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MAGA内戦勃発…なぜトランプがMAGAの敵になってしまうのか

過激化した米国~MAGA内戦と民主党の逆襲(2)MAGAの矛盾と内戦の現状

左右を問わず過激化に向かう米国の政治状況。右派の過激化は、MAGAが抱える矛盾がその種となっており、有力インフルエンサーのタッカー・カールソン氏と白人ナショナリストのニック・フエンテス氏の対談によりMAGA内戦の火蓋が...
収録日:2025/11/13
追加日:2025/12/29
東秀敏
米国大統領制兼議会制研究所(CSPC)上級フェロー

MAGA内戦、DSAの台頭…過激化が完了した米国の現在地

過激化した米国~MAGA内戦と民主党の逆襲(1)米国の過激化とそのプロセス

「米国の過激化は完了したとみなすことができる」と言う東氏。右派ではMAGAの内戦が勃発、「白人vsユダヤ」の対立構造が急速に台頭。一方、左派ではニューヨーク市長選でゾーラン・マムダニ氏が当選するなどDSA(民主社会主義者...
収録日:2025/11/13
追加日:2025/12/29
東秀敏
米国大統領制兼議会制研究所(CSPC)上級フェロー

最初は信長の直臣として活躍――武闘派・秀長の前半生は?

豊臣兄弟~秀吉と秀長の実像に迫る(4)信長の直臣、秀吉の与力としての秀長

秀長はどんな経緯で兄・秀吉を補佐するようになったのか。これまでに語られてきた秀吉の物語では、脇役だった秀長について詳しく伝えるものは少なかった。今回、信長・秀吉・家康などに関連する史料と当時の習俗を照合していく...
収録日:2025/10/20
追加日:2025/12/28
黒田基樹
駿河台大学法学部教授

天譴説という儒教の知恵――統治のあり方を点検するために

逆境に対峙する哲学(4)アサガオが枯れた話と天譴説

自分の逆境を受け止められない人に対して、津崎氏が示唆するのは「できること・できないこと」の境界を明確にすること。一方、五十嵐氏は起きた「コト」から主語を外すこと、板東氏は東洋古来の「天譴説」を持ち出し、偶然がも...
収録日:2025/07/24
追加日:2025/12/27

武士道に学ぶ自己訓育――幻想としての順境に抗するために

逆境に対峙する哲学(3)修行・物語・語りの転換

世界という他者への希望的観測を抑止するために宗教は自己訓育を行い、武士は「武士道」を、ストア派は「災厄の予期」を実践してきた。それは、ありふれた現実である逆境に対する物語や語りの転換とも言える。われわれが逆境と...
収録日:2025/07/24
追加日:2025/12/26

日本人が武士道で成し遂げたこと…高貴と野蛮の融合と体現

日本文化の世界的特徴(2)武士道は何を「融合」したか

日本文化の世界的特徴として2番目に挙げるのは「武士道」である。人間には「美しさや高貴さ」と同時に、相手を叩き斬る「獰猛で野蛮な部分」もある。高貴と野蛮が本当の意味で交錯し、核融合して、1つの道になっているのが武士...
収録日:2025/10/23
追加日:2025/12/26
執行草舟
実業家

反EU、反国連の時代に再考!「哲学者たちの平和追求」

編集部ラジオ2025(32)哲学者たちが考えた平和追求

国連など「平和を追求」する仕組みを、ヨーロッパの哲学者たちはいかに構想してきたのか。今回の編集部ラジオでは、そのことを川出良枝先生に教えていただいた講義を紹介します。 国連、EU……。いずれも戦争の惨禍を食い止める...
収録日:2025/12/04
追加日:2025/12/25

