だった日本人の睡眠時間と寝だめの問題

10年以上世界最低だった日本人の睡眠時間と寝だめの問題

睡眠から考える健康リスクと社会的時差ボケ(2)現代人の睡眠不足と社会的時差ボケ

世界的に睡眠時間の短さが指摘されてきた日本人だが、その傾向は今も続いている。最新の集計データをもとに、世界との比較や世代別の睡眠傾向を見ていく。夜型化による現代人の睡眠不足やリズムの乱れが社会的時差ボケとどのよ...
収録日:2025-01-17
追加日:2025/08/09
西多昌規
早稲田大学スポーツ科学学術院教授 早稲田大学睡眠研究所所長
2

大谷翔平選手に天の配剤…花巻東高校での貴重な経験を糧に

大谷翔平選手に天の配剤…花巻東高校での貴重な経験を糧に

大谷翔平の育て方・育ち方(1)花巻東高校までの歩み

大谷翔平選手は今や野球界だけでなく世界中のスポーツ界の象徴的存在だが、本人は「自分も最初からこの体と技術があったわけではない」と努力と練習の成果を強調している。いったいどんな出会いやプロセスが彼を育ててきたのか...
収録日:2024-11-28
追加日:2025/03/03
桑原晃弥
経済・経営ジャーナリスト
3

経済秩序や普遍的価値観を破壊し、軍事力行使も辞さぬ米国

経済秩序や普遍的価値観を破壊し、軍事力行使も辞さぬ米国

トランプ政権と「一寸先は闇」の国際秩序(1)国際秩序の転換点と既存秩序の崩壊

トランプ第2次政権の始動により、冷戦後の世界史は大きな転換点を迎えている。それは政治面のみにとどまらない国際秩序の転換点だとも言える。その象徴ともいえるのが、2025年6月のイランへの核施設攻撃であり、トランプ政権の...
収録日:2025-06-23
追加日:2025/08/07
佐橋亮
東京大学東洋文化研究所教授
4

トランプ政権が反DEI!?企業経営にとって重要な「DEI」とは

トランプ政権が反DEI!?企業経営にとって重要な「DEI」とは

DEIの重要性と企業経営(1)DEIへの注目と認知的DEIの効果

数年前から多くの企業が「DEI」を看板に掲げて企業経営をしていると山本勲氏はいう。DEIとは「Diversity, Equity, and Inclusion」のことだが、第2次トランプ政権が明確にこのDEIを否定する、つまり「反DEI」の政策を打つように...
収録日:2025-05-22
追加日:2025/08/08
山本勲
慶應義塾大学商学部教授
5

奇跡の史実…硫黄島の戦いと「ルーズベルトに与ふる書」

奇跡の史実…硫黄島の戦いと「ルーズベルトに与ふる書」

大統領に告ぐ…硫黄島からの手紙の真実(1)ルーズベルトに与ふる書

第二次世界大戦での日米の激闘の象徴ともいえる硫黄島。その戦いの中で生まれた奇跡のような物語があった。玉砕を前に、日本海軍の司令官・市丸利之助が米国大統領への手紙「ルーズベルトに与ふる書」を書き、ハワイ生まれの日...
収録日:2025-07-09
追加日:2025/08/01
門田隆将
作家 ジャーナリスト
6

アポロ11号は、なぜ月面に着陸できたか…米ソの開発競争

アポロ11号は、なぜ月面に着陸できたか…米ソの開発競争

未来を知るための宇宙開発の歴史(3)人類が宇宙へ飛び出す時代へ

宇宙開発は、無人の人工衛星打ち上げから、人類が実際に宇宙へ行く有人活動の時代に移っていく。まずはソ連(ガガーリン)が地球の軌道周回に成功し、次にアメリカ(アポロ11号)が月面着陸を達成した。猛スピードで進む有人宇...
収録日:2024-11-14
追加日:2025/08/05
川口淳一郎
宇宙工学者 工学博士
7

内臓脂肪がなぜ増えた?データから考えるリスクファクター

内臓脂肪がなぜ増えた?データから考えるリスクファクター

生活習慣病予防に~健診結果の正しい読み方(1)データから生活習慣を考える

健康診断の結果をどう読み解き、日々の生活に生かすべきか。実際の診断結果を見ながら解説する本シリーズ。今回は、コレステロールや内臓脂肪を例に、自分のどのような生活習慣が数値の増減をもたらしたかを考えていくことの重...
収録日:2025-01-10
追加日:2025/07/28
野口緑
大阪大学大学院医学系研究科 公衆衛生学 特任准教授
8

