Monthly Program Guide April 2026
4月プログラムガイド
4月特集ラインナップ
- ・仕事をするのに「年齢」は関係ない…不幸を招く定年型思考(江口治明)
- ・80歳まで現役でいるために大切なこと…人生100年時代の発想法(徳岡晃一郎)
- ・シニアの雇用、正規・非正規の格差…日本の労働市場の問題(宮本弘曉)
- ・不安な定年後を人生の「黄金の15年」に変えるポイント(楠木新)
令和8年(2026)4月から在職老齢年金の「支給停止基準額」が大幅に引き上げられます。これまでは「給与」と「年金」の合計が月額51万円を超えるとカット開始されましたが、合計が月額65万円を超えるまでカットされないようになったのです。少子高齢化がますます進む日本。自分自身の健康や生きがいのためにも、また社会を支えるためにも、「働けるうちは働く」という選択肢が重要になってくるでしょう。そのために何が必要かを様々な角度から考えてみましょう。
- ・自発性を重んじる――藤田一照師が禅と仏教の心を説く(藤田一照)
- ・法華経はSFだ!…心を元気にしてくれる法華経入門(鎌田東二)
- ・阿弥陀仏は無限の光だ…親鸞の『唯信鈔文意』の教えとは?(賴住光子)
- ・仏教の根本は真理を覚ること…では真理とは何か?(橋爪大三郎)
お釈迦様が生まれたのは4月8日とされます。「お花まつり(灌仏会)」などの行事に参加されたことがある方も多いのではないでしょうか。クリスマスにキリスト教を学ぶように、お花まつりに仏教を学んでみるのも、心を高める良い機会となることでしょう。今回の特集では「仏教の秘密」をとてもわかりやすく学ぶことができる講義をピックアップしました。仏教の多様で奥深い面が次々に見えてきます。
- ・ユダヤ人とは?『ユダヤ人の歴史』に学ぶ世界史の教養(鶴見太郎)
- ・ユダヤ教の神話…天地創造、モーセの十戒、死後の世界(鎌田東二)
- ・「スタートアップ・ネーション」イスラエルを知るために(島田晴雄)
- ・イスラエルの歴史を学ぶ~シオニズム運動と英国の三枚舌(島田晴雄)
イスラエルは、なぜ過剰とさえ思えるような「報復戦略」を取るのか? そもそも、なぜパレスチナの地にユダヤ人国家が建設されたのか? ユダヤ人がヨーロッパなどで差別されてきた実情と理由とは? そもそもユダヤ教というのは、どのような宗教なのか。現代社会を理解するうえでも、世界史を理解するうえでも、ユダヤ人理解は必須です。この問題に真正面から取り組み、深掘りしていく講義群を紹介いたします。
- ・「なぜ人は部屋を片付けられないか」を行動分析学で考える(島宗理)
- ・見方を変える!生き方を変える!そのためのアンラーン(柳川範之×為末大)
- ・人間はそれほど合理的ではない…行動経済学の本質に迫る(阿部誠)
- ・「心と感情」とは何か、行動生態学から考える大事な問題(長谷川眞理子)
様々な変化が訪れる「春」に、ぜひ自分の人間力を高める講座で学びましょう! 大人気の「人間力」特集の令和8年版です。今回は「自分を変える一助」になる講義を色々と集めてみました。世界も日本も大転換期に入っている今、ぜひ自分自身も「良い方向」に変わっていきたい。そのような想いの実現に、今年こそチャレンジしてみてはいかがでしょうか?
