デモクラシーは大丈夫か…ポピュリズムの「反多元性」問題 危機のデモクラシー…公共哲学から考える(1)ポピュリズムの台頭と社会の分断化 追加日:2025/03/28 ショーヴィニズム(排外主義)、反エリート主義、反多元性を特徴とする政治勢力が台頭するなどポピュリズムと呼ばれる動きが活発化する中、「デモクラシーは大丈夫なのか」という危惧がかなり強まっている。アメリカのトランプ大統領... デモクラシーとエリート主義の限界…立憲主義と共和主義 危機のデモクラシー…公共哲学から考える(2)民意は本当に反映すべきか 追加日:2025/04/04 有権者の民意を等しく反映するデモクラシーは一見、望ましく思われるが、本当にそうなのだろうか。「専門家集団や特定のエリートが政治を主導すべきだ」という議論はさまざまにある。そうした意見、批判を参照しながら、デモクラシー... いま学ぶべきカントの挑戦~なぜ「公開性」が重要なのか 危機のデモクラシー…公共哲学から考える(3)カントの公共性論 追加日:2025/04/11 18世紀後半の大哲学者イマヌエル・カントは、権威主義的だった当時の政治状況に対して「啓蒙」の議論を皮切りに批判を展開した。カントが理想とした、市民がともに考え、それぞれの幸福を追求していくための公共性とはいかなるものか... ハンナ・アーレントが追及した「政治における嘘」の問題 危機のデモクラシー…公共哲学から考える(4)アーレントの公共性論 追加日:2025/04/18 ユダヤ人の女性哲学者ハンナ・アーレントは、ナチス政権下ドイツの状況から公共性の本質について思考した。他者から切り離され、孤立した存在としての「大衆」が生み出す全体主義に対して、アーレントが示した公共性論とは。複数性、...
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