デモクラシーは大丈夫か…ポピュリズムの「反多元性」問題

デモクラシーは大丈夫か…ポピュリズムの「反多元性」問題

危機のデモクラシー…公共哲学から考える(1)ポピュリズムの台頭と社会の分断化

ショーヴィニズム(排外主義)、反エリート主義、反多元性を特徴とする政治勢力が台頭するなどポピュリズムと呼ばれる動きが活発化する中、「デモクラシーは大丈夫なのか」という危惧がかなり強まっている。アメリカのトランプ...
収録日:2024-09-11
追加日:2025/03/28
齋藤純一
早稲田大学政治経済学術院政治経済学部教授
9

野口緑先生の「伝説の保健指導」を講義で実地体験する

野口緑先生の「伝説の保健指導」を講義で実地体験する

編集部ラジオ2025(16)健診結果の正しい見方とは?

野口緑先生は、尼崎市にご入庁後、総務局職員部係長、ヘルスアップ戦略担当課長などを歴任し、メタボリックシンドロームの概念をもとにした独自の保健指導で、毎年数人あった脳・心血管疾患の現職死亡ゼロを実現された先生です...
収録日:2025-06-25
追加日:2025/07/31
10

寝ないとよく食べる…睡眠不足が生活習慣病を招く理由

寝ないとよく食べる…睡眠不足が生活習慣病を招く理由

睡眠と健康~その驚きの影響(1)睡眠が担う5つのミッション

私たちに欠かせない「睡眠」。そのメカニズムや役割についていまだ謎も多いが、それでも近年は解明が進み、私たちの健康に大きく関与することが明らかになっている。まずは最新情報を盛り込んだ睡眠が果たす5つの役割を紹介し、...
収録日:2025-03-05
追加日:2025/06/05
西野精治
スタンフォード大学医学部精神科教授
11

マイナンバーが生かせない…「三層分離」という大変な問題

マイナンバーが生かせない…「三層分離」という大変な問題

会計検査から見えてくる日本政治の実態(4)「給付金」の教訓

コロナ禍で行われた一人あたり一律10万円の給付は記憶に新しいが、それ以降もさまざまな世帯を対象に、さまざまな給付金が支給された。しかし、給付金の実態を見ていくと、自治体の事務負担やその背景にあるワークフローの煩雑...
収録日:2025-04-14
追加日:2025/08/01
田中弥生
東京大学客員教授 元・会計検査院長
12

高浜虚子の小説『丸の内』に学ぶAI時代に大事なリアリズム

高浜虚子の小説『丸の内』に学ぶAI時代に大事なリアリズム

AI時代に甦る文芸評論~江藤淳と加藤典洋(7)AI時代の人文学のあり方

AI時代の今、学問の中でも特に人文学の世界でAIに妥協する姿が見られる。また、オープンAI創業者がやってしまった“事件”は、「生の人間の感覚」が忘れられがちな現代人にとって象徴的な出来事ともいえる。そこで最終話では、高...
収録日:2025-04-10
追加日:2025/08/06
與那覇潤
評論家
13

SF的予言…おまえは将来、ブッダになり世界を救済していく

SF的予言…おまえは将来、ブッダになり世界を救済していく

おもしろき『法華経』の世界(4)スペース・ファンタジーと『法華経』

「法華経はSFだ」が鎌田氏の持論だが、今回はSF映画の名作2本『2001年宇宙の旅』と『スター・ウォーズ』と『法華経』とを比較して考えていく。特に、鎌田氏が若き日に観た『2001年宇宙の旅』終盤に登場するスターチャイルドは、...
収録日:2025-01-27
追加日:2025/05/25
鎌田東二
京都大学名誉教授
14

思春期の子どもの幸福感に影響するのは母親よりも父親!?

思春期の子どもの幸福感に影響するのは母親よりも父親!?

今どきの若者たちのからだ、心、社会(4)人生の幸福感を左右する思春期の経験

スマホやタブレット等の利用時間が伸びた結果、若者の睡眠時間が短くなり、絶望感を感じる若者の割合が増えてきた――これはアメリカの研究結果だが、世界的にも思春期の研究が進む中、デジタルデバイスが若者に与える悪影響が明...
収録日:2024-11-27
追加日:2025/07/26
長谷川眞理子
日本芸術文化振興会理事長 元総合研究大学院大学長
15

そもそも関税とは?トランプ大統領の発想は帝国主義的?

そもそも関税とは?トランプ大統領の発想は帝国主義的?

世界を混乱させるトランプ関税攻勢の狙い(2)関税で誰が得をするのか?

