テンミニッツTV|有識者による1話10分のオンライン講義
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新着一覧

山、川、沼地、平地、4つの地形での戦い方に注意すべし

『孫子』を読む:行軍篇(1)4つの地形での戦い方:前編

山と水上(川)と沼地と平地、この4つの地形において、それぞれどのような戦い方に注意すればいいのか。『孫子』の9篇「行軍篇」について解説する今回のシリーズ第1話では、まず4つの地形のうち、山と水上(川)での戦い方につ...
収録日:2020/10/09
追加日:2025/01/05
田口佳史
東洋思想研究家

鍵は「真似る」…印象派の歴史をたどる上での重要な観点

印象派とは~画家たちの関係性から技法まで(2)絵画は絵画からしか生まれない

どんなに優れた芸術家にも手本となる先達や刺激を与え合う仲間がいるものだが、印象派の画家たちはどのような人物に影響を受けてその作風を磨いていったのだろうか。その画法でピサロやセザンヌに影響を与えたクールベ、ミレー...
収録日:2023/12/28
追加日:2025/01/04
安井裕雄
三菱一号館美術館 上席学芸員

データ民主主義――情報格差をなくしたAmazon開発者の行動

オリエント 東西の戦略史と現代経営論に学ぶ(4)超分権的組織

組織の上下関係をなくし、よりフラットな組織運営を可能にする「超分権的組織」。その取り組みの事例が世界的に出てきている。社内での情報格差をなくす「データ民主主義」によって、立場に関係なく情報分析が行え、より創造的...
収録日:2024/09/17
追加日:2025/01/03
三谷宏治
KIT(金沢工業大学)虎ノ門大学院 教授

知らないうちに成功している社会と生きるのがしんどい社会

米国論(2)国家にとって一番重要なのは中流

ハートランドの人たちの考えは「自由を守るためには銃で武装する」で、これは合衆国憲法に忠実な考えでもある。「アメリカドリーム」という言葉があるように、南北戦争後のアメリカは富をずっと集積してきた。そのため才能や運...
収録日:2024/10/22
追加日:2025/01/03

心を奮い立たせよ…そして構想の現実化は誤差管理から

東洋の叡智に学ぶ経営の真髄(7)朱子学と陽明学

儒家の思想の中でも特に注目すべきは朱子学、そして陽明学である。明治維新の基礎を築いた日本の思想家たちもこぞって陽明学を学んでいる。これらの思想はどのようにして生まれたのか。また、どのような点が優れていたのだろう...
収録日:2024/09/19
追加日:2025/01/02

日本が目指すべきは「資源自給・人財成長・住民出資」国家

2050年「プラチナ社会」実現への挑戦(3)資源自給・人財成長・住民出資国家へ

2050年には多くの国が脱炭素を達成する見込みだが、日本も森林とエネルギー産業を変革していけば、地方財源が期待できる。また、エネルギーを地元の小企業が賄うことになれば、住民出資・住民所有の道も開ける。それは、資源自...
収録日:2024/11/27
追加日:2025/01/01
小宮山宏
東京大学第28代総長

エネルギー不足克服の鍵「ソーラーシェアリング」に注目

2050年「プラチナ社会」実現への挑戦(2)プラチナ産業イニシアティブ、始動

5つの「プラチナ産業イニシアティブ」創りの動きとして、第1弾「プラチナ森林産業イニシアティブ」、第2弾「再生可能エネルギー産業イニシアティブ」がそれぞれ立ち上がっている。それぞれどのような戦略のもと進められているの...
収録日:2024/11/27
追加日:2025/01/01
小宮山宏
東京大学第28代総長

2025年頭所感~5つのプラチナ産業イニシアティブ創りへ

2050年「プラチナ社会」実現への挑戦(1)「プラチナ社会」実現のルーツと現況

プラチナ社会を目指すプラチナ構想ネットワークが発足して16年、課題と最適解がともに目に見えるようになってきた。第1話の今回は「プラチナ社会」構想のルーツにあたる『成長の限界:ローマ・クラブ「人類の危機」レポート』と...
収録日:2024/11/27
追加日:2025/01/01
小宮山宏
東京大学第28代総長

Microsoft Copilotの革新性…想像がつかない世界に

生成AI「Round 2」への向き合い方(2)ハードで動くCopilot

世界的には遅れをとる日本企業の生成AI活用だが、キャッチアップの機運は高まっている。日本で活発化するAI人材養成のリスキリングの動きや、ハードウェア上で稼働するMicrosoft Copilotの革新性について解説する。(全10話中第...
収録日:2024/11/05
追加日:2024/12/31
渡辺宣彦
日本マイクロソフト株式会社 執行役員常務 エンタープライズ事業本部長

18歳人口がピーク時の半分以下!?深刻な大学進学者減少問題

大学教育の未来~対話・デザイン・多様性(5)人材の流動性と大学進学者減少の問題

女性の活躍や若手登用などが叫ばれる昨今、要職の女性比率や博士人材の活躍において、欧米と比べて遅れをとる日本。その改善には、日本的な雇用慣行の改革が必要になる。その道のりの困難さを確認した上で、少子化が進み、大学...
収録日:2024/06/26
追加日:2024/12/30
藤井輝夫
東京大学 総長

