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「マキャベリ」の検索結果

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マキャベリが禁書にもなった『君主論』で説いた思想とは

国家の利益~国益の理論と歴史(3)マキャベリとホッブズによる新「国家」観

16世紀のヨーロッパに国益の概念をよみがえらせたのは、マキャベリの『君主論』である。キリスト教的正義や倫理よりも政争に勝つ理性を尊ぶ論は、発表当時は恐れられたが、100年後にはフランスで実践されて、「レゾンデタ(国家...
収録日:2019/03/28
追加日:2019/06/30
小原雅博
東京大学名誉教授

国際秩序においてパワーの裏付けなければモラリティはない

国際秩序の変容~危機の予兆(6)パワーとモラリティ

香港の民主化問題は、ますます深刻化しており、中国や台湾が関与することで、長期化が予想される。こうした、世界中で生じている危機の性質を考える際には、パワーとモラリティのバランスによって成立する、国際秩序の仕組みを...
収録日:2019/09/03
追加日:2019/12/23

西郷隆盛や大久保利通と相いれない木戸孝允のリアリズム

幕末長州~松下村塾と革命の志士たち(14)薩長同盟

薩長同盟を締結させた長州藩は、その後、大政奉還を経て、王政復古の大号令とともに明治政府の成立に尽力し、明治維新を成し遂げていく。幕末の変革期において、まさにその中心にいた長州藩だが、歴史的に見たとき、どのような...
収録日:2015/01/14
追加日:2015/04/05
山内昌之
東京大学名誉教授

「第二次冷戦」と呼ぶ現在の緊張状態をもたらした背景

ポストモダン型戦争と第二次冷戦(1)緊張の構造

いま、中東はどうなっているのか。歴史学者・山内昌之氏は、2008年のグルジア戦争から2014年のクリミア併合、そしてシリア戦争でさらに緊張の高まる現在を「第二次冷戦」と定義し、世界はいま、一つの歴史的局面を迎え...
収録日:2015/12/14
追加日:2016/01/11
山内昌之
東京大学名誉教授

今後の世界情勢は米中露の3国関係を基礎に考えるべき

激変しつつある世界―その地政学的分析(3)3つの分析軸

歴史学者で京都大学名誉教授の中西輝政氏は、今後の世界情勢は、米中露の3国関係を基礎として考えるべきだと主張する。予想に反して米中は対立せず、むしろ歩み寄り、中露は疑似同盟関係を続けるだろう。また米露は歩み寄らず、...
収録日:2017/05/16
追加日:2017/12/26
中西輝政
京都大学名誉教授

イタリアとイギリスの違いは社会主義との共鳴、その有無

独裁の世界史~ファシズム編(4)ムッソリーニ以後のイタリア

ムッソリーニが台頭した理由の1つに、「非常時には独裁政にしてもいい」という古代ローマの伝統が影響していたことは間違いない。さらにイタリアの共和政の伝統のなかに社会主義と共鳴するものがあるために、第二次世界大戦後も...
収録日:2020/01/30
追加日:2021/04/02
本村凌二
東京大学名誉教授

志賀直哉、太宰治、小林秀雄…対立する『ハムレット』批評

深掘りシェイクスピア~謎の生涯と名作秘話(6)現代への影響と文化的財産

シェイクスピア作品は現在もさまざまな形式で翻訳され、また再演され続けて、その解釈や批評も更新されている。中でも『ハムレット』に関しては、ドイツ・ロマン主義を代表する文豪ゲーテをはじめ、A・W・フォン・シュレーゲル...
収録日:2023/04/12
追加日:2023/08/17
河合祥一郎
東京大学大学院総合文化研究科教授