現在の経済学の通念からすれば、トランプ関税を徹底すると、ほとんどの国が損をして、とりわけアメリカは大きな損をすると考えられる。にもかかわらず、なぜ関税なのだろうか。そもそも、関税とはいかなるものか。関税をかける...
収録日:2025-04-04
追加日:2025/04/11
島田晴雄
慶應義塾大学名誉教授 テンミニッツ・アカデミー副座長
16

具合が悪くなってから病院に行こうと思ってはいけない

具合が悪くなってから病院に行こうと思ってはいけない

健診結果から考える健康管理・新5カ条(3)自覚症状ではなくデータを重視せよ

「具合が悪くなってから病院に行こうと思ってはいけない」――これは意外と重要なポイントだと野口氏は言う。健康診断の結果を軽視し、自覚症状が出てから病院に行けばいいという考えでは、手遅れになることがあるからだ。今回は...
収録日:2025-01-10
追加日:2025/04/29
野口緑
大阪大学大学院医学系研究科 公衆衛生学 特任准教授
17

ChatGPTは考えてない?…「AIの回答」の本質とは

ChatGPTは考えてない?…「AIの回答」の本質とは

ChatGPT~AIと人間の未来(1)ChatGPTは何ができて、何ができないか

オープンAI(マイクロソフト)の「ChatGPT」やグーグルの「Bard」は、“対話型の生成AI”と呼ばれ、私たちの質問に対して分かりやすい文章で答えてくれる。一見すると、ChatGPTも「考えて」答えを返してきているように見える。し...
収録日:2023-03-15
追加日:2023/05/18
西垣通
東京大学名誉教授
18

不安な定年後を人生の「黄金の15年」に変えるポイント

不安な定年後を人生の「黄金の15年」に変えるポイント

定年後の人生を設計する(1)定年後の不安と「黄金の15年」

「人生100年時代」といわれている現代において、定年後の人生に不安を抱く人は少なくないだろう。雇用延長で定年を延ばす人は多いが、その後の生活上の中心になるものを探しておくことが重要になってくる。時間的にも精神的にも...
収録日:2021-08-25
追加日:2021/09/28
楠木新
人事・キャリアコンサルタント
19

「文は人なり」――原文を読んで名僧の思想の息吹に触れる

「文は人なり」――原文を読んで名僧の思想の息吹に触れる

【入門】日本仏教の名僧・名著~総論(1)名僧の原著に触れる意味

書店には数多くの仏教の入門書が並んでいるが、名僧や開祖たちが残した著作は敷居が高く、なかなか手に取れない。名僧の息吹をじかに感じつつ、その教えに触れるのが本シリーズだ。総論の第1回では日本に仏教思想が伝来した当初...
収録日:2020-08-20
追加日:2020/09/24
賴住光子
東京大学名誉教授 駒澤大学仏教学部 教授
20

縄文時代の大きな特徴は定住生活…その生活スタイルとは?

縄文時代の大きな特徴は定住生活…その生活スタイルとは?

概説・縄文時代~その最新常識(5)定住生活のはじまり

縄文時代の大きな特色は、定住生活を開始したことである。気候の変化や土器の発明によって、1カ所で継続的に食糧を調達できるようになり、縄文人は徐々に定住生活を選択するようになった。ただ自然のものをそのまま利用するだけ...
収録日:2019-06-04
追加日:2019/10/22
山田康弘
東京都立大学人文社会学部人文学科歴史学・考古学教室 教授

ランキング

1

奇跡の史実…硫黄島の戦いと「ルーズベルトに与ふる書」

奇跡の史実…硫黄島の戦いと「ルーズベルトに与ふる書」

大統領に告ぐ…硫黄島からの手紙の真実(1)ルーズベルトに与ふる書

第二次世界大戦での日米の激闘の象徴ともいえる硫黄島。その戦いの中で生まれた奇跡のような物語があった。玉砕を前に、日本海軍の司令官・市丸利之助が米国大統領への手紙「ルーズベルトに与ふる書」を書き、ハワイ生まれの日...
収録日:2025-07-09
追加日:2025/08/01
門田隆将
作家 ジャーナリスト
2

内臓脂肪がなぜ増えた?データから考えるリスクファクター

内臓脂肪がなぜ増えた?データから考えるリスクファクター

生活習慣病予防に~健診結果の正しい読み方(1)データから生活習慣を考える

健康診断の結果をどう読み解き、日々の生活に生かすべきか。実際の診断結果を見ながら解説する本シリーズ。今回は、コレステロールや内臓脂肪を例に、自分のどのような生活習慣が数値の増減をもたらしたかを考えていくことの重...
収録日:2025-01-10
追加日:2025/07/28
野口緑
大阪大学大学院医学系研究科 公衆衛生学 特任准教授
3

