カンヴァスと油彩画の組み合わせを定着させたティツィアーノ ルネサンス美術の見方(8)ヴェネツィア派の巨匠ティツィアーノ フィレンツェと北方に次いで、ヴェネツィアはルネサンス第3極として位置付けられる。特に最大の巨匠であるティツィアーノは、共和国の筆頭画家として活躍した。海運国家の特性が対象や技法に現れており、特にカンヴァスと油彩画... 収録日:2019/09/06 追加日:2019/12/04 池上英洋 東京造形大学教授