博士号が生かせない…ポスドク問題解消への方策はあるのか

寛政の改革・学問吟味と現代の教育改革(3)ポスドク問題と第二の「寛政の改革」

若者の「博士離れ」とともに「高学歴ワーキングプア・学歴難民」の新語が流行して数年。博士号取得後のポスドク問題も高齢化するばかりで、解消の道は見えない。博士号が優秀な若者から敬遠されていては、日本の競争力はさらに...
収録日:2024/04/11
追加日:2024/12/29

風景画家だけの集まり…?誤解された印象派の本当の姿

印象派とは~画家たちの関係性から技法まで(1)印象派への誤解

印象派はしばしば誤解されている。風景画だけを描いていたのではないか、画家たちがとても貧しかったのではないか。そういった誤解が印象派にはまとわりつくのだが、実際には、風俗画も印象派の主題として欠かせない要素だった...
収録日:2023/12/28
追加日:2024/12/28
安井裕雄
三菱一号館美術館 上席学芸員

GM成功の鍵は中国古典『韓非子』と『論語』にあり

オリエント 東西の戦略史と現代経営論に学ぶ(3)法治と徳治

中国古典では、組織の統治法として2つの方法が論じられている。一つが『韓非子』に代表される「法治」であり、もう一つが『論語』に代表される「徳治」である。法やルールで組織を統制するのか、リーダーの人徳で部下を束ねるの...
収録日:2024/09/17
追加日:2024/12/27
三谷宏治
KIT(金沢工業大学)虎ノ門大学院 教授

ハートランドの現状と分厚い中間層の没落

米国論(1)一番遅れて来た移民たち

アメリカの現状についての対談講義。アメリカを見るとき一番重要なのは、ロッキー山脈とアパラチア山脈のあいだにあるアメリカ中西部・ハートランドである。ハートランドに住むのはヨーロッパからやってきた移民の中でも一番遅...
収録日:2024/10/22
追加日:2024/12/27

なぜ「欲」が大切なのか…「肉体」がないことがAIの弱点

東洋の叡智に学ぶ経営の真髄(6)欲望とAI

東洋思想において、仏教以外の思想は「欲望」を認めている。その理由を探究していくと、われわれ人間がもつ「強み」が何であるかが浮かび上がってくる。昨今急激に進化し人間を脅かす存在でもあるAIの弱点にも直結する、人間の...
収録日:2024/09/19
追加日:2024/12/26

【会員アンケート】巨大地震への対策について考える

編集部ラジオ2024:12月26日(木)

会員の皆さまからお寄せいただいたご意見を元に考え、テンミニッツTVの講義をつないでいく「会員アンケート企画」。今回は、「巨大地震への対策について考える」というテーマでご意見をいただきました。 2025年は阪神淡路大...
収録日:2024/12/19
追加日:2024/12/26
テンミニッツTV編集部
教養動画メディア

アシモフの「ロボット三原則」では無理!? ロボット研究の今

「動くガンダム」に学ぶロボット工学と未来(5)脱人間中心主義のロボット研究

アシモフの「ロボット三原則」の考え方がある。それは完全に人間中心的な考え方だが、その考え方で進めている限り、大したことはできないと橋本氏は言う。ではどうすればいいか。 AIが急速に発展する状況の中、“固定観念にとら...
収録日:2024/02/18
追加日:2024/12/25

生成AIの利活用に格差…世界の導入事情と日本の現状

生成AI「Round 2」への向き合い方(1)生成AI導入の現在地

日進月歩の進化を遂げている生成AIは、私たちの生活や仕事の欠かせないパートナーになりつつある。企業における生成AI技術の利用に焦点をあてる今シリーズ。まずは世界的な生成AIの導入事情から、日本の現在地を確認しよう。(...
収録日:2024/11/05
追加日:2024/12/24
渡辺宣彦
日本マイクロソフト株式会社 執行役員常務 エンタープライズ事業本部長

パスツール研究所も協働、東大が推進する国際連携研究拠点

大学教育の未来~対話・デザイン・多様性(4)東京大学が推進する企業連携

最新技術を活用したスタートアップ事業においてそれを支援する存在が重要になるが、東京大学は外部との連携に力を入れることでそれを実現しようとしている。数々の大企業や世界的なネットワーク構築によって可能になっている、...
収録日:2024/06/26
追加日:2024/12/23
藤井輝夫
東京大学 総長

世襲では駄目!? 社会的流動性を回復させるための鍵は教養

寛政の改革・学問吟味と現代の教育改革(2)社会的流動性を回復させるために

社会的流動性という言葉があるが、それが高い社会のほうが活気ある社会だと中島氏は言う。江戸後期、松平定信による寛政の改革はそれを後押ししたのではないだろうか。よほどの危機感があったのだろう。それを契機とした教育改...
収録日:2024/04/11
追加日:2024/12/22