不安な定年後を人生の「黄金の15年」に変えるポイント

不安な定年後を人生の「黄金の15年」に変えるポイント

定年後の人生を設計する(1)定年後の不安と「黄金の15年」

「人生100年時代」といわれている現代において、定年後の人生に不安を抱く人は少なくないだろう。雇用延長で定年を延ばす人は多いが、その後の生活上の中心になるものを探しておくことが重要になってくる。時間的にも精神的にも...
収録日:2021-08-25
追加日:2021/09/28
楠木新
人事・キャリアコンサルタント
4

マイナンバーが生かせない…「三層分離」という大変な問題

マイナンバーが生かせない…「三層分離」という大変な問題

会計検査から見えてくる日本政治の実態(4)「給付金」の教訓

コロナ禍で行われた一人あたり一律10万円の給付は記憶に新しいが、それ以降もさまざまな世帯を対象に、さまざまな給付金が支給された。しかし、給付金の実態を見ていくと、自治体の事務負担やその背景にあるワークフローの煩雑...
収録日:2025-04-14
追加日:2025/08/01
田中弥生
東京大学客員教授 元・会計検査院長
5

思春期の子どもの幸福感に影響するのは母親よりも父親!?

思春期の子どもの幸福感に影響するのは母親よりも父親!?

今どきの若者たちのからだ、心、社会(4)人生の幸福感を左右する思春期の経験

スマホやタブレット等の利用時間が伸びた結果、若者の睡眠時間が短くなり、絶望感を感じる若者の割合が増えてきた――これはアメリカの研究結果だが、世界的にも思春期の研究が進む中、デジタルデバイスが若者に与える悪影響が明...
収録日:2024-11-27
追加日:2025/07/26
長谷川眞理子
日本芸術文化振興会理事長 元総合研究大学院大学長
6

ロケット開発の功労者たち…草創からV2、スプートニクへ

ロケット開発の功労者たち…草創からV2、スプートニクへ

未来を知るための宇宙開発の歴史(2)宇宙開発の初期段階

宇宙へ飛び立つために必要なロケット開発は「だれが、どのようにして」生み出したのだろうか。また、第二次世界大戦から戦後、米ソの冷戦の時期にかけて、どのような開発・進化を遂げていったのか。その背景に迫りながら、初期...
収録日:2024-11-14
追加日:2025/07/29
川口淳一郎
宇宙工学者 工学博士
7

江藤淳と喧嘩…加藤典洋『テクストから遠く離れて』の意味

江藤淳と喧嘩…加藤典洋『テクストから遠く離れて』の意味

AI時代に甦る文芸評論~江藤淳と加藤典洋(6)『閉された言語空間』の問題意識

江藤淳氏の著作『閉された言論空間』は、陰謀論として江藤の評価を貶めることにもなっているのだが、最近は新しい解釈が与えられつつある。加藤典洋氏も当初は江藤氏の姿勢に疑問を呈していたが、『テクストから遠く離れて』の...
収録日:2025-04-10
追加日:2025/07/30
與那覇潤
評論家
8

社会的時差ボケとは?睡眠からみた心身の不調と体内リズム

社会的時差ボケとは?睡眠からみた心身の不調と体内リズム

睡眠から考える健康リスクと社会的時差ボケ(1)「社会的時差ボケ」とはなにか

健康的に過ごすために欠かせない睡眠。今シリーズでは「社会的時差ボケ」に焦点を当て、最新の睡眠研究を紹介する。第1話ではまず、「体内時計」の内実や睡眠にとって重要なホルモンを紹介し、「社会的時差ボケ」とはなにかを解...
収録日:2025-01-17
追加日:2025/08/02
西多昌規
早稲田大学スポーツ科学学術院教授 早稲田大学睡眠研究所所長
9

モネやドガに影響を与えたジャポニスムの前衛性

モネやドガに影響を与えたジャポニスムの前衛性

作風と評論からみた印象派の画期性と発展(4)脱固有色とジャポニスム

印象派の作品が他の作品と一線を画した要因には、対象の持つ色を無視した「脱固有色」と、それをアイロニカルなスタイルで指摘する評論家の存在があった。今回は、印象派の発展において重要な役割を果たした評論家のスタイルと...
収録日:2023-12-28
追加日:2025/07/31
安井裕雄
三菱一号館美術館 上席学芸員
10

「文は人なり」――原文を読んで名僧の思想の息吹に触れる

「文は人なり」――原文を読んで名僧の思想の息吹に触れる

【入門】日本仏教の名僧・名著~総論(1)名僧の原著に触れる意味

書店には数多くの仏教の入門書が並んでいるが、名僧や開祖たちが残した著作は敷居が高く、なかなか手に取れない。名僧の息吹をじかに感じつつ、その教えに触れるのが本シリーズだ。総論の第1回では日本に仏教思想が伝来した当初...
収録日:2020-08-20
追加日:2020/09/24
賴住光子
東京大学名誉教授 駒澤大学仏教学部 教授
11

野口緑先生の「伝説の保健指導」を講義で実地体験する

野口緑先生の「伝説の保健指導」を講義で実地体験する

編集部ラジオ2025(16)健診結果の正しい見方とは?