武闘派・秀吉として出世…織田家中で一番の武略者の道

豊臣兄弟~秀吉と秀長の実像に迫る(3)秀吉出世譚の背景

草履取りから異例の出世を遂げたとされる秀吉は戦嫌いで、情報通で、口八丁手八丁の人たらし…。織田家中での秀吉の一般的イメージはそう集約できるが、これらは後世に描かれたものに過ぎない。当時、出世するためにはあくまでも...
収録日:2025/10/20
追加日:2025/12/25
黒田基樹
駿河台大学法学部教授

秀吉・秀長の出自は本当は…実像は従来のイメージと大違い

豊臣兄弟~秀吉と秀長の実像に迫る(2)秀吉の実像と「太閤神話」

規格外の出世物語として読み継がれてきた『太閤記』。その破天荒なヒーローとして描かれた秀吉像は、いずれもその時代の庶民の願望を映したものだった。今回の研究が明らかにしたのは、秀吉の父親についてで、半農半士の存在と...
収録日:2025/10/20
追加日:2025/12/24
黒田基樹
駿河台大学法学部教授

国際機関やEUは、あまり欲張らないほうがいいのでは?

平和の追求~哲学者たちの構想(7)いかに平和を実現するか

「平和のための連合体」ははたして可能なのか。今回は会場からの複数の質問に答えていく質疑応答編。現代社会において「平和のための連合体」が実現していないとするなら、障害となっているものは何か。あるいは今後、理想的な...
収録日:2025/08/02
追加日:2025/12/23
川出良枝
東京大学名誉教授

理想を具現化した国連やEUへの批判がなぜ高まっているのか

平和の追求~哲学者たちの構想(6)EU批判とアメリカの現状

現代では「国際連合」や「EU」などが実際に出来上がり、運営されている。これは、これまで本講義で見てきた思想家・哲学者たちが構想したものが「具現化」した姿とも考えられる。しかし昨今、国連やEUのあり方に反発する動きも...
収録日:2025/08/02
追加日:2025/12/23
川出良枝
東京大学名誉教授

カント『永遠平和のために』…国連やEUの起源とされる理由

平和の追求~哲学者たちの構想(5)カント『永遠平和のために』

平和のための「国家連合」。このアイデアの源はサン=ピエールなのだが、現在ではカントの著作『永遠平和のために』が起源だともてはやされることが多い。その理由としては、「なぜ国家連合が必要なのか」「そもそもなぜ平和が...
収録日:2025/08/02
追加日:2025/12/22
川出良枝
東京大学名誉教授

「武器商人」となったアメリカ…ディール至上主義は失敗!?

戦争とディール~米露外交とロシア・ウクライナ戦争の行方

2025年8月、米露、米ウクライナ、EUの首脳会談が相次いで実現した。その成果だが、中でもロシアにとって大成功と呼べるものになった。ディール至上主義のトランプ政権を手玉に取ったロシアが狙う「ベルト要塞」とは何か。事実上...
収録日:2025/09/24
追加日:2025/12/21
東秀敏
米国大統領制兼議会制研究所(CSPC)上級フェロー

「私をお母さんと呼ばないで」…突然訪れる逆境の意味

逆境に対峙する哲学(2)運命・世界・他者

西洋には逆境は神が与える運命という考え方があり、その運命をいかに克服するかを考えたのがストア派だった。しかし、神道が説くように「ヒトもカミ」であれば、それに気づく瞬間は逆境の中にこそ存在するはずである。「他者で...
収録日:2025/07/24
追加日:2025/12/20

逆境にどう対峙するか…西洋哲学×東洋哲学で問う知的ライブ

逆境に対峙する哲学(1)日常性が「破れ」て思考が始まる

「逆境とは何に逆らうことなのか」「人はそもそも逆境でしか思考しないのではないか」――哲学者鼎談のテーマは「逆境に対峙する哲学」だったが、冒頭からまさに根源的な問いが続いていく。ヨーロッパ近世、ヨーロッパ現代、日本...
収録日:2025/07/24
追加日:2025/12/19