マネ、モネ、ルノワール…芸術家8人の関係と印象派の誕生

印象派の誕生~8人の主要な芸術家

モネ、ルノワール、セザンヌといった印象派の画家たちはあまりに有名だが、その「印象派」を定義するのは簡単ではない。19世紀後半、フランスはパリで開かれた第1回展覧会を皮切りに、合計8回の展覧会を足場にして形成され展開...
収録日:2023/12/28
追加日:2024/12/21
安井裕雄
三菱一号館美術館 上席学芸員

『失敗の本質』初版から30年…同じ失敗を繰り返す日本組織

オリエント 東西の戦略史と現代経営論に学ぶ(2)失敗の本質

第二次世界大戦時の日本軍の失敗の原因を分析した『失敗の本質』は、組織論の名著として長らく読み継がれている。そこで指摘される日本軍の2つの失敗要因は、軍隊に限らず、あらゆる日本型組織に潜在している。論理より人情を重...
収録日:2024/09/17
追加日:2024/12/20
三谷宏治
KIT(金沢工業大学)虎ノ門大学院 教授

敬天愛人…一人ひとりを大切にしながら宇宙を相手に生きる

東洋の叡智に学ぶ経営の真髄(5)徳は孤ならず

徳の人としての代表例を挙げると西郷隆盛であり、後藤新平である。なぜ彼らの周りには人が集まるのか。西南戦争時の中津藩士・増田宗太郎とのエピソードや敬天愛人の意味についての話なども交えながら、前回に引き続き徳の概念...
収録日:2024/09/19
追加日:2024/12/19

心を持ったロボットはつくれるのか?必要なのは心の種

「動くガンダム」に学ぶロボット工学と未来(4)ヒト型ロボットと人間の研究

ガンダムはヒト型ロボットだが、ヒト型ロボットをつくることは、人間がいかにうまくできているか、つまり人間を研究することであるという。では人間のように心を持ったロボットをつくることはできるのか。そこで問題になるのが...
収録日:2024/02/18
追加日:2024/12/18

北欧諸国の真似では解決せず!? 少子化問題への妙案はあるか

教養としての「人口減少問題と社会保障」(8)今こそ制度改革にチャレンジする時期

日本の人口減少問題への対応として、医療にしても、行政にしても、これまでの制度自体を根本的に見直し、制度改革にチャレンジする時期に来ているのではないかと森田氏は言う。その際、メディアでよく取り上げられる北欧諸国が...
収録日:2024/07/13
追加日:2024/12/17
森田朗
一般社団法人 次世代基盤政策研究所(NFI)所長・代表理事

AI時代に必要な大学教育として養うべき「方法知」とは

大学教育の未来~対話・デザイン・多様性(3)AI時代の大学教育と起業家教育の展開

AI技術の発展、普及が急速に進む現代社会にあって、大学教育に求められる役割も変わってきている。知識を持っていることの価値が下がったAI時代に必要な「方法知」とは何か。最新技術の習得と起業家精神を養う大学教育はいかに...
収録日:2024/06/26
追加日:2024/12/16
藤井輝夫
東京大学 総長

松平定信のもう一つの功績「学問吟味」の画期性に注目

寛政の改革・学問吟味と現代の教育改革(1)学問吟味の導入と正統性の問題

松平定信による寛政の改革は近年、財政再建とともに教育改革の効果が注目されている。科挙にならった「学問吟味」が有能な若者を育て、硬直化した幕府官僚の顔ぶれを一新したからだ。幕府にならって各藩がほぼ一斉に藩校をつく...
収録日:2024/04/11
追加日:2024/12/15

空海の「宇宙・密教ミュージカル」が築いた日本文化の土台

空海と詩(7)空海と密教ミュージカル

『三教指帰』を世界最高の卒業論文と評価する鎌田氏は、立身出世の儒教も神仙思想の道教を拒否して、諸行無常・諸法無我の仏教を選ぶ空海には宇宙が投影しているという。そして、空海は、否定するのではなく、どんどんと止揚(...
収録日:2024/08/26
追加日:2024/12/14
鎌田東二
京都大学名誉教授

歴史に教訓あり――東西の知恵を融合させた経営論を学ぶ

オリエント 東西の戦略史と現代経営論に学ぶ(1)ビジネスのヒントは歴史にあり

戦争からビジネスへと競争の舞台が移った現代社会。最先端テクノロジーは日進月歩の進展を遂げているが、ビジネスの普遍的なヒントは歴史の中にある。東洋と西洋の知恵を融合させた経営論としてまとめた書籍『オリエント 東西...
収録日:2024/09/17
追加日:2024/12/13
三谷宏治
KIT(金沢工業大学)虎ノ門大学院 教授

運をよくする秘訣は「自己の最善を他者に尽くしきること」

東洋の叡智に学ぶ経営の真髄(4)運を左右する道徳律

松下幸之助のいう「宇宙の理法」について理解を深めていく。明治・大正の政治家・後藤新平は、「人間自体が倫理的実在」であるとし、だからこの世の道徳律(自然律)に同調することが大切であると言う。人生がうまく回る秘訣や...
収録日:2024/09/19
追加日:2024/12/12