野口緑先生は、尼崎市にご入庁後、総務局職員部係長、ヘルスアップ戦略担当課長などを歴任し、メタボリックシンドロームの概念をもとにした独自の保健指導で、毎年数人あった脳・心血管疾患の現職死亡ゼロを実現された先生です...
収録日:2025-06-25
追加日:2025/07/31
12

デモクラシーは大丈夫か…ポピュリズムの「反多元性」問題

デモクラシーは大丈夫か…ポピュリズムの「反多元性」問題

危機のデモクラシー…公共哲学から考える(1)ポピュリズムの台頭と社会の分断化

ショーヴィニズム(排外主義)、反エリート主義、反多元性を特徴とする政治勢力が台頭するなどポピュリズムと呼ばれる動きが活発化する中、「デモクラシーは大丈夫なのか」という危惧がかなり強まっている。アメリカのトランプ...
収録日:2024-09-11
追加日:2025/03/28
齋藤純一
早稲田大学政治経済学術院政治経済学部教授
13

なぜ民主主義が「最善」か…法の支配とキリスト教的背景

なぜ民主主義が「最善」か…法の支配とキリスト教的背景

民主主義の本質(1)近代民主主義とキリスト教

ロシアや中華人民共和国など、自由と民主主義を否定する権威主義国の脅威の増大。一方、日本、アメリカ、西欧など自由主義諸国における政治の劣化とポピュリズム……。いま、自由と民主主義は大きな試練の時を迎えている。このよ...
収録日:2024-02-05
追加日:2024/03/26
橋爪大三郎
社会学者 東京科学大学名誉教授 大学院大学至善館教授
14

日英同盟の廃棄、総力戦…世界秩序の激変に翻弄された日本

日英同盟の廃棄、総力戦…世界秩序の激変に翻弄された日本

戦前、陸軍は歴史をどう動かしたか(1)総力戦時代の到来

日本陸軍は戦前の歴史をどう動かしたのか。シリーズでは陸軍の皇道派と統制派がどのような考えのもとに動いたかを論じる。第1話の今回はまず、第一次大戦が世界史的にいかなる意味を持ったかについて解説する。(全7話中第1話)
収録日:2018-12-25
追加日:2022/08/12
中西輝政
京都大学名誉教授 歴史学者 国際政治学者
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仏の寿命は無量で久遠に実在する…「如来寿量品」の神秘

仏の寿命は無量で久遠に実在する…「如来寿量品」の神秘

おもしろき『法華経』の世界(9)「如来寿量品」と三身論

『法華経』の特質は、その予言力、呪力、神通力にある。それゆえ「密教の走り」とも考えられると鎌田氏は説く。とりわけ「久遠実成の本仏」を説く「如来寿量品」は、『法華経』のなかでも重視されてきた。釈迦が生まれて仏教を...
収録日:2025-01-27
追加日:2025/07/27
鎌田東二
京都大学名誉教授
16

健康診断の結果が悪い人が絶対にやってはいけないこと

健康診断の結果が悪い人が絶対にやってはいけないこと

健診結果から考える健康管理・新5カ条(1)血管をより長く守ることが重要な時代

健康診断の結果を現在の「病気の有無」だけに注目するのは、健康管理において不十分である。大事なことは、糖尿病、認知症、脳卒中、心筋梗塞など重篤な病気につながる共通点に着目していくこと。キーワードは「血管」である。...
収録日:2025-01-10
追加日:2025/04/15
野口緑
大阪大学大学院医学系研究科 公衆衛生学 特任准教授
17

日本の所得は世界よりこんなに低い!その中身の特徴は?

日本の所得は世界よりこんなに低い!その中身の特徴は?

日本人の「所得の謎」徹底分析(1)所得の国際比較とその中身

いま、税や社会保障など「分配」の議論が盛んに行われている。しかし、そのような議論の前提として、われわれは現在の日本の「所得」の中身がどうなっているのか、世界と比較してどうなのかを、詳しく知っておく必要があるので...
収録日:2025-05-29
追加日:2025/06/12
養田功一郎
元三井住友DSアセットマネジメント執行役員 YODA LAB代表 金融・経済・歴史研究者
18

寝ないとよく食べる…睡眠不足が生活習慣病を招く理由

寝ないとよく食べる…睡眠不足が生活習慣病を招く理由

睡眠と健康~その驚きの影響(1)睡眠が担う5つのミッション

私たちに欠かせない「睡眠」。そのメカニズムや役割についていまだ謎も多いが、それでも近年は解明が進み、私たちの健康に大きく関与することが明らかになっている。まずは最新情報を盛り込んだ睡眠が果たす5つの役割を紹介し、...
収録日:2025-03-05
追加日:2025/06/05
西野精治
スタンフォード大学医学部精神科教授
19

ブレーキなき極右ポピュリズム…文化戦争を重視し経済軽視

ブレーキなき極右ポピュリズム…文化戦争を重視し経済軽視

第2次トランプ政権の危険性と本質(1)実は「経済重視」ではない?

