阪神淡路大震災によって露呈した行政主導による防災の限界
行政との関係構造から考える防災(1)行政主導の限界
日本の防災の基本は、1961年に制定された災害対策基本法から始まった。インフラが整備されていくことで被害者数は大幅に減少したが、その一方で防災に関する住民の行政への依存が進んでいったともいえる。阪神淡路大震災は行政...
収録日:2019/03/30
追加日:2019/06/15
行政主導ではなく、住民が主体となって行う防災への転換
日本の防災の課題(2)行政サービスから行政サポートへ
ハザードマップが正しく活用されないという課題が見えたことで、日本の防災対策は見直しが迫られた。覚えておくべきは、いくら対策をしてもリスクはゼロにはならないということである。そのためには行政主導ではなく、住民が主...
収録日:2019/03/30
追加日:2019/06/08
思想なき防災の混迷状態にあるのが日本の防災の現実
行政との関係構造から考える防災(2)コミュニティ再構築
阪神・淡路大震災以後も行政主導の防災は継続されていったが、東日本大震災は行政による防災の限界を示すものとなった。日本の防災は今、思想なき防災の混迷状態にある。今後、地域社会において目指すべきは行政と住民とが一緒...
収録日:2019/03/30
追加日:2019/06/15