正しさを養う…なぜ日本は対立する価値観を融合できるのか

日本文化の世界的特徴(1)日本文化の「核融合」…神仏習合

日本文化の歴史的な特性を考えながら、その日本文化がこれからの世界にいかなる光を投げかけうるかを探っていくシリーズ。第一話では、神武天皇の詔を出発点として、諸々の価値観の融合を成し遂げていった特質を見ていく。日本...
収録日:2025/10/23
追加日:2025/12/19
執行草舟
実業家

葛飾北斎と応為の見事な「画狂人生」を絵と解説で辿る

編集部ラジオ2025(31)絵で語る葛飾北斎と応為

葛飾北斎と応為という「画狂親娘」の人生と作品について、堀口茉純先生にそれぞれの絵をふんだんに示しながら教えていただいた講義を、今回の編集部ラジオで紹介しました。 葛飾北斎といえば知らぬ人はいない江戸の絵師です。...
収録日:2025/12/04
追加日:2025/12/18

豊臣兄弟の謎…明らかになった秀吉政権での秀長の役割

豊臣兄弟~秀吉と秀長の実像に迫る(1)史実としての豊臣兄弟と秀長の役割

豊臣と羽柴…二つの名前で語られる秀吉と秀長だが、その違いは何なのか。また、これまで秀長には秀吉の「補佐役」というイメージがあったが、史実ではどうなのか。実はこれまで伝えられてきた羽柴(豊臣)兄弟のエピソードにはか...
収録日:2025/10/20
追加日:2025/12/18
黒田基樹
駿河台大学法学部教授

2026年大河ドラマ『豊臣兄弟!』秀吉と秀長の実像に迫る

豊臣兄弟~秀吉と秀長の実像に迫る(序)時代考証が語る『豊臣兄弟!』の魅力

「織田家中一の武略者」――今までの大河ドラマでは見たことがない秀吉の姿が見られるという2026年NHK大河ドラマ『豊臣兄弟!』。いったいどういうことなのか。日本史の中でもファンの多い戦国時代だが、特に「天下一統」に向かう...
収録日:2025/10/20
追加日:2025/12/17
黒田基樹
駿河台大学法学部教授

ルソーの「コスモポリタニズム批判」…分権的連邦国家構想

平和の追求~哲学者たちの構想(4)ルソーが考える平和と自由

かのジャン=ジャック・ルソーも平和問題を考えた一人である。個人の「自由意志」を尊重するルソーは、市民が直接参加して自分の意思を反映できる小さな単位を基本としつつ、国家間紛争を解決する手段を考えた。「自由の追求」に...
収録日:2025/08/02
追加日:2025/12/16
川出良枝
東京大学名誉教授

「国連」の発想の源は?…一方、小共和国連合=連邦構想も

平和の追求~哲学者たちの構想(3)サン=ピエールとモンテスキュー

18世紀に「国家連合」というアイデアが生まれたのだが、そのアイデアの発端はフランスの聖職者・外交官のサン=ピエールであった。一方、モンテスキューは集団安全保障的な考え方から「小共和国による連合」「連邦国家」の方向...
収録日:2025/08/02
追加日:2025/12/15
川出良枝
東京大学名誉教授

夜まとめて寝なくてもいい!?「分割睡眠」という方法とは

熟睡できる環境・習慣とは(4)起きているときを充実させるために

「腸脳相関」という言葉がある。健康には腸内環境が大切といわれるが、腸で重要な役割をしている物質が脳にも存在することが分かっている。「バランスの良い食事」が健康ひいては睡眠にも大切なのは、このためだ。人生は寝るた...
収録日:2025/03/05
追加日:2025/12/14
西野精治
スタンフォード大学医学部精神科教授

親娘で進歩させた芸術…葛飾応為の絵の特徴と北斎との比較

葛飾北斎と応為~その生涯と作品(4)葛飾応為の芸術と人生

葛飾北斎の娘であるお栄は、「応為」という画号で独自の絵画表現を切り拓いた。北斎とは異なる、女性ならではの描き方は、特に身体表現に現れ、西洋画の陰影表現の色濃い影響を感じさせる。積極的に新たな画法を吸収し、後世の...
収録日:2025/10/29
追加日:2025/12/13
堀口茉純
歴史作家