「第二次トランプ政権は、第一次政権とは全く別の政権である」――そう見たほうが良いのだと、柿埜氏は語る。ついつい「第1次は経済重視の政権だった」と考えてしまいがちだが、実は第2次政権では「経済」の優先順位は低いのだと...
収録日:2025-04-07
追加日:2025/05/10
柿埜真吾
経済学者 思想史家
20

なぜ組織に「心理学」が必要か?多様化と個の時代の処方箋

なぜ組織に「心理学」が必要か?多様化と個の時代の処方箋

組織心理学とは何か~『武器としての組織心理学』と概論

組織のモチベーションやパフォーマンスをあげるために、「組織心理学」が注目されている。なぜ組織に「心理学」が必要なのかといえば、組織が人で構成され、人は心に左右されるからだ。妬みや温度差などのネガティブな感情が及...
収録日:2023-06-21
追加日:2023/10/27
山浦一保
立命館大学 スポーツ健康科学部 教授 博士(学術:広島大学)

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なぜ思春期は大事なのか?コホート研究10年の成果に迫る

なぜ思春期は大事なのか?コホート研究10年の成果に迫る

今どきの若者たちのからだ、心、社会(1)ライフヒストリーからみた思春期

なぜ思春期に注目するのか。この十年来、10歳だった子どもたちのその後を10年追跡する「コホート研究」を行っている長谷川氏。離乳後の子どもが性成熟しておとなになるための準備期間にあたるこの時期が、ヒトという生物のライ...
収録日:2024-11-27
追加日:2025/07/05
長谷川眞理子
日本芸術文化振興会理事長 元総合研究大学院大学長
2

アベノマスク、ワクチン調達の決算は?驚きの会計検査結果

アベノマスク、ワクチン調達の決算は?驚きの会計検査結果

会計検査から見えてくる日本政治の実態(1)コロナ禍の会計検査

日本の財政をくまなく検査し、その収入と支出を把握する会計検査院。日本のメディア報道などでは、予算の決定や補助金などの政策決定については詳しく報じられるが、それがどのように実際に使われたかは、ほとんど言及がない。...
収録日:2025-04-14
追加日:2025/07/11
田中弥生
東京大学客員教授 元・会計検査院長
3

ヨーロッパとは?地図で読み解く地政学と国際政治の関係

ヨーロッパとは?地図で読み解く地政学と国際政治の関係

地政学入門 ヨーロッパ編(1)地図で読むヨーロッパ

国際政治の戦略を考える上で今やかかせない地政学の視座。今回のシリーズではヨーロッパに焦点を当て、地政学の観点から情勢分析をする。第1話目では、まず地政学の要点をおさらいし、常に揺れ動いてきた「ヨーロッパ」という領...
収録日:2025-02-28
追加日:2025/05/05
小原雅博
東京大学名誉教授
4

最悪のシナリオは?…しかしなぜ日本は報復すべきでないか

最悪のシナリオは?…しかしなぜ日本は報復すべきでないか

第2次トランプ政権の危険性と本質(8)反エリート主義と最悪のシナリオ

反エリート主義を基本線とするトランプ大統領は、金融政策の要であるFRBですらも敵対視し、圧力をかけている。このまま専門家軽視による経済政策が進めば、コロナ禍に匹敵する経済ショックが世界的に起こる可能性がある。最終話...
収録日:2025-04-07
追加日:2025/06/28
柿埜真吾
経済学者 思想史家
5

日本の所得は世界よりこんなに低い!その中身の特徴は?

日本の所得は世界よりこんなに低い!その中身の特徴は?

