岡倉天心の『茶の本』…世界に向けた日本伝統文化の発信 岡倉天心『茶の本』と日本文化(1)岡倉天心の生涯 追加日:2018/07/01 東京女子大学名誉教授の大久保喬樹氏が明治の美術運動家・岡倉天心の世界観、自然観を『茶の本』を通して解説する。天心は、幼少期より外国文化をたしなむ一方で、日本の伝統文化の重要性を説き、欧米の近代文化一辺倒であった明治社... 『茶の本』の背景にあった激動と争いの時代 岡倉天心『茶の本』と日本文化(2)Teaismに見る日本文化 追加日:2018/07/01 東京女子大学名誉教授の大久保喬樹氏が明治の美術運動家・岡倉天心と著書『茶の本』について解説。第2話では『茶の本』第1章を取り上げる。茶は中国から日本に渡り15世紀に茶道という形に高められた。その世界観を表すために天心は「T... 茶の哲学のベースにある老荘思想 岡倉天心『茶の本』と日本文化(3)茶の歴史と老荘思想 追加日:2018/07/01 東京女子大学名誉教授の大久保喬樹氏が明治の美術運動家・岡倉天心と著書『茶の本』について解説。第3話では『茶の本』の第2章と第3章を取り上げる。茶の文化は禅僧により中国から日本に渡り、室町期に大きく発展した。天心は茶の哲学... 茶室建築「数寄屋」にある三つの意味 岡倉天心『茶の本』と日本文化(4)茶室と茶会 追加日:2018/07/01 岡倉天心の『茶の本』第四章は、「茶室」と題されている。茶室の構造が持つ趣向は、西洋建築が持つ壮麗さとも日本の寺院建築の重厚さとも正反対の極致を示す。その真髄について、東京女子大学名誉教授の大久保喬樹氏にご案内いただこ... 東洋では西洋と違い、自然の力を重視する 岡倉天心『茶の本』と日本文化(5)自然にゆだねる 追加日:2018/07/01 『茶の本』第五章は「芸術鑑賞」、第六章は「花」である。ここに共通するテーマは「相手」。芸術や華道において、相手に自分を預けて委ねる大切さとは、どういうことなのだろう。東京女子大学名誉教授の大久保喬樹氏にご案内いただく... 岡倉天心の思想は現代でどういう意味を持つか? 岡倉天心『茶の本』と日本文化(6)岡倉天心の現代性 追加日:2018/07/01 『茶の本』を通過したわれわれは、岡倉天心の思想を現代にどう生かすかを考えねばならない。東京女子大学名誉教授の大久保喬樹氏は、天心が最後に残したオペラ「白狐」をもとに、天心の最晩年の思想とその現代における意味を紹介する...
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