テンミニッツTV|有識者による1話10分のオンライン講義
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上野誠

上野誠

うえのまこと

國學院大學文学部日本文学科 教授/奈良大学 名誉教授
1960年、福岡生まれ。
国学院大学大学院文学研究科博士課程満期退学。
奈良大学名誉教授。博士(文学)。
國學院大學文学部教授(特別専任)。

第12回日本民俗学会研究奨励賞、
第15回上代文学会賞、
第7回角川財団学芸賞、
第20回奈良新聞文化賞、
第12回立命館白川静記念東洋文字文化賞受賞。
第68回日本エッセイスト・クラブ賞。
『古代日本の文芸空間』(雄山閣出版)、
『魂の古代学――問いつづける折口信夫』(新潮選書)、
『万葉挽歌のこころ――夢と死の古代学』(角川学芸出版)、
『折口信夫的思考-越境する民俗学者-』(2018年、青土社)、
『万葉文化論』(2018年、ミネルヴァ書房)など著書多数。

万葉文化論の立場から、歴史学・民俗学・考古学などの研究を応用した『万葉集』の新しい読み方を提案。
近年執筆したオペラの脚本も好評を博している。

ソフトな歴史学のすすめ (全5話・2話配信中)

収録日:2021/06/04
追加日:2021/10/11

グローバル・ヒストリーの中で日本の歴史を俯瞰する意味

ソフトな歴史学のすすめ(1)グローバル・ヒストリーと民俗学

追加日:2021/10/11
近年『サピエンス全史』が世界で大ヒットしたように、広く大きな視点で人類史を俯瞰するグローバル・ヒストリー関連の書籍が注目を集めている。その理由として、「人間はどのようにネットワークを形成していったのか」ということへの...

『サピエンス全史』で提起した「虚構を信ずる能力」の問題

ソフトな歴史学のすすめ(2)ドメスティケイションの重要性

追加日:2021/10/18
歴史を大きく見る際はその捉え方が非常に重要になるのだが、近年は「ドメスティケイション(野生の動植物を人間の管理下で栽培化・家畜化すること)」が注目されている。中でも、「農業」の果たした歴史的意味について考える。(全5話...

「万葉集」の聖徳太子――語りかける人 (全6話)

収録日:2021/06/04
追加日:2021/07/16

聖徳太子の1400回忌、「実在しなかった」説の真相に迫る

「万葉集」の聖徳太子――語りかける人(1)日本人の憧れ

追加日:2021/07/16
2021年は聖徳太子の1400回忌にあたる。彼が創建したとされる法隆寺では100年に一度の法要が営まれ、夢殿本尊救世観音像などの特別開扉も始まっている。彼はなぜ千年の時を超えた強い憧れや尊敬の的なのか。また、「実在しなかった」と...

『万葉集』に収載されている聖徳太子の歌とは

「万葉集」の聖徳太子――語りかける人(2)伝説上の人物・上宮聖徳皇子の歌

追加日:2021/07/23
『万葉集』には聖徳太子の歌も収載されている。編纂された8世紀の半ば頃には伝説上の人物となっていた彼は、そこでは「上宮聖徳皇子」という言い方をされている。その歌が巻の三にある「家ならば 妹が手まかむ 草枕 旅に臥やせる ...

『日本書紀』で伝えられた聖徳太子と歌の物語

「万葉集」の聖徳太子――語りかける人(3)歌の背景としての物語

追加日:2021/07/30
歌は感情の吐露だから、その歌が出てきたときの背景として、物語がある。物語とは、亡くなった人の言動を語り伝えることも指すのだが、その語りによって人はよみがえり、それが供養につながるのである。『万葉集』所載の聖徳太子の歌...

聖徳太子は歌によって問いかけた人である

「万葉集」の聖徳太子――語りかける人(4)姓名・食事・衣服・歌を与える意味

追加日:2021/08/06
聖徳太子の歌の背景には、飢えて倒れた旅人に寄り添い、姓名を問い、食事、衣服、歌を与えたという経緯があった。「姓名を問う」とは、相手を尊重することの第1番目にある。では歌を与えること、人に思いのこもった声をかけることの意...

古代国家が理想としたのは聖徳太子の「徳治政治」

「万葉集」の聖徳太子――語りかける人(5)聖の徳

追加日:2021/08/13
聖徳太子の歌には後日談がある。太子があわれみをかけた行旅人は、死体を残さず消えていた。そう聞いた太子は「神様だったのかもしれない」という。聖を知る太子はまさに聖だと世の人は畏れかしこんだ。そのような太子の徳は、後の世...

困難なときにこそ立ち返るべき聖徳太子の理想と古典の知恵

「万葉集」の聖徳太子――語りかける人(6)古典に蓄積された知

追加日:2021/08/20
聖徳太子への憧れは政治にも生かされたが、旅などを通じてその徳に触れ、自分を磨くチャンスも与えてくれる。このような「古典」を知っておくことは、人生を生きていく上で大きな力となる。日本社会全体が困難に当たっている現在こそ...

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