日本人の「所得の謎」徹底分析(1)所得の国際比較とその中身

いま、税や社会保障など「分配」の議論が盛んに行われている。しかし、そのような議論の前提として、われわれは現在の日本の「所得」の中身がどうなっているのか、世界と比較してどうなのかを、詳しく知っておく必要があるので...
収録日:2025-05-29
追加日:2025/06/12
養田功一郎
元三井住友DSアセットマネジメント執行役員 YODA LAB代表 金融・経済・歴史研究者
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胆のう結石、胆のうポリープ…胆のうの仕組みと治療の実際

胆のう結石、胆のうポリープ…胆のうの仕組みと治療の実際

胆のうの病気~続・がんと治療の基礎知識(1)胆のうの役割と胆石治療

消化にとって重要な臓器「胆のう」。この胆のうにはどのような仕組みがあり、どのような病気になる可能性があるのだろうか。その機能、役割についてあまり知る機会のない胆のう。「サイレントストーン」とも呼ばれる、見つけづ...
収録日:2024-07-19
追加日:2025/07/14
糸井隆夫
東京医科大学病院 消化器内科 主任教授
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なぜ『ホトトギス』に注目?江藤淳の「リアリズムの源流」

なぜ『ホトトギス』に注目?江藤淳の「リアリズムの源流」

AI時代に甦る文芸評論~江藤淳と加藤典洋(2)江藤淳の「リアリズムの源流」

文芸評論を再考するに当たり、江藤淳氏の「リアリズムの源流」を振り返ってみる。一般的に日本で近代小説が始まった起源は坪内逍遥だといわれるが、江藤氏はそれに疑問を呈す。そして注目したのが、夏目漱石の「坊ちゃん」であ...
収録日:2025-04-10
追加日:2025/07/02
與那覇潤
評論家
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信用創造・預金創造とは?社会でお金が流通する仕組み

信用創造・預金創造とは?社会でお金が流通する仕組み

お金の回し方…日本の死蔵マネー活用法(1)銀行がお金を生む仕組み

日本経済が低迷する原因は何か。大きなポイントとして「お金が回っておらず、死蔵されてしまっていること」が挙げられる。そもそも、お金が市中にどのように流通し、どのような役割を果たしていくのかを理解しなければ、経済を...
収録日:2024-12-04
追加日:2025/02/22
養田功一郎
元三井住友DSアセットマネジメント執行役員 YODA LAB代表 金融・経済・歴史研究者
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なぜ民主主義が「最善」か…法の支配とキリスト教的背景

なぜ民主主義が「最善」か…法の支配とキリスト教的背景

民主主義の本質(1)近代民主主義とキリスト教

ロシアや中華人民共和国など、自由と民主主義を否定する権威主義国の脅威の増大。一方、日本、アメリカ、西欧など自由主義諸国における政治の劣化とポピュリズム……。いま、自由と民主主義は大きな試練の時を迎えている。このよ...
収録日:2024-02-05
追加日:2024/03/26
橋爪大三郎
社会学者 東京科学大学名誉教授 大学院大学至善館教授
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「今どきの若者たちのからだ、心」がわかる研究報告!

「今どきの若者たちのからだ、心」がわかる研究報告!

編集部ラジオ2025(15)東京ティーンコホートに見る思春期

思春期は誰もが通り過ぎるものですが、時代背景によって、そのあり方はかなり大きく変わっていきます。では、現代の若者たちの「思春期像」はどうなっているのでしょうか。今回の編集部ラジオでは、長谷川眞理子先生の講義《今...
収録日:2025-06-11
追加日:2025/07/24
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内臓脂肪がなぜ増えた?データから考えるリスクファクター

内臓脂肪がなぜ増えた?データから考えるリスクファクター

生活習慣病予防に~健診結果の正しい読み方(1)データから生活習慣を考える

健康診断の結果をどう読み解き、日々の生活に生かすべきか。実際の診断結果を見ながら解説する本シリーズ。今回は、コレステロールや内臓脂肪を例に、自分のどのような生活習慣が数値の増減をもたらしたかを考えていくことの重...
収録日:2025-01-10
追加日:2025/07/28
野口緑
大阪大学大学院医学系研究科 公衆衛生学 特任准教授
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アジア的成熟国家モデルづくりへ、日本が目指すべき道とは

アジア的成熟国家モデルづくりへ、日本が目指すべき道とは

日本の財政と金融問題の現状(4)日本が目指すべき成熟国家への道

機関投資家や経営者の生の声から日本の金融市場の問題点を見ていくと、リスクマネーを供給するための市場づくりや人材育成等の課題が浮き彫りになる。良質なスタートアップ企業を育てるにはどうすればいいのか。今こそアジア的...
収録日:2025-04-13
追加日:2025/07/01
木下康司
元財務事務次官 株式会社日本取引所グループ取締役会議長
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フェデラリスト・ハミルトンの経済プログラム「4つの柱」

フェデラリスト・ハミルトンの経済プログラム「4つの柱」

米国派経済学の礎…ハミルトンとクレイ(1)ハミルトンの経済プログラム

第2次トランプ政権において台頭する米国派経済学。実はこの保護主義的な経済学は、アメリカの成長と繁栄の土台を作っていた。その原点を振り返り解説する今シリーズ。まずはワシントン政権の財務長官でフェデラリストとして、連...
収録日:2025-05-15
追加日:2025/07/08
東秀敏
米国大統領制兼議会制研究所(CSPC)上級フェロー
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シフトワークによる脱同調に要注意…時差ボケへの対策は?

