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渡部泰明

渡部泰明

わたなべやすあき

東京大学大学院人文社会系研究科教授
・略歴

1981 年3 月 東京大学文学部国文学専修課程卒業
1984 年3 月 東京大学大学院人文科学研究科国語国文学専門課程修士課程修了
1984 年4 月 東京大学大学院人文科学研究科国語国文学専門課程博士課程退学
1986 年4 月 東京大学文学部助手
1988 年4 月 フェリス女学院大学文学部専任講師
1991 年4 月 フェリス女学院大学文学部助教授
1993 年4 月 上智大学文学部助教授
1999 年4 月 東京大学大学院人文社会系研究科助教授
1999 年4 月 博士(文学)(東京大学)
2006 年10 月 東京大学大学院人文社会系研究科教授

・専門分野

中世文学、和歌文学

・主な書著

『中世和歌史論――様式と方法』(岩波書店、2017.3)
『和歌のルール』(共著編、笠間書院、2014.11)
『絵でよむ百人一首』(朝日出版、2014.10)
『古典和歌入門』(岩波書店、2014.6)
『和歌とは何か』(岩波書店、2009.7)など多数。

和歌のレトリック (全12話)

収録日:2019/03/11
追加日:2019/06/15

枕詞は不思議さいっぱいの言葉である

和歌のレトリック(1)枕詞:その1

追加日:2019/06/15
日本古来の詩の形式である和歌。しかし、その中身について詳しく知っている人は少ないのではないだろうか。渡部泰明氏が和歌のレトリックについて解説するシリーズレクチャー。第一弾である今回は枕詞についてで、その知られざる特異...

枕詞は和歌の中でどのような役割を担っているのか

和歌のレトリック(1)枕詞:その2

追加日:2019/06/15
枕詞はいったいどのような言葉を修飾し、和歌の中でどのような役割を担っているのだろうか。「あしひきの」や「たらちねの」など実例をいろいろと挙げながら、神様や信仰の対象を崇敬するなど枕詞の役割を解説する。(全12話中第2話)

枕詞よりも長く、使い方が固定的でない序詞

和歌のレトリック(2)序詞:その1

追加日:2019/06/23
和歌のレトリックとしては、枕詞よりも耳慣れないであろう序詞。大きく3類型に分かれるというが、どのような方法で、どのような効果を生むのか。今回も2話に分けて具体的に説明し、古代人の考え方を序詞の役割とともに紐解いていく。...

序詞とは和歌における呪文としての役割

和歌のレトリック(2)序詞:その2

追加日:2019/06/23
和歌の中で序詞はどのような役割を担っているのだろうか。渡部泰明氏は、和歌における呪文としての役割を提唱する。呪文とはいったいどういうことなのか。前話に続き、序詞について解説する。(全12話中第4話)

古今和歌集の時代に発展した「見立て」という技法

和歌のレトリック(3)見立て:その1

追加日:2019/06/29
ある対象を異なるものに見立てるというレトリックは、劇的な空間を演出し、対象を芝居がかった表現で讃嘆するものである。「見立て」という技術が織りなす臨場感あふれる讃嘆に彩られた和歌の世界を、2話にわたって紐解いていこう。(...

菅原道真や在原業平の和歌にみる見立ての役割

和歌のレトリック(3)見立て:その2

追加日:2019/06/29
見立ては表現を膨らませるテクニックでしかないのか。渡部泰明氏は、単なる技術としての見立てという見方から離れて、ある二つの役割を強調する。それはどのような役割なのか。菅原道真や在原業平の和歌を取り上げながら解説する。(...

小野小町の和歌に見る、「掛詞」というレトリックの魅力

和歌のレトリック(4)掛詞:その1

追加日:2020/01/13
渡部泰明氏が百人一首を例にとりながら、代表的な和歌のレトリックについて解説するシリーズレクチャー。今回取り上げるのは「掛詞」について。掛詞は単に言葉のしゃれというものではなく、わが身の在り方や心情と、場や風景、世の中...