- ・皇室像の転換…戦後日本的な象徴天皇はいかに形成されたか(片山杜秀)
- ・陸軍人事抗争~虚虚実実の駆け引き(渡部昇一)
- ・国是として現在も生きる明治天皇「五箇条の御誓文」の影響(島田晴雄)
- ・徳富蘇峰は吉田松陰を「革命家→改革者」と再定義(中島隆博)
4月29日は昭和天皇の誕生日です。そして令和8年(2026年)は昭和元年(1926年)から満100年の「昭和100年」でもあります。ぜひこの機会に、近代日本における天皇について多様な側面を考えてみるのはいかがでしょうか。日本が近代化を進めていくときに、天皇はいかなるご存在だったのか。そして昭和史において、昭和天皇が果たされた役割とは。そのことが見えてきたとき、日本の未来も見えてきます。
4月配信講義ピックアップ
配信予定日:4月1日(水)
京都に吹き荒れたテロを鎮圧!…物語と史実の隙間を読み解く
「局中法度」のイメージから、新撰組内での「粛清」もよく語られますが、実際のところはどうだったのでしょうか。中でも気になる人物として上げられるのが伊東甲子太郎です。彼がなぜ粛清されたのか。そして、その後は…。人斬りのテロリズムが吹き荒れた幕末の京都で、いかに「対テロ集団」として新撰組が活躍していったのかを、当時の京都情勢もふまえて解説します。(全9話中第8話)
歴史作家/江戸風俗研究家
日野市立新選組のふるさと歴史館学芸員
配信予定日:4月3日(金)
二宮尊徳はヤングケアラー!?なぜ甘えない子が心を病むのか
『「甘え」の構造』(土居健郎著)によると、大人になってメンタルの病気を発症する人は、幼少期に甘えない子に多いそうです。甘えない子には、甘えることを恐れる場合と甘えは良くないと思っている場合があり、前者は統合失調症、後者はうつ病を発症しやすいということです。中井氏は著書でこの土居氏の考えを引用していますが、二宮尊徳は後者のタイプにあたるため、今風にいえば、彼は「ヤングケアラー」ではないかと與那覇氏は言います。では前者のタイプ、統合失調症を発症しやすい人についてはどうでしょうか。今回は両者の違いについて解説すします。(全7話中第4話)
評論家
配信予定日:4月5日(日)
逆命利君か従命病君か――漢の時代から伝わる重要な戦略論
「逆命利君」という言葉があります。漢の時代の学者・劉向が著した中国の古典『説苑』に出てくる言葉で、君主の命令に逆らって利を上げ、それを君主に差し上げる、それを忠ということ。これは戦略論として覚えておくべき非常に重要な教えとして、今でも語り継がれています。そして講義後半では、絶対的勝利の条件として、自軍の状態、敵の状況、地形など5つの要素を挙げ、リーダーとして持つべき部下への配慮とともに解説します。(全3話中第3話)
東洋思想研究家
配信予定日:4月6日(月)
弱者を抑圧する自由より、叡智によって制約される自由を!
ラフカディオ・ハーンは、祖先祭祀的な日本の倫理にどのような可能性を見出していたのでしょうか。ハーンの視線の先には、近代そして資本主義に対する鋭い洞察がありました。ハーンは、「自由」が必要不可欠の大切なものだと考えていましたし、また、自由がない国は資本主義の国際的な競争で勝てないとも考えていました。ですが、だからといって自由が放縦なもので良いはずがないですし、弱者を抑圧したり、正直な人間を餌食にしたりする自由であってはならないと強く思っていたのです。では、どうするか。ここでハーンは、「叡智によって制約された自由」の必要性を説きます。そして、その「叡智」の可能性として、日本の伝統や、その倫理のあり方を見据えるのです。ハーンが考えていたこととは? そしてそれと対比したときに、現在の日本の課題とは?(全8話中第7話)
東京大学名誉教授/駒澤大学仏教学部 教授
配信予定日:4月13日(月)
ユダヤ人とは?『ユダヤ人の歴史』に学ぶ世界史の教養
ユダヤ人とはいったい誰のことなのか。ユダヤ教とはどのような宗教なのか。彼らはどんな歴史をたどってきたのか――「世界史の教養」として知っておくべき、これらの重要な問いに対して、私たち日本人にはうまく答えられないという現実があるのではないでしょうか。そこで今回のシリーズ講義ではそれらの問いに答える形で、2026年新書大賞第2位に輝いた『ユダヤ人の歴史』(中公新書)の著者・鶴見太郎氏に著書を参照しながら分かりやすく丁寧に解説いただいています。まず第1話では、「ユダヤ人とは誰か」というテーマでその定義から解説いただきます。(全9話中第1話)
東京大学大学院総合文化研究科 地域文化研究専攻 准教授
講師紹介~テンミニッツ・アカデミーの講師ってどんな人?
専門は日本倫理思想史、新講義「ラフカディオ・ハーン『神国日本』を読む」を好評配信中
東京大学名誉教授/駒澤大学仏教学部 教授
今回は、賴住光子(よりずみ・みつこ)先生を紹介します。賴住先生のご専門は日本倫理思想史。お茶の水女子大学教授、東京大学教授などをご歴任後、現在、駒澤大学仏教学部で教鞭を執っておられます。これまでテンミニッツ・アカデミーで《【入門】日本仏教の名僧・名著》、《聖徳太子「十七条憲法」を読む》など、日本人の心に迫る人気講義を数々お願いしてきましたが、このたび《ラフカディオ・ハーン『神国日本』を読む》講義をお話しいただきました。その深いお話、まさに必見です。
テンミニッツ・アカデミーからのお知らせ
今後配信予定の新講義
東秀敏氏(米国大統領制兼議会制研究所〈CSPC〉上級フェロー)の新講義(テーマ:イラン戦争とトランプ大統領の戦争指導)、養田功一郎氏(元三井住友DSアセットマネジメント執行役員/YODA LAB代表/金融・経済・歴史研究者)の新講義(テーマ:金本位制とビットコインで考えるお金の本質)をそれぞれ4月下旬から配信開始予定です。ご期待下さい。