陀羅尼品…あらゆるものが暗号であり、メタファーである
おもしろき『法華経』の世界(6)「陀羅尼品」とエニグマ
『法華経』下巻の「陀羅尼品」を読めば、それが真言宗の真言(=マントラ)と同様の構造を持っていることが分かる。天台教学における「諸法実相」や「本覚思想」という形而上学も、華厳経の「重々帝網」という次元世界も、全て...
収録日:2025/01/27
追加日:2025/07/06
仏の寿命は無量で久遠に実在する…「如来寿量品」の神秘
おもしろき『法華経』の世界(9)「如来寿量品」と三身論
『法華経』の特質は、その予言力、呪力、神通力にある。それゆえ「密教の走り」とも考えられると鎌田氏は説く。とりわけ「久遠実成の本仏」を説く「如来寿量品」は、『法華経』のなかでも重視されてきた。釈迦が生まれて仏教を...
収録日:2025/01/27
追加日:2025/07/27