わが身と場が運命的に重なるものとして使うのが掛詞

和歌のレトリック(4)掛詞:その2

追加日:2020/01/22
今回、百人一首の中から紹介する和歌は、いずれも大変技巧的に凝ったものだ。私たちは「技巧的」というと表面的で心がこもらないと思いがちだが、和歌のレトリックは気持ちをきれいに包装して相手にわたすような技法だと渡部泰明氏は...

百人一首に多く使われている「縁語」というレトリックとは

和歌のレトリック(5)縁語:その1

追加日:2020/01/27
今回紹介する和歌のレトリックは、百人一首に多く使われている「縁語」である。縁語とは、文脈を超えて複数の言葉に関係を持たせる技巧だが、そのうちのある言葉が掛詞として使われるケースが多い。それゆえ、凝りに凝った表現となる...

紫式部が友を思う気持ちを縁語に託して詠んだ歌

和歌のレトリック(5)縁語:その2

追加日:2020/02/04
和歌のレトリックの1つ、縁語についてのレクチャーの後編。今回紹介する藤原公任、紫式部、小式部内侍、藤原基俊の歌は、いずれも縁語を駆使した非常に技巧的に優れたものばかりだ。相手への称賛や友情、自らの無実の証明や複雑な状況...

百人一首の歌の中に多い「本歌取り」というレトリック

和歌のレトリック(6)本歌取り:その1

追加日:2020/02/11
和歌のレトリックについて解説するシリーズ講義。6つ目のレトリックは「本歌取り」だ。この技巧を完成したのは藤原定家であるため、百人一首には本歌取りの歌が多く収められている。では本歌取りとは何か。皆の共有財産となっている古...

本歌そっくりだが知れば知るほど際立つ藤原雅経の歌の工夫

和歌のレトリック(6)本歌取り:その2

追加日:2020/02/18
和歌のレトリック「本歌取り」についてのレクチャー後編、今回は百人一首の中から2首を、それぞれの本歌とともに取り上げる。なかでも藤原雅経の歌「み吉野の山の秋風さ夜ふけて故郷寒く衣うつなり」」には、「本歌と大差ない」という...

百人一首の和歌 (全5話)

収録日:2018/04/02
追加日:2018/06/16

日本の古典の代表『百人一首』の3つの謎

百人一首の和歌(1)謎の多い『百人一首』

追加日:2018/06/16
漫画「ちはやふる」の影響で、若い世代にもブームを続ける『百人一首』。日本人なら誰もが知っている古典の代表作品だが、「実は謎がたくさん隠されている」という説もある。奥深い『百人一首』の和歌について、日本文学研究者で東京...

在原業平の一首が背負う「物語」とは?

百人一首の和歌(2)在原業平

追加日:2018/06/18
いくつもの謎を抱える日本古典の代表『百人一首』を、日本文学研究者で東京大学大学院人文社会系研究科教授の渡部泰明氏に案内いただくシリーズレクチャー。第2回からは個別の歌人と選ばれた作品の謎に迫っていく。今回は、美男の貴公...

和泉式部の『百人一首』の歌は最も情熱的

百人一首の和歌(3)和泉式部

追加日:2018/06/23
東京大学大学院人文社会系研究科教授の渡部泰明氏が百人一首の和歌について解説するシリーズレクチャー。第3回では、日本史上最大級の女性歌人ともいえる和泉式部の歌を取り上げる。渡部氏は、百人一首に選ばれた情熱的な一首に従来の...

皇嘉門院別当の奇跡のようにして生まれた一首

百人一首の和歌(4)皇嘉門院別当

追加日:2018/06/25
東京大学大学院人文社会系研究科教授の渡部泰明氏による百人一首に関するシリーズレクチャー。今回取り上げる皇嘉門院別当は在原業平、和泉式部と比して知名度は圧倒的に劣る。また、歌人としても当代随一の実力派というほどではない...

藤原定家が生涯の一首として取り上げた理由

百人一首の和歌(5) 藤原定家

追加日:2018/06/30
東京大学大学院人文社会系研究科教授の渡部泰明氏による百人一首に関するシリーズレクチャー。最終話では百人一首の選者とされる藤原定家が自身の歌として選んだ一首を取り上げる。定家自選というだけあって、その歌は多くの示唆に富...

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