シフトワークによる脱同調に要注意…時差ボケへの対策は?

睡眠と健康~その驚きの影響(5)時差ボケと脱同調

シフト勤務者にとって避けて通れない問題がある。それは、時差ボケによる睡眠のリズムである。現在、日本では労働者の何割かがシフトワークに就いているが、この働き方では睡眠のリズムが崩れ、健康を大きく害する危険がある。...
収録日:2025-03-05
追加日:2025/07/03
西野精治
スタンフォード大学医学部精神科教授
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豊かな江戸文化の礎は?…「享保の改革」以降の政策を比較

豊かな江戸文化の礎は?…「享保の改革」以降の政策を比較

田沼意次の革新力~産業・流通・貨幣経済(6)江戸後半100年を支えた田沼時代

江戸時代、化政文化期の文化人を生んだのは、経済や文化の発展が積極的に促された田沼時代だった。そんな田沼時代の政策を、享保の改革、田沼時代、寛政の改革という3つの時期で比較しながら改めて振り返る。そこから、その後の...
収録日:2025-01-28
追加日:2025/07/04
養田功一郎
元三井住友DSアセットマネジメント執行役員 YODA LAB代表 金融・経済・歴史研究者
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宇宙開発の歴史、そして未来へ…6枚の写真で概観する

宇宙開発の歴史、そして未来へ…6枚の写真で概観する

未来を知るための宇宙開発の歴史(1)宇宙開発の流れを概観する

宇宙開発は、人類の誕生を起源に迫るという意味でも、われわれの将来を形づくるうえでも、非常に大切な取り組みである。それは一体、どのようにして歩みを進めてきたのだろうか。まずは印象深い「6枚の写真」を用いながら、宇宙...
収録日:2024-11-14
追加日:2025/07/22
川口淳一郎
宇宙工学者 工学博士
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陀羅尼品…あらゆるものが暗号であり、メタファーである

陀羅尼品…あらゆるものが暗号であり、メタファーである

おもしろき『法華経』の世界(6)「陀羅尼品」とエニグマ

『法華経』下巻の「陀羅尼品」を読めば、それが真言宗の真言(=マントラ)と同様の構造を持っていることが分かる。天台教学における「諸法実相」や「本覚思想」という形而上学も、華厳経の「重々帝網」という次元世界も、全て...
収録日:2025-01-27
追加日:2025/07/06
鎌田東二
京都大学名誉教授
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日本凋落の「7つの要因」と「10の復活大戦略」

日本凋落の「7つの要因」と「10の復活大戦略」

2025年、どん底日本を脱却する大戦略(4)世界から尊敬される国…安保・国際戦略

かねて島田晴雄先生は「40年周期説」を述べてこられた。1865年頃は、幕末の動乱期のどん底。そこから40年を経た1905年は、日本が日露戦争に勝利した年。しかし1945年に、日本は第二次世界大戦の敗戦で再びどん底に。1985年は日...
収録日:2025-01-21
追加日:2025/02/06
島田晴雄
慶應義塾大学名誉教授 テンミニッツ・アカデミー副座長
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「文は人なり」――原文を読んで名僧の思想の息吹に触れる

「文は人なり」――原文を読んで名僧の思想の息吹に触れる

【入門】日本仏教の名僧・名著~総論(1)名僧の原著に触れる意味

書店には数多くの仏教の入門書が並んでいるが、名僧や開祖たちが残した著作は敷居が高く、なかなか手に取れない。名僧の息吹をじかに感じつつ、その教えに触れるのが本シリーズだ。総論の第1回では日本に仏教思想が伝来した当初...
収録日:2020-08-20
追加日:2020/09/24
賴住光子
東京大学名誉教授 駒澤大学仏教学部 教授
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なぜ「心の病」が増えている?メンタルヘルスの実態に迫る

なぜ「心の病」が増えている?メンタルヘルスの実態に迫る

メンタルヘルスの現在地とこれから(1)「心を病む」とはどういうことか

組織のリーダーにとって、メンバーのメンタルヘルスは今や最重要課題になっている。組織として目標達成が大事であることは間違いないが、同時に一人ひとりの個性を見極め、適材適所で割り振っていく「合理的配慮」も求められて...
収録日:2024-04-17
追加日:2024/06/15
斎藤環
精神科医 筑波大学名誉教授