謎多き紫式部の半生…教養深い「女房」の役割とその実像 日本語と英語で味わう『源氏物語』(1)紫式部の人物像と女房文学 追加日:2024/10/14 日本を代表する古典文学『源氏物語』と、その著者である紫式部は、NHKの大河ドラマ『光る君へ』の放映をきっかけに注目が集まっている。紫式部の名前は誰もが知っているが、実はその半生や人となりには謎が多い。いったいどのような人... 平安時代から続く伝統…『源氏物語』の最大の特色は口承性 日本語と英語で味わう『源氏物語』(2)『源氏物語』が描いたリアリティ 追加日:2024/10/21 時代を越えて読み継がれる『源氏物語』の魅力は、人間のリアリティがとことん描かれていることにある。愛読者だったという藤原道長はもちろん、白河上皇や本居宣長といった、その後の歴史的人物にも愛され、いろいろと論じられてきた... 「胡蝶」の中の玉鬘…その文章の綴り方の妙は古今独歩 日本語と英語で味わう『源氏物語』(3)親子の物語と自然の描写 追加日:2024/10/28 『源氏物語』は光源氏の色恋物語であると同時に親子の物語でもある。そして、そこには重要なテーマが二つあるという。一つは、光源氏にとっての「正妻」とは何かということ。もう一つは、この物語を彩っている、写実的で情感豊かな自... 世界で初めて英訳された『源氏物語』と日英同盟への影響 日本語と英語で味わう『源氏物語』(4)『源氏物語』をめぐる日英の歴史 追加日:2024/11/04 『源氏物語』が初めて英訳されたのは1882年、末松謙澄という日本人によるものだった。当時、末松や岡倉天心などがロンドンにいたが、その後、20世紀初頭にアーサー・ウェイリーによっても翻訳された『源氏物語』は、日本と同盟を結ん... ロバート キャンベル氏の朗読で堪能する英訳版『源氏物語』 日本語と英語で味わう『源氏物語』(5)英訳による『源氏物語』とその世界観 追加日:2024/11/11 『源氏物語』は場面に応じて異なる文体を用いるところにその魅力がある。その文体を、アーサー・ウェイリーはどのように英訳していたのか。また、『源氏物語』は日常の淡々たる平和な生活を描いたものだが、その世界観がどう彼らに響...
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