万葉仮名から平仮名へ…「いろは歌」が示す日本語の変化 文明語としての日本語の登場(4)平安時代語と文芸の登場 平安時代に入ると、日本語の母音は八つから五つに減り、各種の音便ができる。単語は長く、発音はルーズになっていくのだ。文字の歴史は万葉仮名から平仮名と片仮名が生まれる画期的な時期を迎え、「いろは歌」が成立して手習い... 収録日:2023/12/01 追加日:2024/03/29 釘貫亨 名古屋大学名誉教授