引っ越し93回…自炊も片付けもせず、絵に人生を捧げた親娘

葛飾北斎と応為~その生涯と作品(3)奇矯で壮絶な親娘の生活

70代に入って「神奈川沖浪裏」を手がけた葛飾北斎。その老境はいかなる日々だったのだろうか。こたつから出ず、「ごみ屋敷」同然の家をアトリエとして絵を描き続けた北斎と、それを支えた娘の応為。北斎の弟子の露木為一が描い...
収録日:2025/10/29
追加日:2025/12/12
堀口茉純
歴史作家

熟睡できる習慣や環境は?西野精治先生に学ぶ眠りの本質

編集部ラジオ2025(30)西野精治先生に学ぶ「熟睡の習慣」

テンミニッツ・アカデミーで、様々な角度から「睡眠」についてお話しいただいている西野精治先生(スタンフォード大学医学部精神科教授)に「熟睡できる環境・習慣とは」というテーマで具体的な方法論をお話しいただいた講義を...
収録日:2025/10/17
追加日:2025/12/11

スケジュール管理で重要な「クリティカル・パス法」とは

プロジェクトマネジメントの基本(4)スケジュール・マネジメント

スケジュール管理はプロジェクトマネジメント(PM)に強く要請される要素である。プロジェクトの有期性を保全するためには、スケジュールをどう分析するのか。また、一つのプロジェクトの所要期間はどう割り出され、どんな技法...
収録日:2025/09/10
追加日:2025/12/11
大塚有希子
法政大学専門職大学院イノベーションマネジメント研究科准教授

PDCAサイクルを回すための5つのプロセスとそのすすめ方

プロジェクトマネジメントの基本(3)プロジェクトのすすめ方

プロジェクトを進める際にPDCAサイクルの概念は欠かせない。国際標準PMBOKでは、PDCAを応用した「立上げ」「計画」「実行」「監視コントロール」「終結」の5段階をプロジェクトに有用とし、複数フェーズでそれを回す。ステーク...
収録日:2025/09/10
追加日:2025/12/10
大塚有希子
法政大学専門職大学院イノベーションマネジメント研究科准教授

「コスモポリタニズム」の理想と「国家連合」というプラン

平和の追求~哲学者たちの構想(2)世界市民と国家連合

18世紀フランスではコスモポリタニズムの概念が復興し、「世界市民」という発想が勃興する。この発想からくる「平和」を具現化する方法の1つとして生まれたのが、「国家と国家を連合させる」というアイデアだった。のちにその別...
収録日:2025/08/02
追加日:2025/12/09
川出良枝
東京大学名誉教授

平和の実現を哲学的に追求する…どんな平和でもいいのか?

平和の追求~哲学者たちの構想(1)強力な世界政府?ホッブズの思想

平和は、いかにすれば実現できるのか――古今東西さまざまに議論されてきた。リアリズム、強力な世界政府、国家連合・連邦制、国連主義……。さまざまな構想が生み出されてきたが、ここで考えなければならないのは「平和」だけで良...
収録日:2025/08/02
追加日:2025/12/08
川出良枝
東京大学名誉教授

布団に入る何分前がいい?入眠しやすいお風呂の入り方

熟睡できる環境・習慣とは(3)睡眠にいい環境とお風呂の入り方

眠る環境は各家庭の状況や個人の好みによって大きく異なるが、一般的に「良い睡眠」のために望ましい環境はどのようなものだろうか。布団や枕などの寝具、エアコンなどの室温コントロールを含めた寝室の環境、また寝つきの良く...
収録日:2025/03/05
追加日:2025/12/07
西野精治
スタンフォード大学医学部精神科教授